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あなたの街の動物園 Main Story

某所にアップした作品のリメイクです。 ある方からのご要望で、リメイクしてみました。 んぅ・・・リメイクという割には、だいぶ書き直してしまいました・・・^^; 初期の頃の私の文章がおかしい・・・ 本筋は変わっておりませんが・・・少しでも楽しんで頂ければ・・・。 --------------- 私の名前は【明江(あきえ)】。あるCM制作会社でアルバイトをしている。 今日は上司の【健吾(けんご)】さんから言われ、撮影スタジオに来ている。 どうやら、今回の仕事、一週間は缶詰め状態になるらしい。 「おはようございます。健吾さん今日はどんな撮影なんですか?」 「おはよ、あ!言ってなかった?あれ、あれ」 そういって健吾が指をさした先には獣らしき姿があった。 「え!ちょっと、なんですか?あれ!?…ど…動物がいますよ!」 普通にそこに大きな獣がいる光景を見て、私は真剣に慌て、逃げようとした。 「あ、明江ちゃん大丈夫だよ、あれ、着ぐるみ」 「え!?着ぐるみ…ですか?」 落ち着いて見てみたが、言われても分からないくらいリアルなゴリラがそこにいた。 「ほ…ホントに着ぐるみなんですか…」 その見た目に、健吾さんの言葉が信じられず、恐る恐る近づいてみる。 傍まで行くが、動く気配も無い。 私は、そっと手を伸ばし、その着ぐるみだと言われるものに触れてみた。 私が触れても、何の反応も無い、本当の作り物。 触ってみてはっきりしたが、本当に生き物ではなく着ぐるみであった。 「ふぅ…すごいですね…これ…まるで本物と区別がつかない…」 その造型の凄さたるや、あまりのリアルさに見とれてしまっていた。 すると健吾さんがさらりと言い放つ。 「明江ちゃんが着るんだよ、それ」 「え??これ、私が!?」 「今日のCM撮影に登場するやつ。いつも通りよろしく!」 「…は…はい…」 私はここで働く前から着ぐるみの経験があったので、CM撮影に使う着ぐるみはいつも私の役目だ。 そのため着ぐるみは慣れたものだが、こんなにリアルな動物ものは初めてだった。 (すごいけど…ゴリラ…って…。私も一応、女の子なんですけど…) そんな事も思ったが、健吾さんのいつものペースだと、そんな事を言っても軽く流されるだけだ。 「じゃあとにかく、タイツに着替えて!」 そう言って健吾さんはタイツを渡して来た。 「え…これ?ゴ…ゴムですか?」 渡されたのはラバースーツ。 いつもはナイロンのようなタイツで着ぐるみを着るのだが、手渡されたのは、あからさまにいつもと違う素材の、ゴムのようなタイツだった。 「今日の撮影は特殊だから、丈夫なものじゃないといけないんだよ」 「はあ…」 健吾さんの言う理由はいまいち理解出来なかったが、それを聞いても、どうせまともな返答は帰ってこない。 とにかく言われるまま、着替えのため奥の部屋へ入っていった。 着ていた洋服を脱ぎ、下着姿となる。 (あっ…替えの下着…持ってきてないや…。しょうがない…) 帰りの事も考え、下着まで汗だくにならないよう、全裸でラバースーツを着る事にした。 全裸になり、破けないようにゆっくりとラバースーツを着ていく。 (んもう…着ぐるみの仕事だって言うなら、先に伝えてくれればいいのに。そしたら、着替え持ってこれるしな…) 健吾さんに不満を漏らしつつ、ラバースーツを着て、全身を包み込んだ。 頭は顔だけを露出した感じで包まれている。 (凄い…これ、ピッタリだ…私サイズって感じ。しかも何だろ…もう…ちょっと暑い感じがするな…) 後は背中のチャックを上げるだけというところまで着て健吾さんを呼ぶ。 「健吾さん!出来ました、背中のチャックお願いします!」 「おう!今行くよ!」 いつもの流れなので、このタイツ姿を健吾さんに見られることに抵抗は無くなっていた。 そして部屋に入って来た健吾さんがチャックをあげてくれる。 腰のあたりの背中からうなじまでは裸の状態を見られている訳だが、仕事なので、恥ずかしがっていてもしょうがない。 「はい、オッケー」 そうして、健吾さんがチャックを上げてくれて、私は完全にラバータイツに包み込まれた。 「それでさ、今日の撮影、着ぐるみをワイヤーで吊るんだよね」 「え!?」 「このベルトみたいなやつ、体につけなきゃいけないんだよ」 健吾さんの手には体にワイヤーを固定する為のベルト、しかも複雑に体を縛るようなものがあった。 「でもさ、これ専門のスタッフさんにつけてもらわないと、俺じゃ出来ないんだよね」 「え!?他の人にですか!?」 さすがに、体のラインがくっきりと分かるこの格好を健吾さん以外に見られるのには、少し抵抗がある。 しかもベルトをつけると言う事は、体を触られるはずだから。 「ちょ…ちょっと…この格好で他の人に見られるのは…」 「そういうと思って、これを用意しておきました!」 そう言って健吾さんが取り出したのは、顔を全部覆ってしまうゴム製のマスクだった。 「これ被っちゃえば、誰だか分からなくなるから、恥ずかしくないでしょ!」 相変わらずの押しで、私は戸惑ったものの、少し納得もした。 (確かに…これを被って、のっぺら坊みたいになっちゃって、撮影が終わったらここで脱げ誰かは分からないよね…じゃ…いっか) 「分かりました…じゃ、健吾さんお願いします」 「さすが!物分りがいいね!」 そう言って健吾さんは、私にラバーのマスクを被せ始めた。 目の部分は薄い布になっており、かなり視界は悪いもののなんとなく周りは確認できる。 呼吸は鼻の所に穴が開いているだけで、口は完全に塞がれていた。 健吾さんが後ろでどういう閉め方をしているのかは全く分からないが少し時間がかかっていた。 「よし!オッケー!閉め終わったよ!息出来てる?」 その質問に明江は答えようとしたが、被せられたマスクが、頭のサイズに完全にピッタリ出来ていて、更にはきっちりと締められた事により、全く口が動かせず、うなることしか出来なかった。 「うぅ~」 (出来てます…) 「大丈夫ってことだね!じゃあベルトつけてもらおうか!」 (何これ…まったくしゃべれないけど…まあ着ぐるみ着たらしゃべらない訳だし…いっか…) そして私達はまたスタジオの方へ戻った。 すると一人の男性が近づいてきた。 「健吾ちゃん、この娘?…ベルトをつけるのは?」 「そう、早いとこよろしく!」 どうやら二人は結構仲が良さそうだったが、私の視界では顔もよく見えないうえ、今の自分は、誰かも分からないのっぺら坊なので、それが誰でも関係は無かった。 するとスタッフがベルトをつけ始めた。 「また【今回は】スタイルがいい子ね…」 やはりそういう見方をされていると思うと、マスクを被っておいてよかったと思った。 そして、ベルトを締める作業は進んで行き、ベルトは私の体に固定され、装着完了した。 先程スタッフの人が言った【今回】という言葉に私は気付いていなかった…。 「今日はこのゴリラの着ぐるみで、地上のシーンと木へ上るシーンがあるから。撮影はタレントさんペースでいくから、逐一俺が指示をだすね」 「うぅ…」 声にもならない程度の大きさでうなり返事をする。 「さてと、着ぐるみを着ようか…まずは足から…」 ゴリラの背中側に開いた入口から、足を通そうと入れてみた。 (あれ?足が入らない…!?) ゴリラの足は何故か真っ直ぐにはならず、中で曲がっている。 それゆえ、すんなり私の足が通っていかないのだ。 「これね着ぐるみの足が伸びきらないようになってるから、入れるときは手伝ってもらって無理やり入れないとダメなんだよね」 そう言って健吾さんは両足の膝くらいまでゴリラに入った私を、中に押し込み始めた。 健吾さんは私を後ろから抱きかかえたような状態で、お尻をぐっと押した。 (あっ!?け…健吾さん…ちょっと!お…お尻…) ラバー越しにお尻を触られて少し驚いたが、着ぐるみの足を通すにはどうしようもない。 (あ…もう…はずかしいけど…健吾さんなら…まあ…) 私の感情とは裏腹に、健吾さんは物を扱うように私のお尻を押し込む。 何度か押し込んだ末、なんとか両足は入った。 (よ…よし…ようやく入った…) 後は手を通し頭を入れれば完成である。 「さて、後は手と頭を入れて…と」 健吾さんに促され、着ぐるみに手を入れていく。 手はすんなりと通り、そのまま、頭を着ぐるみのマスクへと入れてみる。 (う…見た目より、マスクの中がきついな…) 外から見た感じだと大きめなマスクな気がしたが、中は全く隙間がない程に密着していた。 「じゃあ、背中閉めるよ…」 【ジーーーー】 背中のチャックが閉められた。 すると、体のほうも着ぐるみが厚く作られているのか、見た目より体に圧迫感を感じる。 つまり顔から体、足の先まで全身が軽く締め付けられているような状態だ。 (これ…かなりきつく出来てるな…全く隙間ないや…) 着ぐるみの雰囲気を確認していると、健吾さんが声を掛けてきた。 「大丈夫そうだね!じゃあ、スタジオに行くよ」 どうせ声は、小さな唸り声しか出ないので、軽く頷く。 そして、リアルなゴリラは隣のスタジオへ移動を始めた。 しかし、足が完全に伸びない作りになっているため、一応歩くことは出来るが、中腰で半ば片足ずつのうさぎ跳びをしている状態。 これは、かなりきついウォーキングである。 (…こ…これ…歩くの…かなり…きついな…) すぐ隣のスタジオに移動するだけだが、スタジオにつく頃には、体が縦揺れするのが分かる程に、息が上がっていた。 しかも、ラバーの全頭マスクのせいで、私の呼吸は鼻からのみ。 思った以上に、私が欲するだけの空気が取り入れられない。 (はぁ…はぁ…はぁ…歩くだけで…こんなに息が…) そして、移動が終わったと同時に気がつく事があった。 (…撮影が…始まる前から…かなり……暑いよぉ……) ラバースーツを着た上、かなり厚めの着ぐるみに包まれ、しかも中の空間はまるでなし…暑くなるのは当たり前である。 体中から汗が吹き出ているのが感じられる。 しかし、私の体はラバースーツに完全に包まれているので、汗はその中に閉じ込められる。 全身に汗が溜まっている感じがする。 少しでも、自らの状態を良く保とうとしていると、健吾さんから指示が下された。 「さてと、最初のカット。ゴリラちゃん、合図でここからあのタレントさんのところまで、走っていって!」 (!?走る!!!…ここまで来ただけできついのに…走るの!?) 歩くだけでかなりのきつさだというのに、健吾さんは私に走れという指示を出したのだ。 しかし、それに抗議をしようとしても、私は今、言葉を発する事は出来ない。 まあ…仮に発する事が出来たとしても、健吾さんに流されてしまうのは目に見えているのだが・・・。 「じゃ、リハーサルから。準備はいい?」 (うぅ…やるしかない…仕事だし…) 結局、私は仕事だと腹をくくり、言われるまま、それをこなそうとする。 「よーい、スタート!」 健吾さんの掛け声と共に、先程のきつい体勢で出来る限りの走りをした。 走っているといっても、それ程のスピードは出ない。 着ぐるみの造型のせいで、足が伸ばしきる事が出来ないので、常に中腰の状態で走ろうとしているのだから。 必死の思いで、出来る限りの走りを見せる。 「はいストップ!」 (…はぁ…はぁ…はぁ……な…何…この…着ぐるみ…きつ…すぎ…) リハーサルの一回だけで、倒れるのではないかというくらい息があがる。 そして、当たり前だが、既に着ぐるみの中はかなりの高温、大量の汗が噴き出ていた。 しかし、そんな私の状態とは裏腹に、健吾さんが衝撃の一言を放つ。 「ゴメンゴメン!カメラの調整が追いつかなかったから、もう一回!」 (…え!?…も…もう一回…?) 本来なら、健吾さんに文句を言ってもいいくらいの状況だが、声も出せず反論も出来ない。 しかし、撮影スタッフの人達の事も考えると、泣き言は言ってられない。 結局、言われるまま、頑張るしかないのだ。 「じゃ、もう一回ね。よーいスタート!」 言われるがまま、私はもう一度、必死に走る。 走り終えると、健吾さんから私の心を折る一言が。 「ダメだな…この角度じゃ、映り方が悪いな…逆から走ってみよう」 (…はぁ…はぁ…ダ…ダメ…なの?…きつい…よぉ…) そしてその後、結局リハーサルだけで10回は越えて私は走らされた。 そして、ようやく本番が撮影された。 「オッケー!問題なし!ゴリラちゃん大丈夫??」 そう聞かれたものの、私は返事をする気力も奪われる程、消耗しきっていた。 (はぁっ…はぁっ…はぁっ…息が…息が…苦しい…苦しいよぉ…) 着ぐるみの中は恐ろしい程の暑さになり、私の心臓の鼓動を早める。 そして、ままならない呼吸…それが、私を限界まで追い詰めている。 もう既に、着ぐるみを着ているだけでつらい状態になっている。 私はなんとかして、健吾さんに一度、着ぐるみを脱がして欲しいと懇願しようとした。 「…ぅう…ぅううぅ~…ぅうぅぅ…」 (一回…脱がして…脱がしてください…) 言葉にならない呻き声で健吾さんにアピールする。 しかし、その呻き声では、私の懇願は健吾さんには伝わる事は無かった。 「さすが!慣れてる人は違うねぇ~じゃあ、少しそのまま休憩してて」 ゴリラから漏れてきた声に健吾さんはそう言って、その場から離れて行った。 (ち…違う…きつい…ぬ…脱がしてほしい…) そして、私は着ぐるみを脱がしてもらう事は出来ず、そのまま次の出番まで待つこととなった。 着ぐるみ内がかなり暑くなっていたが、一旦【走る】という行為から開放されたため、その暑さに耐えながら、とにかく呼吸を整える。 (暑い…暑い…暑い…体が…うぅ…暑いよ…) そのまましばらく待たされたが、私には時間を知る術もない。 しばらく、ボーっとしていた私に健吾さんが声をかけてきた。 「お待たせ!次は木登りのシーンだから、ワイヤーつけるね」 そう言って、力なく座り込んだ私を引っ張り起こし、背中に何かをつけ始めた。 「はい!出来た!じゃ、一回あげてみてください!」 健吾さんがそう言うと、突然、体が引っ張られた。 (うぅっ!!こ…これ…!?い…痛い…べ…ベルトが…食い込むよぉ…) ワイヤーが、中身の私の体に取り付けたベルトを引っ張り上げる。 そして、そのベルトが私の体に食い込みながら、着ぐるみごと宙へ持ち上げる。 私に取り付けられたベルトが、【私の体重】と【着ぐるみの重さ】を支えるのだ。 それが体に食い込み、痛いのは当然である。 そして、ゴリラはスタジオのかなり上まで吊り上げられ、宙ぶらりんの状態となった。 「吊り上げの手順は大丈夫だね。じゃ、下ろして。 撮影は木を【マッハ】でよじ登る感じだから。  合図で、【勢い良く】引っ張りあげてね!ゴリラは登ってる感じの演技で!」 その健吾さんの言葉と共に、再び地面へと降ろされていく。 (え!?ちょ…ちょっと待って…。今…健吾さん…勢い良くって…言ったよね!?そ…それ…かなり…痛いんじゃ…) 今、ゆっくり吊り上げられただけでも、ベルトが私の体に食い込み痛みがもたらされた。 それを、勢い良く引き上げられれば、その痛みは大きなものになるのは間違いない。 「じゃ…テスト!よーい、スタート!」 健吾さんの合図と共にワイヤーが引っ張りあげられる。 すると私に装着された、ベルトが一気に私の体に食い込んできた。 (い…痛いっ!!!…うぅ……で…でも……何……) 体を締め付ける痛みが、私を襲う。 しかし、自分では【そこに】自覚はなかったが、どうやら私は、締め付けられる事に、快感を感じていた。 着ぐるみが好きで仕事にしているのも、その辺りがあるのだろう。 それ故、全身を包み込むラバースーツ…。 かなりきつい暑さをもたらす着ぐるみ…。 そして、ワイヤー用のベルトでの緊縛。 それらが、私の心の隠れた部分で、私を刺激していた。 それを認識していない私にとって、感じる痛みや暑さは苦痛と思っている。 しかし、体はどこかで正直で、次第にこっそりと私の陰部は濡れ始めていたのだ。 「もう一回いくね」 そうして、何度かテストは繰り返され、ようやく本番となった。 テストをする度に私の快感は増されていった。 「じゃあ本番ね!」 体を締め付けるベルトによる緊縛、そして着ぐるみによる暑さという責めから、私の体はかなりの快感を覚えてしまっていた。 しかし、心では暑く苦しい…そして痛くてやめて欲しいと思っている。 その矛盾に頭の中がグチャグチャになり始めていた。 (え…もう…本番…でも…わたし…何…何かが変だよぉ…) 「本番!よーい、スタート!!」 健吾さんの合図と共に今までにないくらいの勢いでワイヤーが引き上げられる。 今までに無い締め付けが体を襲う。 その締め付けが私の体を最高の快感へと誘う。 (んあぁぁぁぁぁ!!痛いぃぃぃぃぃ!!) 体全身を締め付けられ、その感じた事の無い痛みが、私を一気に追い込んだ。 (痛いぃぃぃ!!!あぁ!…ぁ…もぅ…あ…ぁぁ…) 着ぐるみごと宙へ引き上げられた私は、その引き上げられる勢いと同じように、向かうところへ向かって行った。 (んあぁぁぁ!!ぁあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!) そして、私は引き上げられながら、ゴリラの中で絶頂を迎えてしまった。 (…んぁ…ぁ…ぁ…) …そして…うっすらと聞こえる健吾さんの声… 「オッケー!!じゃ、みんな昼食に入っていいよ!」 イってしまい、ゴリラの中で朦朧とする私に、その言葉はうっすらと届いていた。 (………ぁ…もう…昼の…休憩に…はいるん…だ…) 「近くの中華料理屋にうまいとこあるんだよ、みんなで行こう!」 (…昼食…どっかに…出るんだ…) 健吾さんの声が少し遠くなっていった。 「…いやあ…あそこのさ…炒飯がさ……………」 更に遠くなっていく健吾さんの声。 (え…!?…ちょ…ちょっと…は?…健吾さん!!…わ…私を…忘れてない!?) ゴリラの着ぐるみを着させられ、ワイヤーで吊るされたままの私は必死にもがき、健吾さんに自分の存在をアピールした。 (いやぁぁ!!誰か!誰か…降ろして!!私を置いていかないでぇぇぇぇぇ!!) しかし、まともに声すらも出すことも出来ない私は、誰にも気付かれることはなかった。 もがけばもがくほど、体を締め付けるベルトが食い込むだけ…。 その後もそれなりに動いアピールはしたものの、スタジオには他の音は一切なく、静まりかえってる。 もうスタジオに誰もいないことを悟り、私は昼休憩が終わるまでこのままいる事を決意した。 ゴリラの着ぐるみに包まれ、宙吊りにされた状態で…。 30分は経っただろうか…私は大変な事態に陥った。 (…ど…どうしよ…おしっこがしたいよ…漏れそう…) 午前中から着ぐるみを着続けている訳だから当たり前の事だ。 しかし宙吊りにされた私にはどうしようもない。 頼みは、どのくらいで帰ってくるかも分からない健吾さん達を待って、脱がしてもらうしかない。 (…も…もう…無理…健吾さん…早く…早く帰って…来て…) 誰もいないスタジオで、宙吊りにされたゴリラの着ぐるみは、もぞもぞと一人で動き続けていた。 しかし、私の期待とは裏腹に、健吾さん達は帰ってくる気配はない。 (早く…早く…早く…も…漏れちゃう…よぉ…) 吊り下げられ、自らではどうしようもない状況。 何も打開策はなく、吊られているだけだが、尿意は容赦なく私に襲い掛かる。 そして、誰も帰ってくる事のないまま、私の我慢も限界に達した。 (…も…もう…無理…も…もらし…ちゃう…でも…着ぐるみの…中で…なんて…) 必死に我慢しているものの、膀胱は限界に達し、決壊寸前となる。 そして、私はその限界を抑えようと、体を少し動かした。 しかし、その動きが、決定打となった。 少し動いた事で、ベルトが私の体を締め付けた。 その瞬間、締め付けが私の体に刺激を与えたのだった。 (んあっ!!あっ!い…いやっ…!ぁっ…ダメっ!でちゃ…でちゃうっ!) そして、私の膀胱は決壊した。 少し出始めた尿は、止める事は出来なった。 (あっ!あっ!いやぁぁぁぁぁ!!!…あ…ぁ…ぁ…あぁぁぁぁぁぁぁ…………) 私は着ぐるみの中で漏らしてしまった…。 (…わ…わたし…なんてことを…どうしよぉ、どうしよぉ…) 私の中で色々な考えが駆け巡る。 仕事の道具を汚してしまった罪悪感、それに脱がしてもらう時に全てばれてしまう事、着ぐるみの中でおしっこをしてしまったという…事実が…。 (どうしよぉ…どうしよぉ…困ったよぉ…こんなことがばれたら…私…) 軽くパニックに陥っていると、遠くから声が聞こえてくる。 「うまかったなぁ~!やっぱ炒飯うまいっしょ!」 (!?…健吾さんたちが戻ってきた!!どうしよ…どうしよ…) さっきまでは脱がして欲しくてしょうがなかったのだが、今はうってかわってむしろ、脱がして欲しくなくなっていた。 すると昼食から戻ってきた健吾さんが、私を下から見上げた。 「あ!?ゴメンゴメン!そういえば明江ちゃん、そのままだっけ!降ろしてあげて」 健吾さんがそういうとワイヤーが動き出し、地面に降ろされる。 ようやくベルトによる締め付けの痛みからは解放されたものの、漏らしてしまった事実は変わりない。 「悪かったね!一旦、部屋に戻ろう!」 健吾さんにそう言われ、私はとにかく健吾さんと一緒に着替える部屋へと戻って行った。 帰りの移動は、体を包み込み暑さもかなりのものになり、ふらふらと進むのが精一杯。 しかし、そんな体のきつさよりも、この後、漏らした自分がどうするかが一番の気がかりであった。 暑さと呼吸の限界も伴いなんとか部屋にたどり着くと、すぐに床にへたり込んでしまった。 「お疲れ!じゃ、脱がすね!」 健吾さんは、私の背中側に回りこみ、背中のチャックに手を掛けた。 開けられれば、おしっこを漏らしてしまった事は気がつかれてしまう…。 しかし、暑さや何やらに消耗しきった私は、もうほとんど動く気力さえなくなっていた。 なので、背中を開けようとする健吾さんを止める事は、もう出来ないのだ。 【ジーーーーー】 ゴリラの背中のチャックを開け、頭と肩口くらいまでだけ出される。 「あれ?なんかおしっこ臭くない?」 第一声で、一番突かれたくない所を突いてくる健吾さん。 「ぅううぅぅ…」 必死に違うとアピールしようとする…しかし言葉にはならない。 「もうちょっと、着ぐるみ開けてみるね」 そう言って、健吾さんはチャック更に開けて行った。 (いやぁぁぁぁ!!!や…やめてぇぇぇぇぇ!) 力なくもがく私をよそに、上半身を引き摺りだす健吾さん。 「あ、やっぱりおしっこしちゃったんだ…困るな…」 「うぅ!?」 そう言った健吾さんの口調が、今までにない厳しい雰囲気になった。 その変貌ぶりに、私は驚きが隠せなかった。 「仕事中…着ぐるみの中で、おしっこするなんて、どういう事だよ…」 「…うぅ…」 「まあ…しょがないか…とりあえず今後のこともあるし、黙っておいてあげるから、これから俺の言う事はなんでも聞くってのはどう?オッケーなら首を縦に振って」 ばれたら今後この業界でやっていくのは無理だと思い、首を縦に振った。 「オッケー!物分りがいいねぇ…ちなみに今の、漏らした事も…今の話も全部、映像にとってあるからね。契約は守ってね♪」 (え!?…映像に!?) 私はその言葉に驚き、健吾さんの顔を見た。 すると、そこには、今まで私が見たことのない健吾さんが、そこにいた。 その表情はなんとも言えない、不気味な笑い顔だった。 その表情から私の頭の中に、ある事場が過ぎる。 (え!?…わ…私…【はめられた】…の…) 状況を考えても、私のお漏らしは、筋道通りにもたらされた事…。 つまり、私は【はめられた】のだ…。 それに反論しようとしたが私は言葉を発する事は出来ない…そして反抗するだけの体力も残っていない。 そして、健吾さんが私の核心を突いた。 「まあ…吊るされて気持ちよくなってたんでしょ…。着ぐるみで吊るされて、逝っちゃって…お漏らし…。お友達やご家族に知れたらどうかなぁ?」 そういわれた瞬間に、私はもう健吾さんのいいなりになるしかない事を悟った。 自分の体では分かっていた事だが、頭でははっきりとは認知していなかった・・・。 しかし、はっきりと言葉にされると、それが否定もしようもない事実だと分かる。 そこに快楽を感じて、絶頂まで迎えたのは、はめられた訳ではない。 つまり仕組まれた事だが、私の体がそれを受け入れていたのも事実。 それ故、健吾さんの脅迫じみた発言を、私は受け入れるしかないのだ。 そして、私は再び着ぐるみに包み込まれ、残りの撮影をさせられた。 …そしてスタジオの撮影は終わった。 撮影が終わり、再び着替えの部屋へと戻って行く。 暑さも体力も限界を超えていた私は、ゆっくりとした足取りで、なんとか前に進むのが精一杯であった。 しかし、横で手を引く健吾さんは、止まることを許さず、私を引っ張っていく。 【ガチャ】 なんとか着替え部屋まで辿り着いたが、もう私に動く気力など残ってはいなかった。 朦朧とする意識・・・。 私の耳に健吾さんの声が聞こえて来る。 「明江ちゃん…あ!?ゴリラちゃん…この箱に入って!」 そういわれた先には一箱のダンボールがあった。 (ダ…ダンボール……?) 疑問はあるものの、意識が朦朧とする私は、健吾さんの指示に素直に従った。 従うというより、もう思考が定まらず、それが私の行動と認識しているくらいだった。 【ドサッ】 ダンボールに入るというより、むしろ転がり込むという感じで、私はそこにあるダンボールの中へと入って行った。 ダンボールの中で力なく横たわる。 「よしっと…もう少し腕と脚を曲げてっと…」 健吾さんが、ダンボールの中の私の体勢を整える。 「これで、なんとか蓋が閉まるかな?」 (…ふ…ふた…?) すると、私の上部に開いていた、ダンボールの蓋が閉められて行く。 (…えっ…な…何…いや…閉じ…閉じないで…いやぁ……) 私の心の叫びも虚しく、ダンボールの蓋は閉じられ、外からの光が遮断された。 【ビーーーーーー】 そして、この音からするに、ガムテープで蓋を閉じられたようだった。 しかし、もう動く体力も気力もない私にはどうする事も出来ず、ただ、それを受け入れるしかなかったのだった。 そして、封をされたダンボールは移動を始めた。 (…ど…どこに…いくんだろう…) 移動を始め、しばらくするうちに、私は眠ってしまった。 ラバースーツに包まれ、視界が悪いところ、その上にゴリラの着ぐるみ。 さらには、外を完全に遮断するダンボール。 動く事のない消耗した体。 もう寝る以外…私に出来る事はなかった。 【ビーーーー】 …何時間経っただろうか…ダンボールのガムテープが剥がされる音が聞こえてきた。 「ゴリラちゃんの到着でーす♪」 健吾さんの明るい声が薄っすらと聞こえて来る。 (な…何・・・どこに着いたの…) 蓋が開けられたようだが、私はしばらく真っ暗なダンボールの中にいたため、はっきり周りが見えていない。 そんな中、無理やりダンボールから引っ張りだされた。 (あうっ…) ダンボールから引っ張り出され、床に倒れ込む。 そして、少しずつ目が明るさに慣れてきて、周りの景色が見え始めた。 (…な…何?…ここ…どこ?) 数時間、手足を曲げ固められた状態だったので、満足に動くことも出来なかった。 動けない体で周りを確認すると、そこは見た事もない何かの施設のようだった。 「さてと…ゴリラちゃん準備にかかろうか…」 そう言ってまた、背中のチャックを開けられ着ぐるみから引きずりだされる。 (あぁっ…いやぁ…ダメ…出さないで…) 着ぐるみの中で、絶頂を迎え、更には排尿までしてしまった事を思い出す。 それ故、着ぐるみから出されるというのは、その事実が表に出る事を意味する。 しかし、私の抵抗は虚しく、私は数人掛かりで、簡単に着ぐるみから引きずり出されてしまった。 はっきりとは分からないが健吾さん以外にも何人かいるようだ。 「じゃあいつも通り、一旦スーツを脱がして洗って」 「はい」 (え!?ス…スーツを…!?…脱がされる…) 脱がされる事に困惑した明江だったが、抵抗する程の力が入らない。 そして、どうやったのか、首の部分が分離され、上半身のスーツが脱がされたところで、腕にちょっとした痛みが走る。 (痛っ!!な…何??) 力が入らないが体がその痛みに反応して、ビクッと動いた。 「あ!?びっくりした?ゴメンゴメン、これね…しばらく体に力が入らなくなって、排泄物を全部出す薬」 (く…薬!注射だったの…!?…ってホントに…体の力が…入らない…) 元々動く力など残っていなかったが、この感覚は少し違う。 私の意志で筋力が動かせない感じなのだ。 「言ったでしょ、力が入らなくなるって、それに…もうすぐお腹の中のものも全部でるから」 (え…!?お…お腹の中って…大きいほう…って事…そんな…そんなの…無理ぃ!恥ずかしすぎる…) しかしもう力の入らない私にはどうすることも出来ない。 「頭は被せたままでいいからね」 そして、頭のマスクはそのままで、全身のスーツは脱がされていった。 その状態でシャワールームに運ばれていく。 「じゃあお腹のもの全部出しきるから、固定しておいて」 私は不思議な椅子に座らされ手足を固定された。 その椅子は座る部分に穴が空いていて、あたかもそこに排便をしろと言ったような造りになっていた。 【ギュルルルル…】 すると体を動かす筋肉は動かないが、お腹からお尻にかけて何かが出て行く感触だけあった。 (あっ…いや…お…お腹が!!!) それ程痛みはないが、あからさまに体の中の便が、私の肛門に向かっていくのが感じられる。 【ブピュ…】 「おっ!出始めたね!」 (あぁっ!!…も…もしかして…私…で…出ちゃって…うぅぅ…いや…み…見ないで…) しかし、私の意志とは関係なく、便は私の肛門から流れ出し始めた。 「全部出きるのに、一晩かかるから!じゃ、また明日。あ!?もちろんこれも映像とってあるからね♪」 そういうと健吾さんの声、その他の人の気配は消えていった。 見られてはいない…しかし私は裸で拘束されたまま、股を広げた状態で、個室でもない所で、便を垂れ流し続けるのだった。 (あぁっ…いやぁっ…出る…出てるぅ…いやぁ…止まって…止まってぇぇぇ…) しかし、拘束され、なす術もない私は、ただただ、じっとその場で動かず、便を出し続けるしかなかったのだ。 そして次の日の朝を向かえた。 「おはよ~ゴリラちゃん!お~出たね~よしよし」 健吾さんの声に私は目を覚ました。 (ぁ…朝…なの…?ん…う…動けない…) 身動きが取れない事に気がつき、自分の今の状態を思い出す。 (そ…そうか…私…椅子に拘束されて……!?そうだ!わ…私…うんちを…あぁぁぁぁ…) 自らが人前で排便してしまった事も思い出す。 しかし、そんな恥ずかしさを思い出した所で、拘束された私にはどうする事もできない。 「これから栄養補給は液体だからね~出し切らないとね♪」 (栄養補給??液体…?な…何の事…?) 疑問に思っても、その答えは分かるはずもない。 話をどんどんと進めていく健吾さん。 「さて体、綺麗にしましょっか……。じゃ、軽いの打って」 【チクッ】 「うぅっ!!」 そして、また体の自由を奪われる注射を打たれた。 すると、そのまま何人かにシャワーで体を洗われる始めた。 裸のまま、椅子に座った状態で体を洗われていく。 (うぅ…恥ずかしい…よぉ…) そして、私は体の隅々まで、綺麗に洗われて行った。 「綺麗になったところで、いれま~す」 健吾さんが、私の股座に座り込んだと思うと、突然、私の陰部に衝撃が走った。 「うんぅぅぅっ!?…ぅぅ…ぅ…」 この感触…どうやら、陰部にローターか何かを差し込まれたようだった。 (はっ…あっ…やぁぁ…ど…どうしよ…はぅぅぅ…) 拘束されている事に興奮を覚えていたのだろうか…。 何故か私の陰部は、それをすんなりと受け入れてしまった。 しかしそれがすんなり入りこ込む事と、その刺激に耐えられるかは別物である。 陰部に刺さり込む、その道具が私を襲い、壮絶な違和感と、微妙な快感をもたらす。 しかし、薬によって体の動かせない私には、感じてももがくことすら出来ないのだ。 「あっ大丈夫だよ、ゴリラちゃん。その道具、特別製で、どうやっても抜けないようになってるから、安心して楽しんでよ」 (ぬ…抜けない…な…何を言って…) 「さてスーツ着させていいよ」 健吾さんがそう言うと、椅子の拘束から解かれ、また、ラバースーツを着せられた。 「じゃあ…今度は【本当に】ゴリラちゃんになってもらいま~す」 言葉の意味が分からなかったが、とにかくゴリラの着ぐるみを着させられるようだった。 そして数人掛かりで着ぐるみの中に入れられた。 頭まで着ぐるみに入れ込まれ、背中のチャックを閉めるのみとなった。 「背中を閉める前に陰部の処理をしちゃって」 すると、何人かが様々な道具を持ち出し、私の股座で何かの作業をし始めた。 「んうぅぅ…」 暫らくすると、何やら温かく陰部を暖められる感覚があった。 「よしよし、これで処理は完成かな?あっ、ゴリラちゃん、ワレメからお尻に掛けては、着ぐるみから露出したまま、周りを溶着して皮膚につけてあるから。だから、そのまま、ウンチもオシッコも出来ちゃうよ♪」 (ろ…露出…!?溶着!?何?どういう事!?) 内容はとんでもない事を言っているのに軽い口調の健吾さん。 そして、その内容を裏付けるかのように、私の秘所は着ぐるみに包まれていない、開放感が感じられた。 そしてついに、背中のチャックを閉める瞬間が訪れた。 すると、健吾さんが私に一言… 「じゃ、バイバイ、【あ・き・え・ちゃん】…」 (いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!) その言葉と共にチャックは閉められ、私は再びゴリラの着ぐるみの中に閉じ込められたのだった。 先程まで私の事を【ゴリラちゃん】と言っていた健吾さん。 しかし今、はっきりと【あきえちゃん】と言って、それにサヨナラを告げた。 つまり、明江という私は今…この時点でサヨナラしたという事だった。 そして、動けないまま、どこかに運ばれた。 目的地に到着し、周りから人が去って行った。 そして、それから暫らくすると、私の体に打たれた薬の効果がなくなり、体の自由が戻ってきた。 体の自由が利くようになった私は体を起こし状況を把握しようとした。 そこは小さな部屋、目の前に一つの扉があった。 (どこだろう…ここ…あの扉は…何?) 疑問を抱いていると、部屋の中にアナウンスが流れ始めた。 【みなさん、今日も外に出る時間が来ました。今日も一日みんなを楽しませましょう】 (今日も??…楽しませる??…何の事…) 意味が分からなかったが、とにかく扉の外に出ることにした。 相変わらず、足は伸びきらない状態なので、ゆっくりと扉に向かって歩いてみる。 【ガチャ】 私が近付くと、その扉は自動的に開いた。 そして、私はその扉の先へと足を進めた。 扉から先に出ると、今度は広い空間、そして前方には大きなガラスの窓、上の方には隙間があった。 私は困惑しながらも、そのガラスのほうに向かってみた。 すると程なくして、そのガラスの向こう側に、予想もつかない光景が見えてきた。 (え!?) なんと、ガラスの向こうには仲の良さそうな、一組の家族が歩いてきたのである。 まさかと思ってしまう光景…。 今暫らく前までは、こんな平和な光景が近くに存在するなど考えもしなかった状況だった。 あまりのギャップに頭が混乱する。 すると、家族の声が上の隙間からうっすらと聞こえてきた。 「うわぁ!ゴリラがいるよ!」 子供がはしゃぎながら、私のほうに近づいてきた。 (ゴリラ…!?え…わ…私の事…!?) 「ホントだ。この前はいなかったのに。この【動物園】は凄いよね」 (動物園!?) 今、確かに、その子のお母さんは、動物園と言った。 今の私はゴリラの着ぐるみを着させられている。 子供は【ゴリラ】という単語を…母は【動物園】という単語を…。 そこから、導きだされる答え…。 それは、自分は今、本当のゴリラとして檻の中に入れられ、見せ物になっているのだ。 (そ…そんな…わ…私はゴリラじゃない…人間なの…) 私は必死に声を出して助けを求めようとした。 「ぅ…ぅぅ…ぅ…」 (助けて!私は人間!ゴリラじゃないの!!) しかし、やはり声は小さく呻く程度しか出ない。 すると、その瞬間に私の陰部に装着されたローターが動き始めた。 「ぅうっ!…ぅ~うっ…ぅっ…ぅ…ぅ…ぅ…」 突然訪れた快感に耐える事が出来ず、身悶えをして、転がり込んでしまう。 それを見た子供は、はしゃぎ始めた。 「面白い!!ゴリラがゴロゴロしてるよ!!」 子供の見た目とは裏腹に、ゴリラの中の私はそれどころではなかった。 (んあぁ…!!…や…やめ…やめてぇぇ…ダメ…あ…ぁ…) 私は今、着ぐるみに包まれた状態で、目の前に子供がいるというのに、道具で快感を与えられ、感じてしまっている。 (んあぁぁぁぁ!!ダメェェ!!こんな…こんなところでぇぇぇ!!) 無邪気な子供の前で感じてしまっているという背徳感。 それがまた、私への刺激を増幅させる。 しかし、陰部へと仕込まれた道具を止める事は出来ない。 (あうんっ!!んあっ!ぁっ!いやっぁ!こんな…こんな…んあぁぁぁぁぁ!!) もう少しで絶頂を迎えそうになる所まで、一気に追い詰められた。 (!?) ところが、逝きそうになったところで、突然ローターが止まった。 (え!?……んぁ……ぁ……な…なんで…ここで…ここで終わるの…最後まで…………!?ぇっ…いや…わ…わたし…何考えてるの…そんな…そんな事……) お預け状態で終わってしまったが、充分に私の体力を削り取る。 「ふぅっ…ふぅっ…ふぅっ…」 それ程長い責めではなかったが、呼吸が乱れ苦しさも襲ってくる。 (うぅ…苦しい…苦しい…苦しい…) 私はぐったりとしながら、呼吸を整える。 ガラスの向こうでは、無邪気な子供がキャッキャとはしゃいでいた。 (そんな…私は…あの子達の前で…) そんな背徳感を感じながら、横たわり呼吸を整えていると、隣の檻がある事に気がついた。 すると、そこには驚くべき光景が…。 隣の檻ではパンダがゴロゴロと悶えていた。 そのパンダ…かなり精巧に造られていて、まるで見た目は本物だ。 しかし、その悶える様は、正に私と同じ動き・・・。 自らと同じだからこそ、それが人間の動きだと分かる。 そう…獣の動きではない…。 (それじゃぁ…あのパンダにも誰かが…入ってるというの…) そのパンダを見ていてある言葉が脳裏をよぎった。 【また『今回は』スタイルがいいね…】 スタッフの人が言った一言…。 そう、そのスタッフは【今回は】と言った。 つまり、私は最初ではないという事…。 すると先ほどまで悶えていたパンダは、力なく横たわった。 そして、私は反対側の檻に目を向けた。 するとそこには、同じように一匹の虎がそこにいた。 ビクッとした反応を見せた虎がゴロゴロと転がり始める。 (そ…そんな…もしかして…この動物園の動物の中には…全部…私と同じような…女の子が…) その結論に達しようとしたその時、また私の陰部に潜むローターが動き始める。 (んあぁっ!…ぁあ…ま…また…ぁ…んんぅっ!ぁっ…ぁぁぁああああ…) 快感を与えられる中、私は理解した。 私の他にも同じ境遇の動物たちがいる・・・。 そして、私は一般の人達の見世物になる…。 私より先にこの動物園の一員になった動物達がいるという事は、私も同じように暮らすしかないのだ…。 つまりは、私はここで【飼育】されていくのだと…。 そこは【秘密を持った】動物園…。 一般人には見分けのつかないほど、精巧な着ぐるみの動物達・・・。 しかし、一般人には【普通】の動物園… あなたの町の動物園も、もしかしたら… ----------------------------END------------------------

あなたの街の動物園 Main Story

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