MCあくしず誌2025・76号のチヌークラフです♡
描いてる最中に大船渡の山火事があり、チヌークが健気に消火にあたるのを LIVEカメラで見てました。
チヌークは最大で7500ℓの放水が可能なのですが、山火事範囲があまりにも広過ぎ(山の前にはデカいチヌークが豆粒に見えるほど)繰り返し海水を汲んでは放水に行ったり来たりする姿に自然災害の猛威・凄まじさを見せつけられました。
今度は愛媛の方でも大規模な山火事が発生しており、ここ近年でちょっと聞いた事がない規模の事態になっています。
雨が降るまで消火は自衛隊頼みなので頑張ってほしい。
・CH-47JA
あくしずさんのお仕事はカラーの場合、1キャラにつき標準で3点です。
・キャラ立ち絵
・活躍1
・活躍2(お色気)
最後に描いていたのが6年前とはいえ、今も変わらず絵を描いていて、昔とった杵柄があったので復帰自体はすんなりでした。
あくしずさんは軍事解説ミリタリーマガジン誌なので、兵器擬人化を好き勝手描けるというわけじゃありません。
担当編集さんが誌面で解説したい装備の要点があり、それを踏まえながらキャラ造形して、その上でグラビアとしてもデザイン面でもキャッチーなものにしないといけない。
ソシャゲキャラ1体デザインするのと同じレベルです。
今回のチヌークはキャラの方向性に「大柄、むちむちで!」と言う指定があり、それをベースにキャラを作っていきます。
当初はエプロンをつけてたんですが、編集部判断でナシに。潔くさらけ出す英断!
ちなみにこのエプロンは、ローターブレードが回転する際に生じる巻き上げ風を可視化したような感じです。
ブラやガーターベルトの形状はヘリの特徴であるローターブレードを組み込んでいます。
擬人化は連想ゲームなので、描きながらキャラに合う面白いと思える要素を柔軟に盛り込んでいきます。
・立ち絵ラフ
今回はタンデムローターを必ず説明する事になっていたので、頭と背中にある2基のローター部分が見えるようにやや横向きからの構図になりました。
横向きからの女体のラインは凹凸が分かりやすくて楽しいです。
絵を描き始めてまもない方は、ラフは太い線で描いた方が良いと思います。
自分で気持ちいいラインを探りやすくなる。
細い線だとその分たくさん線を引かないといけないし、描くと言うより彫刻で「掘る」みたいな感じになって手首に負担がかかってくる。
太い線だと一回のストロークで美味しいラインを掴みやすいです。
ポイントは、薄めの色で、ペンモードは「乗算」で描く事。
そうすると、重なり合った部分が濃く黒くなって立体的になるので、ペン入れ時に残したいラインを見極めやすくなる。
絵って「見立て(自分ではそんな風に意図して描いてはいなかったけど、結果的にラインが重なってそう見える)」で出来た偶然の形状を自分の目で見て「残す」のも能力なので、乗算モードで描いてると線の重なりあいから思わぬ形が拾えたりするんです。
ポジティブにぺちょぺちょ描ける。
ところがペンモードを「通常」で描いてしまうと、線が均一におんなじ色になっていくので、どこを残したいか分かんない、描けば描くほどただただ太いだけの同じ色の線になっちゃいます。ここは注意点。
筆ペンで落書きするようになって分かったんですが、自分のデジタルラフは「ぺんてる筆ペン 薄墨」で描いてる時の感覚に近いです。
「ぺちょ ぺちょ ぺちょ」って筆の先でラインを重ねていく感じ。
腱鞘炎になる人はラフの時点から彫刻削るみたいに力を入れ過ぎちゃうんだと思う。
アナログで練習する時は、軽い力で太さの強弱がつけられる筆ペン(薄墨)が腱鞘炎対策におすすめです。
活躍パート(お色気)
海上仕事でビキニになっているという指定だったので、服を半ぬぎにして仕事用ビキニが露出している版と、ビキニのみ版を出し、ビキニのみが採用に。
思いついて日焼け版を出したら、日焼け版も艶があるので半々で楽しめる日焼け跡版も見たい!と言われ、日焼け跡版を出したらこれが採用に。
記事が入る部分も意識して構図を決めます。
・活躍シーン
後部コンテナから車両を搬出する所が見せたい場面。
今回背中にコンテナ部分を背負ったデザインになっているので、
グラビア優先で正面から顔・胸・下半身と太ももが全部見える欲張り構図にすると、背面コンテナの車両搬出が見えなくなってしまうジレンマ。
色々補足をいれつつ、最初に出したのがこちら。
すると編集部から「お尻からのアングルが見たいです!四つん這いの大胆なポーズでもかまいません!!」と返信が来たので、お尻からのアングルになり、こちらはボツに。
お尻からのアングル。
足を揃えてる方でOKが出たので細部を整えていきます。
顔がぷっくりしすぎていたので、お姉さん感が感じられるくらいに細身に修正
別案でだした振り向き+お胸が両方見える構図。こちらが採用になりました。
一応線画・下塗りまでは進んでいた旧構図。
本誌が桜の季節に発売だったので、それも意識して完成版では桜色の背景にしています。
「桜花」って本当にいい言葉とイメージなのに、旧日本軍が特攻機に「桜花」と言う最悪の名前をつけたのでいまだに創作で使い辛くて困ります。
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「MCあくしずvol.76」はただいま発売中ですので、ご興味ありましたら何卒♡
また既にお買い上げの方は、本誌掲載イラストの作業過程として楽しんで頂けましたら幸いです。