怪異調査部の東雲リゲルは、
最近各地で起きている女子高生連続石化事件を調査していた。
「東雲くん。」
声をかけてきたのは、怪異調査部の部長・ステノ。
「部長、どうしました?」
「じつは、大事な話があるんだ。一緒に来てくれないか」
部長の頼みとあらば断われない。
それに、石化事件の真相を早く暴かなければうちの生徒にも危害が及ぶ可能性だってある。
「わかりました。」
――――
先輩に連れられて来た先は…先輩の自室であった。
「ベッドの上でくつろいでいてくれ」
そう言ってどこかに行ってしまう。
部長ったら、自室に二人きりなんて…どういうつもり?
大事な話って…事件のことだよね?
いや、まさか。コク… いやいやそんな!
でも、わざわざベッドの上で…なんて
なんだかイカガワシイ想像が脳をよぎる。
どうしよう。私には心に決めた人が…!
ダメだ、やっぱり帰ろう。
そう思った瞬間、ドアが開いた。
「あの、部ちょ…」
部長は下半身に何も穿いていなかった。
そして、ソコには…生えていた。
【ゴルゴン】の首が…!!!
リゲルはステノが何であったのか、理解する間もなく石と化してしまった。
ビシッ…!全身に亀裂が走る。
そして静かに崩れ落ちてしまった。
そう…ステノは、リゲルが壊れる音があたりに響かぬよう、ベッドの上に座らせたのだ。
ステノとはゴルゴン三姉妹の長女の名。
部長の姿はダミーだったのである。
【おまけ】生身のまま粉々化差分
リゲルはその肉体の色を残したまま、突如崩れ落ち瓦礫の山となった。