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IchikoAoba
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Vigoから

日暮は22時のスペイン、Vigoから書いています。

海辺の街。

1週間前、日本から27時間かけてCartagenaに入り、La Mar de Musicasというフェスティバルで演奏して、Madridへ移動。2公演終え、更に6時間の車移動でVigoに到着しました。

CartagenaとVigoは間反対の海辺の街。

スペインをあっちからこっちへ横断したのですね。

Madridは信じられないほど暑かったです。風、というよりは熱波、呼吸をすればするほど苦しくて、日中は外に出られませんでした。

ショーが始まるのは22:30。

ようやく陽が落ちて、夜のムード。Madridの会場は140年の歴史のある古い劇場。会場入りするや否や、「ここにはお化けが住んでいるんだ」と会場のスタッフさん。

ショーの最中、こちらあみ子の主題歌「もしもし」を演奏している時、確かにステージの袖に居るはずのないヒトカゲが居たような。あみ子ちゃんだったら友だちになるよね、と思って。音楽に招いてみました。

そんなこと言ったら、音楽の方がよっぽどお化けじゃない?


潮風の吹くVigo、窓辺からカモメの歌声が聴こえる。

空気はかわいていて、ギターも軽やかな響き。

こんなに暑いのに汗をあまりかかないのは不思議。


ちょっとした街の端の喫茶店のコーヒーが飛び上がるほどおいしくて、水筒にダブルエスプレッソをいれてもらう。氷ももらって、アイスコーヒーに。

こちらの方々はアイスコーヒーを滅多に飲まないのだって。メニューにないので、ダブルエスプレッソと氷をいただくのです。


拙いスペイン語で話す。

むーちょすぐらてぃあす。おらー。

ぶえなすのーちぇすあとどす。アディオース。


くすっと笑いながらも、拍手を下さるお客さま。

音楽のふもとには優しい町がある。


市場のペルー料理屋さんで英語を話したら、発音が伝わらなかったようでその場で正される。

散歩していたら、ニーハオ!とわりと大きな声で呼びかけられる。

じーっとみつめる子どものまなこ。

去年も通ったコーヒー屋さんでは、アイコンタクトでほとんど伝わってしまう。様々な国籍の人が働く、静かなカフェ。


人間はふしぎ。

これだけ海外ツアーをしているのに、わたしは英語がなかなか上達しないけれど、(ようやく聴き取りと簡単なやり取りだけできるようになってきた)案外、このくらいが好きだったりする。

難しい手続き(VISAとか)には困っちゃうけど。

言葉以外のたゆたうものの気配を感じられるのは特別な気持ち。

各土地の人々が、母国語を大切にしている様子を知るのも心が温かくなる。

子どものころ、誰から覚えてきた言葉なのだろう。


うたう、うみのように。

つながっている。いかなるときも。

Comments

お化けさんも、きっと青葉さんのうたごえが気になったのでしょうね。 こっそりしていてかわいい。 ほんとう、歌も、言葉も、ふわふわ漂って、時間や空間、人々のバックグラウンドを飛び越えて通じたり、不思議なちからを持っていますね。 たゆたって、つながって。 わたしも、青葉さんのうたとことばで、今、胸があたたかくなりました。

むじゅん(mujun)

地中海の街から大西洋の街へ。 いいな 音楽の方がよっぽどお化けって フフフ。たゆたうものの気配って 心が触れる瞬間かしら。ステキです

akl nmt

love♡

くろいろねこ

海と夕陽がほんとうに綺麗です! おひさまの周りを飛びまわっている光る生き物がなんだか好きです🌞素敵な旅路を-\(^o^)/

Y K


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