放課後の保健室に佇む二つの影。
一人は保健委員長の「加護野ちゆ」
その視線の先にいるのは助手の「花山ひいる」
彼女らは保健委員の先輩後輩の関係…のはずだった。
しかし見つめ合う二人は上半身に一糸まとわぬ姿…。
ちゆがひいるの肩と腰に手をやり、そっと引き寄せると
少しバランスを崩したひいるの手はちゆの両胸に宛てがわれた。
彼女らは愛し合っていたのかもしれない。
しかし、だとしてもそれはしてはいけない行為であった。
この世界では、―-例え合意の上であっても――誰かの前で猥褻な姿をさらしたり、淫らな接触を行ってはいけなかった。
彼女らは凍結以上に「重い」処分を下されることとなる。
――カチッ…パキン!
保健室に軽やかな音が響いた後、そこに佇んでいたはずの二輪の花は
一つの大きな岩の塊となっていた。
そう、それは二人が望んでいた姿…
二人で一つのオブジェクトとなり、永遠の時を
「「ピキッ…!!!ビシビシッ…!!!」」
二輪の花は一つの岩となり、数百の石片と散るのであった。
【差分】
▼ほんのり色素残し
▼生身のまま粉々化