[先行公開]山の秘湯
Added 2021-08-08 23:49:41 +0000 UTC※何年か前に本文のみ書いて、挿絵を作る予定で寝かせていたSSです。挿絵の制作は未定なのでここに投稿しておきます。 -------------------------------------------------------------------------------------- 今日はすばらしい日になるはずだった。 温泉好きの私は今日、知られざる秘湯に来ていた。 すばらしい温泉だと聞いて期待していた。 山の中をさまようこと数時間、 谷間に湯煙が立ち上り、小さな池のように溜まった温泉を見て感動したのだった。 「それがどうしてこんなことに・・・」 うかつだった。 この谷には周囲の山から流れてきた土砂が溜まっていて、 池のようになっているほとりは温泉によって大量の水分を含んでいる。 それがどういうことを意味するか・・・? ぐちゅっ・・・ごぼっ・・・ この通りである。 今私は全裸で、太ももまで温泉の岸辺の泥沼にはまっている。 「ぬ・・・抜けない・・・」 泥はやわらかいが、粘り気があって、 私の足はスライムにでも食べられてしまったかのようである。 ヌルヌルと身体にまとわりつきながらも、力を奪われて抜け出せない。 温泉の熱で泥の中は暖かく、体力を奪われないことが救いだ。 何とか片足だけでも抜け出そうとすると、 荷重のバランスが崩れ、ずぶずぶと沈んでいく。 だが光は見えた。 「よし、つかまえた・・・」 少し左足が上がって来たので、太ももを手でつかみ、 抱えるように引き抜く。 片足が出れば、膝をついてもう片方を抜くことができる。 私は腕に力をこめた。 「よっ・・・」 ずぶずぶずぶ・・・ 「あっ・・・」 一気にお尻まで沈んでしまった。やばい。 お尻と、あそこが暖かくぬるっとしたものに包まれていく。 それでも何とか左足の膝まで引き抜くことができた。 「・・・?」 お尻まで埋まったときから身体の感覚が変だ。 身体は紅潮し、なんだかムズムズする。 特にムズムズするのは、さっき泥に沈んだ、お尻と・・・あそこ・・・? まさか、これって・・・ 「気持ちいい・・・?」 足だけ埋まってたときは気が付かなかったけど、 泥の中は案外気持ちがいいかも知れない。 敏感な場所が触れてみて分かったが、 ねっとりと、優しく絡み付いてくる感覚がなんとも言えない。 おまけにここの泥は温泉の影響で暖かい。 「やばい・・・なんかいいかも・・・」 どうせ汚れてるのだから少し手にとって塗り広げてみた。 腕へ、腰へ、お腹へ、胸へ・・・ 「ふぁ・・・」 変な声が出て自分でもちょっと驚いた。 思わず周りを見渡したが、誰か居るはずもなかった。 泥を塗った胸は乳首が勃っていた。 私は少しドキドキしながら、股へ手を入れてみた。 にゅる 「ひゃっ!?」 濡れてる・・・! いつの間にか私のあそこは愛液でぐしょぐしょだった。 指を這わせた瞬間、全身に電気が走り、そこからはもう止まらなかった。 指を膣の中に進入させ、かき回した。 「あんっ!・・・あっ!・・・」 くちゅっ、くちゅっ 「ひっ!・・・あ・・・ふああ・・・」 えっ? イッちゃう・・・? もうイッちゃうの? はやい、いつもよりすごくはやいけど・・・ 「がまん・・・できにゃ・・・はわわぁ・・・」 ビクンッ!! ガクガク・・・・ ・・・・ ・・・ 少しして我に返ったが複雑な心境だ。 今までで一番気持ちよかったかも知れない。 汚れるのが気持ちいいなんて信じられない。 でも良く考えればここは温泉。 お肌にいい泥湯だと思って、いっそどっぷりと・・・ はっとした。 そして、ドキドキがとまらなくなった。 この中に、全身浸かったらどんな感じなんだろう? きっと、気持ちがいいんだよね・・・ でも足を抜くだけであんなに苦労したのに、 全身埋まっちゃったら、二度と抜け出せないかもしれない。 でも、でも・・・! 「こんなの、我慢できないよ・・・」 誘惑に私は負けた。 先ほど膝まで引き抜いた左足を泥に沈ませ、 バランスをとろうとこわばらせていた身体の力を抜いた。 ずぶ・・・ずぶ・・・ 泥が優しく私の身体を呑み込んでいく。 私の腰を、お腹を、腕を、胸を。 暖かくていい気持ち・・・ ついに私は首まで泥に埋まってしまった。 後悔しても遅いのでもう諦めるしかない。 じっとして泥に浸かっていると、このぽかぽかと温まる感じは温泉そのものだ。 身体をゆらゆらゆすってみると、周りの泥も一緒にゆらゆらと揺れる。 そしてヌルヌルと泥が動く感触と、 ゆらゆらと泥が押し返してくる感触がとても気持ちいい。 こんな気持ちよくて後悔するはずがない。 「ふあぁ、いい気持ち・・・」 なんだか眠たくなってきた。 泥は優しいゆりかごで、お母さんに抱かれているよう・・・ ・・・・ ・・・ ・・・今、私がこうして下山しているということは、 あの泥沼から抜け出せたということだ。 泥の中で眠ってしまって、気が付けば翌日の朝方だった。 だが、温泉の効能か、ここに来るまでの疲れはすべて取れ、 全身すっきりとしていた。 時間をかければ泥からは脱出することができた。 泥まみれの身体は、近くの沢で洗い流した。 意外だったがすばらしい温泉だった。 そして、私の人生はちょっと変わってしまった。 また、この温泉に来よう。 そう、来週にでも。
Comments
寝てしまったので、さぞ気持ち良いのでしょう…
2021-08-10 00:09:28 +0000 UTC暖かい泥沼は気持ちよさそうですね… 首まで埋まりながらウトウトしている女の子を想像してしまいました…!
オスマン朝
2021-08-09 13:53:04 +0000 UTC