「思い出のワンピース」
5.ぼくが水着に着替えたら
夏休みも後半に突入した日曜日。
制服姿にプールバッグを持った岡崎愛那が雪田宅を訪ねると、すでに博希は門扉の前で待っていた。
フリルスリーブのギンガムチェック切替えトップスに、裾がフリルになったデニムミニスカート。足元はギンガムリボンのついたサンダル。いかにも女子小学生、それ...
2021-02-11 03:00:00 +0000 UTC
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女子小学生の制服にランドセルという格好で、夏休み中の小学校にやってきた博希。校門前で記念撮影だけして帰るつもりだったのだが――
2021-02-10 03:00:00 +0000 UTC
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「思い出のワンピース」
4.小学校に行こう!(4)
「お、お仕置き……!?」
(いったいどんな恥ずかしい「お仕置き」を言われるんだろう……)
ドキドキと胸を高鳴らせながら言葉を待つ博希に、愛那は眼鏡のブリッジを中指で押し上げながら命令する。
「じゃあ――下着を、脱ぎなさい」
「は、はい……」
一切の異論を許さぬ愛那の指示に、博希は...
2021-02-09 03:00:00 +0000 UTC
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「思い出のワンピース」
4.小学校に行こう!(3)
「う、うん」
空き教室に入り、念のためドアを閉める。
前方に黒板、後方には机と椅子が積み上げられた空き教室。かすかに埃っぽいが、じゅうぶんに「授業ごっこ」はできそうだ。
机と椅子をワンセット、空いている前方に設置したら、生徒役の博希がランドセルを側面のフックに引っ掛けて着席す...
2021-02-08 03:00:00 +0000 UTC
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4月第4週「女児女装で駅前に連れ出される」
(2)
気づいた時には、もう遅かった。
たくさんの女児シューズの前で立ち尽くす真弓に、
「さ、真弓。可愛い靴を選びましょうね」
母親が、罠にかかった獲物を見る目で微笑みかけた。
「今までは亜弓ちゃんのおさがりで済ませてきたけど、これからお外に出ることが多くなるんだから、いつまでも亜弓の...
2021-02-07 03:00:00 +0000 UTC
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4月第4週「女児女装で駅前に連れ出される」
(1)
「真弓、駅までお出かけするから、一緒にいらっしゃい」
ゴールデンウィークも目前に迫った、4月下旬の日曜日。
母親の言葉に、真弓は恐る恐る尋ねる。
「そ、それって、まさか、女の子の、格好で……?」
雛祭りから始まった、女装生活。それも女子小学生の制服やら、卒服やら、入学スーツやら...
2021-02-06 03:00:00 +0000 UTC
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「思い出のワンピース」
4.小学校に行こう!
「久しぶりね、2人とも。もう5年以上になるのかしら」
「はい。あの頃はお世話になりました」
「は、はい。その、お久しぶりになります、三河先生」
校門からぐるっと校庭を迂回して校舎に続く道を歩きながら、博希と愛那は女性教諭――かつて担任だった三河教諭と、久闊を叙していた。
三河教諭は20...
2021-02-04 15:00:00 +0000 UTC
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「思い出のワンピース」
4.小学校に行こう!
住宅街を走る、通学路。
もちろん夏休みのこの時期、ランドセルを背負って学校に向かう児童の姿はほとんどない。たまの登校日や、プールのある日にちらほらと見える程度だ。学期中は朝夕に黄色い声が響き渡る道路も、いまは落ちる影もなく夏の日差しが降り注いでいる。
しかし――
「久しぶりだね、ヒ...
2021-02-03 15:00:00 +0000 UTC
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ふつうに立っているだけでもパンチラしそうなほど丈の短い、レトロなワンピースを着せられた博希。愛那に見られるだけでも恥ずかしいのに、とつぜんチャイムが鳴り響いて――
2021-02-02 15:00:00 +0000 UTC
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「思い出のワンピース」
3.短いのがお好き(4)
「ま、待って愛那、それは、あっ……!」
射精したら、愛那の下着が汚れちゃう――そう言おうとした博希の声は、ショーツごと包んで握りしめる愛那の手によって中断され、1オクターブ高い悲鳴へと変わる。
コットンショーツとは違う、薄くてしっかりした、ややざらつきのある生地が、敏感な亀頭を...
2021-02-02 07:52:02 +0000 UTC
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「思い出のワンピース」
3.短いのがお好き(3)
「はぁ……これでご近所中の噂になったら、どうしよう……」
博希はベッドにうつぶせになったまま呟いた。
確かにご近所さんの言う通り、たしょう噂になったところで実害はない。それでもやはり、恥ずかしいものは恥ずかしく――なのに2階に上がってから30分近く、ワンピースを脱ぐことができな...
2021-02-02 07:51:14 +0000 UTC
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「思い出のワンピース」
3.短いのがお好き(2)
「え……? いや、ここで着替えるのはちょっと……!」
「ママのことなら気にしなくていいわよ、ヒロちゃん。ヒロちゃんの体がどんなふうになってても、気にしないからね」
ひそかにワンピースの下で勃起しているのがバレていることを知り、博希はますます赤くなった。
それでも小さな妹のように、...
2021-01-30 15:00:29 +0000 UTC
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「思い出のワンピース」
3.短いのがお好き(1)
岡崎愛那は悩んでいた。
幼馴染の博希が女児服での女装に目覚めたことを知ってから3日。その間も彼の女装姿を撮影し、アルバム作成のほうは順調だ。
(でも、あたしには――)
「どうしたの、愛那? 問題が難しい?」
勉強の手が止まっていたのを見かねたのだろう。隣で問題集を解いていた博希...
2021-01-29 15:10:08 +0000 UTC
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ブラウス+ギンガムチェックジャンスカのセットです。こんなのを着ているところを幼馴染に見つかったら…
2021-01-28 15:00:00 +0000 UTC
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「思い出のワンピース」
2.幼馴染は見た(4)
「わぁっ、すごい……可愛いジャンパースカートの下で、そんなに勃起してたなんて……!」
改めて目の当たりにしたその様子を解説するように呟きながら、愛那は撮影を続ける。
浴びせられる言葉とフラッシュに、博希はますますいたたまれない。なのに怒張は、我慢できないほどに膨れ上がってゆく。
「...
2021-01-27 15:00:00 +0000 UTC
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「思い出のワンピース」
2.幼馴染は見た(3)
「う、うん……」
思った以上にあっさりと、しかも肯定的に受け入れられて、博希は逆に背中がむずむずする。椅子から降りて立ち上がると、
「うんうん、いいじゃんいいじゃん。ね、写真とっていい?」
愛那はそう言って、制服スカートのポケットからデジタルカメラを取り出した。写真好きの彼女が、いつ...
2021-01-26 15:00:00 +0000 UTC
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「思い出のワンピース」
2.幼馴染は見た(2)
「新作」を着せられた姿を、母親の部屋にあるドレッサーの鏡で見てみる。
三面鏡に映りこむ自分の姿は、相変わらず自分自身とは思えない、サラサラの髪の毛をきれいに整えたボブカットの「美少女」。メイクもごく薄いが、それでもじゅうぶんに少女らしく、かえってリアルな印象すらある。
着ている...
2021-01-25 15:00:00 +0000 UTC
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「思い出のワンピース」
2.幼馴染は見た(1)
『ヒロ、さいきんゴキゲンだよね』
8月初旬の、昼下がり。
幼馴染の岡崎愛那とアプリで通話しながら勉強していた博希は、彼女の指摘にギクリとする。
「あ、あはは、そうかな……?」
『そうよ。口数も多くなったし、よく笑うようになったし。なに、いいことでもあったの?』
「べ、別にそんなことはな...
2021-01-24 15:00:00 +0000 UTC
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10年前と同じワンピースを着せられる博希くん。こういうシンプルな女児ワンピースも好きです。
2021-01-23 15:00:00 +0000 UTC
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「思い出のワンピース」
1.10年目のワンピース(4)
知識としてだけは持っている、男性としての生理現象。今までまったく起きなかったそれが、よりにもよって、女児服を着ている時に起きるなんて――
(とにかく、母さんに見つかったらまずい――!)
博希は深呼吸して、血が上りそうになっている局部を落ち着けようとしながら、ゆっくりと立ち上...
2021-01-22 15:00:00 +0000 UTC
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「思い出のワンピース」
1.10年目のワンピース(3)
「まぁ、可愛い!」
博希が恐る恐るリビングのドアを開いた途端、母親から賛嘆の声が上がった。
10年前と同じ水色のワンピースで、少女の装いをした息子の姿を上から下まで眺めまわし、
「うんうん、いいじゃない。あの頃と同じ――とはいかないけど、これはこれでとっても似合ってるわ。可愛...
2021-01-21 15:00:00 +0000 UTC
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「思い出のワンピース」
1.10年目のワンピース(2)
とは、いったものの。
「やっぱり恥ずかしいって、これ……」
2階の自室で改めてそのワンピースを見ると、恥ずかしさが勝ってしまう。
何しろ本来なら、10は年下の少女が着る女児服。大きな丸襟も、ギャザーによってふっくら作られたパフスリーブも、そして何よりウエストから大きく広がる...
2021-01-20 15:00:00 +0000 UTC
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「思い出のワンピース」
1.10年目のワンピース(1)
「ヒロ、ちょっといい?」
そのとき博希は、1階のリビングでソファに座り、愛那にお勧めされて借りた小説を読んでいるところだった。
顔を上げ、母親が大きな紙袋を持って立っているのを見た彼は、本を閉じてテーブルに置き、
「もちろん。なに、母さん?」
「先週、物置を整理してたらアルバム...
2021-01-20 14:30:00 +0000 UTC
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「思い出のワンピース」
プロローグ 雪田千代子の憂鬱
ヒロくんはよくできた息子さんで羨ましいわ――雪田千代子はそう言われるたびに、心臓に刺さったトゲに触られるような気分になる。
じっさい、高校3年生の長男・博希は申し分のない「できた息子」だ。
通っているのは都立の進学校。この春まで、生徒副会長を務めていた。責任感が強く頼まれ...
2021-01-20 14:00:00 +0000 UTC
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こんばんは、十月兔です。
作品そのものは昨年中に完成し、販売作品として出す予定だった新作「思い出のワンピース」ですが、いくつかの理由でファンボックス送りにしたいと思います。
・構想、執筆と長い時間をかけてきたがこれ以上よくなる気がしない
・時間をかけたくないがしかし販売作品として出す気力がない
・2ページごと(...
2021-01-20 04:13:38 +0000 UTC
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(11)
「はっ、はーっ……!」
「ん? どうしたの、ヒカリちゃん? どこかいたいいたいなのかな?」
荒い息をついて勃起をこらえる弟の様子に、アカリあくまで赤ちゃんプレイの延長を保ちながら言った。その間も、弟の竿をそっとつまんで、陰嚢との境目や裏側など、汚れがたまりやすい場所を丁寧に拭いている。
その手つきは、赤ちゃんの下半身...
2021-01-18 15:00:00 +0000 UTC
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(10)
前立てと横羽を固定しているスナップボタンが、右、左とはずれてゆく。厳重におむつを密閉していたカバーが外れると、横を向いたままのヒカリの鼻を、かすかなアンモニア臭が刺した。
(おしっこの、匂い……!)
「ふふっ、ちっちの匂いが気になるかな? すぐに取り換えてあげるから、もうちょっとだけ我慢しててちょうだいね」
嫌な顔を...
2021-01-17 15:00:00 +0000 UTC
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(9)
「さ、ちょっとこっちに来てちょうだいねー」
ベビーベッドに身を乗り出した姉が言った直後、その軽い口調とは裏腹に猛烈な力で、ヒカリは姉の方に引き寄せられていた。
ヒカリは驚きに目を丸くして、
「なっ……!? 姉ちゃん、何でそんな力が――!」
姉は女性としてはやや高いといっても162センチ、格闘技や介護の経験があるわけでも...
2021-01-17 02:14:25 +0000 UTC
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(8)
「ひっ!?」
少年の部位を触られるのはあまりにも予想外で、ヒカリは喉の奥から悲鳴を発する。
異性の性器に触れる手は、決して淫らな動きではなく、母親、あるいは姉が、幼子のおむつを確認するためのもの。しかしそれだけに遠慮なく股間をまさぐる動きに、ヒカリは思わず叫んでいた。
「や、やめろよ、姉ちゃんっ!」
言った瞬間、ヒカリ...
2021-01-16 02:46:07 +0000 UTC
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(7)
(ね、姉ちゃん――?)
眩しさをこらえ、確認しようと薄眼を開けてドアの方を見る。
そこにいたのは17年間、同じ家で育った姉・アカリの姿。まだ20歳にもなっていないとは思えない、落ち着いた物腰の女子大生だ。
着ているのは上品な立ち襟ブラウスにサーモンピンクのロングスカートと、淡い黄色のカーディガン。背中まで届く長い髪を...
2021-01-14 15:00:00 +0000 UTC
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