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ミケ空
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【キャラクターシート】水瀬慧(姫勇者の姿)

「…はーい…

「なーんですかー!せっかくテオさんへのリベンジも終えてぱぅわー!あーっっっっぷ!したというのにそのテンションは!?

「い、いや…お姉さんちょっと苦手っていうか…

「ん---まっ!あーた本人目の前にして言うとか良い度胸してますね!?ですが構いませんよ私とてプロ!プロインタビュアー!こういう相手からも情報を引き出してこそナンボですからうふふふふふふあ慧さん快さん救出した暁にはぜひ私との交際を認めてくださいね!?

「…この人、どさくさに紛れてこーゆーこと言うから嫌なんだよなあ…




「で、慧さん!この前のテオさんの試合!そしてラルフさんとの試合!見ましたよー!

「あ…あー…なんか、恥ずかしいな…

「何を照れることがあるのです!ここはFNですよ!?もちろんっ!この私も慧×テオと慧×ラルのシーンをばっちりと…!

「わ、わー!?大きな声出さないで―!恥ずかしいから―!

「むう、この手の話を恥ずかしがる辺りはやはり慧さん、と言ったところですか…!個人的にはテオ慧もいいなーとか思ってたんですけ…

「だから言うなーっつーのー!もー!

「あらあら、反逆者のやり過ぎですねえ。免疫が足りないッ!

「目の前で自身のカップリングの話されたらこれが普通だっつーの!…え?普通だよね!?

「で!話を元に戻したいんですけど!

「戻さないで!?

「…どうしてまた、反逆者をやめたんですか?慧さんと言えば、初戦の信二さんとの試合でこんなのボクシングじゃない!って押し倒すのをやめた…あれから始まった反逆者伝説だと思っていたんですが。

「反逆者伝説だなんて大げさ…あー…うーん、でもまあ、今思えばすごく騒がせたよね…

「っと?その反応ということは…それなりに、自分が見えていなかった感じですか?

「…まあね。正直さ、快がFNに行っちゃって、捕らえられている…って知った時。俺、見栄張ったんだ。

「見栄…ですか?

「うん。…本当だったらさ、快を助けるために一番有効な手段は何なのか?って考えたら…FN上層部の言うことに従うことが正解だったと思うんだ。俺達はただの一般人な訳で、そんな人間がFNなんて地下組織の上層部にどうやって対抗できるのか…

「まあ、普通に考えたら無理ですよね。下手なことしたら慧さん自身が潰されるか、快さんが潰されるかです。

「そう。にも拘らず、俺は「こんなのはボクシングじゃない、リングの上で押し倒すだなんてありえない!」って、信念っていう名前の見栄を張ったんだ。FNの試合はボクシングに似たなにかであり、ボクシングでないにもかかわらず———俺は上層部に「反逆」をしたんだ。あの犯さない発言をした瞬間、俺は潰されて快も潰されてもおかしくなかった…。結果的に、俺は「反逆者」という二つ名をつけられて。快は薬に溺れて…

「………

「Curse Breaker!で快がああなって、俺に襲い掛かってきたのは…俺の責任。俺が反逆者、という道を選んだからこその結果。竜、チャンプ、快、そして、信二に負けて…俺はついに、自分の信念が折れた。信二に負けた俺は、全てを失ったと思い込んで…信二の与えてくれる快楽に身を委ねて自ら腰を振ってしまった…。

「…そして、信二さんの手でJAILに送られた…ってところでしたね。

「そう。…その後、翔達に助けて脱出はできたけど…その後も色々あってね。なんとか、復帰はしたけれどその矢先、テオとの試合があって…

「なるほど、そんな感じだったんですねえ。慧さんがJAILから脱出した!という話は飛び交ってましたがなかなかリングに来られなかったので、色々と苦労されたんですね。その辺りは…

「…また今度でもいいかな?

「もちろんです、プロですから。では今日は、反逆者をやめた当たりの話をぜひ。

「…うん。きっかけは…テオとの試合だった。まあ、それ以前から…特に、竜との試合から感じていたんだけどさ。俺も中級ランカー上位まで来て…自分のボクシングが通用しなくなった、ってのがきっかけ。

「慧さんと言えば真っ向勝負の突撃からの必殺の一撃!なボクシングでしたね。

「そう。でも、ここまで上がってくると俺よりもパワーのある選手なんかごろごろいて…竜もそうだし、今回のテオもそう。上に行けば日高大地さんとか、寺田智とか…きっと、レフェリーの広瀬さんとかも俺よりもパワーパンチャーなのかな…って気がする。パワーを売りにしていたのに、いつの間にか井の中の蛙大海を知らず、というか…

「当然、そこまでくれば慧さんのパンチが通用しなくなる相手も増えてきますね。

「そう。だから、Jail Breaker!以来ずっと感じていたんだ。…俺のボクシングの限界。それで、Jailに放り込まれて、信二にこれでもかってされて、助けてもらった時。…思ったんだ。ボクシングも生き方も、新しい道をって。…今までの自分はどうだったのか。これから、どうするべきなのかって。

「なるほど、自分のボクシングが通じなくなって、振り返る時に一緒に今までの足取りも振り返った感じだったんですねえ。

「テオに言われてショックだったんだ。『パワーでの真っ向勝負なら絶対に負けねえ!お前は…俺には…勝てねえんだよ!』…って。…びっくりするくらい、心に来たんだ。でも、それがあって俺は…振り返れた。

「ライバルでありながらも、テオさんのおかげなんですねえ。新しい慧さんのボクシングはどんな感じなんですか?

「そうだなあ…ここを使う感じ…かな?

「バッティングですか?

「頭使うの!頭脳労働!…ったく。ちょっと真面目モードかと思ったらすぐ…

「てへぺろ☆

「引っ叩いてやりましょうか!?…じゃなくて。浜辺で特訓してきて、色々な戦い方を身に着けてきたんだ。幸い、俺は反逆者って二つ名で多くの選手に狙われて、戦ってきたからさ…色んな戦い方を体が覚えていてくれたんだ。

「ほむほむ。…この辺、翼さんのラーニングに近いですねえ。

「翼程天才じゃないよ。即時に出せるほど器用でもないし。

「確かに。あれはスペシャルみたいな感じですからねえ。で、慧さんはそれを駆使して戦うように、と。

「うん。もう突撃一本槍では勝てないからね。でも、その突撃も捨てるんじゃなくて、なんていうのかな。そんな戦い方をしていた自分も飲み込んで、乗り越えて。そこに今までの戦い方を必死で思い出して、プラスして…そんな感じで新しくやっていこうかなって。

「…いいんじゃないですか?過去を捨てる!じゃなくて乗り越える。今までの過去の自分を見つめるってのはなかなかにかっこいいもんですよ。

「そうかな?…ありがとう。

「で!気になったのがフィニッシュブローですよ!今までのダブルボディーから変えましたよね!

「あー。ボディーアッパーからのフックね。…十字を切る、見たいでカッコいいでしょ?実際、ボディーで怯ませられたところに顎狙いのフックのが効果的かなって編み出してさ。…『ブラッディクロス』って名前にしたんだ。

「おー、血まみれの十字架ですか!いいじゃないですかあ♪…で、シャドウエッジは?

「え?

「なんでもありません。じゃあ、このあたりまとめて記事にしておきますね!ブラッディクロス…そして、新たな二つ名「姫勇者!」

「…まあ、でも…姫、でしょ?普通の勇者ならまだ…あー、でもそれも恥ずかしいな…

「慧さんらしくていい二つ名だと思いますよ?

「…そう?

「ですです!慧さんは自覚無いかもですが、色んな人を引き付ける魅力があります。そして、その人たちに好意を寄せられている…

「………

「そして!それでも戦う勇者!まさに姫勇者ですよ!

「…そっかあ、そう言われると…ちょっといいかも。

「はい!ぜひ頑張ってください!姫勇者がオークみたいな格下にヤられるシーンも大好きなんで!

「…え?

「で、最後の質問なんですけど。

「あ、え?

「テオさんに突っ込んだ時!どーでした?!きもちよかったですか!?おねーさん気になるぅ!

「言えるわけないっつーのー!





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