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小説「共倒れ(後編)」

遅くなりました。

昨日の時点で8割方書きあげていたんですが、オチを考えていなくてどうするかずっと悩んでいました。

今日中に投稿できてよかったです。


↓ 本編 ↓


「ん♥ くぅ…っ♥ ふ…っ♥」

洞窟のなか、ぴちゃぴちゃという水音と、十色の悩まし気な声が響く。

全く日が差さないにもかかわらず洞窟内はほんのり明るい。

壁面のところどころが紫色に鈍く光っている。

光の正体は魔の者の瘴気が結晶化したもので、

それは魔の者が長期間滞在することで発生する。

ここは魔の者たちの巣だ。


十色は両手を縛られ吊るされており、低位の魔の者、リックマンに囲まれている。

足は拘束されておらず、即刻蹴散らしてやりたいところだが、できない。

両太腿を縄でくくられ後ろに引っ張られており、踏ん張っていなければ尻を突き出す格好になってしまう。

背後には跪いた体勢で舌なめずりをしているリックマンがいる。そこに尻を突き出せば何をされるかは考えるまでもない。

魔の者たちの引っ張る力はそれほど強くはない。しかし今の十色はロードに重ね掛けされた弱体化魔法の効果が残っており、均衡を保つことで精いっぱいだ。

(弱体化の効果さえ切れればこんな奴ら……でも)

ぴちゃぴちゃ…

「ぁあっ♥ …っ♥」

後ろから引っ張られる力に抗おうとすると自然と腰を前に突き出す格好となる。

その突き出した股間に別のリックマンが舌を這わせていた。

洞窟内の濃い瘴気とリックマンの唾液に含まれる淫毒で十色の体は蝕まれていく。

舌の動きが稚拙なのがせめてもの救いだ。生まれて程ない魔の者なのだろう。外見も幼い。

なんとしても耐えきらなければならない。

これ以上魔力を奪われたら戦えなくなってしまう。

(~~っ♥ 早く…力…戻ってぇ…っ!)


『頑張るじゃないか…』

離れたところで見守っていたロードが十色に近づきてきて、乳首を優しくひっかく。

「ひぅっ♥ や…やめぇ…っ♥」

ロードの的確な愛撫は、感度を高められた今の体では軽く責められただけで頭が蕩け、一気に絶頂直前まで追いつめられてしまう。

(もう…少し…もう少しで弱体化魔法が解ける…!)

十色は歯を食いしばり必死に耐える。

『ふふっ……〇※▽△〇◇×…』

ロードは何かをささやく。人の言葉ではないようだ。

「?…………っ! ~~~~~~~~~~っ♥」

ついさっきまで稚拙だったリックマンの舌の動きが一変、十色の弱い部分のみを激しく責め始めた。

「んぉっ♥ ぐ……ぁぎ…ぃぃ~~っ♥ あああああああああっ♥♥♥」

不意の弱点への集中攻撃に十色はたまらず汚い喘ぎ声をあげ絶頂してしまう。

絶頂し抵抗力を失った十色の体から、リックマンは遠慮なく魔力を啜る。

「あああっ♥ やぁ♥…め…てぇ♥」

十色は絶頂しても止むことのない責めに思わず腰を引いてしまう。

縄で引く力も合わさり勢いよく尻が突き出る。

「あ…」

背後のリックマンはにんまりと笑みを浮かべる。

リックマンの目の前にはメスの匂いをまき散らし、トロトロに濡れそぼり、食べてほしそうにひくついている陰部があった。

「やめ…て…っ! 今は…んぁああああああああっ♥♥」

リックマンは下着をずらし、直接しゃぶりつく。

十色が絶頂直後で感覚が鋭敏になっていることなど関係ない。

舌で容赦なく膣内をかき回し、赤く腫れあがったクリトリスをこね回し、

あふれ出る愛液を啜る。

「あ”あぁ~…っ♥ お”…ほ…っ♥ ぁ…がっ♥ ぁあああっ♥」

十色は絶頂が止まらず、魔力の流出を防げない。

ぢゅ~…っ♥ ぢゅ~…っ♥ と吸い取られていく。

がくがくと痙攣しながらも腰を逃がそうと一応抵抗はしている。

しかし、太腿を引っ張る縄の力に全くかなわず逃げられない。

「ぉあああああああああああああっ♥」

十色一際強い絶頂の波に涎を垂らしながら大きく吠え、仰け反る。

それと同時に十色を纏ってたコスチュームが光の塵となり霧散した。


『魔力が尽きたか。結局一度も私に反撃できなくて残念だったな…』

ロードの合図でリックマン達が一斉に下がっていく。

ロードは十色を縛る縄を解き、自力で立つことのできない十色の腰に手をまわし支える。

『お前のおかげで私の子たちはおいしい魔力をたっぷり味わうことができて、おまけに人間を堕とす技術まで磨けたよ。この感情はたしか…そう、「ありがたい」だ。そしてこの感情を伝えることを「感謝」というんだったな。感謝するよ』

「………っ♥」

まだ小さく痙攣を続けている十色の頭を撫でながらロードが何かを話している。

十色は魔力を完全に失った絶望感とこれまでの我慢が無駄になったという徒労感により一気に疲労が押し寄せ意識が遠のく。頭を撫でられる感覚が心地よく、そのまま意識を失った。



「ん…っ♥ あん…♥ …っ♥」

(…なに? 乳首…気持ちいい…っ♥)

十色は乳首への甘い刺激で目を覚ます。

目を開けるが何も見えない。布のようなもので覆われているようだ。

両腕が上げたまま固定されている。今度は縄じゃなく拘束魔法だ。

『目が覚めたか?』

「ふぁぁっ…♥」

急に耳元で囁かれた驚きと、耳に吐息がかかり全身がゾクゾクする感覚に情けない声を上げてしまう。

『ふふふ…素直によがるときはまた一段と可愛い声をあげるのだな』

「…! う、うるさいっ!」

目覚める直前、まどろんでいる時に喘いでいたのだろう。

恥ずかしさを怒鳴ってごまかす。

「…い、いい加減解放しなさい…! もう、魔力全部搾りとったんでしょ…」

魔の者の目的はあくまで魔力であり、本来なら魔力を搾り切った後はそこら辺に放り捨てられているはずだ。しかしロードはまだ十色を解放しようとしない。

十色はその異常な状況に不安を感じ、さらに今の自分は無力であることから気を抜くと恐怖で体が震えだしそうだった。それでも、精一杯強がってみせる。

『解放するさ。だがその前にお願いがあってね』

「?」

『負けを認めて、私の子たちを殺したことを謝ってほしい』

「な…! だれがそんなこと…! それに悪いことをしているのはそっち…ぁああっ♥」

乳首をカリカリと引っ掻かれ反論を中断させられる。

『本心じゃなくていい。言葉だけでいいんだ。簡単だろう?』

ロードは十色の乳首をいじりながら猫なで声で囁く。

見るまでもなく、嘲る表情をしているだろう。

「あ…っ♥ 絶対に…っ♥ いやよ…!」

『そうか…』

くりくりくり…

薄布の上から優しく乳首を転がされる。

「~~~~~っ♥♥」

(や…ばい…♥これ…すごく…)

『無防備な体勢で、薄布越しに乳首をいじられるとたまらないだろう?』

思っていることを言い当てられドキリとする。

『お前は誰に何をされても欲情し魔力を垂れ流す。だらしない体だ。おまけに被虐嗜好がある。お前ほど堕としやすい人間は初めてだ。壊してしまわないようにこちらが気をつかってしまうほどだよ』

「あっ♥ はぁっ…んん♥」

ロードは十色をけなしながらも乳首をいじり続ける。

十色は気持ち良すぎて何も言い返せない。

『そんなお前を壊さないよう嬲り続ける方法を考えた結果がこれだ。どうだ、絶妙だろう?』

「…くっ♥…ふ…ぅ~~~~っ♥」

自分の大好きな布越しの優しい刺激。

絶頂するかしないかのぎりぎりのラインで加減され延々と続く愛撫。

「や…♥ おか…しく…な…る…っ♥」

ロードは大袈裟に残念そうに話す。責める手は休めない。

『私たちは疲れないし睡眠も必要としない。このままお前の気が変わるまで待つとしよう』


数十分後。

「…わ…かっ‥た❤︎ 謝るっ…からぁ…❤︎」

寸止めという慣れない責め苦に、十色はあっさりと陥落する。

『それはよかった。それでは‥』

ロードは十色に耳打ちする。

「そんな…」

ロードの言葉に一瞬だけ怒りの表情が浮かぶがすぐに諦めの表情に変わる。

(上辺だけ…言われた通りするだけ…だから)

「わ…わたしは…これまで沢山の魔の者をやっつけてきました。今日‥、魔の者に敗北…し、いっぱいお仕置きを受けて…心を入れ替え…ました…んっ❤︎」

十色は自分の発する言葉により、自分の誇りや自尊心が打ち砕かれていく。

それと同時に全身がゾクゾクと震え、陰部からは愛液が滴り落ちる。

ロードは続きを促すように十色の乳首を弾く。

「あぅ♥ …ごめんな…さい…もう…二度と逆らいませ…ん…。許してください…っ♥」

敵に屈服する惨めな気持ちとは裏腹に体は熱く高ぶり、息が乱れていく。

ロードは十色の醜態を眺め、鼻で笑ったあと、拘束を解く。

『…約束だ。もう帰っていいぞ』

十色はロードの膝の上から動こうとしない。

股を開き、胸をそらし、もじもじと体を揺らしている。

『どうした…?私の気が変わらないうちに消えたほうがいいぞ?』

ロードはいやらしい笑みを浮かべ、尋ねる。

「…イカせて…ください…♥ アソコも…乳首も…疼いて…切ないの…♥」

体を揺らすうちに目隠しがずれ落ちる。

十色の眼は気持ちよくなることしか考えられない、濁った瞳をしていた。

『壊れてしまったなら仕方がない…。搾り尽くして捨ててやろう』

ロードは今度は一切の加減なく責め立てた。乳首を指で強くこね回し、膣内を激しく搔きまわす。

「~~~~~~~~~っ♥♥♥」

十色は声にならない叫び声をあげながらイキ狂う。

魔力がからっぽのはずの十色の体から光が溢れ、ロードの体へ吸収されていく。

精気を奪われているのだ。

十色の精気の光は徐々に小さくなっていき、消えていった。


翌日、捜索により魔導兵たちは発見されたが身も心もボロボロで廃人となっていた。

十色の姿はみつかることはなかった。


BAD END




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