「いや~~有彩ちゃん、指もきれいだからメチャクチャ映えるわ~~!
練習につき合わせちゃってわるいね!」
「……そうですか。どうも」
父親の仕事仲間のお兄さんから、ネイルの練習台をお願いされた有彩。
いつも通り無表情で応対しているが、その内心は……
(うぅ~~~~はやくはやくはやく……‼もれちゃう、もれちゃうよ……!)
学校から帰ってすぐに呼ばれた彼女。
最初は何も感じなかったが、時間がたつにつれて密かに溜まり続けていた尿意が暴れ始める。
必死に下腹部に力を籠め、我慢を続ける彼女だったが……
「あ、ぁ、はぅ……っ」
前触れもなく立ち上がると、無言でトイレへと駆け込む有彩。
しかし、絶賛乾燥中のネイルが並んだ指先では下着を下すことは不可能だった。
結局、立ちすくみながら下着を濡らし始めた彼女の様子を見かねたお兄さんにお手伝いをしてもらう羽目に。
小さいころからの知り合いとはいえ、このような歳になってなお恥をさらしてしまった事実に、彼女は普段の無表情な顔面をわずかに歪めるのであった。