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コラム 考察編 その1 『盗作とAI』

さて、昨今AIイラストが物議を醸しまくってますが、 AIイラストの論争を巻き起こす要因の一つに『著作権』というものがあります。 AIイラストは果たして著作権を違反しているのかどうか。皆さんはどう思いますか?


結論から言えば、『分からない』が答えになります。現時点ではそれ以上の答えが出せません。それくらい著作権というのは非常に解釈が分かれ、司法を以てしてもその判断は容易ではないと言えるでしょう。


例えば二次創作はどうか、この辺に関しては著作権は幅を持たせてあり、基本的には著作者がその権利を訴えることで罪に問える申告制の法律です。よく二次創作は著作権的にアウトだろみたいな声がでますが、あくまで黒ではなく、グレーではあるわけです。  


しかし、グレーなら何をしてもいいのかと言えばもちろんそうではなかったりします。先ほど申し上げたようにAIイラストは現在グレーの存在です。では、このグレーが黒寄りになるのか白寄りになるのかはどこで決まるのでしょうか?


パクリとオマージュ(パロディ)




オマージュやパロディ。これも盗作っちゃ盗作ですが、これは何故かセーフになってしまうラインです。さぁ、何故?


ご存知、私はよくパロディネタをやります。トレースこそしませんがかなり似せに行ってます。皆さんはこれを見て“パクリだ!著作権違法だ!許せん!”となるでょうか?おそらくですが、ほとんどの人はならないのでは無いかと思います。では何故こういうネタは許されてしまうのか。


よくパクリとオマージュ(パロディ)の境界線は『リスペクトがあるかどうか』と言われますが、正確には違います。見る人が『リスペクトを感じるかどうか』が大事なのです。そしてそこにはリスペクトなどという曖昧なものではなくちゃんとした技術が必要なのです。以下は自分が気をつけていることです。


1、引用元を隠さない。もしくは隠す気がないこと。

これがまず大事です。見る人が見れば一発で『あそこからパクってる』というのがわかるかどうかです。これを隠してしまうともうダメです。


2、引用元がある程度、有名であること。

これも結構大事です。あまり有名でないものを引用してしまうとそれはそれでパクリをしたように感じられてしまいます。


3、変な脚色はしない。

異世界転生者殺し-チートスレイヤー-という1話で打ち切られた漫画があります。この漫画は有名なラノベ作品のキャラクターに似た人物が登場するのですが、引用元は明確なものの脚色し過ぎなためそれこそ『リスペクトを感じられない』出来となってしまいました。


4、表現として成立させること。

以上のことを守っても表現として成立してなければただのパクリです。重要なのはパクったなりにちゃんと表現として成立しているかです。自分がよくやるのはユーモアを用いることです。これは非常に成功しやすいです。有名どころではアニメの銀魂などがそうです。たまにやりすぎるキライはありますが、銀魂のパロディは概ねうまくいっている印象があります。

ユーモアを用いない場合は、引用元と同じ緊張感があるかとかファンが関心するような文脈で用いられているかとかそういうことが大事になってきます。(シン・ゴジラとかがわかりやすい。)


以上のことが自分が大事にしていることです。少し脱線しますが、現代版このすばでも、アニメと同じようなカットのシーンを使ったり、セリフなども同じような言い回しを使うことでパロディとしてちゃんと成立させているところがあります。


さて、AIの方に話を戻しましょう。今のパクリとオマージュ(パロディ)の話をAIイラストと元のイラストに置き換えた時、こんな感じになります。


1、引用元を隠さない。もしくは隠す気がないこと。→×

いうまでもありませんが、多くのAIイラストはその引用元が明確ではありませんしAI絵師も引用元を隠して絵を発表することも多そうです。


2、引用元がある程度、有名であること。→×

これも×と言っていいでしょう。絵師と呼ばれる人のほとんどはその界隈の人くらいにしか認知されていなく、Twitterをやっている多くの一般の人からすれば無名と言っていい人がほとんどだと思います。最近、エヴァのアスカのAIイラストを投稿している人が炎上してますが、あれもほとんどの人には誰の絵を引用しているかわからないと思います。


3、変な脚色はしない。→×

当然アウトです。脚色しまくってます。


4、表現として成立させること。→△

残念ながらこれは×とは言い難いです。AIが生まれてこの数ヶ月でAIイラストはもう十分すぎるほど人間の技術の域を超え始めました。好みの問題はあるでしょうが、技術という点で見れば、もうかなりうまいです。


とまぁ、AIイラストというのは『リスペクトを感じられる』ようにはあまり作られていないように感じてしまうわけです。


以上のことからAIイラストに関しては否定的に見てしまう人が多くなってきてしまったのではないかと思っています。


今後、AIはどう進化していくかまだ未知数なところはありますが、どれほど技術が発達し、便利な機能ができようと、人の感情を置き去りにして表現は成り立たないというのは肝に命じておくべきだと思いますね。


最後に。次回更新の現すばの作業途中の絵を少しのせて今回の記事を締めようと思います。下書きから線画を描いてくれるAIとか出てくれんもんかね!


なんつって。ではでは




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Comments

将来的には、AIが朝食を作ってくれることを期待していますが、それはあまりに遠い未来かもしれません。 また、それらは素晴らしいドラフトです。完成版が待ち遠しいです。

AlvaroKillers


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