──恐らくそれは、イベントごとに完全に舞い上がってしまった故の暴走だったのだと思う。
今日はハロウィン……緋月透子は何時ものように妹と共にエロイベントに巻き込まれまくった果てに、カボチャのボディペイントだけを施した全裸の姿で校内をさ迷うことになってしまっており、それを見つけた久世愛莉から「何をやっているんですか、透子さん」と呆れた口調で指摘されるに至っていた。
「ははは! 見ての通りだよ! ハロウィンだよ! お祭りだよ! トリックオアトリート!」
「……今は万能バックパックにもお菓子の持ち合わせはありませんね」
「それじゃあ、いたずらをプレゼントだ!」
そう言って透子は愛莉にこちらもカボチャペイントが施された尻を向けると、そのまま何をしようか考えている間に「ぷすっ♡」と放屁してしまった。
「あっ……すまない、すまない」
「……何をしてくれてるんですか!?」
普段は敬語口調だが実際には喜怒哀楽の激しい愛莉はブチギレ、ロケットパンチの要領でそのまま透子の尻へとカンチョーをぶち込んだ。
脳天まで突き抜ける衝撃と痛みに、透子は「ひゃぁぁぁぁぁんっ!」と絶叫を上げながら倒れ込み、大の大人が泣きながらひくひくと痙攣した。
大人の癖に泣き叫ぶ透子を見下ろしながら冷たい目線を向けていた愛莉だったが、そのうち段々と様子が変わってきた。
泣いて苦しんでいるだけだった透子が体を起こし、再び生尻を愛莉に向けて来たのだ。
「なんのつもりですか?」
「そ、その……私、お尻も性感帯だから、さっきのカンチョーで気持ちよくなっちゃって……もう一回やってもらってもいいかな?」
透子の変態ぶりに呆れ果てたという様子の愛莉であったが、なんだかんだと付き合いは良いようで、その幼いままの体に背負ったバックパックから様々な機材を出現させると、まずは透子の尻へと肛門鏡をぶち込んだ。
「はひぃぃぃぃぃぃぃぃっ♡ こ、これは本格的過ぎる♡ 医者の私がこんな目に会わされるなんてぇ♡」
「透子さん、無免許医じゃないですか。それにしても、こんなのでも気持ちよくなってしまうんですね、本当にどうしようもない人……けれど攻めるのはこれからですよ」
拡張された透子の尻に、様々な機材が投入され、激しく菊門を攻め上げていく。
すぐに透子の弱いところを見つけ出した愛莉はそこを徹底的に攻め上げて、何度も透子を絶頂へと導いていく。
「ひあぁぁぁぁぁぁっ♡ 愛莉ちゃん、すごすぎるぅぅぅぅぅっ♡ んはぁぁぁぁぁっ♡ 綾奈だったら母乳出てるところだよぉぉぉぉっ♡」
「まだまだ、こんなものでは済ませませんよ。これでは最初のいたずらの分も返せていませんから」
「え……あ、愛莉ちゃん……?」
愛莉の責めは苛烈であった。
最初こそ尻穴が性感帯ということで、まんぐり返しの姿勢で何度も絶頂を迎えていた透子だったが、やがてその苛烈さに再び涙を流し、中止を懇願し始める。
「や、やべてぇぇぇぇぇぇっ♡ これ以上はお尻責めないでぇぇぇぇぇぇっ♡ おかしくなっちゃう♡ 頭おかしくなっちゃうからぁぁぁぁぁっ♡」
「透子さんは最初から頭おかしいからこれくらい平気です。それに……」
「そ、それに……?」
「なんだか透子さんの泣いている姿にムラムラしてきまして……申し訳ないですが、更に過激な攻めを実行させてもらいます」
バックパックから出現する機材は更に凶悪さを増し、イボイボを備えた代物や、尾てい骨にまで届きそうなエグいものが混ざり始める。
ぴぃぴぃと泣いて許しを乞う透子だったが、もう愛莉の責めは止まらない。
「きゃひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ♡ 壊れるっ♡ お尻壊れるぅぅぅぅぅぅっ♡ も、もうダメぇぇぇぇぇぇぇぇっ♡ あひっ♡ あぁぁぁぁぁぁぁっ♡」
「わぷっ……おしっこ噴いて絶頂ですか。本当にどうしようもない人……」
アへ顔ダブルピースで失禁絶頂を迎えた透子をサイボーグパワーで抱え上げ、取り合えず保健室へと運ぶ愛莉。
……この日から二人は何となく付き合っているような空気になり、恋人同士と言ってもよい関係へと変わっていったのだった。
※
しかし、透子と言えば重度のシスコンのバイセクシャル……妹の綾奈へのちょっかいがけは二人が付き合い始めてからも変わることは無く、それどころか更に過激になっていく始末であった。
これは後に判明するのだが、どうやら恋人になった愛莉に嫉妬して欲しかった一面もあった模様だが……それはあまりにも効果が強すぎた。
「あ、あの、愛莉ちゃん……私、これから何をされるんだ?」
「……当然ながら、浮気の制裁です」
全裸で拘束された状態の透子は、最初に付き合う契機になった時の愛莉の過激さを思い出し、だらだらと汗をかきながら懸命に空気を緩和させようとする。
しかし、そんな透子の狙いなど分かりきっているとばかりに、愛莉は黙々と拘束した透子の前で何かを調合し始めた。
「えっと、その……何を混ぜてるのかお姉さんに教えてほしいかなーって……いや、やっぱり知りたくないかも……」
「タバスコとからしとわさびです」
「……今、なんて?」
「タバスコとからしとわさび」
衝撃的な返答を前に、透子は今度こそ誠心誠意、涙さえ流して謝罪懇願を始めた。
「ちょっ、ちょっと待って! そんなものぶち込まれた本当に死ぬ、死んじゃうから! 反省しました! もう綾奈にもちょっかいかけるのは最低限に……い、いや、もうちょっかいかけるの止めますから! だからどうか堪忍して!」
「……今さら遅いです」
冷酷な処刑人の如き声で宣告を言い渡すと、透子の尻へと愛莉は例の混合物を流し込む。
凄まじい絶叫が響き渡り、透子の心がへし折れる音が聞こえるかのようであった。
「ぴぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!? ひぎっ、ふぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!? うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
あまりにもあまりな衝撃を前に、泣き叫ぶ透子。
透子はぶくぶくと泡まで噴いて悶絶しており、これだけでも十分に罰として機能しているだろう。
だが愛莉はまだ容赦しない。真っ赤になって混合物を逆流させている透子の尻へと向けて、小さく「栓をしなければいけませんね……」と呟くと、サイボーグの渾身パワーを込めたカンチョーの構えを取る。
透子はもう絶望を超えた表情をしており、本気の命乞いで以て掠れた声で「許して……」と囁くが、そんなもので今さら愛莉の怒りは収まらない。
渾身の力を込めたカンチョーが透子の尻へと突き刺さり、脳天を突き抜けるような衝撃が遅いかかる。
透子は「ぎえあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」と断末魔のような声を上げながら絶頂もし、しょろしょろと失禁しながら意識を失って、そのまま涙を流し続けた。
意識を失っても泣き続ける透子を拘束から外すと、そのまま肛門科へと運ぶ愛莉。
その手つきは丁重でありやさしさすらも感じられるもので、彼女の怒りが既に治まっていることの証でもあった。
……こうして透子はしばらくの間は肛門科通いとなり、愛莉相手に二度と浮気めいたことはしなくなったということだ。
愛莉も愛莉でやり過ぎたと思ったのか、これ以降のアナルプレイはかなり優しめなったとか、どうとか。