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週末の仔猫『初デート』(オムツ×失禁×赤ちゃんプレイ?4月期納品分)

既に、上司と部下との一線は越えてたんだと思う。 性的な目というより、甘やかすコトが好きなゴロウに甘える週末を一緒に過ごす。 それだけで、今までピリピリと他人に対して、ついキツイ言葉を発してしまう。 完璧を求めて泣かせたり、敵対してしまう。 そんな状況も随分減ったと思う。 けれど、六には、改善した社内生活とは別に一つの迷いが生じ始める。 自身は特に、女性に惹かれるわけでも男性に惹かれるわけでも。 恋愛という物自体には疎いが、少し年を食ったとはいえ、男は生涯現役なんて言葉も使われるくらいに。 恋愛に旺盛な人が多い。それならゴロウの私生活で甘えてしまってる分。 彼のきっかけをつぶしてるのではないかと。 ため息が増えていた。 「むっちゃん、どうした?元気ないな。」 休憩室で。弁当を食べながらため息を付いていた六の後ろにゴロウが立っており。 熱を測るように手を当てられる。 「ちがっ、だいじょうぶですから!」 キョロキョロと周囲を見るが、他の社員たちは外食で出払っているらしく。 自分と二人きりだという事に安心する。 「で、今日は何悩んでたの?」 なんでもないといっても引き下がる気のない彼に、白状するように。 彼の恋路を邪魔しているのではないかと言った自分を本当に呪うことになる。 終業時刻。 他の社員が帰って、 待ち合わせの場所で。 バクバクと口から飛び出そうな心臓を、どうにか胸に収め。息を潜める。 コンコン ココン 「……ゴロゥさん?」 へんな口調になったが小さな声で尋ねると。 「正解。開けてくれる?」 言われるまま、トイレの個室の鍵を開く。 会議室なんかでの密会は何度かした事があるが、トイレという、なんとなく、学生時代の不良や、いかがわしいたまり場を連想する。 ソコは人と会うには居心地が悪い。 「はい、下脱いで。」 「本気なんですか?」 ヒソヒソとした声で反論するが。 「だって、むっちゃんが、俺の恋愛欲求とかそういうの心配してデートしたいっていったんでしょ?」 そんな風にはいってない。そう反論したい反面。 誰かしらない女の人や男の人に取られるより。 週末のパパとの時間ほしさに。 言いなりになる自分を情けなく重いながらそっとスーツのズボンと、相変わらずの白ブリーフを脱ぐ。 視線が。剥けていない自分のソレに注がれている事も判る分。 「見ないでください。」 と言いながら、もじもじと股間を隠すように内股になるが。 「だめだよ、コレからが本番じゃない。」 ニヤリと笑ったゴロウの懐から出てきたのは、テープ式の紙おむつ。 ビッ 乱暴にはがしたテープの音が響き、鼓動が跳ね上がる。 会社で、もしかしたら誰か戻ってくるかもしれないところで。 週末、粗相をした時用のソレを今つけるというのだ。 「や、やっぱり。」 やめましょう。 そういう前に。 「イイコだから、足ひらきなさい。」 優しい声に、暗示にかけられた催眠人形のように。足を開いてしまう。ガニ股状態の股の下に吸水部分をくぐられ。器用に恥ずかしくも、少し固くなり頭を上げた部分も。 すっぽりと包み込む。 「出来たよ。むっちゃん。お終い。」 確認のために後ろを向かせた自分のオムツ越しのポンポンとからかうように叩き。 スーツを戻す。 「その、このまま、出かけるんですか?」 「そうだよ、俺が楽しいデートしてくれるんでしょ?」 楽しいの意味がわからない。 そういう反論は意味がないと観念しながらも、差し出された手は握らず。 きゅっと袖を握る。 手なんて握ったら、今すでにドキドキと胸が高鳴り、手汗で火照る手を悟られる。 何より誰かに見られた時に気のせいと言い張れない。 最初のうちは散歩ということで。カップルたちの多いデートスポットをコーヒー片手に歩いているだけだった。 何が楽しいのだろう? からかわれてるのか? そんなことを反芻しながらも。時折よれる、オムツの不快感に歩く速度が遅くなる。 「ゴロウさん……あの」 最初はこすれる程度、不快なだけでなんともおもわなかったのだが。 歩いてこすれるたびに段々と尿意を刺激され。 週末のオネショや、おもらしクセを体が思い出したのだろう。 普段なら、こんな限界まで気づかないなんてありえない。それくらい切迫感のある尿意がこみ上げる。 「なに、むっちゃん。」 ニヤニヤと笑う彼はすべてお見通しらしく。 「っ」 言葉に詰まる。 デートスポット男二人が立ち止まっててもきっと変に思われる。視線を集めてしまうかもしれない。 ぐるぐると泣き出しそうな顔になりながら、どうすべきか迷う六へ、ゴロウは頭をなで手を引くと。 人気の無い路地裏へと連れ込む。 「え、あ、なっ」 間抜けな反応をする六を後ろから抱きしめ優しく股間をトントンとたたきながら耳元で。 「オシッコしたいんでしょ?おもらしした時の顔になってるよ?」 囁かれた単語にますます限界がこみ上げる。 「あ、あ……」 「いいよ。大丈夫、誰も見てないから。出してごらん?ほら、しぃーって」 「や、やだ、やめて」 オシッコの流れる擬音を言われたところで限界だった。 紙越しでもわかる、なんともいえない、排尿音と、生温かい安心感と不快感が股間に広がる。 「はは、いっぱいでたな、上からでもパンパンって判るよ。」 優しくなでる指に反応して、最後の最後まで出し切ってしまう。 人が来るかもしれない場所で、オムツを履いたままスーツ姿とはいえ、抱きとめられて。 おしっこをおもらしした。 その事実に泣きそうになりながら、脱力していると。 うしろからぎゅっと強く抱き締まられる。 「え?あの……」 「むっちゃんはさ、俺のこと気にしてくれたみたいだけど。俺はむっちゃんと、パパとしての時間をそれなりに気に入ってんの。イジワルもするし、おしりぺんぺんしたり気持ちいいことだけじゃないだろうけど。むっちゃんがそうやって、パパと一緒にいたいなって思ってくれるのが、恋愛だとかなんだとかよりずっと嬉しいよ。」 その言葉にチクリとした感覚が走ったような気がしたが。 それ以上に安堵で体の力が抜ける。 「でも、こんなのはイヤです。」 ジトリと恨めしげに睨むと。 「オムツはいてるのがバレちゃったらどうしようって顔や、泣いちゃう顔はかわいかったのになぁ。」 と残念そうにゴロウは笑った。 少しばかりおせっかいでヘンタイで、憎たらしさのある上司だが。 その笑顔に、完璧主義のお堅い新人君はささやかな恋心と、絶対的な安心感を抱かずにはいられない。


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