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江戸山乱理
江戸山乱理

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CFNM楽しい修学旅行の羞恥の水滴検査

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◆あらすじ

修学旅行の入浴後には水滴検査がされるという噂があった。噂だけかと思っていると、初日から実際にそれは行われた。しかも、女教師が男湯に入ってきて、全裸の男子の体を確認した。僕は目をつけられて、やけにしつこく体を弄られた。二日目はもっと意外な事態が発生した。教師に代わって、同級生の風紀委員の女子が水滴検査を行ったのだ。僕は同級生にそんな扱いを受けるのが恥ずかしすぎて、勝手に切り上げて、逃げるように風呂場を後にした。その後の夕食が終わって、僕は呼び出しを食らった。風紀委員の部屋に呼ばれて、教師の監視のもと、水滴検査の練習を命じられた。僕は女子たちの前で再び全裸にされて、いいようになぶられた。約1万7千文字。


◆目次

1、修学旅行の水滴検査の噂

2、お風呂での女教師の指示

3、全裸で体を触られる男子達

4、僕がされる番

5、困惑の勃起を弄る女教師

6、風紀委員安子の男湯への闖入

7、調子に乗る安子

8、反抗する僕

9、女子の部屋への呼び出し

10、やり直しの水滴検査

11、最後の締めはお尻叩き

12、夢の中での公開オナニー


◆登場人物

宗一……僕

安子……風紀委員の女子

********************


1、修学旅行の水滴検査の噂

 修学旅行は中学の三年間の中で、一番楽しいイベントのはずである。概括的に言えば、その通りだった。しかし、最も恥ずかしい思い出もそこに含まれていたのだった。

 僕の学校では、お風呂上りに水滴検査なる行為が実施された。それは文字通り、生徒の体の表面に、水滴が一滴も残っていないかを調べるという行為だった。男子生徒はスッポンポンの全裸で教師の前に立たされて、全身を隈なくチェックしてもらって、完全に体が乾いていれば、ようやく、お風呂を出ることが許されるのだった。

 修学旅行の前、僕はそのような水滴検査があるという噂は聞いていた。しかし、あまりに突飛な話なので半信半疑だった。

(教師って大げさなことを言って、生徒を過度に脅かすってことをよくするから、それも誇張なのではなかろうか)

 と僕は思った。しかし、実際にどうされるのかは、その日を迎えてみなければ、確かなことは何も言えなかった。


2、お風呂での女教師の指示

 修学旅行には、色々と珍しい体験をするが、クラスメイトと一緒に入浴するというのも初めてだった。

 クラスごとに決められた時間に入るので、僕達はそれぞれの部屋から廊下に出て整列して、担任の女教師が浴室へ引率した。

 女教師は男湯の脱衣所の中にまで平気で入り込んで、

「さあ、皆。早く脱いで入りなさい」

 と高圧的に指示した。

(えー、先生の前で脱がなきゃだめなのか)

 僕も、そして他の男子もそうだろうが、思春期の多感な時期なので、男子同士で裸になるのさえ抵抗があった。が、かと言って、入浴しないわけにはいかないので、皆はお互いに左右をうかがいつつ、照れながら体操服とブリーフを脱いだ。僕も恥ずかしいのを我慢して裸になった。

 僕は浴室へ入る際に、後ろを振り返った。女教師は裸の男子中学生の群れを見送りながら、優越感に満ち溢れたようなにやけた笑みを浮かべていた。

(なんだよ、男子の裸を見るのがそんなにうれしいのかよ。ニヤニヤするなよ)

 と僕は心の中で密かに思いながら、タオル一枚提げて、浴室へ入った。

 僕は別にホモではないが、周りの男子のおちんちんがどんなものか、やはり気になって、チラチラと観察した。ボウボウに毛が生えて、ぶっとい陰茎をぶら下げている男子もいたし、小学生と同じ、無毛で小さくて先細りの男子もいた。体格が大きければ、おちんちんも大きいというわけでもないので、

見ていて飽きなかった。

 僕のおちんちんはまだ包茎で産毛がチョロッと生えている程度だったので、

(僕のはまだ未発達だな)

 と気後れする気分だった。

 入浴の時間はニ十分と決められていた。僕は体をすでに洗い終わって、湯船につかっていい気分でいると、扉がガラッと開いて、

「皆、もう時間だから、出なさい。ちゃんと体を拭くのよ」

 と女教師が顔を出して言った。

 皆は一斉に湯船から上がって、浴室内でタオルで体を拭き始めた。


3、全裸で体を触られる男子達

 体を拭き終わった男子は一人ずつ順番に、脱衣所へ上がって、女教師に体を見せた。

(やっぱり、水滴検査ってあるんだな)

 と僕は自分の体を拭きながら、何が行われるのか知りたくて、脱衣所での様子をうかがった。

 女教師は最初の男子に、

「気を付け」

 と言った。男子は全裸で直立した。次に女教師は、

「両手を広げなさい」

 と指示した。男子はその通り、両手を広げた。

 女教師は男子の肌に顔を近付けて、一滴の水滴も見逃さないという徹底ぶりだった。さらに矢継ぎ早に「足を上げて」とか「回れ右」など号令を掛けた。その男子は号令されるがままに手足を動かした。体を回転させると、おちんちんもブルンと揺れた。

 男子は一糸まとわぬ全裸であり、そんな姿を晒して、異性の教師から水滴検査を受けるのは、かなりの屈辱のはずだった。また、タオルで背中や内ももなどを拭いてもらっている姿は、見方によっては、保母さんにお世話されている園児のようでもあった。もっとも、彼はすでに、陰毛を生やして、剥けかけの陰茎をぶら下げているので、幼児というのはおかしいが。

 その男子は唇を固く結んで、明らかに恥ずかしそうにしていた。むしろ、それ以上に、くやしそうな不機嫌な表情だった。しかし、裸にされておちんちんもお尻も丸出しの状態では、気持ちも萎縮して、反抗しようとする気にもならないらしい。

 そいつは普段、教室では女教師にふざけた軽口を叩いたりする奴なのだが、今のこの脱衣所では、素直に全裸での水滴検査に応じていた。一度など、ほんの少しだけ指示に対する動きが遅れただけで、お尻にピシと平手打ちを食らっていた。

 僕はその光景を目の当たりにして、正直、

(哀れだな。なんだか、裸踊りでも踊らされているみたい)

 と同情した。しかし、間もなく、自分も同じ目に遭うのである。それを思うと、妙にドキドキした。それは怖さだけでなく、楽しみな気持ちがないではなかった。僕のおちんちんはなぜか少し勃起してしまった。

(わっ、こんなところで勃起するのはヤバい)

 と思って、慌てて別のことを考えた。

 女教師は男子達一人一人の水滴検査を素早くテキパキと行って、列は順調に進んだ。

 しかし、僕は後ろの方で並んで見ていて、あることに気付いた。それは、男子によって、水滴検査に掛けられる時間が全く違うということだった。ほとんどの男子は十秒もかからず、

「はい、合格」

 と告げられて着替えを許可されるか、もしくは拭き直しを命じられた。しかし、女教師のお気に入りと思われるごく一部の男子に対しては、やけにしつこい手付きで、

「ほら、ここがまだ濡れてるよ。しょうがない子ね」

 などと言いながら、少年特有の引き締まった体を気安く触った。

 単に触ったというよりは、それはベタベタとした痴漢のようないやらしい手付きだった。しかも、検査の名目で、裸体の男子の生のお尻を図々しく撫でた。女教師のやり口はそれだけに留まらず、股間に手をやって、タマタマを下から持ち上げて、

「ここも拭いておきましょうね」

 と言って、タオルを太ももの間に差し入れた。

 当然、そんなことをされる男子は、

「んんっ……」

 と悶えんばかりの羞恥の表情を浮かべたが、抗っても無駄であり、もし抵抗したら余計にひどい目に遭うというのは承知していたので、拳を固めて耐えていた。そして、それを良いことに、女教師は役得としての水滴検査を最大限活用して、少年たちの瑞々しい肌を堪能していた。

 そのようなイヤラシイ痴漢被害にあったのはことごとく美少年で、どうやら彼らは女教師お気に入りの男子らしい。もし仮に、男の教師が女生徒にそのようなことをすれば大問題になるはずなのに、逆に、女教師から男子生徒への場合は、社会的に許容されるというのは、世の不条理の一つだった。

(僕はどうされるのだろうか)

 と僕はドキドキしながら、列に並んで順番を待った。


4、僕がされる番

 ついに僕の番が来た。女教師は、

「次は宗一君ね」

 と言って、ニヤッとした。それを一目見て、僕は、

(あ、これは……)

 と嫌な予感がした。

 僕はれいによって、まずは両手を開かされ、「回れ右」の号令で体の前後ろを見せた。女教師は、

「背中、まだ濡れてるわよ」

 と言って、タオルで拭き始めた。僕は、

(本当に濡れてたかな。ちゃんと拭いたはずだけど)

 と思ったが、言いなりになるしかなかった。

 女教師の持つタオルは背中から腰へ、さらに下方へ移動した。僕のお尻の丸みは不必要な程にゴシゴシと擦られた。

「足を広げなさい」

「はい」

 と僕は両手を広げて、背中を向けたままの姿勢で、足を開いた。

「もっとよ」

 と女教師は僕の内股をピタピタ叩いた。僕は肩幅くらいまで足を開かされた。

 女教師は僕をそうしておいて、太ももの間にタオルを差し込んで、僕の股間を遠慮会釈なしにゴシゴシと出し入れした。

(うぐっ。やけに強くないか、これ……)

 他の男子たちもかなりのことをされたが、それに比較して、僕への対応もかなり執拗だった。僕もこの女教師のお気に入りの男子の一人のようだった。

(そういうことだったのか……)

 それは新たな発見だった。うれしさと恥ずかしさで、僕の胸の鼓動は速まった。

 ただ、それにしても、女教師の手付きは乱暴だった。すでに拭いたはずのお尻や内ももを何度もタオルで擦られた。しかも、空いている方の左手は尻たぶに当てて、そこのやらかい肌に指を立ててグイグイ揉まれた。

 僕はさすがに耐え切れなくて、

「あ、あの、もう……」

 と振り返ろうとする素振りを見せた。すると、女教師は、すかさず、

「コラ、動かないっ」

 と叱責して、僕のお尻を平手でピシリと叩いた。

「んっ」

「拭いてあげてるんだからね、ジッとしてなさい。ほんの十秒、二十秒も大人しくできないの?」

「す、すみません」

 と僕は内心では、(なんだよ、別に拭いてくれなんて、頼んでないぞ。そっちが勝手に拭いてるだけだろ)と思ったが、女教師の語気に押されて、謝罪させられた。僕は女教師に抵抗することの愚を改めて思い知らされた。

 僕は壁の方を向いているので直接は見えなかったが、ほんのすぐそばで着替えている男子達のクスクス笑う表情が目に浮かぶようだった。


5、困惑の勃起を弄る女教師

 ここで困った事態が生じた。お尻やら太ももをタオルで拭かれていると、その刺激で僕のおちんちんは勃起してしまったのだ。あまり他人に触られない所をゴシゴシ擦られているうちに、僕のそこは妙な反応を示してしまった。

(うっ。こんな所で、どうしよう……。お尻やお股を拭かれて、喜んでいると思われてしまう)

 僕はなんとか勃起が収まることを願った。しかし、それとはうらはらに、おちんちんはさらに硬く大きくなってしまった。包皮が突っ張って、先端で剥けそうになって、その刺激でさらに勃起するという悪循環に陥って、どうしようもなかった。

(早く、収まれ……)

 と僕が祈っているところ、女教師は無情にも、

「よし」

 と言って、僕のお尻をピシャリと軽く叩いた。それは「振り返りなさい」という合図だった。僕はそれを承知しつつも、振り返ることができなかった。

「ほら、宗一君。背中は拭けたから、前を向きなさい」

 と女教師は僕のお尻をまたピシャリピシャリと何度も叩いた。目の前に少年の引き締まった小振りなお尻があると、触りたくなるらしい。僕は、

(教師だからって、気安く他人のお尻を叩くなよ)

 と腹立たしく思うと同時に、今の振り返るに振り返られない状況に困惑した。

「宗一君。回れ右。聞こえないの?」

 女教師の語気は怒った調子になってきた。僕はもうそうするしかなくなって、クルリと振り返った。しゃがんでいる女教師の顔の真正面に、勃起おちんちんを突きつける形になった。

「あら」

 というのが女教師の第一声だった。

(ううっ……。勃起おちんちんを先生に見られちゃった……)

 僕はもちろん恥ずかしさはあったが、怒られるのではないかという心配の方も強かった。しかし、女教師はフッと失笑して、

「どうしたのよ、これは?」

 と怒らないで訊いた。むしろ、うれしそうな様子だった。

(どうしたって言われても……)

 と僕としては答えようがなかった。

「ねえ、どうしたって訊いてるのよ」

 と女教師は言って、僕のおちんちを人差し指でツンツンと突いた。

「……っ」

 そんなことをされても僕としては答えようがなく、ただ単にうつむくだけだった。しかし、おちんちんはピクンと跳ねたのが返事をしているようで滑稽だった。

 しかし、女教師は僕が黙っていることを許さなかった。勃起したおちんちんを二本指でつまんで、

「これはどうしたのか答えなさい」

 と、なんだか授業で質問しているような口調で訊いた。

「え、えっと……。あの、ど、どうもしてないです……」

「ふっ。どうもしてないってことはないでしょ。こんなふうにしておいて。がちがちになってるじゃないの」

 と女教師はおちんちんを手の平の中でギュッと握りしめた。

「あう……」

「まあ、でも、多少は大きくなった方が拭きやすくていいわ。元が小さいからね。じゃあ、このいけないおちんちも拭いてあげるわ」

 これは水滴検査のはずだが、水滴がついている、ついていないは、もはや無関係のようで、単に女教師は露骨に僕のおちんちんを弄りたいだけのようだった。

(この先生、ちょっと変態なんじゃないのか)

 と僕は思った。しかし、教師と生徒という立場上、逆らうことは許されなかったし、そもそも、全裸を晒して、勃起おちんちんをつかまれている状態では、そんな気概はとうに削がれていた。

 他の数人の男子たちはすでに体操服に着替え終わっていたが、脱衣所から出て行かず、僕が女教師にいたぶられているのを見物していた。彼らはお互いに顔を見合わせて、クスクスと忍び笑いをした。それは蔑みの笑いではあるが、羨望も混じっていたように感じたのは、必ずしも僕の錯覚ではないだろう。

 そのような衆人環視の中で、女教師は弄り続けた。

「可愛い包茎おちんちんのくせに、いっちょ前に毛が生えてるのね」

 と言って、僕のわずかな茂みを摘まんだ。大人の教師からすれば、中学生のおちんちんなど、たとえ勃起していても、可愛いものにしか見えないようだった。

 最後に女教師は睾丸をホタホタと叩いた。そして、

「じゃあ、これでいいわ」

 と言った。僕はようやく解放されたのだ。ずっと広げていて、つりそうになっていた両腕も下ろすことが許された。そして、僕は全然ありがたいとは思わなかったが、それでもいつもの習慣の通り、

「ありがとうございました」

 とお礼を言って、その場から離れた。その場所には次の犠牲者になるかも知れない男子が緊張した面持ちで両手を広げて立った。

 僕は脱衣所の籠からブリーフを取り出して、足首に通した。おちんちんはまだ勃起していて、ウズウズと心地良く疼いていた。僕はそれを無理矢理ブリーフの中に収めた。

 横で着換えている男子達が、

「なあ、おい。随分としつこくやられたな」

 とからかってきた。

「そ、そうだね」

「なんか、ちんこ、立ってなかったか?」

 とそいつはニヤニヤしながら、僕のブリーフの前に顔を近付けた。

「立ってないよ。うるさいな」

 と僕は会話を打ち切った。

 僕はこんな下らない水滴検査のことでいつまでもウジウジしているのもバカらしいので、すぐに忘れようと思った。そして、友人たちと騒いでいるうちに、実際にすぐに忘れてしまった。


6、風紀委員安子の男湯への闖入

 二日目の入浴の時間、僕は湯船につかりながら、

(今日も水滴検査があるんだよな……)

 と思った。しかし、一日目に一度体験した後なので、

(まあ、大したことないか)

 と高を括った気持ちでもいた。

 その時、浴室の扉がガラリと開いて、

「男子達、もう出る時間だよ。湯船から出て、体を拭きなさい」

 と声がかかった。僕はそれを聞いて、

(はて?声が違うようだが)

 と思った。その声は、女教師にしては、やけに甲高く若々しい声だったからだ。

 僕は視線をそちらへ向けた。湯気の立った室内の向こうの扉の所には、体操服姿の女子が立っていた。さらに目を凝らして見ると、それはクラスメイトの風紀委員の安子だった。

(えっ、なんで安子がこんな所に?)

 と僕は非常に驚いた。横で湯船につかってる男子達も同様に、「なんで?なんで?」という不思議そうな顔をしていた。

 安子はそんな慌てふためく男子たちに対して、やけに余裕ぶった態度で、

「いい?今日は私が水滴検査するのよ」

 と言い渡した。そして、ウフフと噴き出すような笑みを示した。

 男子達は、僕を含めて、一様に「ええ?」という反応だった。しかし、安子はずかずかと浴室内に踏み込んできた。

「ほら、早く上がりなさい。それで体を拭きなさい。グズグズして時間に遅れた男子は、先生に言いつけるよ」

 しかし、男子たちは浴槽から出るのを逡巡した。それは安子に裸体を晒すことを意味するからだ。

「ほら、早く。一番の遅い男子は、先生に言いつけるよ」

 と安子はもう一度、声を張り上げた。それでも男子たちはまだ踏ん切りがつかなかったので、安子は、

「恥ずかしがらないでよ。男子のくせに」

 と挑発するように言ったので、ようやく、男子達はお互いの表情をうかがって、

(しょうがないか)

 と言うように、オドオドと浴槽から出始めた。そして、安子のジロジロする視線からおちんちんを隠すようにしながら、手ぬぐいで体を拭き始めた。

 風紀委員は校則違反の男子を先生たちに密告するということがよくあった。そのため、風紀委員は男子たちに煙たがられつつも、ある意味でクラスの権力者だったのだ。

「なあ。なぜ安子が男風呂にいるんだよ?先生は?」

 と一人の男子が安子に怖々と訊いた。

「先生に男子の水滴検査をするように頼まれたのよ。先生は、なんか、用事があるって言うから」

 と安子は答えた。女子たちはすでに入浴が済んでいたという。確かに安子の髪の毛はまだ濡れていてペタリとしていて、その普段と違う雰囲気は妙な色気があった。

 安子は浴室内をウロウロと歩き回った。そうしながら、体を拭いている男子たちの裸体を一人ずつ見やって、うれしそうにニヤニヤしていた。

(昨日の女教師もそうだったけど、なんで女って、男のちんこを見て、うれしそうにするんだよ)

 と僕はちょっと不可解だった。また、

(それに、女子なら、男子の裸を見たら、もっと恥じらえよ)

 と変な方向から腹立たしくも感じた。というのも、安子はクラスでも美少女の方で、それなら、もっと内気な素振りの方がお似合いのはずだった。僕はその点が安子に対して、玉にきずだと思った。

 もっとも、普段のやり取りでは、人前で僕は安子に好意を示したことは全くなく、むしろ、嫌っている振りをしていた。事実、風紀委員という立場を笠にきて、何かと口うるさかったので、その点、ウザかったの事実だった。

「体を拭き終わった男子から脱衣所に来なさい。私が水滴検査してあげるから。合格したら、服を着ていいからね」

 と安子は言って、脱衣所で待ち構えた。その態度は、教室での風紀委員としての威張り方と同様だった。


7、調子に乗る安子

 僕は体をタオルでしっかり拭いて、浴室から脱衣所へ入った。そこではすでに安子が男子達を立たせて、水滴検査をしていた。

 安子はいっぱしの教師気取りで、同年輩の男子に、「手を広げなさい」とか「回れ右」とかえらそうに指示を出していた。命令される側の男子も、本心ではそんな扱いをされて苛立っているはずだが、安子には風紀委員の職務という名目があるので、不機嫌そうに頬を膨らませながらも、素直に従っていた。

 同じクラスの女子の前で、相手は体操服姿なのに、男子は全裸で、おちんちんもお尻も全部見られて、言いなりになるというのはかなり異様な状況だった。

(なんでこんなことに……)

 と僕は列に並びながら、情けない気持ちになった。

 一人ずつ順番は進んだ。安子は男子と対面するごとに、まずは股間の一物に視線をやって、「ほうほう、なるほど。君のはこんな感じなのね」という顔をして、時には感心したり、あるいは愉快そうに笑ったりした。それは、あたかも一人で品定めでもしているかのようだった。

 僕は他の男子が一人ずつ安子に水滴検査される様子を注視した。安子は男子の体に平気で触っていた。お尻を撫でたり、おちんちんを摘まんだりするのは全然嫌ではないらしく、平然とした顔でしていた。

(へえ……、安子って意外に男慣れしてるんだな……)

 と僕はなぜか腹立たしく思った。

 それは良いようにとれば、風紀委員としての義務感から行っているのだとも思えたが、それにしては、安子は妙に喜々としていた。

 もし、男子が女子にそんなことをすれば、絶叫されて拒絶されるはずだから、やはり男女は不公平と言わざるを得なかった。

「よし、合格。行っていいよ」

 と僕の一人前の男子が、安子にお尻をピシャリと叩かれた。それは水滴検査は合格であり、体操服を着てもいいという合図だった。昨日の入浴の時に見た光景と同じだった。

 いよいよ僕の番が来た。

「次は宗一君か。こっち来て」

 と安子は僕を促した。

「うん」

 僕は「お願いします」といったような下手の態度で出るべきかと思ったが、それもシャクで、

(まあ、そこまで必要ないだろう)

 と判断して、あえて胸を反らしたような態度で、安子による水滴検査に望んだ。

 安子は視線を下げて、僕の股間のおちんちんを一目見て、「ふっ」と笑った。

(それは、どういう意味の笑いだ?バカにしてるのだろうか?)

 と僕は思った。これも昨日と同じであり、僕は嫌な予感がした。

 同級生の女子の前で、全裸を晒して、検査してもらうというのは変な気分だった。しかし、当の安子本人は僕の裸を見ても、数いる男子の中の一人に過ぎないだろう。僕は、

(なるべく、ササっと終わらせくれ)

 と願った。

 安子はやはり女教師と同じやり方で、まずは僕に背中を向けさせて、両手を開かせた。

「宗一君。背中、まだ濡れてるよ。ちゃんと拭かなきゃ」

「え、そ、そうかな」

「うん、濡れてるよ。私が拭いてあげる」

 と安子は僕の背中を拭き始めた。

(本当に濡れてたかな?ちゃんと拭いたはずだけど)

 と僕が思っている間に、安子の持つタオルの手は徐々に下がってきて、お尻をゴシゴシ擦り始めた。さらに僕のお尻を直に触り始めた。それは明らかに意図的な触り方だった。

(……昨日の先生もそうだったけど、なんで女って男の尻を触りたがるんだよ。逆なら分かるけど)

 安子のこのような機会を最大限利用しようとしているらしかった。僕はことを荒げるのも大人気ないと判断して、お尻を揉まれる不快さを我慢した。

「宗一君のお尻、男のくせに、きれいにね」

「なんでそんなにしつこく触るんだよ」

「いいじゃない。触って減るもんじゃないでしょ。うふふ」

(なんだよ、その理屈は……)

 僕は安子の傲岸さに憤りを覚えるべきだった。そのはずだったのに、僕は腹が立たなかった。むしろ、お尻をモミモミ摘ままれる感触に、いつのまにか心地良さを覚えてしまって、もっとされたいという欲求が芽生えていた。僕は自分でもそんな変な心理にとまどいを感じた。しかし、それが事実だったのでやむを得ない。

「……ふぅ」

 と僕は不覚にも際どい吐息をついてしまった。

「宗一君。どうしたの?」

「どうもしてないよ」

「こんなお尻を揉まれたら、痛い?」

「いや、痛くはないよ」

「そうでしょ。お尻なんて、結構強くつねったりしても、痛くないからね。ほら、これは?」

 と安子は僕の右のお尻の柔らかい所をギュッとひねった。

「んっ」

 と僕は反射的に声を上げた。しかし、実際には大して痛くなくて、僕は大げさに叫んでしまったことを悔いた。安子は相変わらず、僕の背後でウフフと愉快そうに微笑んでいた。


8、反抗する僕

 僕はここまで安子になぶられても、あまり反抗できない理由があった。その理由は、不覚にもおちんちんは勃起してしまったからだった。それは硬くなってピンと上を向いていた。安子が僕のこの反応を一目見れば、「何よ。やっぱり、お尻を揉まれて、感じてるじゃないの」と嘲笑するに決まっていた。そして、その予想がさらに僕の興奮を煽った。

(どうしよう……)

 これは昨日、女教師に水滴検査された時と全く同じ展開だった。そして、一旦勃起したおちんちんがもう自分の意志では元の状態に戻せないのも同じだった。

 その時、安子は無情にも、

「はい、前を向いて」

 と言った。しかし、僕は黙ったまま、そうはしかねた。

「ほら、前を向いてって。早く」

 と安子はまた言って、僕のお尻をピシャリピシャリ叩いた。

(ええい、ままよ)

 僕は思い切って、クルリと振り向いて、安子と面と向かった。僕と安子は向かい合った。

「おっ」

 と安子は露骨に声を上げた。そして、「勃起してるじゃん、どういうつもりよ」と言うように、ニヤニヤした。僕は気まずくなって、

「……」

 と黙った。

「ふふふ。体を拭いてあげるよ」

 と拭き始めた。しかし、濡れてないはずだった。

「別に濡れてないだろ?」

「拭いてあげるから、大人しくしてなさい」

 安子の手は胸からお腹へと移動した。そして、さらに下がって、下腹部に至った。安子は実に愉快そうだった。

「ふふふ、これ、可愛い」

 と言って、僕のおちんちんを握った。もう、水滴検査は関係なくなった。

「んん……」

 と僕は腰を引いた。

「宗一君。両手は横に伸ばして、気を付けしてなさい」

 と安子はえらそうに教師口調で言って、おちんちんの包皮の先を摘まんでグイグイ引っ張った。それは昨日の女教師の触り方とは違って、力加減を知らない、手荒な扱いだった。僕はさすがにムカッとしてきた。

 相手が教師なら、ある程度のことをされるのはやむを得なかった。しかし、安子にされるのは、いくら風紀委員だからといっても、同年齢の女子であり、ここまでされるのは、我慢の限界だった。

「濡れてないから、もういいだろ」

「風紀委員の言葉には従いなさい」

「うるさいな」

「ちゃんと従わないとダメだよ」

「風紀委員だからって、えらそうにするなよ」

「私が男子の水滴検査をするのは先生の指示なんだよ。宗一君がちゃんと水滴検査を受けなかったって、先生に言いつけるよ」

「好きにしろよ」

 と僕はその場の勢いで言い切った。そして、安子に無断でその場を離れて、籠から体操服を取り出して着換えた。すでに体は完全に乾いていた。

「宗一君、ダメだって」

 安子はかなり不機嫌そうな顔をしていた。怒っていたのかもしれなかった。

 僕は安子の声を振り切って、逃げるように風呂場の外へ出た。

 僕のこの行動に対しては、他の男子達からの評判は良かった。僕はちょっと鼻が高かったが、すぐに後悔させられることになった。


9、女子の部屋への呼び出し

 夕食の後は自由時間だった。僕は自分の班に割り当てられた部屋で、他の男子達とトランプをしていた。その時、誰かが扉をノックした。それはクラスの女子で、

「宗一君、いる?」

 と訊いた。

「なに?」

「えーとね、宗一君に、二〇五号室に来てほしいんだけどね……」

「二〇五号室?そこって女子の部屋では?」

「うん、そうだよ。安子ちゃんの部屋だよ」

「安子の……」

 用件は不明だったが、あまり良い予感はしなかった。

「来てよ」

「何の用事なの?」

「行けば分かるよ」

「なんだよ、それ。僕、面倒だから、あまり行きたくないんだけどな」

「でも先生の命令でもあるんだよ」

「先生の?」

「そう」

「うーん、じゃあ、しょうがないか」

 僕は女子と一緒に二〇五号室に向かった。女子は黙っていたが、何となく変な表情をしていたので、僕は(何かあるな)と不安な気持ちで勘ぐったが、これといった答えは思いつかなかった。

 二〇五号室に着いた。女子は扉を開けると、

「連れてきたよ」

 と言って、僕の背中を押すようにして、内部へ導いた。

(女子の部屋に入っていいのかな)

 と思いつつ、僕は部屋の中へ足を踏み入れた。気のせいかも知れなかったが、何となくいい香りがした。

 部屋の中には安子と女教師がいた。気配を感じて後ろを振り向くと、そこには数人の女子がいた。何となく囲まれている感じで、退路を塞いでいる形だった。僕の不安はいや増した。

「なんで呼ばれたか、分かる?」

 と安子はニヤニヤしながら訊いた。

「いや……」

 と僕は答えたが、何となく分かったような気もした。

 安子は女教師と顔を見合わせて、フフッと一笑してから、

「宗一君。さっき、お風呂で、私の水滴検査をちゃんと受けなかったでしょ。そうだよね?」

 と訊いた。訊くというよりも咎めるという口調だった。

「あ、その件?」

「そうだよ。それで、今、ここで何をするか分かる?」

「さあ……」

 僕は下らないお説教でもされるのだろうと思った。そして、しょうがないので、形ばかり反省した振りをすればいいかと思った。

 しかし、安子の口から意外な言葉が出た。

「やり直しをするよ」

 と安子は言ったのだ。

「やり直し?」

「そう。さっき、脱衣所で宗一君にできなかったことを、ここでやり直しをするのよ」

 僕はちょっと信じかねた。冗談かと思って、女教師の方へ、一縷の望みをかけて、助けを求めるような顔を向けた。

 しかし、女教師は無情だった。ちょっと怖い顔をして、

「宗一君。安子ちゃんから報告は聞いたわ。水滴検査の時、反抗的で、安子ちゃん、ずいぶん手を焼いたってね」

「……」

「ちゃんと、水滴検査受けないとダメじゃないの。宗一君、君は私が監視していないと、わがままばかりしちゃうみたいね。じゃあ、今こうやって、監視して、水滴検査をできるようにしてあげるわ」

「えーと、今、水滴検査を?」

「そうよ。明日も風紀委員の安子ちゃんが水滴検査するから、できるようになっておかないとね」

「はぁ……」

 と僕はいまいち話が飲み込めなかった。が、どうやら、今からこの部屋の中で、体操服を脱がされて、水滴検査の真似事をするらしいということは理解した。

「さあ、始めなさい」

 と女教師は安子を促した。

 安子は一歩踏み出した。僕はまだ心の準備はできていなかったが、女教師が監視の目を光らせていたので、蛇ににらまれた蛙の如く、身動きできなかった。

「じゃあ、脱ごうか」

 と安子は言うと、他の女子たちもワラワラと僕の体に取り付いて、体操服を脱がしにかかった。

 まずはジャージの上下が脱がされて、僕はシャツと短パンだけの姿にされた。

「あ、あの……」

 と僕はモゴモゴ言った。しかし、女子たちは斟酌せず、それらも脱がしにかかった。あっという間に、僕はブリーフ一枚にされてしまった。

「ふふふ。ブリーフ一枚になっちゃったね。それはどうする?自分で脱ぐ?それも脱がしてあげようか?」

 と安子は愉快そうに訊いた。

「……ん」

「脱がしてあげなさい」

 と女教師が口を出した。

「はい」

 と安子は腕を伸ばして、僕のブリーフを一気に下ろした。僕は靴下以外、全裸にされた。

「じゃあ、水滴検査のやり直しをしましょうか」


10、やり直しの水滴検査

 僕は安子と向かい合った。その周りをグルリと他の女子達と女教師が取巻いて、見物する側に回った。彼女達への見栄もあって、安子は張り切っているようだった。女教師も、

「風紀委員の命令にはちゃんと従いなさい」

 と直々に言って、後押しをした。僕は、

「はい」

 と言って従うしかなかった。安子の第一声は、

「じゃあ、両手を広げて。足も開きなさい」

 という命令だった。

 全裸でおちんちんを丸出しにして、女教師と女子達に囲まれている状況では、僕は反抗する元気はなかった。オズオズと言われるがままの姿勢になった。

 安子は満足そうに笑った。そして、「気を付け」、「休め」、「回れ右」と矢継ぎ早に指示を出した。僕はそれに従った。女子にあごで使われてくやしかった。しかし、反抗できなかった。なぜなら、僕の気持ちとは裏腹に、おちんちんが勃起し始めたからだ。

(うっ。なぜ大きくなるんだ……)

 と僕は我ながら、持て余した。全裸なので、それは当然、安子たちの目に触れた。安子も他の女子たちもすぐに気付いて、

「あら?」

 と不審な声を上げて、「どうしたのよ、これは?」とうれしがっているような、嘲っているような声を上げた。

「どうしたと言われても……」

「宗一君。さっき、お風呂場でも、おちんちん大きくしてたよね?」

「……」

「どれどれ」

 と安子は気安くその先端の包皮を摘まんで、引っ張った。他の女子たちも物珍しい様子で顔を近付けた。

「へえ、これが宗一君のおちんちんね」

「意外にちっさいのね」

「これって、包茎っていうんだよね」

 女子たちは好奇心丸出しで、争うように手を伸ばして、おちんちんを弄り始めた。

「うぐぐ……」

 僕は勃起おちんちんを揉まれたり、引っ張られたりして、もちろん、いやはいやだったが、相手は悪ふざけでやっていることなので、我慢した。しかし、女子たちは僕が無抵抗なのをいいことに、その手付きを強めてきた。

「これって、皮は剥けるのかな」

「さあ、どうかな?」

「下に引っ張ってみようか」

 女子たちは三人がかりで僕の意向などは全く無視して、おちんちんを固定して、その先端をつまんで、包皮を剥こうとした。

「あぐぐ」

 と僕はさすがに抵抗する素振りを見せた。しかし、女子たちは、

「暴れちゃダメだよ。じっとしてて」

 と僕の手を抑えた。周囲を女子たちに取り囲まれて、両手も抑えられて、僕は絶体絶命のようだった。このままでは、僕の包茎おちんちんは無理矢理剥かれてしまうのは避けられないようだった。僕もそれを覚悟した。

 しかし、その時、女子の後ろで見守っていた女教師が、

「ちょっとあなたたち、もう、それぐらいにしておきなさい」

 と介入した。女子たちはちょっと残念そうだったが、教師の言葉なので、手を引いた。僕としては、助かったという思いと、邪魔をするなよという思いが錯綜した。

 その後、僕は、安子と女子たちから、再び「気を付け」、「休め」、「回れ右」の号令を、無意味に十回も二十回もかけられた。彼女たちは欲求不満らしく、やけに当たりが強かった。僕は全裸のまま手足を動かして、ヘトヘトになった。

「お風呂場で水滴検査を真面目に受けなかった宗一君が悪いのよ」

 と女教師は言って、女子たちの味方だった。

「……はい」

「これぐらい練習しておけば、十分かしらね。宗一君も反省したみたいだし」

(ようやくか)

 と僕はホッとした。最悪の可能性としては、修学旅行の間中、外出禁止で部屋で謹慎という処分を食らうかもしれなかったので、助かったという思いだった。


11、最後の締めはお尻叩き

 しかし、僕の見立ては甘かった。女教師は安子に、

「じゃあ、最後に、お尻を叩いてあげなさい」

 と言ったのだ。

(お、お尻を叩く!?)

 と僕は叫びそうになった。しかし、安子は、

「はい、分かりました」

 と平然としていた。今までに風紀委員の職務として、そういったことを他の男子たちにしたことがあるようだった。

(マジかよ……)

「じゃあ、宗一君。畳の上に手と膝をつきなさい」

「えっと」

「早く」

「は、はい」

 と僕はやむなくその場で四つん這いになった。すぐそばに安子も片膝をついて、僕の背中に片手を置いた。

「もっと、お尻を高くして」

「こ、こう?」

「よし、いいわよ」

(くる……)

 僕は警戒した。数秒後、間が空いた。次の瞬間、右のお尻にビシッと衝撃が来た。

「うっ」

「ふふふ」

 安子は叩くのが愉快らしく、邪悪な笑い声を立てながら、僕のお尻に平手をビシビシ叩きこんでいった。僕は声を立てまいとしたが、どうしても、「おっ、うっ」とうめき声がのどから漏れた。

 安子の叩く力は意外にも強かった。あんな細い手で、よくもこんなに強く叩けるものだと思った。僕のお尻の痛さは、いつの間にか痛いのを通り越し、麻痺し始めた。僕は不覚にも、目に涙を浮かべた。

 ニ十発程も叩かれただろうか、僕は意識を失いそうになって辛うじて四つん這いの姿勢を維持していたが、頭上から、

「そんなもんでいいでしょ」

 という女教師の声が降ってきた。お尻を叩く安子の手も止まった。

「立っていいよ」

 と安子は言った。安子もさすがに息が切れていた。僕はヨロヨロと立ち上がった。お尻はジンジンと疼いて、熱く火照った。

 ふと自分の裸体を見下ろすと、おちんちんは猛烈に勃起していて、包皮が突っ張って痛い程だった。

(うっ、なんで……)

 と僕は我ながら困惑した。安子はそれを見て、

「ふっ」

 と笑って、人差し指でピンと弾いた。それは僕のおちんちんにジーンと快く響いた。

「明日からは、きちんと水滴検査を受けなさいよ」

 と女教師は言った。

「……はい」

「もし、またわがまま言ったら、今度は外出禁止だからね」

「わかってます」

「よし、じゃあ、お仕置はおしまいとしましょう」

「宗一君、先生にお礼を言いなさい」

 と安子は僕に指示した。

「あ、ありがとうございました」

 と僕は全裸にされ、お尻まで叩かれて、お礼を言わされた。ともかく、お仕置は終わって、ようやく解放されるようだった。僕は服を着る許可が出るのを待った。しかし、その願いはまた裏切られた。

「安子ちゃん。宗一君を部屋まで送ってあげて」

 と女教師は言った。

「はい」

「そのままでね」

「はい」

 と安子は言って、女教師に訳知り顔を向けた。

(まだ何かあるの?)

 と僕は不安だった。そんな僕を、安子ちゃんは脇目で見ながら、畳の上に脱ぎ捨てられたブリーフと体操服を拾い上げた。

「はい、これ。自分の体操服は自分で持ちなさい」

「うん」

 と僕はそれを受け取って、着ようとした。が、安子は、

「行くよ」

 と僕の腕を引っ張った。

「え、待ってよ」

「待たないよ」

「えっ、どういうこと?」

「このまま宗一君の部屋まで戻るのよ」

「裸のままで!?」

「そうよ」

「そ、そんなぁ……」

 と僕はつい嫌がったら、すかさず安子の手が僕のお尻へピシッと飛んできた。

「わがまままはダメだって言ったでしょ」

「……うう」

 と僕は諦めた。しかし、結局は、女教師のお情けでブリーフだけは穿くことが許された。それでも恥ずかしかったが、全裸よりははるかにましだった。

 僕は安子に引きずられるように部屋の外へ連れ出された。

(おお、これは……)

 脱衣所や部屋の中で全裸になるのももちろん恥ずかしいが、宿の廊下をブリーフ一枚で歩かされるのは、また別の趣向の惨めさがあった。

 今は自由時間中なので、多数の男女の生徒がその辺をウロウロしていた。彼らはブリーフ姿の僕を見ると、まずはギョッとして、そして、「ああ、なにかをやらかして罰を受けているんだな」と憐れむような顔をした。

 事実、ブリーフ一丁の姿で、自分の体操服を胸に抱えて、クラスメイトの女子に罪人のように連行される僕の姿は、憐れみを受けるに値した。

「どう、宗一君、恥ずかしい?」

「恥ずかしいにきまってるだろ」

「本当に?」

「え……」

「なんか、喜んでいるように見えるよ」

「な、なに言ってるんだよ。そんなはずないだろ」

「うふふ。本当はそのブリーフも脱いで、全裸で歩きたいんじゃないの?」

「……」

 僕はそう言われて、全裸で廊下を歩かされている光景を想像した。すると、ブリーフの下でおちんちんがギュンギュンと疼いた。安子はそんな僕の心情を見透かすような目で眺めた。


12、夢の中での公開オナニー

 その二時間後の午後十一時頃、僕は部屋の中に敷いた布団に体を横たえていた。周囲の男子はすでに寝息を立てていた。

 僕は一人、仰向けで、暗い部屋の天井を見詰めていた。さっき安子の部屋の中でされたことを思い出すと、体がカッカと興奮した。おちんちんは勃起して、ブリーフの中で疼いた。普段は毎日していたオナニーが二日間できていなかったので、やけにムラムラして、

(こっそり布団の中でオナニーしようかな)

 と思った程だった。しかし、日中の疲れもあって、いつの間にか僕は寝入った。

 僕は夢を見た。

 その夢の情景は、やはり、さっきの女子の部屋での体験が鮮烈だったようで、僕が安子に連行されて廊下を歩いている場面だった。

 ただ、僕は全裸であり、その点は現実の出来事とは違っていた。願望が夢に現れたのかも知れなかった。なお、おちんちんが勃起していたのは実際と同じだった。そして、僕を引きつれている安子がニヤニヤ笑みを浮かべているのも同じだった。

「宗一君、もっと胸を張って歩きなよ」

「だ、だって……」

 廊下なので、当然、男女の生徒が通りかかる。向こうから来た二人連れのクラスの女子と行違う時、露骨に僕の股間に視線を向けられて、僕はつい腰がひけてしまった。すかさず、僕のお尻に安子の平手がビシッと飛んできた。

「あうっ」

 と僕は情けない叫び声を上げた。

 通りがかりの女子たちは、僕の行く手を遮るように足を止めて、

「宗一君、どうしたのよ、真っ裸で廊下を歩いて」

「また、何か、悪さをやらかしたのね」

 と話し掛けてきた。僕としては、「うるさい。あっち行け」とでも言いたかったが、横で安子がお目付け役のように目を光らせていたので、そうもいかなかった。

 女子はいきなり腕を伸ばして、僕のおちんちんをつまんだ。

「ふふふ。これが宗一君のおちんちんか」

「ん……」

「なに、立たせてるのよ」

 女子は僕のおちんちんをギュッと握って、さらに上下に扱いた。そこには、単に弄るというよりも、快感を与えようとする意図があった。女子は可愛い顔をしているくせに、そっち方面の知識を持っているらしかった。

「おおぅ」

「ギンギンに立ってる割には、皮被りのままなのね。これ、剥けないの?」

 と女子は包皮を下に引っ張った。しかし、その手付きは少し強すぎた。包皮を剥いて、亀頭を露出させようとしているらしかったが、僕のおちんちんはまだそれは不可能だった。かなり力を込めても、ピンクの亀頭の先端がわずかに露出しただけだった。

「そ、そんなに強く引っ張らないで……」

 と僕は腰を引くと、再度、安子が無言で僕のお尻を叩いた。

「逃げちゃダメよ」

「うう」

「これだけしか剥けないの?情けないおちんちんね」

「だって……」

「自分でできるだけしてみなさいよ」

「自分で?」

「そう」

「ええ……、でも……」

「グチグチ言わないの。ほら」

 と安子は言って、僕のお尻を叩いた。僕はやむを得ず、自分でおちんちんを摘まんで、包皮を引っ張った。頑張れば、なんとか、亀頭の三分の一ぐらいを露出させることができた。しかし、それが限界だった。

「もう、無理だよ」

 と僕はまた包皮を被せた。それは先端でクシャクシャと縮まった。

「まったく、しょうがないねぇ。じゃあ、包皮越しに扱いてあげるよ」

 と女子は僕のおちんちんを手の平の中でギュッと締め付けた。そして、すごい速さでそれを上下に動かした。

「ダ、ダメ……」

「なにがダメよ。感じているくせに。なんかお汁が出てきて、クチャクチャに濡れてるよ」

「ふぅ」

「じゃあ、後は自分でやって。私も手が疲れたよ」

「自分で?」

「そうよ」

 僕は命令されるがままに、自分で自分のおちんちんをしごき始めた。やはり、他人にされるよりも、勝手知ったる自分の手でする方が格段に気持ち良かった。

 僕は女子達に見られているのにもかかわらず、盛んに勃起おちんちんを擦った。むしろ、蔑まれたような表情を向けられているのが、僕の興奮を駆り立てた。女子達は黙って僕のそれを観察していたので、クチャクチャ鳴る音だけが聞こえた。

(あ……、もう、いきそう)

 このまま擦り続ければ、この廊下の真ん中で女子達に見られながら、射精してしまいそうだった。どうしようか、と思っているうちに、その衝動が込み上げてきた。

「あっ、ああん……」

 僕の少し剥けた亀頭の先からは、精液がピュッピュッと飛び出て、廊下の床に散乱した。

 次の瞬間、僕は目を覚ました。まだ、深夜のようで、暗い部屋の中はシーンと静まっていた。

(夢だったか)

 ジャージのズボンの下のブリーフを探ると、やはり夢精していた。ブリーフの内側はたっぷりのドロドロで濡れていた。

(……)

 僕は夢の中とはいえ、自らおちんちんを扱いて、アンアンよがってしまったことを一人赤面した。そして、三日目以降の水滴検査で、どのような扱いを受けるだろうかと思うと、射精したばかりのベトベトのおちんちんはまたムクムクと勃起した。<完>



Comments

CFNMとお尻ぺんぺんが性癖なのでいつも楽しく物語を読ませて頂いています。 素晴らしい作品を世に送り出して頂き本当にありがとうございます。

spankid


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