こんにちは!10月だ!涼しくなったな〜〜と思いつつ今日は半袖で過ごしている暑がりのぱぱを🐼🐾です。
今回は虎おっさん先輩と犬獣人後輩のお話をお届けいたします。多分好きな人は好きな味。めちゃくちゃ濃いわけではありませんが、スケベだと思います🐅いつもウケをさせてすまんなワンコくんよ……。ボリュームは約1万5000字といったところです。このぐらいの長さの方がやっぱり読みやすいよね。短めだと物足りないだろうし。書く方も最後まで熱量が込められてとても良い✌️
そしてすみません、出来上がってから一回しか読み直してないので誤字脱字やらがあるかも……まぁいつものことです。誤字脱字チェックがもっと楽になる方法、ないんかな〜〜。
それでは今月もお楽しみいただければ幸いです😇今月の500円プランではもう一本、短めのおかずが投稿できたらいいな…。いつもいつもご支援ありがとうございます!そして新規で支援してくださった方も、今月は是非楽しんでいってください。エロいのがあったらコピペしてメモ帳とかに貼り付けて、いつでもシコっていただければ。
※以下、本編。
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仕事終わりの夕刻、強制的に連行された場所。塩ラーメン屋。それも虎先輩が行きつけの、かなり味付けが濃いめなラーメン屋さんだ。大型獣人にとってはそうでもないらしいが、僕のような体が小さい犬獣人では結構喉が渇く。だけど味は……うまいんだ。そう毎日食べられるようなものではないけど、でもたまに食べるとうまい。
「ほれ、オレのチャーシュー丼分けてやる。食え!」
「いっいや、僕そんなに胃袋大きくないんで!」
「何言ってやがる、肉体労働なんだからしっかり食わねぇと体大きくならねぇぞ!」
「ふがっ、ふがふがっ‼︎」
無理矢理にマズルへ詰め込まれる、秘伝のタレがかかったチャーシューと白米。肩に腕を回され、僕は身動きが取れないまま先輩のオモチャみたく扱われていた。……いや、本人にとっちゃ手厚い歓迎らしいが。
「……んずっ、ずずっ……かぁっ、うめぇっ……身にしみるぜ……」
僕が飯を食べているところをニコニコしながら見た後で、先輩はアツアツのラーメンをマズルに含みながら勢いよく麺をすすっていた。猫舌で、猫手で、それなのに冷ますことなくあんなに一気に……。ちょっぴり涙目になっているあたり、我慢しながら食べているのだろう。
「先輩、ちょ、そんなガツガツ食べなくても!」
「んぐっ……はぐっ……食べねぇと、ふぅっ……んふぅっ……やって、らんねぇんだ……よっ、んん……」
今日の虎先輩は、朝からご機嫌ナナメのようだった。当然その空気を周りの社員たちも気づいていたのか、朝礼が終わったらすぐさま皆先輩から距離を取って話しかけないようにしてたっけ。……僕は直属の上司で、面倒を見てもらっているから。逃げる暇もなく先輩の隣で作業させられ、一日中しんどい想いをした。
しかも仕事が終わってからすぐ、着替える暇も与えられずにラーメン屋へと連れてこられて。オレの奢りだと言いながら今、たらふくラーメンをご馳走になっている。
「……ま、まぁ、時間が解決しますって」
「でも一年だぞ⁉︎ 一年付き合って、こんな仕打ちじゃあんまりだ! くそっ、オヤジ、替え玉お代わり!」
「あー、ウチはとんこつラーメンじゃねぇんで替え玉はやってねぇんですが……」
「なんだとっ、じゃあもう一杯! おら、金だ!」
金遣いの荒さといい、虎先輩を見ていると何かと心配だ。彼があそこまで荒れ果てているのは、一年もお付き合いしていた彼女と別れたからだった。しかも別れの話を切り出したのはお相手の彼女さんから。酒が一滴も飲めない虎先輩のストレス発散方法は暴食だ。よく昼時に行っているラーメン屋でたらふく食って、この悲しみを癒そうと必死らしい。……でもそれだったら僕、いらないよな。一人で飯食って、のんびりしたほうがゆっくり出来ると思うのだけど。
「……おい、何か言うことはねぇのか」
「えっ、あっ、はっ……早く……いい人が見つかるといいですね」
「…………そうじゃねぇよ。何で別れることになったかとか、もっと聞くことあるだろ」
「あっあ、そうですね、な、何があったんですか?」
すごく無理矢理に誘導されながらも、僕は先輩の言う通りに別れた経緯について聞くことにした。話を聞いてみれば、それはもう股間が盛り上がるシモの話ばかり。結局一番の理由としては、性行為の相性がとにかく最悪だったらしい。
「……なんか油クセェってよ、そりゃ自動車工場で働いてりゃそうもなるだろうが! なに今更裸体でオレの体臭嗅いでイヤがってんだよ、意味わかんねぇ!」
「あー、確かに。僕も友達にそんなこと言われたなぁ。カレー屋で働いてる友人は体からカレーのニオイとかしますもんねぇ」
「それによ、竿がぶってぇの何のって文句言いやがって。男はデカけりゃ強ぇって認識があんのに、オンナは丁度いいサイズじゃねぇと相手するのが大変とか。しかもいっぺんヤったらすぐ腰抜かして無理だの何だの、獣人様の性欲を何だと思ってんだって‼︎」
次から次へと文句が出てくるのも無理はない。だって先輩は……人間の女性とお付き合いしていたから。人間と獣人って、似ているようで全然違うんだよな。体つきもそうだし、好みもそう。嗅覚や味覚のレベルも全然違うし、知能だって……。どちらが良いとは一概には言いきれないが、身体能力に関しては獣人の方が完全に上。だから性欲の不一致が生じても仕方がないと言えば仕方がないのだけれど。やっぱり異種族の結婚って難しいんだなぁと、話を聞きながら考えていた。……股間を硬くしながら。
「はぁ〜〜……つれぇよ〜……」
「はい、お水どぞ」
「……おう」
別に酔っ払っているわけでも何でもないけれど、ここは一度落ち着ける必要があると思った僕はウォーターサーバーから水を汲んできてやった。一気飲みして机に強く打ち付けられるガラスコップにヒビが入っていないか心配だ。
「…………ところでお前、男好きなんだよな」
「え゛っ……」
「なんでって顔してるな? ……バレバレなんだよ。お前の目線でわかる。お前いっつも牛社員の筋肉質な体と股間見てるだろ」
「う…………それは……」
……唐突に僕の秘密を暴く虎先輩、当然僕の心は穏やかではない。だが何もイヤそうな感じを見せず、先輩は僕の肩へ腕を回しながらこう言ってきた。
「ならオレのことも性的好みの対象になる、よな?」
「それは……」
「なるよな?」
「ハイ! ナリマス!」
「よろしい。…………ならいっぺん、ちょっとオレに付き合えや」
一瞬首の骨からイヤな低音が鳴るぐらい肩に回された腕が僕の肌に食い込んできたので、すぐに答えを改めて返事をする。すぐ隣にいる先輩の顔へと目線をやると、彼は舌なめずりをしながら僕のことをジッと眺めていた。
「……なんですか、先輩」
「ふん。まぁいっぺんヤってみてもいいかなって」
「え゛っ……いやいやいや、僕はちょっと」
「なんだ、オレみたいな男はイヤか」
「…………イヤじゃない、すけど」
そう、イヤではない。むしろ興奮できるぐらいには好みではあるのだけど……僕にはそれ以上に気になっている人がいるし……。
「言っておくが、お前の気になってるあの牛獣人の先輩は彼女持ちだぞ」
「なんですって⁉︎」
「やっぱ知らなかったのか。それじゃ脈があるどころかチャンスもねぇってことよ。……わかったら諦めな」
「…………うぅ」
前言撤回、僕も今フラれました。可能性にして一桁代だったと思うけれど、告白する前に玉砕されてしまった。これでは虎先輩と同じ、フラれ者同士ってことじゃんか。
「うーっし、じゃあテキトーにホテル探して入るぞ。今夜は朝まで付き合えよ‼︎」
「いやいやいや、何するんですか先輩と‼︎」
「なにって一つしかねぇだろが‼︎ ベッドの上で性欲発散のために体動かすんだよ‼︎」
「嘘でしょ、いや興味はありますけど僕、ちょっと用事がっ‼︎」
「用事なんかねぇクセに! ラーメン奢られてはい帰りますっていう流れが通じるとでも思ってんのかこの馬鹿!」
先輩から念を押され、手首にがっしりと巻きつけられる大きな手。ラーメン屋を出て、それから男同士で入れるホテルが見つかるまで。僕の手首から縞模様の毛皮付きなゴツい手が離れることはなかった。
*
「先輩……ちょ、まだ準備が……」
「うるせぇ。黙ってろや」
「……ひゃあっ、あっ……」
朝までコースで部屋の予約をとったのだが、早速作業着のままでキングサイズのベッドへと押し倒されて男同士抱き合っていた。先輩が上、僕が下。重油のキツいニオイと共に、先輩の強烈な汗の香りが流れ込んでくる。……男の強いニオイには、僕の股間がしっかりと反応した。先輩は手なれているのか、僕の首筋にあの返しがついたザラザラの舌を容赦なく押し付ける。刺激の強さに思わず声が出てしまい、自分がオンナになったような気持ちとなった。
「……言っとくがオレ、キスはウマいんだぜ。いっぺんヤッてみっか?」
「…………先輩、本当に男相手でイけるんすか?」
「イけねぇよ。ただ……お前ならイけっかもな」
「え……んぶっ⁉︎」
ザリザリな舌が僕のマズルに入り込むと、そこから蛇のようにウネウネと激しく動き回る。上顎下顎、横の頬まで全て舐め尽くすような強烈な動き方。お互いの鼻息がダイレクトに当たる接吻で、僕はまた股間を硬く盛り上がらせて興奮していた。虎先輩……本気、なんだ。僕と一発ヤろうだなんて正気じゃないと思っていたけれど、ノンケだと思ってた先輩が男相手にキスしている所なんて見たら……。
これは夢か何かかと言いたくなるような案件、だけど目の前で起きているのは紛れもなく本当に起きたこと。僕は虎先輩のヤニ臭い唾液をすすりながら、めちゃくちゃ興奮するべろちゅーを受けて心地よくなっていた。少し痛いこのネコ科の舌が僕の舌へと絡まり、無理矢理引き上げられるようにして先輩のマズルの中へと吸い込まれる。かと思えば僕の方に二人分の舌が捩じ込まれたりと、とにかく忙しい。唾液の交換をたっぷり行ったあとで、先輩は糸を引くヨダレを垂らしながら僕のマズルから離れていった。
「……はっ、どうだ。これがオレの接吻だ。……しっかりと硬くしてるな」
「うわっ、わっ、そんな強く揉まないっ、でっ‼︎」
「お前も乗り気なんだろ。……いいぜ、今夜はとことんオレが相手してやらぁ。どうせぶち込めるオレ専用の穴もなくなったところだしな」
僕の腹の上で作業着ズボンへと手を当て、傍へ放るようにして投げる虎先輩。中から出てきた男らしさを感じる白褌を軽く揉みしだきながら、横穴から無理矢理肉竿を引っ張り出してきた。
「……でっ‼︎」
「デカいだろ。彼女にも同じ反応されちまったけど、男のお前ならわかるよな。この大きさの良さってモンがよ」
「…………いや、ほんっとこれ、太っ……すげっ……」
「ははは、やっぱ目が違ぇや。キラキラしてやがる。お前はちんちん、でっけぇ方が好きか」
「…………うす。いやほんとこれ、やべぇっすよ……」
「……好きにしていいぞ」
腕を組みながら勝ち誇った顔で僕の上へと腰を下ろしている虎先輩。褌の横からひきずり出された肉竿は相当ご立派なもので、僕は仰向けになりながらその巨根に対して興味津々となっていた。片手では決して握りきれない、両手でちょうどいいぐらいのサイズ。それを軽く上下に擦り上げてみたり、顔を近づけて鼻を鳴らしてみたり……。一瞬声が漏れてしまうほどの強烈な雄の香りに、僕はまた作業着ズボンの中で肉竿を腫らしながら汁を撒き散らしていた。
「……しゃぶってみろ」
「でも……」
「なぁに、入らねぇならオレが腰振って開発してやるって」
「……喉奥に突っ込まれるの、結構キツいんすよ。僕だって道具でちょっと慣らしただけで実際にしゃぶったことは――」
「いーから! ……早くしゃぶってくれ、我慢できねぇんだよ」
「…………うす」
蒸れた肉竿の先っちょをパクリと咥え込む。マズルの中いっぱいに広がる雄の強い塩味。すぐに喉が渇きを訴えてくるが、そこへ更に塩っぱい粘液をたっぷりと塗りたくられる。我慢汁と呼ばれる、男が興奮した時に出す粘液の味はほんのりアンモニアのニオイを感じた。
「はぁっ……いいっ、すげっ……舌、上手だな……お前……」
「んぶっ……んんふ……ふっ……はぐっ……」
「彼女はさ、デケェしクセェしって言いながら拒否してさ、ほんっとオンナって扱い辛ぇよな。エッチの時になったら文句ばっかりで、クソッ……はぁっ……きもちっ……」
時折愚痴を漏らしながらも、先輩は僕の口に突っ込みながら股間にブラさがる極太ソーセージを気持ちよくする為だけに腰を振る。オナホか何かに向けて腰を振っているんじゃないんだぞ、生きた獣人の口内に向けてこんな乱暴に腰を打ちつけるヤツがあるか。褌横から半分ほど出ている陰毛に黒い鼻が押し当たると、潤いを与えてくれるかのように毛の根元からジュワッ……と股汗が滲み出た。鼻には刺激的な虎の香りが広がっていき、やがてはマズルの中から鼻腔内まで虎フェロモンの道が一本出来上がる。
「……おい、中に出すぞ」
「んう゛っ、う゛っえ゛っ、んぼっ‼︎」
「いい、よな。どうせ孕むわけでもねぇ、それにお前も悦んで硬くしてんだ、文句はねぇ、やな‼︎ う゛っ‼︎」
イラマに近い、乱暴で力尽くな腰の振り方。鼻かムギュッと形を変えるほど鼠蹊部を押し付けられ、僕は新鮮な空気が吸えない中でマズル内を雄の体液で満たしていく。ドロドロに溶けた粘液は所々ゲル状の塊みたいなものが含まれており、それを無理矢理喉奥に押し込まれながら苦味を存分に堪能させられた。おいしいとは思えない、雄の孕ませ体液。なのに先輩が僕の口へ直接中出ししてくれた愛液だと思うと、どうにも苦さより愛の強さを感じてしまう。……うまい、んだ。決して甘くはないし、むしろ苦いのに。すごくおいしい。
「はっ……んはぁっ……は〜……」
喉をゴキュゴキュ鳴らしながらザーメンを飲み込む僕。その様子を見ることもなく、馬乗りになった先輩は天井を向きながら射精後の余韻を楽しんでいるようだった。
「……すげ、ほんっとに気持ちいいな。あー……すげー出た」
「……お゛っ、おごっ、はっ……しっ死ぬ……」
「わりぃわりぃ。こんなことばっかしてっから彼女にフラれんだよな、ははは」
これと同じことを、人間の、しかも女性に? そもそも口に入らないだろうという突っ込みをしたくなったし、膣なんかもっとキツキツで破壊しかねないだろう。こりゃ破局して当然だな、そう思いながらも僕はその言葉を胸の内にしまって口には出さないようにした。
「……おい、男とヤるときゃケツに突っ込むんだろう。もう挿れていいか?」
「ちょっ、そのまま挿れたら裂けて死にますって!」
「あ〜? 即ハメできねぇのか、まったく不便な穴だな……」
「……まさか先輩、彼女に前戯もなしに突っ込んだりしてませんよね」
「…………前戯、いるか? あんなねちっこいモンやったってオレが我慢できなくなって辛いだけだろ」
「いりますって! もう! 先輩、これじゃホントにいつまで経っても彼女なんて出来ませんよ……」
「そうか? わっかんねぇなぁオンナの気持ちなんざ」
正直、先輩に新しい彼女ができて欲しいとは微塵も思っちゃいない。いや、幸せになって欲しい……とは思っているけれど。先輩とお付き合いすることになった彼女、毎晩こうやって苦労するのかなと思うとちょっと……なんか女性に大変申し訳ない気持ちになるのはなぜなのだろうか。先輩みたいな人が野放しになっていると女性が可哀想というか何というか……。
「…………随分ハッキリと先輩のオレに説教するのな、お前」
「うぐ……」
「まぁいい。そこまで言うのなら自分でヤってもらおうじゃねぇか」
先輩は仕事用ズボンを履き直し、それからまだそこまで汚れていない白シーツが敷かれたベッドの上で仰向けになりながら脚を組む。手を頭の後ろに置きながら、先輩は僕のことをニヤつきながら挑発的な目で誘ってきた。
「オレにオンナと交尾する時のマナーってもんを教えてくれや。先生よぉ」
「……わかりました。でもとりあえず尻は洗わなきゃなんないんで、ちょっと休んで待っててください」
「おう。早めに頼むぞ。オレのはもうギンギンでまたいつ発射すっかわかんねぇからな」
股間を揉みしだきながら、先輩は自慢の棍棒をズボン越しに見せつけてガハハと笑う。僕のことを魅了させようと、とにかくエロいポーズで誘ってくるんだ。女性に刺さるかどうかはわからないが、男好きの僕にはものすごく刺さる。早いところ浴室でケツを洗ってしまおう。……じゃなければ僕の股間は今にも爆発しそうだったから。
風呂から出たらあの仕事着を脱がしてやらねばならない。他人の服を脱がす、なんて。その、多分めちゃくちゃ興奮するだろう。先輩にあとで僕の服を脱がしてもらいたかったが、ケツを洗っている間に全裸になってしまうし。その夢はまた、機会があったら叶えてもらうことにしようか。
*
「はっ……んはっ、先輩、あっ、そっ、そうっすよ……その調子で……」
「……なんか後輩のお前に指導されてるとちょっとムカつくな」
「え゛っ、なにい゛っ⁉︎ ぎっ⁉︎」
「お〜〜ココか、本当に気持ちいいのか?」
「あひっ、ぎっ、あっ、いぎっ‼︎」
「ははは、おもしれ〜。この硬いとこ指の腹で押してやったらお前、すっげぇ汁出てくるじゃねぇか」
風呂場で尻穴をしっかりと洗ってローションを仕込ませたあと、僕はベッドの上で四つん這いになりながら先輩へ尻を向けていた。男の尻なんざ汚ねぇだけだろと言っていた先輩が、今や鼻息をフンスフンスさせながら僕の尻穴に興味深々だ。指を一本突っ込んだだけで体の至る所に電撃のような刺激が走り、僕はうまく言葉を発することもできなくなるぐらい体を火照らせていた。
「こんなにギン勃ちにして、わかりやすいヤツだ」
「んお゛っ、お゛おっ‼︎」
「乳搾りみたくやってキンタマ空っぽにさせるのも面白そうだ」
「あああっ、あ〜〜〜〜っ‼︎」
他人の男根を握りしめることに一切抵抗がないのか、虎先輩は僕の背中に覆い被さりながらちんちんをニギニギする。作業着もシャツも僕が脱がせ、褌と靴下姿になった先輩の体によってダイレクトに毛皮を押し当てられ、僕の背中はじんわり虎の体温で熱くなっていった。犬の毛皮の中に、虎の毛皮で熟成された汗が染み込んでいく。自分が他人のニオイで上書きされること、それは雄としての威厳を失うも同然だった。
「……もう充分だろ、で、こっからどうすんだ?」
「ひっ……んぎっ、あっ太……」
「指示がなきゃ動けねぇからよ。普段オレが仕事教えてるみてぇに手取り足取り頼むぜ」
膨らんだ褌の前部分を僕の尻に押し当て、グリグリと左右に腰を揺らしながら先輩は僕の体をギュッと抱きしめる。暑い……エアコンの温度をもっと下げておくべきだった……。毛皮同士擦れ合う時に音がするのは、先輩の毛皮が汗や重油にまみれて剛毛みたく硬くなっているからだ。それが男らしさを表しているようで、僕はまた尻尾を振りながら興奮してしまう。
「……挿れて、いいっすよ」
「ゴムはしねぇのか?」
「ゴムは……」
本当はもちろん、ゴムを装備した方がいい。特に女性とヤる時、人間とヤる時はセーフティーセックスが基本だ。……でも今僕らがヤろうとしているのは、獣人の男同士での交尾だ。それならば……。
「……獣人同士なら病気もその、ねぇんで、大丈夫す」
「ふぅん」
納得したような、でもどこか納得していないような。そんな返事の後で、先輩は褌をズラして露出させた肉棒の先っちょを僕のケツへと押し当てる。すでにぬるぬるのコーティング剤として我慢汁がまぶしてある先輩の太竿は、僕の肉穴を掻き分けて先っちょがズブブと入っていった。
「そんなに種、つけて欲しいのか。ええ?」
「い゛っ……それは……」
「オンナは種が欲しい時に生交尾をせがんでくっからよ。じゃあお前もこの虎汁をたっぷりケツに注いで欲しいと、そういうことだな?」
「…………」
……当然、見抜かれている。先輩の、本来女性を孕ませるために使われるはずだったザーメン。それが手に入る、最初で最後のチャンスかもしれない。そう気づいた瞬間、僕の口からセーフティーセックスを提案する言葉は出てこなかった。
「……おら、なに黙ってやがる。交尾のマナー、教えてくれるんじゃなかったのかよ」
「あ……すっ、すんません。その……ひっ‼︎」
「いつまで焦らすつもりだ? ああ?」
「ひゃっあっ、やめてっ、あひっ、首はだめっ‼︎」
「ははは、首が弱ぇのか。へぇ、やっぱお前、オンナみてぇだな」
辛抱たまらないと思ったのだろう、先輩は僕の首筋にザリザリの舌を這わせながら鼻息を押し当ててくる。先輩にオンナとヤる時の作法みたいなものを教えるつもりだったのか、いつしか僕の方が弱い立場となっていた。リードしながら余裕をもったセックスで気持ちよくなれたらいいと思っていたのに、今や先輩の抑えきれない性欲を一気にぶつけられたようだ。
「……おい、挿れるぞ」
「はひっ、あっ、もっとゆっくり‼︎」
「ん゛おおっ……まんこよりキッツ……こんな締め付けてお前、オレのことを誘ってんな?」
「あ゛〜〜〜あああっ‼︎」
ゴリッと音を立てながら道中の前立腺をグリグリ潰され、僕は尿意に近い射精欲を体全体で感じてブルブルと震え出す。それから数秒経たずして、僕の肉竿からは新鮮な犬ザーメンがビュルッ、ビュルルルッと撒き散らされた。通常のセンズリではあり得ないほどの大量ザーメン、それをシーツの上へ余すことなく溢してしまった僕は恥ずかしさのあまり両手をギュッとする。シーツがクシャッ……となったその上から、先輩は左手に大きなゴツい手を重ね合わせてグッと握ってきた。
「へっ、まだ挿れたばっかだってのにメスイキか。んん?」
「ひ……あひ……ひぐっ⁉︎」
「おら、この感触。わかるか。お前の体の、ココまで入ってんぞ」
「ぎっ、ぎゃっ、あひゃっ、それダメッ‼︎」
下腹部辺りに押し込められた虎の肉竿を外から確認するように、先輩は僕の前部分に手を当てながらグッと肉へと掴みかかる。細身の僕の体には、先輩の太竿がハッキリとわかるぐらい中が盛り上がっているらしい。内臓の位置を確認して、それからぐりぐり揉みしだくようにして僕は先輩に抱きしめられていた。
「オナホをぎゅうって握ったみてぇに締まりが良くなってら」
「おなほじゃっ、な゛っ、ぎぃっ‼︎」
「あ〜悪い悪い、男相手だとどうにもな。これぐらい強くても、ん゛っ‼︎ 問題ねぇ、だろっ‼︎」
「あ゛〜〜っ、あ゛〜っ‼︎」
ばちゅんばちゅんとケツの間にある穴を目がけて開始される、凄まじく早いピストン。ケツの中も、先輩の肉竿も、お互いがぬるぬるで滑りが良くなっているからこそスムーズな抜き挿しが実現されていた。受け手の僕をバックで押し潰すほどの勢いある交尾は、女性になんかヤったら一発で嫌われるだろう。中にはそれぐらい乱暴で力強いセックスを求める者もいるかもしれないが。
「……で、こんなモンでいいのかよ。もっと激しくした方がいいのか?」
「…………ひ……」
ガチガチに硬くなったものを奥まで打ち付けたまま、先輩は僕の肩にマズルを置いてそう囁いてくる。……エロくて耳が孕むかと思った。何ならジュルッと唾を舐めて飲み込む音がして、僕は全身虎の毛で蒸されながら股座のブツを硬くしていく。
「…………今ぐらい、で、いいっす……」
「そうか。でもギア上げて腰振った方がお互い気持ちいいかもしんねぇぞ?」
「先輩、ケツ壊れるんで! いやホントに! 冗談じゃな゛っ、あ゛ひっ⁉︎」
「ははは、壊れたらその時だ。うひ〜……きもち〜……」
「ぎゃんっ、あっ、んがっ、あ゛っ‼︎」
動かぬよう両手の甲の上から握りしめられ、僕らは合体した固定砲台のようにベッドの上でまぐわい続けた。
「はっ、んはっ、ん゛おおっ、お゛っ、声、すげぇなお前、へへっ……んぶっ」
「い゛っ、たっ⁉︎」
「……悪い悪い、あんまし強くしねぇように気をつけっからよ」
肩に走る一瞬の痛み、それは先輩が牙を立てて僕に噛みついたからだ。ヒリヒリする痛みのあとにザリザリとそこを舐め回されればもっと痛い。でも先輩がやさしく、ねっとり舐め上げるその行為自体にはものすごく興奮した。血が毛皮から出ているかもしれないのに、それでも僕は一時の興奮によって痛みが快感へと変わっていく。
「……ん゛ふぅうっ、う゛っ、うぐっ⁉︎」
「へっ、好きなだけ噛んでくれていいぞ。オレも……んっ、たまに昂って……ふぅっ……噛んじまうかもだからな」
横から蛇のように忍び寄ってきたのは、先輩の特徴的な縞模様の尻尾だった。長さ的に先の方しか持ってこれなかったのだろうが、それを僕のマズルに挟み込むようにして噛ませてきて……。一瞬ものすごく汗の香りが広がって、しかも塩っぱくなった。下着を咥えさせられているかのように口が雄虎臭くなって、しかも強く歯を立てればそこからじゅわぁ……と肉汁のように汗が垂れ落ちる。好きモノにはたまらない、雄臭さ抜群の尻尾だと言えよう。
「……あー、よく考えたら汗クセェか。でもお前、興奮してるな? 鼻ぁフガフガ鳴らしやがって。この変態め」
「ん゛〜〜んんっ、んう゛ふっ‼︎」
「このまま一発、仕込んでやらあ! 動くんじゃねぇぞ‼︎」
仕込み、一発、このワードに反応した体は的確に僕の種壺を拡張させ粘液の量を多くした。先輩の硬い陰毛がケツに押し当てられるたび、奥までずっぽしハメられているのだと自覚してより一層興奮する。最奥部で出された日にはもう、指で掻き出すことなんて絶対にできないだろう。それは逆に、先輩の種が直腸で吸収されるまでそのまま残るということ。……女性でいう、受精するまで精子が漏れ出ない状態と同じだ。
「お゛〜〜〜っ出るっ、中出しすっぞ‼︎ う゛っ‼︎」
「うぐっ、んっ、ん゛ん〜〜〜〜っ‼︎」
もはや前立腺がどんな状態になっているかわからないぐらい、そこを何遍も突かれて僕の体内はグチャグチャになった。内臓の位置が虎の肉竿で変えられているかも。太すぎて、長すぎて、女性の膣では受け入れられなそうな先輩の肉竿は男相手にはとても強い効力を発揮する。おそらく人気種族というのもあって、どんな獣人でも美貌と太竿を見せた瞬間にケツを掘らせてもらえるだろう。羨ましかった。そして今、好き放題ケツを貪られているこの状況も奇跡と言える。先輩が僕の体を求めて興奮してくれていることも、すごく嬉しくて飛び上がってしまいそうだった。
「……せっ、んぱっ…………」
「…………」
「ぎゃっ、そのままっ、回しっ、あっあっ‼︎」
「…………へぇ」
ひとしきり一発目の種付けを楽しんだあとで、先輩は僕の体をぐるんと回してベッドに仰向けで寝かせてきた。しかも下半身が繋がったままで。内臓を抉られるこの感覚、またちんちんが爆発して白い体液がビュッと出そうになった。
「お前、すっげぇメスの顔してんぜ。たまんねぇな……」
「先輩…………あぐぅっ……」
向かい合ったままで、僕らは猛烈に激しい接吻をした。先輩はもう、誰にも止めることのできないほど体が火照って抑えが利かないらしい。口の中いっぱいに広がっていた虎の汗の味を一つ一つ舐め回すようにして、それから唾液で上書きするように僕は口を犯される。セックスと同じ、上の口の扱いも相当に上手い。ちょっと強引で乱暴なところはあるが、これぐらいなら……むしろ興奮する。
「…………で、一発目は好き放題ヤらせてもらったけどよ。お前、どういう交尾が好きなんだ」
「…………」
突如委ねられる今後のセックスの運命。僕は、僕の気持ちはもう、決まっていた。先輩、もう僕は我慢の限界です。ノンケ相手にキスも、ケツでナマハメ種付けセックスもやってしまったんだ。もう……自分の欲望を曝け出してもいいだろう。
「…………その、褌とか、えと……」
「なんだ、ハッキリ言え」
「……先輩、褌、ください」
「褌? ああ、そろそろ鬱陶しいから解こうと思ってたんだが。やっぱ交尾ん時に邪魔だったか?」
「いや……そうじゃなくて……」
「…………へぇ、お前やっぱ。とんでもねぇ変態野郎だな。こんなモンが欲しいのか。しかも昨日下着の替えがなくて洗ってねぇからよ、それでもいいのか?」
僕が鼻を鳴らしながらヒクヒクしていたのを見て察したのだろう。先輩は股座に締め回していた褌を指の先っちょで持ち上げ、ぷらぷらと揺らしながら僕の方へと近づけてきた。六尺褌の前袋、股にぶら下がった巨根を何度も擦り付けられた部分の色は相当に黄ばんでいて汚れがわかる。暗い部屋の中でも色の違いがわかるほどの雄臭い褌に、僕はもう我慢できずに鼻の穴を広げながらそれを受け取っていた。
「はぁっ……ん……ん゛ふっ‼︎」
「……うっわ、エロ。オレの汚れ下着なんか嗅いで、目ぇトロトロになってんぞおい」
自分で鼻に押し当てながら仰向けになる。その様子を先輩に間近で見られる。これがどれだけ興奮する行為か、わかるだろうか。誰も僕らの邪魔をする者はいない。二人だけの空間で、僕は先輩に対して自分のスケベさをこれでもかというほどにアピールしてやった。恥ずかしさもあるが、今は鼻に残る先輩の強い汗と雄の香りの方が重要だ。このニオイを忘れられなくなるまで、黒鼻の中に流し込んでは嗅細胞で嗅ぎまくる。
「それでいいのか?」
「…………ゴホッ、え……」
「もっと興奮しそうなやり方、思いついちまったからよ。……おらっ、吸えっ‼︎」
「――――っ、――っ⁉︎」
ぎゅううっと僕のマズルを褌ごと掴みながら、先輩は腰をガンガン振り始めて再び交尾を開始する。僕の両腕をバンザイさせるように奥側へと追いやられ、そこを片手で手首を掴み上げてからシーツへグッと押しつけられた。
「どうだ、ここ、キンタマが当たってめちゃくちゃ色ついてるとこだぞ! 鼻にグリグリされて嬉しいんだろうが! ええ‼︎」
「ん゛う゛っ、う゛ぇっ、え゛っ‼︎」
「しっかりお前の鼻に染み込むまで握ってやるよ! どうだ嬉しいか‼︎ なんとか言ってみろこのメス犬が‼︎」
口調が徐々に荒くなっていく先輩は、やっぱり相当なドSだと思う。これでは並大抵のMでは受けきれないほどの乱暴さだ。……僕はその、やっぱり一般人よりも遥かにMっ気が強いんだと思う。先輩にこんなことされて、それでも股座はガチガチでびしょびしょだったから。
「中、ぐちょぐちょですげっ、オレの一番濃い汁、掻き回して孕むようにしてやらねぇとな!」
仰向けで覆い被さられながらヤる交尾は、バックでヤる時よりもお互いの顔が見れてすごくエロい。先輩、ずっと鼻息が荒くてニヤついてるし。たまにマズルで抑えきれないのかヨダレも垂れていて、もはや清潔さのカケラも感じさせない雄になっていた。全身からムワムワと熱気が立ち込め、野郎二人が抱き合えばそこは天然の雄サウナが完成する。もちろん、僕よりも先輩の方が蒸して、汗臭くて、フェロモンもすごい。逆に僕が押し負けて、虎のフェロモンサウナを受けながら全身の毛皮がマーキングされていった。
「褌もいけるなら、コイツもっ、ん゛っ、イけんだろ‼︎」
「ん゛お゛おおっ、お゛っ‼︎ ゲホッゲホッ‼︎」
「そら、まぁた締まりが良くなってら‼︎ しっかり奥まで嗅げよ、オレのニオイ、しっかりその鼻で覚えるまで今日は寝かさねぇし帰さねぇからよ‼︎」
突如何かを思いつき、先輩は足元へ手をやって……それから黒い塊をブラつかせながら僕のマズルへとそれを被せてきた。饐えた独特なニオイが一気に広がり、それがすぐに先輩が今脱ぎ捨てた靴下だということを認識する。普段休憩室で仕事靴を脱いだ際に嗅いだ覚えのある、先輩のニオイ。働く雄のニオイな正直何でもイけるから、僕はその香りを嗅ぎながらこっそり股座を硬くさせていたっけ。大型獣人の靴下は僕のマズルにピッタリとハまるし、何なら靴下の方がデカいまである。そんな雄臭い布たちを二重にグリグリ押し付けられながら、僕はそのあまりの雄臭さにぶっ飛ぶほどの興奮を感じていた。
「どうだ、覚えたか! こんなに興奮すんだったら、今度から仕事終わりに脱ぎたてほどきたてをテメェにくれてやる! そん時に一発ヤらせろよな、しばらくオレ、彼女なんざ作れねぇだろうしよ‼︎」
ものすごく無茶な要求をしているし、そもそも仕事終わりに渡される下着なんて汗にまみれて不潔だろうに。だが僕はそのセリフを聞いてまたケツの締まりを良くし、尻尾をブンブン振り回していた。そんなイベント、本当にあっていいのかと。ノンケの先輩なのに、どうにも男相手に対する適性が高すぎる。先輩、こっちの世界に来てくれればいいのに。もっと男のことを好きになって、あわよくば僕のことを……。
「はっ、きたきたきたっ虎汁、きたぞっ、またこの腹に出してっ、ん゛っ、やるからなっ、ん゛お゛おおおっ、お゛っ出すぞっ、どろっどろの濃いヤツ、出るっ‼︎ う゛っ‼︎」
下着を嗅がされながら無理矢理の雄交尾。それは僕の中で一生忘れることのできないほどの強い興奮を得たセックスだった。イき続けている間も先輩は僕のマズルから下着たちを解放することはない。むしろ黒鼻に押し付ける勢いでぐりぐり、ニギニギされて、僕はそのあまりの雄臭さにツンとした臭気による痛みを感じて生理的な涙を流していた。
股間は腫れっぱなし、ケツは気持ち良すぎ、これがハメられて体がおかしくなってしまったオンナの気持ちか……。いつまでも僕のことを見つめながら中出ししている先輩を見て、僕はまた心臓の鼓動を早めながら気持ちよくなった。
*
ホテルの時計は今、早朝の六時頃を指している。薄目でしか見れなかったから正確かどうかはわからないけど、多分そう。カーテンの外からはもう朝陽が昇ったのだろう、光が漏れている。そんな中、僕は仰向けに倒れたまま動けずにぶっ倒れたままだった。
「……ひっ、あっ、くすぐった!」
「我慢しろ。オレ、力加減ってモンがよくわかんねぇからよ」
先輩は僕の腹をしきりにガシガシタオルで擦りながら、僕にそう言ってくる。どうにも毛皮に染みついた体液が取れないのだろう、だけど先輩にそんな体を拭かせるなんて……。
「…………本当に大丈夫か? なんかすげぇその、ノってきて……つい……」
「……いや、いいっすけど……ケツちょっとヒリヒリして痛いの以外は」
「あ…………すまん……。あとで塗り薬買ってくっから、それまで我慢してくれ」
体はめちゃんこデカいのに、何だか今朝の先輩は風船がちょっと萎んだみたく小さく見えた。朝までしっぽりヤり続けた激しい雄交尾、回を追うごとにヒートアップしていく先輩の腰振りはそりゃもう凄まじい。今も体が火照っているし、本当に寝かせてくれないぐらい気持ちよくしてくれたし。だけど先輩は逆に発散して冷静になったことでその、ものすごく申し訳ないと思っているのか耳がシュンと垂れたままだった。
「……先輩、なんかいつもと違いますよ。なんというか、もっと堂々としてりゃいいのに」
「お前、こんなレイプみたいなことされてよく平気でいられるな! いや確かに頼み込んだのはオレだが……ちょっとその……激しくヤりすぎたな……」
「合意の上のセックスだったじゃないですか。それより先輩、性的に女性が好みなのによく僕のこと抱けましたよね」
「あー……」
別に昨晩酒が入っていたわけじゃないのに、先輩は僕をベッドに押し倒してから明らかに興奮を隠せない状態だった。それも朝まで、ずっと、長時間。ノンケとは思えないような興奮っぷりに、正直今でも夢なんじゃないかと思ってしまう。
「…………お前、やっぱイけるわ。かわいい」
「え……」
「……イヤじゃなけりゃその、また遊んでくれねぇか。オレも男だしよぉ、またすぐに溜まっちまうだろうし……」
何だよこの空気、何なんだよこの。セックス終わりに出すような雰囲気じゃないだろ。おいおい、ちょ……暑くなってきた。先輩、なんでそんな恥ずかしそうに言うんだよ。しかもちょっと横向いて、恥ずかしがってるところを見せないようにしているのがまた……。
「…………僕が本気で先輩のこと、好きになっちゃいますから、その……」
「好きになったら、その時はその時だ」
「え゛っ、でも先輩、女性の――」
その言葉を最後まで発することは叶わない。先輩が、寝転がっている僕の上に覆い被さって……唇を奪ったから。セックス中のように中を激しく犯し回る荒々しい接吻ではなかったけれど、それでも今の僕を興奮させるのには充分すぎるほどエロい行為だった。
「……ぷはっ、はっ…………何するんですか! もう……」
「…………へへっ、オレのキス。悪かねぇだろ?」
「…………」
「お、もう硬くなってら。まだ一時間ぐらいはあるし、もう一発ヤっとくか?」
「え゛っ、先輩、あんなに出してまだ……」
「ガハハハ! オンナが股広げて物欲しそうにしてるってのに、ここで男が引いたらオレは男じゃねぇやな」
先輩が失恋して数日後。その悲しみを癒す為に開かれたラーメン食事会のあとで、僕らはまた新たな愛を芽生えさせていた。禁断の、”元“ノンケとの恋を。
了
ぱぱぱんだ🐼🐾ぱぱを
2023-10-03 01:19:44 +0000 UTC@hiroji
2023-10-02 14:22:33 +0000 UTC