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カドラス
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『リクエスト』とある二人のメイドの死闘

そこはどこかの世界の西洋の話。 「ご主人様、紅茶の用意が出来ました」 そこは、とある貴族の屋敷。現在の当主は東の国の人間の血を濃く引き継いだ青年。 その手腕は、小さな領地でありながらかなりの豊かさを誇る土地を築き上げるほどであった。 しかし、そんな彼が最も信頼しているのは二人のメイド。 「ありがとう、ヘレナ」 一人は、金髪をシニヨンヘアにした長身の美女。 凄まじい乳房、大きなお尻、美しい容姿。いろんな所が大きい彼女は、その凛々しい容姿も相まって、その街でもかなりの噂となっていた。 それほどまでに美しい容姿を持つそのメイドは、主人である青年が最も信頼している者の一人である。 そして、彼の夜の相手も務めていた。 「ご主人様、スコーンのご用意もあります」 続けて、スコーンを乗せた皿を出してきたのは、ヘレナに負けず劣らずの美しい容姿を持った銀髪の美女。 「ありがとう、セレン」 同じく銀髪をシニヨンヘアにした髪型。そして下半身は、ヘレナと瓜二つ、鏡合わせと言っていいほどの身体を有している。 街の噂を二分し、主人からの信頼も同様、夜の相手もまた二人。まるで双璧とも言うべき二人のメイドが、青年のメイドであった。 青年は二人のメイドを信頼し愛していた。 そしてこの国では重婚は認められている。だから別段、彼が二人を一緒に娶る事には何の問題もない。 「ふう・・・」 主人のティータイムが終わり、メイドたちがせわしなく食器を片付ける。 「それじゃあ、私は領内の見回りに出てくる。屋敷の事は任せたよ」 「「いってらっしゃいませ、ご主人様」」 主人が執務室から出ていく。扉が閉じて、数秒が立つと、おもむろにヘレナとセレンは互いに近寄ると――― その巨大な乳房をぎゅむぅぅうう、と片手で掴み合った。 「またご主人様に色目を使いましたね?この売女」 「ご主人様の気を惹こうとしましたね?このあばずれ」 二人は互いを蔑み合った目で睨み合う。 実はこの二人、相手を心の底から嫌い合っていた。 「わざと胸元を見せてご主人様の情欲を誘おうなど、恥を知りなさい」 「わざとスカートを上げてショーツを見せようとしましたね、不届き者」 ぎゅうう、と乳房を握る手に力が入る。 「貴方は、今、ご主人様の温情によって生かされている事を自覚しなさい」 「貴方は、今、ご主人様の慈悲によって生かされている事を理解しなさい」 今すぐにでも殺し合いになりそうなほど、二人の気迫は凄まじかった。 こんな衝突はこれが初めてではない。 主人への愛ゆえに、その凄まじい独占欲が、同じ寵愛を受けている者を心の底から拒絶し排除しようとしているのだ。 だからこそ、二人はいつも主人の傍にいる目の前の存在を許せないのだ。 「ご主人様が貴方に目を向けていなければ今すぐにでも殺している所です」 「まるで殺せるとでものたまっているようですね。殺されるのは貴方です」 「試してみますか?」 「どうぞご自由に」 重い沈黙が執務室を満たす。 「・・・ご主人様を満たすのは、夜を任された私の役目。即ち、ご主人様を満足させられるのは私だけです」 ふと、ヘレナがそう自慢する。 「・・・つまり?」 セレンは余計な事は言わなかった。 「武器はいりません、絞め殺す事も、殴り殺す事も必要ありません。女にとって最も屈辱的な死・・・」 「女の魅力で負け、尚且つそれによって殺されること」 ヘレナの言葉を、セレンが奪う。 しかしヘレナは気にせず言葉を続ける。 「その通り。今夜、決着をつけるとしましょう。どちらがより、ご主人様の女として相応しいか」 「いいでしょう。私もそろそろ限界に近い所です。存分にやり合いましょうか、どちらかの命が尽きるまで」 二人の表情に笑みはない。それは彼女たちが普段から笑う事も怒る事もない、無表情が常の人間だからだろう。 しかし、その声音からは、目の前の存在を殺したいほどの憎しみが籠っていた。 夜。 「・・・そうか」 そうして呼び出された主人は、二人の雰囲気を見て、諦めたようにため息を吐いた。 「それが貴方たちの答えか」 「申し訳ございません、ご主人様。貴方のお気持ちを理解しておきながら、メイドの分際で自らの感情を優先する事をお許しください」 「しかし、それ以上の愛情をもって貴方に尽くす事をお約束いたします。これは、私の一生で最後の我儘でございます」 「分かった。そういう事ならば見届けよう・・・」 普段は二人っきりで使うベッド。しかし、今回はその相手も用途も違う。 メイド服を脱ぎ捨て、下着とガーターベルト姿となった二人のメイド。 そのたゆんたゆんと揺れる乳房も、ぷりっとした巨尻も、全てが主人の為に使うべきものを、今、目の前の女を殺す為に使う。 それが堪らなく申し訳ない。だが――― 「「今から貴方を殺します」」 そのブラを外して、その巨大な乳房を互いの前に曝け出す。 一際だゆん、と重力に反発するように揺れたその乳房は、剣の切っ先のようにその乳首を向け合う。 そして、開始の合図も無しに、二人の『殺し合い』が始まった。 ドッパァァァァン!!! これが乳房同士がぶつかった音である。 「「―――ぐっ」」 衝撃が乳房に伝わり、その肺へと到達、衝撃を与え、空気を吐き出させる。 「そ、の程度、ですか?」 ヘレナは余裕そうにセレンを見下す。 「全、然余裕、ですが?」 セレンは平然としてヘレナを見返す。 そうして一瞬の沈黙の後に、二人は両手を繋ぎ合うと、そのまま互いを押して体を離し、勢いをつけて再び乳房同士を激突させあった。 「「ぐ・・・ぶっ」」 そこから、幾度となく乳房をぶつけ合う。 おおよそ体が激突するような音ではない音が響き合い、寝室に木霊する。だが、ヘレナもセレンも構わず、乳房同士をぶつけ合う。 幾度も幾度もぶつけ合い、その度に二人は表情を崩さずに乳房をぶつけ合う。 「ふ・・・くっ!」 しかし、どれくらいの時間が経ったか、どちらかが正面からではなく絡め手を使うようになり始める。 「ふぐっ!?」 まず、ヘレナが自身の身体を持ち上げ、その乳房をセレンの乳房に向かって思いっきり振り下ろしたのだ。 それだけでかなりの衝撃が走る。 「ぐ・・・んぅう!!」 それに対して、セレンは深刻な事になる前に体を引いてなんとかヘレナの乳房を避け、そうして体を引いた勢いを利用して、今度は押しつぶすようにヘレナの乳房に自分の乳房をぶつけた。 「ぐぅん!?」 そのままヘレナを押し倒そうと力を入れるセレン。 だが、一瞬バランスを崩したヘレナはなんとか態勢を立て直し、乳房同士で押し合う形となる。 しかし、力が拮抗しているのか、拮抗したままぴったりと停止してしまう。 だが、それでは終わらない。 「「くっ!!」」 二人が同時に手を離し、その手を相手の背へと回す。 しかし、乳房が大きく弾力が強いのか、肩甲骨に触れる程度に留まる。 だが、背に回した手の距離は徐々に近付いていくのもまた事実。 幾度となく乳房をたわませて、その度に背中の手がその距離を縮めている。 ただでさえ、二人の凄まじいサイズと弾力の乳房だ。 こうして肩甲骨に手をひっかけているだけでかなりきつい状況だ。 そんな状態で、手を繋ぎ合えばどうなるのか。 「「締め・・・ころ、す・・・!!!」」 目を見開いて、ついに、その手の指先が触れ合った。そして――― 「「・・・・んっぐぃうっあぃっぁあぁああ・・・!!」」 肺の中の空気が、一気に吐き出される。 指先から指をかぎ爪のように繋ぎ、一気に力を入れて抱き締める。 乳房が均等に潰れるも、しかしその質量は消えず、ただ乳房と肺を圧迫し続ける。 その苦しさは、見ての通りだ。 「「ぐ・・・ぶっ・・・ぉっ・・・ぁぁ・・・!!!」」 首を絞められるより遥かに苦しいだろう。呼吸は中途半端、乳房は圧迫される痛みに悲鳴を上げ、腕もまた、少しでも緩めればその隙を突かれて一気に押し負ける事だろう。 だからこそ、退くも進むも叶わない戦いに身を投じる事となってしまったのだ。 だが、そうであっても二人の瞳の中の闘志は消えていなかった。 ((負けない・・・この女にだけは・・・絶対に・・・!)) そのまま、どれくらいの時間が経った事だろう。 二人の意識は既に朦朧としており、虚ろとなり、口端からは泡が零れ落ちていた。 少しでも優位に立とうと体を動かして乳房を有利な位置に移動させようとしたが、同じ動きをするからか、全く優位を取れない。 だから時間だけがいたずらに過ぎていく。 そうして、意識も限界ときた所で、 (こう、なったら・・・!) ヘレナは、最後の最後で、渾身の力を腕に入れる事を決意した。 下手をすれば自滅するかもしれないが、何もしないよりはマシだった。 だから、ヘレナは実行に移した。 残った腕の力を全て注いで、全力でセレンを抱き締めるヘレナ。 だが、予想外だったのは、セレンも同じことをしてきた事だった。 ほんの一瞬、今までにない力がかかった瞬間、乳房の中で何かが決壊した。 ぼた・・・ぼたっぼた・・・ぼたたたたたたたたたた・・・・!!! 二人の乳房の境界線。そこから、白濁した液体が零れ落ちてきた。 「「――――んおぉおおぉおおおぉおおおおおおおお!!!??」」 初めて、二人の表情が崩れた。 同時に腕が離れ、胸の弾力によって弾かれ合う二人の身体。 そうして、解放された乳房からは、乳首から母乳が噴水の如く溢れ出していた。 そのまま仰向けに倒れた二人は、体を痙攣させながら、母乳を噴き出し続け、のたうち回った。 噴き出した母乳が体を白く汚していく。 回復するまでにかなりの時間がかかった。 だが、二人の憎悪は、今までにないほどに燃え上がっていた。 「よくも・・・ご主人様のためのミルクを・・・!」 「貴方のような不味いミルク等、ご主人様は飲みません。私のミルクこそ喜ばれるものです」 「妄想を語らないでください。反吐が出る」 「反吐が出るミルクなど、ご主人様には飲ませられません」 再び乳房同士がぶつかり合う。 「「徹底的に潰して差し上げましょう・・・!!!」」 そうして、乳房の潰し合いが始まった。 何度もぶつけ合うその姿は、まるでノーガードの殴り合い。 ぶつかり合う度に、乳房は赤く腫れあがり、更にぶつけ合えば徐々に青く染まっていく。 潰して、潰されて、殴って殴られて、叩いて叩かれて。 幾度となくぶつけ、幾度となく殴り合った。 そうして幾度となくぶつけ合えば、そのうち限界が来るのも道理であり、 ぶちっ 「「・・・・あ」」 ついに、二人の乳房は限界を迎えた。 嫌な音を立てて、二人の青すらも通り越して紫になった乳房は、ついにその張りを失ってしまった。 まさに、完全に死んでしまったかのように。 「「っ・・・っ・・・!?」」 今、ヘレナとセレンは、今の感情をどう表現しようかと口をぱくぱくと動かした。 だが、やがてその視線は自分の潰れた乳房から、目の前の相手へと動いていった。 「・・・よくも」 ヘレナが震える声で呟いた。 「・・・よくも」 セレンが見開いて目で見つめた。 「「よくも、ご主人様のものを!!!」」 二人は、殺意の籠った瞳で叫び、相手に飛び掛かった。 潰れた乳房ではもはや何の役にも立たない。 だが、それでも相手を叩き潰さなければ、もう二人の気は収まらなかった。 狙うべきはただ一つ。 「「ぐぅ!?」」 ヘレナとセレンが取っ組み合いの末、ベッドに倒れる。 「「っ!!」」 しかも互い違い。その目の前にあるのは、相手の股間。 ヘレナはセレンの白のショーツを噛み千切った。 セレンはヘレナの黒のショーツを噛み千切った。 そうして露出するのは、憎き相手の陰唇。愛する主人に愛でられ使い込まれた、女の象徴。 「貴方のようなクズに・・・」 「・・・ご主人様の魔羅は相応しくない!!!」 拳を握り締め、二人は目の前の陰唇に向かって叩きつけた。 次の瞬間、既に濡れそぼっていた陰唇は、その拳をあっさり受け入れ、そのまま子宮口を拳が殴りつけた。 「「んぐぉぉおおぉおおぉおおおお!!!?」」 予想外の衝撃に、体が跳ねる。 愛液がぶしぃいいいぶしぃぃいいと噴き出し、体ががくがくと痙攣する。 「ぐぉおおっこ、壊すっ!絶対に、壊すぅ・・・!!」 「んぐううっう、壊すっ!のは、私ですぅ・・・!!」 幾度となく、拳が膣を通り、子宮口を叩く。 (こ、こわれるっ・・・この女にっ・・・おまんこ、壊されるっ・・・!?) (さ、させないっ・・・壊されるっ・・・前にっ、壊すのですっ・・・!!) ごつん、ごつん、と子宮口を殴り、その拳で膣内をぞりぞりと削る。 その度に、快感が脳髄を貫き、体を痙攣させて愛液を噴き出し続ける。 その衝撃に、何時までも頭と体が耐えられるのだろうか。 「「・・・・・・・・・・・んごぉぉおおおぉおおおおおおお・・・!!!」」 結論、長い時間が経った後、ついに壊れた。 愛液が止まることなく噴き出し続け、体ががくがくと痙攣を続ける。 二人の膣は、互いの拳によって壊された。 だが――― 「「こわれでじまいなざいぃぃぃぃぃいいい・・・・!!!」」 二人がそれで止まる事はなかった。 砕けた石をさらに砕くように、念入りに拳を突き刺し、子宮を潰すように、ぐりぐりと押し込んだ。 そんな事をすれば、痛みと快感が一緒くたになって脳髄を貫く事になるだろう。 最悪、再起不能になるかもしれないがもはやそれが目的となっている二人にとってはむしろ好都合だった。 何故なら、二人の目的は、相手を殺すことなのだから。 そうして、どれだけの時間が経った頃だろうか。 ベッドの上には、もはや美しかったメイドはいない。 いるのは、同じ硬度の功績を散々にぶつけ合い砕け散った宝石の欠片の如くズタボロの肉塊が二つ、あった。 「「ぜひゅー・・・ぜひゅー・・・ぜひゅー・・・」」 息も絶え絶えに呼吸を繰り返すヘレナとセレン。 潰れた乳房だけでなく、体中には掴んだ際のひっかき傷があり、尻は散々ぶつけ合ったが故に乳房のように紫に爛れ、股間からは壊れた蛇口のように愛液を噴き出し続けていた。 もはや瀕死、このままでは共倒れもあり得るだろう。 しかし、それでも二人はやめない。ヘレナもセレンも、まるで死が恐ろしくないかのように、よろよろと起き上がり、互いの手を取って、引き寄せ合う。 主人の青年も、そんな二人の覚悟を汲み取って止めようとすることはなかった。 そうして、二人は互いに引き寄せ合うと、ぎゅっと抱き締め合う。 潰れた乳房を押し付け合い、足を絡めて陰唇を重ね合わせる。そして顔は相手の肩に乗せる。 そうして、全ての準備が整ったと言わんばかりに抱き締め合ったヘレナとセレンは。 「「・・・これで、最後です」」 そう、呟いた。 じゅぶり 嫌な音だった。 じゅぶ・・・じゅぶ・・・じゅぶ・・・ まるで、何かを潰しているかのような音だ。 命を削り合う二人の、最後の何かを潰すかのようなそれは、まさに彼女たちの意思の表れと言えるだろう。 そうして、僅かな腰の動きで、陰唇をぶつけ合うヘレナとセレン。 その度に、また何かが潰れる音が響き、その度に二人の身体が微かに揺れる。 だが、二人は止まらない。ただひらすらに、ひたすらに、自分の命で、目の前の相手の命を吹き消すように、二人は腰を動かし続けた。 そして―――― ―――片方が、潰れた。 「――――お」 「――――ひぁ」 それは、違う悲鳴だった。 じょわぁああぁああああああ・・・・・・・ どちらかの陰唇から溢れ出したそれは、まさしく最後の活力。 それを全て放出した片方の方へ、一つとなった肉塊はゆっくりと倒れていった。 ばたり。と音を立てて倒れた二人のメイド。 しかし、まさに今、勝敗は決した。 ゆらり、と起き上がった女の髪色は―――銀色だった。 「・・・・ふ・・・ふふ・・・」 銀色の髪のメイドは、笑みを零した。 「あは・・・あははははは・・・・!!!」 勝利の喜びは、これまでの苦労で溜まった疲労を吹き飛ばすものらしい。 「勝った・・・勝ちました・・・!私が、セレンが勝ちましたぁ、ご主人様ぁ・・・!」 今までの戦いが嘘であるかのように、セレンは嬉しそうに表情を綻ばせる。 「・・・ぉ・・・ぅぇ・・・・」 だが、微かにヘレナの口から、微かな吐息が漏れた。 「・・・あら、まだ生きていたんですね」 セレンは、そんなヘレナの上に覆いかぶさると、その潰れた胸でもってその顔を潰す。 「・・・・・っ!?」 「もう二度と、ご主人様に近付かないようにしてさしあげます」 ヘレナはもう体を動かせなかった。 そしてこの先も、体を動かす事はなかった。 そうして数分後、 「ご主人様、頑張ったセレンに、どうかご褒美をくださいませ♡」 この日、貴族の屋敷から、メイドが一人、忽然と消えた。 それからほどなくして、残ったメイドとその主人が婚約を発表し、子を身籠っているという話で、消えたメイドの話はそれほど話題とならなかった。 生き残ったメイドは、今日も愛する主人と子の為に、奉仕を続けている。


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