@某陸上競技場……
「短距離走女子200m第2回戦、間もなくスタートです。
…おっと見田瀬高広瀬選手、序盤からものすごい追い上げです!
ほかの選手をはるか後方に置いて一人ゴールへ…と、あれ、どうしたことでしょう?大きくコースアウトです!どんどん場外へと離れていきます…!」
「……はぁ、はぁ……せ、セーフ…」
たった200mの距離でも我慢できないと悟った詩音は、競技を放棄して最寄りの女子トイレへと大きくヘアピンカーブ。
慌てて閉めたドアを背に、こちらも大きくコースアウトした弾丸放尿に至った。
衆目での粗相からは無事逃れることができた彼女だが、後にコーチから大目玉をくらったことは言うまでもない。
しかしながら、恥や外聞をかなぐり捨て、何よりも排泄の成就を優先した彼女の行動力は、生徒によっては見習うべき教材として成り立つ…かも。