誓約効果にもいろいろなものが存在しますが、代表的かつ影響力の大きいものとしては「このターン特殊召喚できない(強欲で謙虚な壺など)」「バトルフェイズを行えない(ソウル・チャージなど)」が挙げられます。
前回にも説明している通り、「このカードを発動するターン、自分は特殊召喚できない」誓約効果を持つカードは、そのカードの発動前後を問わず同ターン中の一切の特殊召喚ができません。
では「特殊召喚をしようとしたら相手に無効にされた」といった状況が発生した場合、上記誓約効果を持つカードは発動できるのでしょうか。
(状況を突破できるモンスターを出すのに失敗したとき、強欲で謙虚な壺でリカバーできるか?みたいな感じです)
結論から言うと、
「特殊召喚する効果を持つカードの効果の発動を無効ならOK」
「特殊召喚する効果を持つカードの効果を無効ならNG」
「条件による特殊召喚の無効ならNG」
「対象不適切等で効果解決に失敗した場合はNG」
です。順番に解説します。
1.「特殊召喚する効果を持つカードの効果の発動を無効ならOK」
《BF-極北のブリザード》に《屋敷わらし》、
《歯車街》(2)に《空牙団の叡智 ウィズ》をチェーン発動された場合などが該当します。
「このターン特殊召喚できない」の記述は「このターン特殊召喚する効果の発動に成功してはいけない」という意味を含んでいると考えられます。
発動が無効となった場合はノーカウント、特殊召喚はしていない扱いになるようです。
2.「特殊召喚する効果を持つカードの効果を無効ならNG」
《影依融合》に《灰流うらら》を発動された場合などが該当します。
結果的に何も起こらなくとも、特殊召喚する効果の発動には成功しているためNGです。
うららの採用率を考えると最も起こりやすいケースではないかと思います。
3.「条件による特殊召喚の無効ならNG」
《ジャンク・ウォリアー》のS召喚に《神の宣告》、
《水晶機巧-ハリファイバー》のリンク召喚に《神の通告》、
《サイバー・ドラゴン》の特殊召喚に《ライオウ》を発動された場合などが該当します。
条件による特殊召喚と書くとなじみのない言葉のようですが、俗に言う「チェーンブロックを作らない特殊召喚」というやつです(この定義は厳密には正しくありませんが、殆どの場合はこれで通用します)。ライオウで無効にできるやつ、とも言えます。
特殊召喚するルールを適用した事実は、その特殊召喚が無効となった場合でも消失しません。召喚権を使った通常召喚を無効にされた場合でも召喚件を消費した事実が消失しないのと同じ、と考えるとよいかもしれません。
4.「対象不適切等で効果解決に失敗した場合はNG」
《死者蘇生》の対象に《D.D.クロウ》を発動された場合などが該当します。
効果の発動は無効になっておらず、効果解決も(結果的には失敗していますが)完了することができています。特殊召喚する効果を発動したことになるためNGです。
最近の環境で上記のような状況判断が発生しそうなカードだと、《オルフェゴール・クリマクス》の(2)効果が該当しそうです。
例.
《水晶機巧-ハリファイバー》のリンク召喚に《神の通告》を発動された場合、同ターン中に《オルフェゴール・クリマクス》の(2)効果は発動できない。
以下おまけ↓
ルールとマナーを守って楽しくデュエル!