ワンドロイラストに文章をつけてみたシリーズ第2弾。
頭の中ではすごくえっちで素晴らしいシーンを思い描いているはずなのに
いざイラストや文章にしてみるとなんか違うっていうギャップに日々モヤモヤしています。
↓ 本編 ↓
魔の者の集団との戦闘における定石は「トリッカー」の存在の有無の確認およびその排除である。
トリッカーは知性と器用さに特化した魔の者で武器や罠を作成したり、他の魔の者を指揮して連携をとったりする。トリッカーの存在の有無で攻略難度が大きく変わるのだ。
十色は今回の戦闘でも定石通り、トリッカーを狙う。
トリッカー自体の戦闘力は低く、他の魔の者を差し向け自分は逃げ隠れしている。
しかし、十色の実力であれば追いつき仕留めることなど造作もない。
厄介な事態になる前に速攻で距離を詰めトリッカーを撃破する。
あとは統率を失った残党を始末するだけ…のはずだった。
「…っ!?」
トリッカーが倒れ消滅した場所を中心に地面に魔法陣が浮かび拡がる。
十色がその陣に巻き込まれた瞬間、十色の体を纏っていた肉体強化の魔法が消失し、
さらに体が鉛のように重くなっていくのを感じる。
『スラットボード』。魔の者が使用する魔法。陣に入った者の魔法効果を打ち消し身体能力を低下させる。
「まずい…早く移動しな…ぐっ!?」
陣の外へ移動しようとした瞬間、付近の茂みから魔の者が飛び出し十色を押さえつける。迅速かつ完璧な動きで抵抗する暇もなかった。こちらの戦略を見抜かれていたようだ。
十色はもがくがびくともしない。陣の中で魔の者の身体能力は倍増しており、十色は鍛えているとはいえ魔法による強化なしでは歯が立たない。
(…まさかトリッカー自身が囮になるなんて…!)
常に逃げ回り遠くから攻撃してくるため臆病な性格であると思い込んでいた。
しかし、そもそも魔の者には情欲以外の感情はない。獲物を狩るために最適と判断すれば
自身の命も惜しまないのだろう。
「…?」
いつもなら無遠慮に体をまさぐってくるはずだが今回は押さえつけたまま動かない。
不審に思ったが、ほどなくして魔の者の意図を理解する。
ずくんっ…! 下腹部が疼き熱くなる…。疼きは徐々に強く、そして熱は下腹部を中心に全身に広がりつつあった。
「あっ♥…く…このぉ!」
十色は焦り、全力でもがこうとして気付く。次第に自分の体に力が入らなくなっていることに。
十色はそれでも必死に抵抗するが、はたから見るとねだるように尻を振っているようにしか見えない。
「ひぁ…んっ♥」
感度はみるみる上昇し、抵抗による衣擦れや揺れる髪が肩やうなじを撫でるだけで感じてしまい動けなくなってしまっている。
「負け…ない…っ♥ わたし…は…魔の者なんかにぃ…♥」
十色は快感で思考が蕩けてしまいそうになる自分を必死で奮い立たせ、なんとか反撃の機会をうかがう……。
数分後。
「あんっ♥ やめ…あっ…あっ♥ やぁ…ん♥」
十色は魔の者の支えがなければ姿勢を維持できないほど脱力し、体に軽く触れられるたびにみだらに喘いでいた。
魔の者たちは乳首や膣など本来の性感帯には一切触れず、脇や横腹、臍や太ももなどに指を這わせる。
「あぁっ♥ …だめっ!また…イっ…~~~~~っ♥♥」
感度を限界以上に引き上げられた体は普段ならこそばゆいだけの刺激でもどうしようもないほど気持ちよく、あっけなく絶頂する。
魔の者は絶頂し抵抗力がなくなった十色の体からおいしそうに魔力を啜っている。
魔の者は人間に強烈すぎる刺激を与えると壊れてしまうことを本能的に理解している。
魔力の器である人間を壊さぬよう、しかし、限界寸前まで魔力を搾り取れるよう十色の反応を見ながら絶妙な加減で責め立てる。
「おねが…もぉ…気持ちよく…しない…でぇ♥」
すっかり弱気になった十色をみて魔の者たちはクスクスと嘲笑う。
当然、十色の魔力が尽きるまで優しい愛撫は続いた。
目を覚ますと魔の者はいなくなっていた。陣も消え、体の疼きも嘘のように引いている。
「わたし…あんなので…」
敵の魔法の効果とはいえ、指先一つでイかされまくった自分の痴態を思い出し赤面する。
ふと、自分で脇に触れてみる。
「あっ…♥」
予想以上の快感に思わず大きな声を上げてしまい、慌てて口を塞いで周囲を見渡す。
「…もう、いや…」
魔の者に開発されまた一段とHな攻撃に弱くなってしまった自分の体にため息をつきながら、十色は帰路についた。
でゅう
2021-01-25 23:52:34 +0000 UTC狭霧梓
2021-01-25 14:34:57 +0000 UTC