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カエル34_01~16

















1

・・・・・・あれっ?まっくら・・・・・・?・・・わたしの体?

えっ? ・・・浮いて・・・?え? え? 息がっ・・・!?

ちょ、ちょっとまって、呼吸の仕方って・・・あれっ!?



2

・・・い、息がっ!!

動いてみて理解した。

今、首吊り状態だこれ!!

あ、足場っ・・・周りっ・・・

足場っ・・・!!!!



3

ーーーッ!!!!

息ッ息ッ息ッ息ッ息ッ!!



4

こ、こんなカッコで事故死とか冗談じゃないぞ!!

でも手に力がっ・・・体も全然言う事聞かなくて焦りだけが駆け巡る・・・



5

「しまっ・・・!!」

手汗・・・

その瞬間、両手が勢いよく滑り落ちてしまった。

つまり私の全体重は再び首に集中することとなる・・・



6

「やば・・・からだ・・・うごか・・・・・・ッ!!」

急いで腕を動かそうとするも既に体の自由がほとんど効かなくなっていることに気が付く・・・



7

「・・・・・・・・・!!」

きゅううううぅぅぅぅ・・・意識が霞む。全身の筋肉が締まる。



8

「イ・・・イ・・・!!」

締まる締まる締まる・・・

体中がカッチカチになっている感覚。

そして極度の酸欠でバグった脳からは

快楽物質がドバドバと溢れ始める。



9

「・・・・・・!!」

そして弛緩する・・・防衛本能が全身を使って呼吸をしようとするも、その体は依然として首吊り状態。



10

「・・・・・・!!」

再び締まる・・・もう苦しいとかなんだとかわけが分からなくなってしまっている。

無力なカエルはただひたすら脳内麻薬に溺れることしかできない。



11

「・・・・・・!!」

ガクン・・・

ずっと呼吸が出来ないままで苦しい・・・はずなんだけども、その苦しみを上書きするほどの脳内麻薬に私はヨガり狂う・・・



12

「・・・・・・!!」

ぐぐぐ・・・

意識朦朧としながらも私はイキ続けている。

そして体だけは酸素を求めて無機質な運動を続け、やがて・・・



13

・・・ビクビクビクッ!!

「逝クッ・・・逝ッ・・・!!!」

全身が激しく痙攣し始め、いよいよ限界が近いことを本能に告げる。



14

「逝ッ・・・逝ッ逝ッ逝ッ逝ッ!!!!!」

ビクビクビクビクビクビチビチビチビチ!!!!

釣り上げた魚のような激しい痙攣と同時に脳みそがイキ狂う!!



15

バキンッ!! ミシミシッ!!

そのとき頭の先から何かが折れたかのような大きな音がした。

そして同時に体がふわっと重力から解放されたかのような感覚を覚える。



16

あっ、体が軽い・・・そうか、私、死んじゃったんだ・・・そう思った瞬間・・・

ズッシャーーーーン!!

全身の激痛でまだ生きていることに気がつく。

どうやら私が暴れたことでヘビ型ロボットが破損して派手に転倒したらしい。


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