他人の自分語りほどつまらないものはない…そう、インターネットという情報の取捨選択が自由にできる場所でわざわざ他人の自分語りを聞くというのは、人間が最も大切にするべき時間というリソースを着実に消滅させる行為であり、最も愚かな行為である。同感していただける聡明な読者の方はこんなコラムなんか読まずに、今すぐブラウザの戻るボタンを押して、月額600円で手に入れられる、HHD身分証明書の購入を行おう。
それが嫌だという人は、暇つぶしにこのコラムを読んでみてはどうだろうか。
どうしてもペンネームが思いつかない…と困っている読者の一助になるかもしれない。
ろず、という名前は何からきているのか。
人間が持っている戸籍上の本名、というのは親から与えられた名前だとすると、初めて自分の頭で考えた自分の名前…というのは、また違った意味を持つのではないだろうか。
人間の本名というのは、その人のことをありありと表している…という風に見られがちだが、実際は全くそんなことはない。なぜなら、その名前が考えられたのは出生前、つまり個人のアイデンティティが全く考慮されていない状態で決めた名前だからである。
じゃあ…名前ってのは無意味なものなのか?と言われたら全くそうではない。まず、先ほどの命名の過程を考えてもらうとわかるが、親のアイデンティティがガッツリ入っている。親がなぜ、子供にその名前を与えたのか、どう育ってほしいか…などを必死に考えてその名前にしたかというヘヴィな要素が存在し、名前の文字列が全く空虚なものであるという事はない。
一方命名された側、本人の個人のアイデンティティが考慮されているかと言われたら全くのゼロである。命名時点では、個人のアイデンティティなど微塵も存在せず、その人間についている名前は本人のアイデンティティを現すことは原理上ありえない。(例外の方がいたら申し訳ない…ろずは狭い世界しか見たことのない井の中の蛙なので許して欲しい)
しかし、我々は自分の名前に少なからずアイデンティティや誇りを持っていることだろう。(持っていない?嘘はついちゃいけない。HHDでは嘘を最も唾棄するべきものとして認定している。ただし、これも絶対悪というわけでなく、必要に応じて適切なタイミングで仕方なく使用するものと考えている。少なくとも、この文章を読む間くらいは、別に自分に嘘をつく必要はないだろう。アイデンティティや誇りを持つことに抵抗感があったら、なぜ抵抗感を感じたのか考えてみよう。君の大切な一日がまるまる無駄になるハズだ。まぁ…本当に誇りを持っていない人もいるだろうが、それはそれでよし。ろずはある程度持っているというだけだ。それ前提でお話を進めると…)
なぜその誇りが生まれるかというと、その名を背負ってこれまでの人生を生きて、決断して、行動をしてきた…という経験があるからである。つまり、人間の本質は名前にあるのではなく、名前を冠して行動してきた経験が本質なのである。なので、名前の意味というのは先天的なものではなく、後天的に得たものなのである。
なぜ自分の名前の説明をするのにこんな長い文章を書いているかというと、あまりにろずの名前の意味が空虚だからである。無理やり意味を付けようとしているだけだ。
ここからが本題なのだが、ろずの名前の由来は「学校の寮で提供されていたジャムのメーカー名」である。
そう、ろずの名前は株式会社両角ジャム製造所の提供する、モロズミジャムから来ている。
ろずがこのジャムが好きだから、この名前にしているだけである。
んん?おかしくない?それなら「モロズミ」か「モロ」になるハズでは…?と思った君はろずの事についてよく考えてくれているね。嬉しいよ。
(アイドルマスターシャイニーカラーズに登場するアイドルの一人である「白瀬咲耶」をプロデュースしていると、「彼女のプライベートはどんな感じか」を想像して彼女に伝える場面があるのだが、ゲームの特性上、彼女が一番喜ぶ(パーフェクトコミュニケーション)返答というものが設定されている。その時こちらに提示される3つの選択肢が「派手だと思う」「地味だと思う」そして「考え込む」の3つなのである。そしてこの時の正解はなんと、3つ目の「考え込む」なのである。これがろずが白瀬咲耶に惹かれた、ひいてはアイドルマスターシャイニーカラーズというコンテンツの恐ろしさに気づいた所以でもある。その返答をした後に彼女は「ふふ…君が私のことについてこんなに悩むくらい考えてくれる事が嬉しいよ」と声をかけてくる。つまり、相手の出した質問に対して正解を当てる事が最も大切なのではなく、相手の事についてしっかり考える事が最も重要だったのだ。ただのゲームでの正解コマンドに、そこまで深い意味があるわけがないだろうjk…と思う人もいるだろう。実際現実において、答えより考える事の方が確実に重要だとは言い切れないし、白瀬咲耶もそこまで考えてはいないかもしれない。しかし、かのアインシュタインも「なぜ?と思う事は、その答えよりも重要である」と語っている。なのでろずは自分に興味を持ってくれる人が大好きだ。)
実は、もともとろずは「モロ」とか「モロ城」という名前で活動していた。(その時の記憶はなぜか頭の中にないので、質問をされても答えられない。でも、もしモロ城だった時のろずの事を知っているフォロワーさんがいたらひっそりとコメントくだしあ)しかし、趣味でやっていただけなのに、だんだんとなんだか絵を投稿する事にすごいプレッシャーを感じるようになってしまった。(絵師の人なら一度は経験したことがあるだろう。え?ないって?はぁぁ…じゃあ君はスーパー神絵師か、これからその時期が来るか…それかろずとは違う生命体かのどれかだ…)そしてどうにもできなくなってしまったモロ君はPixivとTwitterを放置して、ネットとは程よい距離感を保ち、リアル生活に目を向けるようになったのである。
そして、しばらくたって、自分ってやっぱり絵を描くのって好きだな…と思った時期があり、絵を描いたが、やっぱりネットにアップするのが怖かったので、誰にも見せず、自分の為に絵を描いた。この時がとても楽しかった。(しかし、あまりにも自由に描き過ぎているので、ここでは言えないほどエグいものとか、犯罪的なものとか、尖りすぎた性癖のものとか、めっちゃ適当に描いたものだらけであった。しかし、絵師にはそういう時期があってもいいのではないだろうか。これを見ているネットに疲れ切った絵師の人も、そういう時間をとってみるのもいいと思う。)
そしてしばらくたったある日、やっぱちょっと…みんなに絵を見てほしいなぁ…と思い、ネットに投稿をしている今現在に至るわけである。そしてその時考えた名前が「モロズミ」のうち「モロ」から進んで一文字ずらした「ロズ」になったわけである。今後、ろずが音信不通になった時には、「ズミ」という名前で検索をかけてみてはいかがだろうか。ろずとよく似た絵柄の絵師がヒットするかもしれない。
また、全く違う名前を付けるというのも考えたが、「ろず」という名前を思いついたときに、自分のもう一つのアイデンティティが合致した。「ローゼンメイデン」という作品をご存知だろうか。ろずはこの作品が大好き…っ!!!!
というわけではない。
いや、好きなのは本当なのだが、いたって普通のローゼンメイデンのファンより作品に詳しくない。(人工精霊の名前を思い出そうとしたときに、第一ドールの時点で詰まってしまって、だめだこりゃ…となった)なぜろずが、この作品を自分のアイデンティティとしているかについては、別のコラムで書きたいと思う。
ローゼンメイデンの単行本版の英語表記は「Rozen Maiden」である。この頭に来る文字である「Roz」というのと「モロズミ」の「ロズ」が合致して、ああ…いいね…!となったのが由来である。
ちなみに、「ロズ」「Roz」で画像検索するとモンスターズインクのナメクジのお局様が出てくる。なかなかの強敵だが、頑張って検索結果を塗り替えたいところだ。
という事で、つまりは完全に語感で決めたという事になる。
しかし、最初に書いた通り名前の意味などはどうでもいいのである。
その名前を冠して、どのような事をするかが、その名前に意味を与えるのである。
ではまた…
ろず
PS:しかし、2文字なのでエゴサがしづらいのは精神衛生上非常に助かっている