シンガポールから帰国しました。
煌びやかな街の中心地、テイラースウィフトさんとK-POPの方々が同時にコンサートをしているということもあって、街はざわざわと大賑わい。
私はドリアンのような見た目のコンサートホール、Esplanadeへお邪魔しました。
昨年のこの時期にもシンガポールへ訪れており、その時にEsplanadeの担当の方とお話しして、公演が実現したのでした。
フィルムカメラを現像したらまた載せますが、1600席のホールはとても美しく、内装はまるで船の中のよう。
古い船のハンドルを思わせる深い色の木材と、ターコイズ色の壁紙、ステージ上の照明吊りと反響板は渦巻貝のように輪を描いて、マーメイドな世界。
お客さまが着席してくださってこそのホールなのですが、醍醐味はサウンドチェック中の音色。
空っぽのホールに響き渡るreverbがほんとうに美しく、モニターが必要ないほど。
まわりこみ、と言って、客席スピーカーから出る音とホールの反響のみで、ステージ上でも充分音(の芯)が聴き取れるのです。
あんなに響いていた音色も、お客さまが入られると不思議、全く違う音色になるのですね。
ライブハウスのような、すこしシャキッとした、スピーカーの音色がダイレクトに鳴るような音色に変わります。
PAさんは、元々のホールの響きとサウンドチェックの時の感触を思い出しながら、今日のお客さまの音の吸い具合を瞬時に把握してオペレートしてくださいます。
私も1曲目はいつもとても緊張するの。
自分がステージに出ていく、という緊張より、どれほど音が変わっているか、耳をいち早く環境に慣らし、演奏に集中できるかの緊張があります。
今回は海外ツアーでは初めて、PAとして葛西敏彦さんに同行していただきました。
なんて安心感なのでしょう。
これまで一期一会のPAさんたちと、各地で百戦錬磨してきましたが、やっぱり音は信頼できる人がいい。
弾き語りはひとりぼっちのように思えますが、コンサートにおいてはPAさんと一緒に、しっかりとしたバンドを組んでいます。
葛西さんはもうご一緒して長いですが、毎回本番前は精神統一の時間があって、楽屋に来てくださいます。
「今日もよろしくね」
「よし、行こっか」
そんな短い言葉をぽつぽつと交わして、
私はステージへ、葛西さんは客席後方のPAブースへと出ていくのです。
改めて、こうして、
周りの皆さんにとびきり支えていただきながら、
私は歌えているのだと実感したシンガポール公演でした。
まだまだ書き残したいことがたくさんありますが、
ひとまずは、
帰ってコテンと眠り、むくりと起きて書けるところまで。
再び眠ります。
4:56 AM
Ed
2024-03-04 12:59:51 +0000 UTCむじゅん(mujun)
2024-03-04 11:30:01 +0000 UTCIchiko Aoba
2024-03-04 09:45:35 +0000 UTCmami
2024-03-04 09:23:27 +0000 UTClasso
2024-03-04 00:03:12 +0000 UTCY K
2024-03-03 22:29:50 +0000 UTC