加賀優作 posts
Phase 5: Triumph of Loser
いまこれを入力している2023年12月、私は32歳も折り返し、日に日に水を弾かなる膚や重力に負け下垂してくる肉、そして物覚えの悪くなっていく頭を疎ましく思いながら、そして同じように、自らの境遇を解像度を下げぬまま(いや、あれでもあまりにfatalな話はだいぶ省いたはずだ。にも関わらず)、こんなにも飄々と列挙できてしまう自分の恥知らずさに、どこか不気...
2023-12-12 21:51:03 +0000 UTC View PostPhase 4: Soul of the Border
見えないものに怯みきって鬱々とした気分を変えたかったのか先日、身につけている指輪をすべてリペアにだしたのですが、そこで出会った彫金師さんのお話がとても面白く、3つの指輪の調整が仕上がるまで(サイズと歪み直しで3時間くらい?)延々と語り合ってしまいました。彼は話術が巧みであることはもちろん、このご時世ですから生身の人間との交流が少なかっ...
2023-12-12 18:00:05 +0000 UTC View PostPhase 3: Silence of Tokyo
上京した東北人が真っ先に取り掛かることといえば、訛りを消すことでしょう。うっかりとはいえ入学してしまった都内の私立校は見渡す限り、お育ちのよろしそうな都心部のご子息・ご令嬢ばかりです。早速、ホームルーム前からエスカレーター進学組とお受験組の派閥ができ、ビシバシとお互いを牽制し合うなか、単身ド田舎からでてきた私は、テレビやラジオの...
2023-12-08 15:00:06 +0000 UTC View Post13:17
今日から怒涛の鑑定ご案内。
つい思考を使っていろいろシミュレーションしてしまうけれども
経験で分かってる。
思考と感情以外からすこん、と降りてきたり湧いてくる、あるいは流れ込んでくる(陳腐だがこうとしか表現できない)信号のようなもの。
これをするすると言語化できるのが最高の状態。
そこには「わたし」というエゴなんて存在...
2023-12-08 04:17:56 +0000 UTC View PostPhase 2: Edge of Beauty
ティーンエイジャーのころの私は暗く、見知らぬ悲しみや怒りに心を支配されていました。大人になった今ではそのわけが手に取るように理解でき、そのころの自分に「大丈夫だよ」なんて声をかけたいくらいには、優しい気持ちを取り戻しましたが、それは、当時やりたくてもできなかったことが自分の意思でできるようになり、自らの血肉になっていくのを実感す...
2023-12-05 15:00:03 +0000 UTC View PostPhase 1: Beginning of Breeding
私はしばしば自己紹介の際に「どうも北のファムファタールでーす」と自嘲から入ります。秋田から東京の高校に進学したときに思い浮かんだなけなしのキャッチコピー。男を破滅へいざなう魔性の女。性への規範意識が破綻していた十代は援助交際で小遣いを稼いでいたので、我が身可愛さも少なからずあったのでしょう。曽参人を殺すと言いますが、その二つ名...
2023-12-02 16:50:37 +0000 UTC View Post