パシフィスの裁定が特殊なものであることを理解するために、知っておくべきことが3つある!(ゆうさく)
1.
魔法・罠カードの「カードの発動」には必ず「効果の発動」が伴います。
これはカードの発動時に行う効果処理を持たないものも例外ではありません。また、Pカードの発動も魔法カードの発動として扱われるため同様です。
《マジェスペクター・ラクーン》をPゾーンに発動したら《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》に吸われた、魔法カードの効果はなにも発動してないと思ったのに…ということが起こってしまうのもこのためです。
2.
・「このカードの効果を発動するターン、~~できない」→効果発動の前後を問わず、同ターン中に~~を行っている場合は効果を発動できない。
例:《強欲で謙虚な壺》など
・「このカードの効果を発動したターン、~~できない」→効果発動後のみ、~~できなくなる。既に~~を行っている場合でも効果を発動できる。
例:《魔獣の懐柔》など
非公式用語として、前者は誓約効果、後者は残存効果と呼ばれています。
3.
任意で行うことのできる処理Aを行った後に別の処理Bを行うことが確実であり、かつ何らかの条件により処理Bを行うことができない場合、処理Aを行うことはできない。
例1:《大天使クリスティア》が相手フィールドに存在する時、これをリリースして《ヴォルカニック・クイーン》を特殊召喚することはできない。
例2:ポールポジションロック
これはカードの処理やルール全般に言えることです。強制の場合は前から順番に解決できるところまで解決する(できなくなったらそこでやめる)、任意の場合はそもそも行為を行えない、といったような具合です。
(言うまでもないことですが、例外はあります。)
よって、
パシフィスのカードを発動すれば効果の発動も必ず行う必要がある(1.)
→しかし誓約効果により効果の発動はできない(2.)
→効果の発動ができないのなら、カードの発動もできない(3.)
という理屈により、このような場合には発動はできない…はずなのですが、パシフィスに限りできるようです。
(カードの発動だけなら誓約を発生させない、(1)か(2)を使ったら誓約発生、が本来のカードデザインなのだろうという予想から)パシフィスのテキストが十分でないことが原因かと考えられます。