Final report of work in progress
イラストの進行状況最終報告
こんにちは。
こちらが完成版になります。
今回は主軸となるキャラクターが衣服を纏い裸体や体毛の描写を省く事で、作画の時間短縮になると想定していたのですが、結果的に、やはり資料を参考にしながらの衣服の細かいディテールや背景の作画にかなりの時間を費やしてしまいました。
一応、今回のイラストタイトルやこのキャラクターが黒板に書いた文章の由来を説明
させていただきます。
電子音楽や前衛音楽に詳しい方には改めて説明は不要かと思われますが、このとは、かつてロンドンに存在していたEMS( Electronic Music Studios )という会社が製造していたアナログシンセサイザーの名称/型番なのです。
(数年前まで)EMS社がまだ存在していた当時からも相当なプレミア価格が付いていて、中古市場にもほぼ出回らず、電子音楽好きのリスナーやミュージシャンにとってはまさに垂涎の的といっていい名器なんです。あのMERZBOWの秋田さんも90年代の中頃に(おそらく順番待ちで)「ヴィンテージ楽器屋に申し込んでいてやっと入手できた」といった内容の言及をインタビュー等でされていました。
とどのつまり、私も常にヨダレを垂らしながら(笑)昔の音楽雑誌の切り抜きやネット上のEMSシンセの画像を羨望の眼差しで眺めていたのですが、ある時ふと、『って日本語で「良(え)ぇ紳士」とも読めるな・・・いつか必要な時が来たらこれをネタにして何かイラストを描こう』と頭の片隅にストックしておいたんですよね。
今回の下描き上のプロットではイラスト内に表記するEMSの頭文字を取ったパロディ文章も最初は< Erect Moustache Societies >という何となく秘密結社的なロゴをバックに、暗がりで杖をついた黒幕的な老紳士がズボンのチャックから立派なチンポを勃起させている、という下世話な内容を考えていました。しかし途中で< Erotic Moustache Sexology >というポップな文章を思いつき、一気に内容を健全な学園物にシフトして、キャラクターの立ちポーズを杖無しの仁王立ち先生に変更する事になりました(副次的に不健全なチンポの描写も不必要となってしまいましたが・・・)。
そこで当然、状況説明として背景に海外の教室の描写が必要となったのですが、私の中で海外の学園モノの資料といえば大昔にNHKでテレビ放送されていた「ビバリーヒルズ青春白書(Beverly Hills, 90210)」か、RAMONESの映画ぐらいしか思い当たる節がなくて(笑)、必然的に後者の方を参考にしながら作画を進めていきました。
Ramones - Rock N' Roll High School (Official Music Video)
しかし、参考元の動画に今回の構図に活用できそうな教室アイテムが黒板くらいしかなかったので、結局自分であれこれ効果的なアイテムを考えながら描き足すことになりました。でもやっぱりこういった背景を熟考しながら作画していくのは楽しいですね。大変ですけれど・・・。
毎回時間がかかってしまい申し訳無いです。
けれど、どうしても良いイラストを描き残したいのです。
それで、Twitterに添付するEMS Synthi Aに関連する動画で何か良いの無いかな、とザッピングしていた中で私の心の琴線に触れたのがこちらの動画でした。
LudoWic - Synthi A + Tape Drone
正直言ってこの動画を観るまで、このLudoWic(Thijs Lodewijk)さん
という方を存じ上げていなかったのですが、(ファンの方がいらっしゃったら申し訳ないです)この動画での禁欲的とも言える抑制的なSynthi Aのデモ演奏にとても興味を覚えました。他の人は「ついに手に入れたぜぇ俺の自慢のSynthi A」といった感じの脈略のないデモ演奏が殆どだったので。こういうきっかけで自分の知らない未知の事象とリンクしていくのもインターネットならではといった感じで面白いですね。
あ、あと今回黒板に書かれた< Erotic Moustache Sexology >内の口髭単語がいつものではなくなのは、一応本家のEMS社がイギリスの会社ということもあり、自分なりのマナーに則ってイギリス英語であると表記しました。なので気まぐれやタイプミスではありません。
まぁ、実は今回このEMSに関連したイラストをこのタイミングで描いたのは次回にアーカイブする予定の過去イラストに対する前振りでもあるわけですがそれはその時に再び説明させて頂きます。
P.S.
今回の基本プランにはオマケのdifference ver.はありません。
ゴメンナサイ。
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今回のイラストは宣伝も兼ねて、低解像度版を各SNSで公開させてもらいます。
難しい問題ですが、私の作品がSNS上で拡散されて私という作者の存在を誰かに認知してもらわないと、どんなに頑張って良いイラストを描いて発表してもそれは存在していないに等しいからです。
どうかご理解ください。
私は支援者さん達の金銭的なご支援を本当に感謝しています。
This illustration serves as the advertising and releases a low resolution version in each SNS.
It is a difficult problem, but this is because it exists even if I describe an illustration good how with effort and announce it and is only a little when it does not have my work is scattered on SNS and recognize the existence of the author called me to somebody.
It, please be understood.
I really appreciate financial support of supporters.
Thank You.
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それではまた後ほど・・・。