新年の休日中、お互いの実家での挨拶も無事に終えた二人。
まだまだ新婚のうちとはいえ「次のステップ」への親の無言のプレッシャーを感じて気を遣いつつ、本当に家族になったんだという実感もひとしおにアパートへ戻ってきて一息つく。
外の冷え切った空気とエアコンで暖まり始めた部屋との寒暖差で火照り始める肌、駅からの距離を歩いてきた気だるさに加え少しばかりの眠気を感じつつ、荷物を置いた二人は躊躇いがちに顔を見合わせベッドへと向かう。
そう。実家に寝泊まりする間、あまりベタベタするわけにもいかず適度な距離を保っていた二人は、触れたくても触れられない時間に焦れ切っていた。
慣れない親族とのやり取りから解放され、帰宅までの間に特急列車で肩を並べて寝たり、手を絡ませて歩く内にもうとっくにそういう雰囲気が出来上がっていたのだった。
「まだごはんの用意もしてませんけど…我慢できませんよね…?」
カーテンの間からわずかに差し込む夕暮れの光を受けて、抱擁の衣擦れと唇の触れ合う瑞々しい音がそっと響き始め…
やがて、二人はひとつに。
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【文字なしver】
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shishi
2024-01-15 01:30:52 +0000 UTCT うんちく
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