──その日も主と友人の殺し合いを見つめながら、八意永琳と上白沢慧音は何とも言えない表情で以て語り合っていた。
「二人とも本当に飽きないな……あれがあの二人なりの情動や感情を伝えあう手段とは言え」
「永遠を生きる蓬莱人にとって“飽きない”というのは悪いことでは無いのでしょうけどね」
しかし不死者同士の殺し合いとは不毛なものであり、最初の方こそ主や友を案じる気持ちもあった永琳も慧音も、今では「そういうコミュニケーション」だと理解している為に、そこに特別な感情は存在していない。
むしろこうして従者と友人という観客同士で語らう時間を、気付けばそれなりに楽しみにしている互いに気付くほどだ。
それが友情なのか同調なのか、それとも他に何らかの名前が付くのか、里の賢者と月の賢者はどちらも追及していない。その方が今は心地よいと感じてのことだったが……この日、その均衡が破られることになる。
「ママ……」
「ん? ……こんなところに子供だと?」
振り返った先には、奇妙な出で立ちの子供が立っていた。
里の子供たちのような和装ではなく、ゆったりしとした洋装を纏っており、手にはカボチャをくりぬいて作ったと思わしい提灯を手にしている、愛らしい少女だ。
少し先では大変に情操教育に悪いドンパチが行われているのだが、少女はまるで気にする様子もなく慧音と永琳を見つめてニコニコしている。
「妖怪かしら……けれど、まだ気配は幼い様子ね。あなたの親は何処に居るの?」
「ここ……♡」
カボチャ提灯の少女は奇妙な受け答えを行い、慧音と永琳を見つめて微笑み続けている。
何か奇妙なものを感じた二人が警戒心を抱き始めたタイミングで、少女は提灯の光を突然二人に向かって翳してきた。
よく見ればカボチャは顔のような形にくりぬかれており、その目鼻から怪しい光が放たれて慧音と永琳を照らす。
次の瞬間、二人は頭の後ろで手を組んでガニ股になるという無様な姿勢のまま、ぴたりと固まってしまっていた。
「なっ……これは、この子の能力なのか?」
「そうだよ♡ 選択を迫る程度の能力……私の、羽衣の力……♡」
「こんな姿で私たちを拘束するなんて……悪い子ね、今すぐ拘束を解きなさい」
羽衣と名乗った少女に向かい、数億の時を生きてきた気迫を飛ばす永琳だったが、羽衣は永琳の裂ぱくの気合にもまるで動じる様子は無い。それどころか近づいてきて、二人の大きな胸を触り始めた。
「んぁっ……♡ こ、こら、何をする!」
「ママになってもらうの……♡ 私を何でも甘やかしてくれるママ♡ その為には、二人が結婚しないとだめだよね♡」
「何を勝手なことを……あぁんっ♡ こ、この子、見た目に反して……」
その幼い少女の外見に反し、羽衣の指使いは巧みであり、乳房を触られた慧音と永琳は思わず甘い声を漏らしてしまう。
どちらも幻想郷における上位の実力者にも関わらず、今は幼い少女の姿をした妖怪に弄ばれるばかり……二人の顔は屈辱と羞恥で赤く染まっていた。
「それじゃあ、選んでね……♡ 二人で結婚するか、それとも私にミルクをくれるか……♡」
「だ、だから何を言っているんだ!」
「結婚だなんて、そんな……」
永琳は殺し合いの真っ最中の主と旧知へと助けを求めるように視線を向けるが、どちらも死闘の末に肉片となり再生の真っ最中。こちらへの救援は望めそうにない。
そうこうしている間にも、羽衣はどんどん話を進めていってしまう。
「それじゃあ、ミルクをくれるのね……♡ ますますママに近くなってる……♡」
「ミルクって……んあぁぁぁぁっ♡」
次の瞬間、慧音の胸が羽衣に揉まれたかと思うと、その服からしみだすようにして甘い匂いのする白い液体……母乳があふれ出ていた。
乳が噴き出す瞬間はすさまじい快楽らしく、慧音は永琳が見たこともないほどに艶のある表情で喘いで見せる。
「えっ!? そ、そんな……おほぉぉぉぉぉっ♡」
奇妙な事態に圧倒される永琳もまた、その大きな胸を揉まれた瞬間、赤と青のツートンカラーの衣服から沁み出すようにして勢いよく母乳が噴き出し、脳天まで突き抜けるような快楽に思わず身を反らせて絶頂してしまう。
ガニ股姿で開いた足の間から、ぷしゅぅっ……と愛液が噴き出して地面を穢した。
「ブレンドミルク、いただきまーす♡」
「あっ♡ あっ♡ あぁぁぁっ♡ そんな、吸うなぁっ♡」
「あはぁぁっ♡ あぁぁんっ♡ 吸っちゃダメぇぇぇっ♡」
服をたくし上げ、それぞれの乳房を露にした羽衣は乳頭を左右に咥え込み、同時にじゅるるるっ……と啜って母乳を吸い出してみせる。
直接母乳を吸われる快感はただ乳を噴き出すよりも更に強いものであり、慧音も永琳もただただ喘ぎながら腰をヘコつかせることしか出来ない。あまりにも無様な姿だったが、選択はこれで終わりでは無かった。
「ぷはっ♡ 美味しかった……♡ それじゃあ、次を選んでね♡ 二人で結婚するか、それともいっぱいあそこよしよしされてママになるか♡」
「だ、だからその結婚というのはなんなんだ!? 永琳殿ということか……!」
「そんな……慧音と結婚って言われても……」
突然の事態への混乱は止まらず、賢者たちはこれが“選択”であることを忘れて言いよどんでしまった。
次の瞬間には羽衣の小さな手が二人の股間に伸び、凄まじい気持ちよさの手マンが襲い掛かってきていた。
ただでさえ噴乳の快楽で既に濡れそぼっていたそこを触られて、二人は同時に「へあぁあぁぁぁっ♡」「んはぁぁぁぁぁぁっ♡」と真っ白な喉を見せながら絶頂を繰り返し、思考が快楽だけに染め上げられていく。
「ママになってくれるまで、ずっとあそこよしよしするからね♡」
「そ、そんなっ……んひぃぃぃぃぃっ♡ 狂うっ♡ こんなの狂ってしまうぅぅぅぅっ♡」
「あぁぁぁぁっ♡ んあぁぁぁぁぁぁっ♡ ダメ、まともに物が考えられなっ……ほぉぉぉっ♡」
「私のママになってくれる? なってくれるなら、一旦やめてあげる♡」
二人は何とか快感に耐えようとしたが、無駄な抵抗だった。羽衣の手マンは自慰の経験くらいしか無い慧音は勿論、それなりに浮名を流したこともある永琳でも耐えきれないほどのモノであり、二人は次第に何も考えられなくなり、絶頂を繰り返す中で限界を迎える。
「あはっ♡ くふぅぅぅんっ♡ す、すまない、永琳殿っ♡ な、なるっ♡ ママに、なるからぁぁっ♡」
「あぁぁっ……慧音、なんていやらしい姿なの……♡ 私もあんな風に……ひぎぃっ♡ わ、私もママになるわぁっ♡」
所詮は口約束だけのモノ……実際に母乳が噴き出すようになったことも忘れ、二人は契約の言葉を口にしてしまう。
これで快楽から解放される……そう思った次の刹那、二人は赤く勃起した陰核を指でつままれ、激しく擦り上げられていた。
「はきゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ♡」
「いぎひぃぃぃぃぃぃぃぃっ♡」
「じゃあ、ママになったんだから結婚して♡ 二人で愛を誓いあって♡ して♡ 結婚♡」
もはや選べる道は一択となっており、加えて慧音と永琳の中では奇妙な変化が起きていた。
ここまで自分たちを辱め、苦しめているはずの羽衣への愛しさのようなものが湧きあがり、彼女からの愛撫がより心地よく、そのささやきも不快でなくなってしまっていたのだ。
まるで愛しい我が子に懇願されるような心持ちの中で、容赦なくクリコキが続行され、二人は潤んだ瞳で見つめ合って甘い吐息を吐き出し合う。
「ああっ♡ 永琳殿♡ なんて艶のある表情なんだ……♡ もう我慢できない♡ 元より私はあなたに惹かれて……んひぃぃぃっ♡ 一緒に羽衣ちゃんのママになってくれぇっ♡」
「はぁぁぁんっ♡ 慧音ったら、そんな情熱的な告白断れる訳ないわ♡ ママは二人必要だものね♡ 私もぉっ♡ 私もあなたのこと……ひあぁぁぁぁっ♡ んっ♡ んちゅっ♡」
永琳の方から唇を差し出し、固まっていたはずの体が動いて慧音と口づけが交わされる。愛を誓いあい、ママとなる宣言でもあるそれは、クリコキも手伝ってすさまじい快楽であり、二人は母乳の溢れる胸を押し付け合いながら激しく達しあった。
『あはぁぁぁぁぁぁぁぁっ♡ 結婚してママになるぅぅぅぅぅぅっ♡ 幼い娘にイカされるロリコンママになるのぉぉぉぉぉぉぉ~っ♡』
……数分後。
蓬莱山輝夜と藤原妹紅が再生しあい、再びの殺し合いを演じようとすると、観客が増えていることに気付く。
妙に距離感が近い慧音と永琳の間に挟まれている、洋装の幼い少女……初めて見る姿に、二人は決闘も半端なままで困惑した。
「永琳、その子は誰?」
「慧音の知り合い?」
二人はその問いかけに、とても穏やかに微笑みながら「私たちの娘だ♡」「結婚したの、私たち♡」と頬をすり合わせてみせる。
あまりの事態に「はっ……?」と凍り付いている輝夜と妹紅の見えないところで、羽衣が二人の尻をいやらしい手つきで揉みしだいており、二人の胸からはじわぁ……と甘い母乳が漏れ始めていた。