完成版がもう公開されていますが、こっちはこっちでマイペースにやっていきます。前回は原稿用紙とコマのメリハリのつけ方をやっていきました。今回はそれに合わせて、ネームを再配置し下描きを行っていきます。
まずは描き起こしたネームを原稿用紙にコピペしていきます。その際サイズがあっていないので調整を行います。その際メリハリを意識して拡大や縮小を行います。
前回説明した通りまずは内枠にネームを配置します。ここからさらに大ゴマを目立たせるために拡大します。まずは全ページこの作業を行います。注意すべきポイントも前回説明した通りです。見開きのページでもう一度確認しておきましょう。
見開きの真ん中が「ノド」になります。ノド側の内枠には絵はなるべく拡張しないようにします。そして今回注目する点は右上最初のコマです。見せゴマは言わずもがなですが、通常のコマが外枠飛び出しています。ページの一番最初、一番最後のコマは結構外枠まではみ出させることが多いです。その理由は最初のコマの場合は「一番最初のコマがここですよ!」と目立たたせるという役割が多いように思います。前ページからの時間経過や連続性を意識して何かしらの演出を加えたいときにも外枠まではみ出させます。時間経過、連続性という点ではページ最後で使う時の方が多いかもしれません。前にも説明した「引き」を使用するとき、ページの外まで伸びるコマを使用すると「その先に何かあるのかな?」とさらに次のページに誘導する効果が得られます。
というわけで下描きしました。正直この辺はただ描くだけなのであまりこれと言って解説する所がないです……。一つ注意することは、やはりここまでで説明してきた「読みやすさ」に関する事を意識して、常に改善できる余地がないか考えることですかね。実際にネームと比べてコマ割り、構図、セリフがいくつか変わっています。せっかくなので変わった部分、特にセリフの考え方について次回詳しく解説をしていこうと思います。