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ミケ空
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【竜×慧】とっておきのスパイス

 負けたら犯される地下格闘技場、ファイティングナイト。通称FN…その世界で、「敗者に手を下したくない」「こんなのボクシングじゃない!」そう言い切り、『反逆者』の二つ名を被せられた男、水瀬慧———




 そして、そんな生真面目な慧とのボクシングに燃え上がり、彼をライバル認定した男、あまりにも高い闘争心から「バトルジャンキー」の二つ名を得た男、火宮竜———



 これは、そんな二人に起きた、ある日の出来事。




 バスゥゥッ!バキィィィッ!

「ぐっ!」

「オラオラ、どうした、慧ッ!」

 FN、トレーニングルーム。…多くの選手たちが見守る中での二人のスパーリングは竜の優勢。パワーあふれるパンチを慧に繰り出し、押していき———そして!

「もらったぁっ!」

 ドッスウゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!

「うあっ…!?」

 竜のレバーブロー!踏み込んだ一撃が慧の脇腹に深くめり込み、慧が思わず顔をしかめた———瞬間!

「っしゃああっ!」

 バッキィィィィィィィィィィィィィッ!

 竜の必殺のスマッシュが慧の顔面を捉えた!

「———く…あ…ッ!?」

 慧はマウスピースを吐き出し、そのままぐらり、と体を揺らすと———!

 ドタァァァァァンッ!



「うあ…っ!」

 ダウン!トレーニングルームはそのまま大歓声に包まれる!そして!

「っしゃああっ!オレの勝ちッ!…へへ、慧、いい試合だったぜ?」

 竜はガッツポーズを取りながら、倒れた慧へと手を差し伸べようとした———その時だった。

 ドクン。

「お…?」

 竜の心臓が、不思議な鼓動を奏でる。———いつもなら、このまま慧を抱き起こしてスパーリングの反省会、となるのだが…

 ドクン、ドクン、ドクン。

 ———胸が高まる。同時に、倒れた慧のうるんだ瞳、その顔がひどく扇情的に映り。

(ムラッ)

「あ、ダメだこりゃ」

 竜はそう呟くと、慧へと手を伸ばし———

 ズルッ!

「っ!?」

「へへ、わりーな、慧。ムラついたからヤらせろや」

 竜は無造作に、慧のトランクスを引っぺがし———!

「や…や…!」

「や、じゃねーだろ?なんだよ、こんなにビンビンにしやがって」

 竜は顔を赤く、息をハアハアと荒らげながら、

 ベシッ

「あうっ!?」

 露わになった慧のモノをベシッと叩くと。

「へっへ!我慢できねーんだ。…ヤらせろよ」

 ぼろんっ

 竜はトランクスを脱ぎ捨てると、自慢の、黒く太いそれを取り出した。そして———!

「オラ、口開けな!」

 じゅぶうううっ!

「んんっ!?」

 慧のその口に、竜は自分自身のイきりたったモノを強引に突っ込むと———!

「んっ!んっ!…んんんっ!」

 じゅぶっ!じゅるうぅぅぅぅっ!



「うおっ…っと、さすが、名器と名高い口だなあ?」

 竜は静かに腰を動かし、慧の口の中を荒らした!

 じゅっぷ!じゅ…じゅるるるっ!

「ん…!んんんんっ…!」

 竜のモノをしゃぶる慧の目にだんだんと涙が溜まる。———ボクシングはこんなことしない。リングの上でこんなことしたくない。せめて、リングでないところで。ずっと、ずっとそう言って、竜とそうやってきたはず、はずなのに———! 

 じゅっ…じゅるっ!じゅぷっ!

「ははっ!…いい顔。すげーそそるぜえ、慧?」 

 竜はにいっと笑みを浮かべるとふん、と鼻息を鳴らす。

 ———どうして。

 慧がそう言おうとした、その瞬間!

「っと!イっちまったらもったいねえからな?…オラ、立てよ、慧」

 ぐいっ!

「あうっ!?」

 竜は慧の髪を乱暴につかみ、ふらふらと立ち上がらせる。そして———

 ガシィッ!

「…へへっ!」

 羽交い絞め。竜は背後から抱き着き———

 グリィッ!

「あ…や…!」

 先ほどまで、慧に奉仕させていたそれをバックへとあてると———

「なあ。本当はお前もこうされてーんだろ、慧?」

「ッ!」

 慧の耳元に竜の低い声が囁く。

「ち…ちがっ…!俺は…リングでこんなこと…!」

「じゃ、これ、なーんだ?」

 むぎゅっ!

「ひあっ!?」

 竜の右手の赤いグローブが慧のモノを握りしめた。嫌だ嫌だというリングの上。竜に散々に口を荒らされ、苦しいはず。なのに———

 しゅっしゅっしゅっしゅっしゅ…!

「あ…あ…あ…!?」

「へへっ!完勃ちじゃねーか!えっろ!」

 竜はゴリゴリと、慧のバックに自分のモノを押し付けながら慧のモノをこすり上げる。

 しゅっしゅっしゅっしゅっしゅ…!

「あ…ん……あ…!」

 グローブの皮が敏感なそこに当たるたびに、慧は震え、声を上げ、全身の力がふにゃふにゃと抜けていき。

「へへっ!やっぱ感じてんじゃねーか。…この淫乱」

「っ!」

 慧の耳元で、竜の低い声が囁いたその時。

 ———れろっ

「い…!?」

「ああ?耳も感じるのか?…ほんと、全身性感帯だよなあ、慧?」

 竜の舌が、慧の耳を舐めた。そして、

 れろっ…じゅっ…ちゅっ…!

「はうっ!?……あ…!」

「まだまだ———」

 もにゅっ!

「んんっ!?」 

 竜の左手が、慧の胸を揉みしだく。———竿、耳、胸。そして、ゴリゴリと後ろに当たる竜の大きな大きなそれ。

「…ぁ……ぁ…!」

 慧はだんだんと、自分の気持ちが書き換わっていくのがわかる。嫌だ、とあれだけ想っていた気持ちは、竜の手に、腰に刺激されていき。その声は甘く、とろけていき———

「……ぁ…ぅ…」

「お?」

 慧は、顔を真っ赤にすると無意識に腰を振った。…耳も、胸も、竿も。刺激されて気持ちいい。だから、次は、次はここに。…そう言わんがごとく、慧は静かに腰を動かすと———

「あ?おねだりか?…ずいぶんと、わかってきたじゃねーか?」

 竜はにいっと笑みを浮かべる。そして、ゆっくりと腰を動かし、狙いをつけると———

「オラよ!」

 ずりゅうううううううううっ!

 突然の喰われた衝撃!慧はビクンっ!と体を震わせると同時———

「あうっ!?あ…あ…!?」

 その体は静かに、わなわなと震え、顔どころか全身がさらに熱く、火照っていく。

 ———気持ちいい。竜のそれが、奥を貫いて、一番感じるところをつついて、勃起が止まらなくて、先走りの液があふれ出るのがわかって…

(…もっ…っと…)

 声には出せない。出すこともできない。…けれど。

「あ…あんっ…あぁ…!」

 ずちゅっ…ずちゅっ…ぬぷっ…!

 …慧は自ら腰を動かす。

「…お?」

 自分から腰を振り出す、そんな慧の本心を竜はすぐさま、感じ取ると———

「へへっ!———オラよ!」

 どちゅううううううっ!

「あんっ!?」

「ははっ!自分から腰振ってるじゃねーか!」

 ずちゅっ!ずちゅっ!ずちゅっ!ずちゅっ!

「あんっ!?あっ!あっ!あああっ!?」

「俺のチン〇は…そんなに気持ちいいか、あぁ!?」

 ずっちゅううううううっ!

「あああああああああああっ!」

 慧は一際、大きな喘ぎ声をあげその体を震わせる。そして———

「オラ、見ろよ。…お前の犯されてる姿、みぃーんなが見てるぜえ?」

「ッ!」

 竜の声が囁き、慧がはっと意識を覚醒、リングに群がる他の練習生たちが目に入る!

『いいぞ!もっとやれやれー!』

『はははははっ!あの反逆者が!無様だなあ!だっせ!』

『へへっ!今度は俺にもヤらせろよー!』

「あ…あ…!あ…!」

 慧の顔が青ざめる。———が!

「オラ、こっちに集中しなッ!」

 どちゅううううううっ!

「あうっ!?」

「へへ、見られて感じるのはいいが…慧、お前の相手はオレだ。大人しく…オレのチン〇で…イっちまいなぁッ!」

 ずちゅっ!ずちゅっ!ずちゅっ!

「あ…あ…ああああああああっ!」

 慧が青ざめるよりも早く、竜は腰を突き付ける!

「りゅ…う…!どう…して…!」

「どうして?好きな奴をぶっ倒してブチ犯したい!んなもんに理由なんかいらねーんだよ!」

 ずちゅっ!ずちゅっ!ずちゅっ!

「うあ…あ…あんっ!?あ…あああああああっ!」

 竜はひたすらに腰を動かした。———どうしようもないほどに、気持ちが良かった。…ライバル。そんな慧をぶっ倒して、試合後の高揚感とアドレナリンが最高のスパイスが乗った状態でずっと、リングの上で押し倒したい、そう思っていた。

 ———あいつが嫌がるから。

 そう思って、今まで遠慮していたそれ。だけど、タガをちょっと外すだけで、こんなにも!こんなにも!最高の時間を過ごすことができるとは!

(あー…たまんねえ…!腰、止まらねえ…!もっと、もっとだ…!慧、もっと…!)

「オラオラ!」

 ずちゅっ!ずちゅっ!ずちゅっ!

「うあ…あ……ぁ…!もう…やだぁ…」

 竜はひたすらに腰を振った。そして、それと同時に慧の目からボロボロと涙がこぼれていく。だが、それさえも竜の心を燃え上がらせる。

「はは…ははははは…!ははははははは…!」

 竜の口から笑みがこぼれる!そして、だんだんと、竜は腰を動かすのが止まらなくなり、膨れがあり———やがて。

「く…たまんね…オラ、慧!イくぜ…きちっとオレのザー〇ン、受け取んなっ!」

 ずっちゅううううううううううっ!

「あうっ!?あ…あ…!あ…!」

「く…うっ…!」

 どびゅるっ!びゅるっ!びゅっ!どびゅるううううううううううううっ!

 どぷんっ!どぷっ!どぷっ!どぷぷぷぷぷぷ…ッ!



 二人は同時に絶頂、竜は慧の中に、そして、慧はリングへと熱い熱い白濁液をぶちまけると———!

「あ…ぅ…」

 じゅぼんっ!…ドタァァァァァンッ!

 ———慧は力尽きるかのように足が崩れ、自らが吐き出した白濁液の海へと倒れこんだ。…そして。

「へっへ!」

 竜はそんな慧の顔の前に、先ほどまで慧の中を散々にかき回したモノを突き付けると、その髪の毛をもう一度、むずっと掴み上げた。

「さあ、掃除しなあ、慧?…ははっ!お前とのリングでの『お仕置き』がこんなにも気持ちよかったなんてなあ?もっと早くに押し倒してやるべきだったぜ!」

 竜の顔が歪んだ。そして———


「は…はは…!慧…んあっ!?」

 竜は目を覚ます。———目に映るのはいつもの天井、自室。竜はゆっくりと、起き上がると———

「…あ?んだよ…夢…かよ…」

 ぼりぼりと頭をかき。…ふと、自分のボクサーパンツがぐしょぐしょに濡れていることに気づきぎょっとした。

「…マジかよ。え?最近試合もあったし…抜いてた…よな?…だよな!それこそ、この前系と休憩室で…!」

 言って、顔を赤くする竜。———先ほどの夢。恐ろしいほどに鮮明に思い出せる夢。確かに、あんな風に慧を、だなんて思ったことはあるが…

「…ダメだダメだ、あいつは、戦ってんだ。オレがそんなんでどうするよ…!」

 竜は夢を忘れようと必死に頭を振ると、勃起したそれを気にしつつもシャワーを浴びに行く。…そんな姿を、謎のインキュバスはにいっとした笑みを浮かべながら見つめていた。



「ごちそうさんっと。いいスパイスだったろ?くく、夢の中だけで済むといいなあ?さあ、次はどいつに夢を見せてやろうかねえ?」



扉絵:佐門真九郎さん

イラスト:yukibouさん、ショウさん




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