──ハロウィンで街が盛り上がっている中で、まったく別の熱狂を放っている一角があった。
設置された特設のリングの上では、美しい金髪と豊満な肉体を惜しげもなく披露する、格闘家にして巨大重工業複合企業体DOATEC総代……エレナ・ダグラスが意外な相手と相対していた。
「あはっ♡ やっぱりエレナ様はお美しいです♡ 今夜のイベントにぴったりな可憐さですぅ♡」
「マリー……今ならば“ハロウィンのいたずら”で話を終わらせてあげても構わないわよ?」
相対している相手は、ボディラインがもろに出るバトルスーツに身を包んだ金髪の可憐な少女……エレナのサーバントであるマリー・ローズである。
街の一角を貸し切って、スペシャルステージを用いての対戦を挑んできたのは、従者であるはずのマリーであった。
エレナがすごんでみせても、マリーはいつも通りのニコニコとした笑みを浮かべたままであり、エレナが手づから選んでやったバトルスーツを誇らしげに観客たちへ見せつけている。
「ご心配なく♡ これもすべてエレナ様の為……従者としの仕事の一環ですので♡」
「とてもそうは思えないのだけれど……こんな見世物のような対戦に意味があるの?」
「大ありです♡ この対戦はエレナ様をもっとも美しく、魅力的に彩る為のものなんですから♡」
ハートマークを散らして好意を隠そうともせず、ニコニコとした笑顔で言い放ってみせるマリー。
要するにハロウィンのイベントの一環として、接待試合でも観客たちに見せようということであろうか……格闘技を「格闘を通じて健全なる精神を創り出し、未来を切り開く」という父の教えの元に学んで来たエレナとしては、純粋な見世物としての格闘というのはなんだかんだとデッドオアアライブの常連となった今も慣れないでいる。
「(そんな媚びるような試合を見せられても誰の心にも響かないわ……やるからには全力で挑まないと!)」
観客席に手を振ってみせているマリーに向かい、エレナは本気の構えを取りながら「全力で来なさい、これは主人の命令よ」と言い放つ。
そんなエレナをほとんど潤んだ目で見つめながら、マリーは「勿論です、エレナ様♡」とシステマの構えを取る。
こうして主従によるハロウィンの対決という、スペシャルマッチのゴングが鳴らされたのであった……。
※
「んぐぅぅぅっ♡ むぐっ♡ むふぅぅぅぅ~っ♡」
「あはははっ♡ くすぐったいですよぉ、エレナ様ぁ♡」
試合開始からわずか数分……エレナはマリーの股間を押し付けられる形でリングの上にフォールされており、甘い少女のマン臭をたっぷりと嗅がされながら、じたばたと虫のようにもがいていた。
思えば試合開始から、エレナはマリー相手に徹底的に翻弄されっぱなしであった。
強烈なヒップアタックで顔を押しつぶされたり、こちらの仕掛けた技を搔い潜って乳をビンタされて絶叫を上げたり、また逆に尻を観客の前で打擲されて恥を晒したり……。
まさかマリーと自分にここまでの力の差があったとは。認められないエレナは、懸命にマリーの甘い匂いを拒絶して、フォールから抜け出そうともがく。
「ああ♡ エレナ様はやっぱり最高です♡ どれだけヤられても諦めない、その気高い精神……それが折れて敗北の甘い味に溺れるようになれば、更にエレナ様は美しく完成します♡」
「むぐっ、ぐぅぅっ……♡ な、なにを言ってぇ……♡」
「今日の試合でエレナ様のプライドを徹底的にへし折って、敗北中毒の晒し者マゾにして差し上げますので覚悟してくださいね♡ このハロウィンの夜に相応しい、小悪魔のいたずらを受け取ってください♡」
たっぷりと甘いマン臭を吸わされた果てに、わざと力を緩めて解放されたエレナは、マリーの言葉の意味も正確に理解しないまま、怒りのままに飛び掛かって行く。
そんなエレナに向かって、マリーは笑顔を崩さないままで思い切りマン的キックを放ち、その急所に靴先が突き刺さった。
「ひぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅ~っ♡」
大勢の観客の前で股間を一撃され、前かがみになって悶絶するエレナ。そんなエレナの顔を自分の薄い胸で包み込み、自分の匂いを再び覚え込ませながらマリーはヘッドロックを決める。
マン的の衝撃とヘッドロックの苦しさから、エレナはもよおしてしまって必死に逃れようとするが、マリーとその甘い体臭は決してエレナのことを逃さない。
エレナに比べれば薄めの胸の中でもがきながら、エレナが目で懸命に開放してくれと訴えるが、マリーはますます力を強めてくるばかりだ。
「(あっ♡ あっ♡ ダメ、出ちゃうっ♡ 出ちゃうのぉぉっ♡ 大勢の観客の前でお漏らししちゃうぅ~っ♡)」
しょろろろろっ……とエレナの股間からはマン汁も混ざった失禁が漏れ、彼女は屈辱と絶望で涙さえも浮かべる。
だが同時に……胸の奥には感じたこともない幸福と開放感が芽生え始めているのも事実だった。
思えば母と父を失ってからのエレナはひたすらに「負ければ終わり」の戦いの中へと望まぬままに放り込まれ、一人孤独に戦い続けてきた。
そんな生活の中で友として、従者として信用できる相手がマリーであり、彼女の存在自体がエレナにとっての癒しでもあったのだ。
そのエレナによって与えられる敗北の甘い味……エレナの人生は大いに捻じ曲がるかも知れないが、決してそこだけで終わることの無い、何度でも味わうことが出来る敗北の快楽が、じわじわとエレナのことを蝕んでいく。
「エレナ様、とっても気持ちよさそうです♡ 敗北の快楽が少しわかってくださったようですね♡ でもまだまだ終わりませんよ♡ 今日でエレナ様の人生終了しちゃうくらい、晒し者にしてあげますからね♡」
「あっ……あぁっ……マリー、許して……」
従者への懇願は、果たして本音だったのか否か。
それからの試合はもはや格闘技の態を成しておらず、ただのSMプレイを交えたレズセックスであった。
エレナは衣装をセクシーに向かれ、乳房も秘所も露になった状態でマリーによって嬲られて、反撃も出来ず攻撃を受ける度に何度もリング上で倒れ、時には乳房や秘所への打撃によってマン汁を噴き出すこともあった。
「ほぉら♡ エレナ様のお美しい姿を観客の皆様に見ていただきましょうね♡」
「いやぁぁぁぁっ♡ こんな、恥ずかしい♡ あぁぁぁっ♡」
四肢を固められて上方へと突き上げられ、つんと勃ってしまっている乳首や濡れそぼった秘所が露となる。
年端もいかぬ少女に叩きのめされ、徹底的に痛めつけられて感じているマゾ女……その実態が明らかとなり、観客席からはすさまじい盛り上がりと共にヤジが飛び交った。
しかし、今やそれすらもエレナにとっては快楽のスパイスへと変わりつつある……もっと無様な負けを晒したい、マリーの手で敗北を経験したいという欲求は、止められないほど大きくなってしまっていた。
そのままリングへと放り投げられたエレナは、自分が噴き出した尿と愛液の混合溜まりに顔を突っ込んで尻を突き出した状態となり、マリーに頭をグリグリと踏みにじられてぷしゃぁぁっ……♡ と絶頂を迎えてしまった。
「ほら♡ エレナ様♡ もっと気持ちよくしてほしいと懇願してください♡ 自分は敗北して気持ちよくなる、晒し者マゾだと認めるんです♡ そうすればエレナ様はもっともっと美しい、最高のご主人様に生まれ変わります♡」
「がぼぼぼっ……♡ んぱぁぁぁっ♡ わ、私は……私はマリーに負けて気持ちよくなる、敗北中毒のマゾですぅ……♡ 負けて無様晒すところをみんなに見られるの、気持ちよいのぉ……♡ お願いだから、もっともっと気持ちよくしてぇ♡ 私にもっと敗北を教えてぇぇ♡」
「よくできまし……たっ♡」
頭を踏んでいた足を一旦外し、再び蹴り上げるようなマン的が股間を襲う。
もうエレナはそれを拒否することなく受け入れ、甘い声で「あひぃぃぃぃぃぃぃぃっ♡」と喘ぎながら失禁イキをキメた。
そのデカ乳を鷲掴みにして無理やり起こされたエレナは、そのままマリーからの甘いリップロックを食らい、失神するまで唾液を飲まされ続ける。
幼い従者にあらゆる意味で敗北したマゾ主人は、これまでで一番大きな絶頂潮吹きと共に気絶し、自らの噴き出した潮だまりの中へと沈んだ。
観客からの凄まじい熱狂の声を聴きながら、無様の極みとなった主人を見下ろし、マリーは満足げに微笑んで見せる。
「これからもお仕えして、もっと魅力的にして差し上げますからね、大好きなエレナ様♡」
エレナにその声は届いたのか届かなかったのか……ただ腰を一度ヘコつかせて「あへっ♡」と喘ぐのが、今できるエレナの精一杯の返答であった……。