──最初は特訓から始まったことだった。
「それじゃあメイプルさん、お願いします!」
「分かったよ~。私、動かないからどんどん攻撃を当ててみてね!」
「よろしくお願いします! 胸を借りますね!」
NewWorld Onlineにおけるギルドの一つ『楓の木』。
そこには防御力極振りで知られるメイプルを始め、いろいろな意味で特出したプレイヤーたちが集まる。
攻撃力に極振りしたプレイヤーであるマイとユイもそんな『楓の木』のメンバーであり、今日は命中率の改善の為に、メイプルを相手にして特訓を行っている最中であった。
「たぁっ! とぉっ!」
「えいっ! やぁっ!」
「んっ……二人ともすごいねえ。ちょっとずつでもダメージ受けちゃってるよ~」
防御力極振りでNWO内を沸かせるメイプルであるが、そんな彼女の防御力をも貫通してみせるのが双子の恐ろしいところである。
とは言え適度に回復や休憩を挟みながらの特訓である為、大きな問題は起こらないはずであった……この時点では。
「(んっ……? なんだろ、痛いのとは別のムズムズした感じがする……)」
最初に疑問を感じたのはメイプルだった。双子からの攻撃を思い切り受けて、それを耐えてみせている内に、痛み以外の感覚を感じるようになってきたのだ。
これは痛いのを極限まで避けたメイプルの感覚が、余剰ダメージに対して別の感覚へと変換している結果なのだが……その正体が分かるより前に、特訓は終わってしまっていた。
「ありがとうございました、メイプルさん!」
「お姉ちゃんも私も、すごく成長できた気がします!」
「あ、うん、良かったね……」
メイプルは結局その感覚の正体に気付くことは無かったのだが、何故かその日、リアルの方で思い切りオナニーに励んでしまい、その際に思い出すのは双子によって叩きのめされている時の事であった。
「ね、ねえ、二人とも……今日は特訓しないのかな?」
「え、メイプルさん付き合ってくれるんですか!」
「分かりました、よろしくお願いします!」
双子たちは疑うことなくメイプルの好意だと受け止めたが、メイプルの方としては別の思惑があった。
「(あの不思議な感覚を、もっと味わいたい……もっともっと気持ちよくなりたい……)」
こうしてまさかの痛みを嫌うメイプルの中でマゾヒスティックな感情が芽生えてしまい、それは日に日に大きくなっていくのであった。
「んっ♡ あぁぁっ♡ んひっ♡ あんっ♡」
「あの、メイプルさん……?」
「な、何でもないよ? どんどん攻撃してきてね……!」
そうして双子の特訓に付き合った後はオナニーという日々が続いていたのだが……そんなことを繰り返していればマイもユイも流石に違和感に気付くことになる。
自分たちが攻撃する度に「あはぁぁっ♡」「あぁぁんっ♡」と甘い声を上げて身をよじらせるメイプルの姿に、内心ではマイたちもドキドキしており……しかし恩人でもある先輩相手になかなか言い出せないで居た。
しかし、何事も限界というのはやって来る……双子からの攻撃の完全に中毒となってしまっていたメイプルは、その日もメイプルの方がほとんど懇願するように始めた特訓の中で、遂に限界を迎えてしまったのだ。
「(あっ♡ あっ♡ ダメ♡ ダメなのに♡ ゲームの中なのにぃっ♡)」
「め、メイプルさん……?」
「んっ……あはぁぁぁぁっ♡」
遂に双子からの攻撃を受けて、ゲーム内で絶頂を迎えてしまったメイプル。
ここまでくれば流石に双子も異変に気付き、遂にユイの方がメイプルへと決定的な言葉を放った。
「あの、メイプルさん……もしかして、私たちの攻撃で感じちゃってますか?」
「えっ!? あっ……う、うん♡ 実はそうなの……私、痛いのは嫌なはずなのに、二人の攻撃は気持ちよくなっちゃって……♡」
顔を真っ赤にして秘密を告白するメイプルに、マイとユイも興奮を隠すことが出来なかった。
二人は元よりメイプルに対する好意のようなものがあり、それがメイプルの告白によってゆがんだ方向へと発露する。
「へえ……♡ メイプルさんって痛いのは嫌なのに、私たちに叩きのめされるのは気持ちよくなっちゃうんですね♡」
「それって、口リコンの変態ってことじゃないですか♡ 私たちのことが好きで気持ちよくなっちゃうんじゃ……♡」
サディスティックな口調で、責め立てるように指摘するマイとユイ。
素直なメイプルは、この指摘に対して否定するどころから納得してしまい、大きく頷きながらもじもじと告白した。
「わ、私、口リコンだったんだ……♡ だからマイちゃんとユイちゃん相手に気持ちよくなっちゃってたんだ……♡ 二人のことが好きだったんだね、私♡」
あのメイプルが僅かに媚びを孕んだ表情で言い放つ言葉に、マイとユイも更なる興奮を覚え、二人の心の中の嗜虐心が燃え上がる。
「もっと気持ちよくなりたいですか、変態メイプルさん♡」
「私たちだったら、もっともっとメイプルさんのこと気持ちよくしてあげられますよ……♡」
二人からのささやきに、やはり素直なメイプルはこくんと頷き、この瞬間メイプルとマイ&ユイはただのギルド仲間ではなく、主従の関係になったのであった……。
※
「ほら、メイプルさん♡ もっと舐めてください♡ 痛くしてあげませんよ♡」
「は、はい♡ ぺろぺろ……♡ マイちゃんのあそこ、美味しいよぉ♡」
ここは運営の目も届かないとされる、密かなNWO内での闇スポット。
エピック装備をそれぞれ脱いだメイプルとマイ&ユイは、それぞれの今の関係に相応しい格好をしていた。
メイプルは赤い組紐で全身を亀甲縛りしており、ぷっくりと膨れた乳首や既に濡れてしまっているあそこを露にしている。
そんなメイプルの前に立つ双子はSMの女王様を思わせるエナメルの質感のボンテージ姿であり、マイがメイプルに自分のあそこを舐めさせながら、その背中に鞭を振り下ろす。
「あぁぁんっ♡ 気持ちいいよぉ♡ もっと、もっとしてぇぇぇっ♡」
「本当にメイプルさんってどうしようもない変態ですよね♡ ほら、例えばこんなのはどうですか♡」
「はきゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ♡ ちゅっ♡ ちゅぶれちゃうよぉぉおぉっ♡」
ユイの攻撃力で以てメイプルの陰核を指で挟み、押しつぶしながら指でコキ上げると、メイプルはぴゅっ♡ ぴゅっ♡ と潮を噴きながら何度も絶頂し、双子からの攻めに酔いしれる。
メイプルにこんな風に痛みを伴った快楽を与えられるのは双子だけ……メイプルは完全に双子専用の性奴隷であった。
「それじゃあ乳首の方も潰してあげますね♡」
「あはぁぁぁぁぁぁっ♡ もっとぉぉぉっ♡ もっとしてぇぇぇぇっ♡ 気持ちいいよぉぉぉっ♡」
「本当にどうしようもない変態ですね、メイプルさんは♡ こんな姿見られたら、サリーさんだって受け入れてくれませんよ♡」
「メイプルさんを愛してあげられるのは私たちだけなんです……そのことをしっかりと理解してくださいね♡」
片手ずつハートのマークを型作りながらメイプルの首を締め上げ、マイとユイが左右から囁く。
マゾ快楽に絶頂しながら、メイプルは何度も何度もうなずき「えへへ……痛いの、大好きぃ♡」と甘えた声を出すのだった。