とある蛇神の伝説より
Added 2025-01-31 15:00:00 +0000 UTC「あー最悪、なんでアンタと一緒に行かなきゃなんないわけ?」 「それはこっちのセリフだし。ったく、強制じゃなけりゃ帰ってるんだけど」 とある山奥で、二人の巫女がすごすごと山道を歩いていた。 しかし、冬場らしいあったかいデザインの巫女服に似合わないネイルに化粧など、まさに『ギャル』みたいな見た目であり、何故この二人が真夜中の山道を歩いているのか見る人がいれば不思議に思うだろう。 片方の女子高生の名は『大崎キサラ』。 黒髪の長髪で女子高生にして長身でJカップの爆乳を持つ二年一組のギャルグループの筆頭。 もう片方の女子高生は『山方ミユキ』。 白髪の長髪で女子高生にして長身でJカップの爆乳を持つ二年二組のギャルグループの筆頭。 下半身以下が双子、と揶揄されるように、二人のプロポーションは全くの互角。 身体測定の際にも、互いに百八十の長身、そしてスリーサイズが全く同じであり、座高や脚の長さ、前屈の記録等々、ありとあらゆる要素において互角であった。 それが、彼女たちの不仲の原因でもあった。 別に自分の能力に自身がある訳ではない。 しかし、全く同じ人間がもう一人いるという状況が非常に気に食わないだけであり、それが相手も同様であれば猶更。 出会えれば小言はもちろん、相手の容姿を貶したりなど悪口を繰り返す。 そんな二人が相手の仲間や家族をバカにしないのは育ちの良さが影響しているのか、ここまで殴り合いの喧嘩に発展しなかったのが嘘のようである。 何はともあれ、キサラとミユキの二人はとにかく仲が悪い。 一緒にいるだけで怨敵を目の前にしたかのような顔をするのだから、互いのグループも二人が会わないように気を使っていた。 しかし、今回、ある事情であるイベントに参加しそして運悪く同じペアになってしまった二人は、今こうしてとある神社に向かって歩いていた。 それは、とある山奥にある神社へのお礼参り。 「ついた・・・」 長い山道を抜けて、ようやく見つけた古ぼけた神社。 「ここでこれを置けばいいんだっけ?」 二人は、神社の階段がある手すりの上に、蛇の形に掘られた石飾りを置いた。 「はあ、これでいいの?」 「いいんじゃない、ていうかアタシに聞くなし」 「あー、さっさと降りてアンタとさっさと別れたいわ」 「それはこっちのセリフ」 そう言い合って、帰ろうとした所、 ごろごろごろ・・・ 「は?え、嘘・・・」 「最悪!!」 突然、雨が降り出し、二人は踵を返して神社の中に逃げ込む。 なんとか神社の中に駆け込み、雨の直撃を避ける事が出来た。 「マジ最悪・・・なんでこんな時に雨降るかなぁ・・・」 「しかもアンタと一緒だなんて・・・」 「それはこっちのセリフ!アンタとは一秒とだっていたくないんだけど!」 「何よその言い方!」 古ぼけた神社に二人っきり。その状況は相手を嫌っているお互いにとってまさに最悪の事態以外の何者でもなかった。 「そもそもアンタがアタシの真似をしてるのがいけないんでしょうが!」 「真似をしてるのはそっちでしょ!この劣化コピー!」 口論はヒートアップしていき、やがて外では雨は激しくなり、雷まで響き始める。 そうして、完全に孤立してしまったキサラとミユキは、他に止める者がいないからと時間も忘れて言い争いを続けた。 しかし、その口論によって高まった怒りのボルテージが頂点に達する寸前、神社に雷が落ちた。 「「きゃあぁあぁぁああぁああ!!?」」 そして二人の意識は闇に沈んだ。 そうして、どれくらいの時間が経った事だろうか。 「ん・・・んぅ・・・」 キサラが目を覚ました時、まず感じたのは妙な音だった。 何かが床を這う音。 まるで、巨大な『蛇』が地面を張っているかのような、そんな音だった。 次に感じたのは、妙な窮屈さだった。 何か、足に何かが絡まっているかのような感覚を覚えた。その妙な感覚に、キサラはとうとう目を覚ます。 「なに・・・?」 起き上がったキサラが目にしたもの。それは、巨大な蛇の尾であった。 「「ひぃ!?」」 それにキサラが酷く驚いた。 そんな巨大な蛇など見た事もないからだ。 しかも、二匹。 黒と白の鱗を持つ蛇の胴体が、キサラの視界に入っていた。 その白い方を目で追うと、その先に繋がっていたのは――― 「「は・・・はあ!?」」 なんと、ミユキだった。 ミユキの下半身が、丸ごと蛇の胴体になってしまっていた。 (な、なんなのよその体!?) キサラは、目の前の女の変化に恐れ戦いた。 下半身が蛇に変身するなど、生物学的にありえないからだ。 しかし、更にありえない事が起きてしまう。 「まさか、貴方も禁術を使ったのですか・・・!」 (え、何!?口が勝手に・・・) 口が勝手に動き、相手に向かって信じられないと言った旨の言葉を吐き出した。 それだけでなく、体の自由も利かず、勝手に体が動き始めてしまう。 「なんという・・・あのまま死んでいればよかったものを・・・!」 そして、ミユキもまた、彼女らしくない口調でキサラに言い返してくる。 (死んで・・・?死んでって、何・・・?ま、まさか・・・!) 実は、この神社にはある伝説があった。 かつて、この地域を自分たちの聖地とするべく、二つの巫女の一族が争いあったという。 その中でも一番の実力のあったそれぞれの巫女が、周囲一帯の地形が変わってしまうほど激しい戦いを繰り広げたという。 そして、その戦いの最中に互いに下半身を失い、地形変化で崩れた大穴の下へと落ちてしまい、そのまま行方不明になったという。 しかし、大穴に落ちた二人の巫女は、その身をそれぞれが信奉する『蛇神』の姿を借りて、戦い続けているという伝説があった。 ((まさか、これって・・・)) その伝説を、自分たちがその体を通して体験しているというのか。 (じょ、冗談じゃない!こんなの夢よ!) (はやく覚めてはやく覚めてはやく覚めて!) 二人の必死な想いとは裏腹に、二人の巫女は、蛇の下半身をなんとか動かしながら起き上がる。 「一体、何人の仲間たちが貴方たちのような白豚に殺されたことか・・・!」 「黙りなさい!貴方がたのような黒豚風情に、私の仲間が殺されたなど、恥でしかありません!」 「なんですって!?」 「事実でしょう!?」 ((こ、怖い・・・!)) 二人の持つ気迫と憎悪。それをキサラとミユキは恐怖を感じてしまう。 しかし、そう思っていても話しが進んでいく。 「もういい。ここで貴方を滅ぼし、私は我が家に帰ります!」 「いいえ、貴方はここで潰え、帰る事も出来ない。何故なら私が貴方を滅ぼし、私が家に帰るのです!」 二人は構える。しかし、体がよろよろと傾く。 「「くっ!?」」 どうやら蛇の体は人の足と違って扱いにくいようだ。 「「きゃあ!?」」 案の定、動く前に転んでしまった。 それはもう無様に。 「「っ・・・!」」 それでもなんとか起き上がり、手を伸ばして、互いの右手と左手を握り合う。 「「貴方を、倒す・・・!」」 そのまま互いを引き合い、そしてその爆乳を押し付け合い、抱き締め合い始める。 「「小さい胸ですね」」 意図せずこの形となり、ふと気付いた彼女たちは、ついそんな言葉を漏らす。 そして、そんな言葉を吐き合い、そしてむっとした彼女達は、ぐっと腕に力を込めた。 爆乳が潰れ合い、均等に潰れていく。 ((な、なんでこんな事に・・・)) 一方のキサラとミユキは溜まったものじゃない。 嫌いな相手―――と同じ顔をした人物と抱き締め合うなんて状況は、まさに吐き気がしそうな程、受け入れられない状況である。 しかし、状況はどんどん変わっていく。 「「こうなれば・・・!」」 巫女の方が、相手の背に回した手で、何かの印を結ぶ。 すると、突如として胸に強烈な違和感を感じた。 ((な、何!?)) それはまるで、乳房の中を直接触られているような不思議な感覚で――― ((な、なんか、胸が、デカく―――)) その錯覚は嘘ではなかった。 事実、彼女たちの胸は、徐々に大きくなり始めていた。 ((な、なんで、なんで大きくなってんの!?)) 混乱するキサラとミユキ。 ((何よこれ、どうして大きく、それに、なんか、胸がめっちゃ熱い!?どうして、こんな、いやぁぁあ!!)) 何か、乳房の中で何かが起きている。 乳房の中で何かが直接触られ、掴まれ、揉まれて、何かを生み出し続けているかのように熱かった。 しかし、それでも互いを抱き締め合う巫女たちは、腕を離そうとしない。 「ぐ・・・ふぅっ・・・ぎっ・・・」 「ご・・・うぐっ・・・うっ・・・」 肥大化していく両者の乳房。 だが、肥大化していく乳房が、大きくなるにつれて、腕がぷるぷると震え始め―――。 「「う・・・ぎっ・・・ぉぉおっ!!!」」 とうとう耐えきれなかったのか、二人の手が離れ、互いに弾かれ合う。 その際に蛇の尾が大きく波打ち土の壁を叩いた。 ((あたた・・・)) どうやら、感覚はしっかりとあるらしい。 頭を強かに打ち付けたのか、痛みで涙目になるが、どうにか起き上がった頃には、自身の体の変化に慄く。 ((な、なにこれ・・・)) その乳房は、形の良いJカップから、もはや図るのも馬鹿らしいサイズへと成長していた。 それは、まさに特大のスイカと言って良い程のサイズであり、そのサイズと重量は、今の彼女たちにとっては、重し以外のなんでもなかった。 更に、その乳首からはぼたぼたとありえない量と粘り気で零れ落ちていく母乳が目に入った。 ((ど、どうなっちゃってるの、私の体・・・)) 体を動かそうとしても、上手く動かず、地面に倒れ込んでしまう。 「「くっ・・・」」 ((ど、どうすんのよこれぇ!?)) あまりの重さに、蛇の下半身では支える事すら出来ない。 しかし、二人の巫女は相手を睨みつけて見せる。まるで相手が悪い、とでも言う様に。 その証拠に、二人は尚も張って相手の元へと向かおうとしていた。 (お、お願い!もう喧嘩しないから!仲良くするから、だからこれ以上はやめて!) (これ以上はもう嫌なの!本当に壊れる!私可笑しくなっちゃうからぁ!) しかし、キサラとミユキの心の叫びは、肉体の持ち主である巫女たちに届く事は無かった。 蛇の尾の先が、するりと螺旋状に絡み合う。 そして、そこからぐるぐると蛇の尾が螺旋状に絡み合い、きつく締め合う。 更に、その状態で二人は印を結んで呪文を唱えると、光の輪が二本現れ、互いの胸あたりと腰回りで二人を囲うと、そのまま一気に締め上げ始める。 「「はぐぅっ!?」」 その勢いに、二人の肺から空気が吐き出される。 ((ぐ、ぐるじ・・・)) 「「ごれで、じめごろずっ!」」 印を結んだ手を相手の後頭部へ回して、印に力を込めた。 すると光の輪は更に強く二人の巫女を締め上げた。 ((ぐえぇええええぇええぇええぇえええええ!!!)) 「「ぐ・・・ぎっ・・・ぃぃ・・・ぁ・・・ぉぉお・・・・・っおぇっ・・・!!」」 全力の締め上げに、キサラとミユキは悲鳴の上げ、二人の巫女も苦しそうな表情になる。 超乳へと成長した爆乳も一気に潰れ、母乳が勢いよく噴き出し、横倒しに倒れる二人のいる地面に零れ染み込んでいく。 「「つ・・・ぶれ・・・ろぉお・・・・・おおおっ!!!」」 ((やべでぇぇえぇぇぇええええ!!!じんじゃうぉぉおおおぉおおおおおお!!!)) その苦しみは、まさに想像を絶していた。 巨大な乳房が潰れれば、肺から空気が逃げ、呼吸もまともに出来なくなる。 それだけでも苦しいのに、下半身の蛇体が凄まじい力で互いを締め合うものだからその痛みも凄まじく、二重の苦しみが迸っていた。 しかし、それに構わず、巫女たちは互いを締め上げ合う。 「「ぐ・・・ぐ・・・ひぃ・・・・」」 呼吸が苦しくなる。しかし、それでも巫女たちは術を解こうとしない。 意識が遠のき、輪が明滅し始めるも、術は解かれず、意識はどんどん遠のいていく。 ((あ・・・やば・・・しぬ・・・やだぁ・・・・)) キサラとミユキは、死を覚悟した。 しかし、そうなる前に――― ぐちゅ 「「((んひぃ!?))」」 酸欠状態から突如叩き込まれる感覚に、術は解け、彼女たちは呼吸を取り戻した。 「「っ!?げほっごほっ!?はひゅーっえぐっ!すぅっ!あっごほっごほっ!」」 激しく咳き込み、必死に空気を取り込もうとする。 ((た、たすかった・・・)) しばらく、必死に呼吸をしようとする巫女たち。 息が整ってくれば、ようやく互いに視線を向ける事が出来た二人。 ((でも、一体なにが・・・)) その感覚は、丁度股の辺り。 そこへ視線を向けてみれば、きつく巻き合った蛇の尾の根本、即ち上半身と下半身の境目の僅か下に、それはあった。 ((お、おまんこ・・・)) 鱗の隙間から覗くピンク色の隙間。そこからとろとろと零れる液体がてらてらとした光沢を見せる。 命の危険に際して、保存本能でも働いたのか、既に準備完了のように愛液を垂れ流していた。 そんな互いの陰唇を見て、巫女たちは、 「なんですか。こんな状況なのに発情したんですか?」 「それはそちらでしょう?私に負けそうになったから媚びに来たんですか?」 「は?死にそうになって興奮した変態の癖に何を言ってるんですか?」 「は?私に殺されそうになって発情して降参してる淫乱の事を言ってるんですが?」 一瞬、静寂が過った。 その静寂の間、キサラとミユキはとても嫌な予感を感じ取っていた。 「「そんなに媚びたいなら直接やればいいでしょう!?」」 そう叫び合い、再び術を発動させる巫女たち。 それと同時に尾が再び締まり合い、陰唇同士が再び密着する。 そして、二人の巫女が発動させた術を、キサラとミユキは思い知る。 「「あぁぁんっ!!?」」 とんでもない嬌声が響き、その体が跳ねあがる。 ((な、なにこれぇ!?)) 下腹部が、何かおかしい。 というより、お腹の中のやや下部分。いうなれば子宮そのものが、何かおかしかった。 子宮そのものが、何かと抱き締め合っているかのような感覚が、今そこにあった。 「「あ、貴方の淫乱子宮を、私の子宮で成敗してあげます!」」 ((何してんのよォぉぉおおおぉおおおお!!!?)) なんと、直接子宮と子宮を密着させたのである。 感覚はそのままに、子宮を自らの体から切り離して相手の子宮にぶつけた。 ただそれだけのことだが、性感帯の更に奥にあるものである子宮同士が密着する事は、まさに未知の快感であり、その快感は、一擦りで絶頂へと導いた。 「「イっぐぅぅぅぅぅぅうううぅううう!!?」」 ぶしゃああぁあぁあああぁああ!!! 絶頂によって、潮が勢いよく噴き出す。 ((こ、これやっぱり、子宮同士がセックスしちゃってるぅ・・・!?)) まさに異常事態である。 しかし、同時に、 ((き、気持ちよすぎりゅっ)) その異常な快感に、早くもキサラとミユキは支配されていた。 「んいっ!?ど、どうしたんですか?もう限界ですかぁ?」 「おぉっ!?ふん、そちらこそっ随分と効いてそうですが?」 「さっさと認めればいいものを!」 「それはそっちでしょうが!」 ぐにぐにぐにぐにぐに・・・! ((イくイくイくぅっ!?そんなにぐにぐにしないでイっちゃうからぁ!!)) 尾が再び締まり合う。 乳房が潰れ合い、子宮もまた擦れ合う。 「「イ、イくっ・・・そんなっ・・・こんな、女なんかにっ・・・!」」 そして、それはまた、巫女たちも同じだった。 「「イ、イくっ・・・」」 ((イっちゃう・・・)) 「「イっくぅぅぅぅぅぅぅぅぅうううううう!!!」」 びくんっぶしゃあああぁぁぁああぁぁあああぁあああ!!! 噴き上がる愛液が、地面を濡らす。 その快感はまさに未知数であり、二人の体は大きく仰け反り、激しく痙攣を繰り返す。 その快感によって、意識が飛びそうになってしまう。 しかし――― 「「ぎぃっ」」 巫女たちは更なる術を発動する。 「「ほぎょお!?」」 ((こ、今度は胸がぁあ!?)) なんと今度は乳房の中の乳腺と乳腺を絡ませ合わせた。 ((や、やべでぇぇえ!?おかしくなるっ!本当におかしくなっちゃうのぉぉおおおお!!!)) 枝葉のように別れた乳管が絡み合い、腺葉が圧し潰し合い、その快感に視界がちかちかと明滅を繰り返す。 「う、うぎぎっ・・・」 「ぎ、いぃいっ・・・」 もはや人の所業とは言えない争い。 互いの尊厳を叩き潰す事しか考えていない二人の巫女は、何がなんでも相手のその器官を叩き潰さなければ気が済まない域にまで達していた。 「「ごのぉっ!!!」」 そして更なる一手を打つ。 なんと、子宮と乳腺、その出口となる子宮口と乳管口を繋げてしまったのである。 しかも子宮は更に悪い。 なんと、子宮口同士でその穴を肉棒のように貫き合い、犯し合いを始めてしまったのである。 「「は、はらめっ、我が一族の子を孕んで服従してしまえぇっ!!!」」 ((は、はらむ?ていうか、それってこいつの赤ちゃん産むってこと!?)) それはもはや女同士の性交などとは呼べなかった。 ぐっちゅぐっちゅと抜いては貫き、抜かれては貫かれを繰り返し、その度に快感が迸り、意識がトびかける。 「「お・・・おぉおっ!!おぉおおぉおおおぉおおおお!!!」」 それはまさに獣の咆哮。 憎き怨敵を倒す為に、全力で術を行使し続ける。 そして、そんな二人と感覚を共有しているキサラとミユキは、もう何も考えられなくなっていた。 ((ぎぼじいぃぃいいっ♡♡♡じぎゅーがせっぐずじでるっ♡おっばいへんになりゅっ♡あたまトンじゃってりゅのぉおおぉおおおぎょぎょぎょぎょぎょ~~~~~♡♡♡)) ぎゅうぅぅうう、と蛇の尾が締まり出す。 これではもはや逃げる事も叶わない。 しかし、もはや二人に逃げるという選択肢は無く――― 「「んれろぉぉおおお!!!」」 蛇特有の長く細い舌を伸ばし、それを相手の口の中へとぶち込んだ。 「「んじゅるるるるるるるるっれろぉっんるるるっぶじゅるるるるっおぇっおぉおんおおぉっおぉおおお!!!」」 長い舌は、そのまま相手の喉奥へと達し、その喉をその長舌で犯し始める。 ((しったなっがぁぁあぁああ♡♡♡喉奥犯されまくってイくイくっイっぢゃうのぉぉぉぉぉおお♡♡♡)) 「「んごぉおおっ!!おぉっごぉおおっあぁぁああぁっぎぃぃいっあぁあああ!!!」」 そして、その時は訪れた。 「「ごっうぅぅううぅうううぅうううぅう!!!?」」 ずりゅじゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ・・・・ぬぽんっ 「「―――イぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅううう!!!」」 噴き出す愛液、深く子宮口を密着させる子宮、母乳を流し込み合う乳腺。 そして喉から引き抜かれる長舌。 その快感に、二人の巫女は白目を剥いて気絶し、彼女たちと感覚を共有しているキサラとミユキの意識は、ほとんど消えかかっていた。 しかし、彼女たちは感じていた。 二つの卵巣からそれぞれ排出された卵子。その片方が相手の子宮へと移動し、そして、そこで相手の卵子とくっついた事を。 ((あ、孕んだ・・・♡)) その事に、ほんのりと幸福感を感じながら、彼女たちは意識を手放した。 次に気付いた時には、まだ外は夜で、雨は降っていたのが嘘かのように晴れていた。 そもそも、雨が降った事さえ認知されていないようで、戻った所で誰も雨なんて降ってなかったと言い、キサラとミユキは更に混乱するだけだった。 だが、あの夢を見てから、彼女たちの関係に変化があったのは確かだった。 「ねえミユキちゃん」 「何?」 「最近、キサラちゃんと喧嘩しなくなったよね。この間のアルバイトで何かあった」 「え!?えっと、ちょっと、意気投合した、ていうか?」 「そーなの?」 「う、うん!そーなんだよね?あーなんであんなに仲悪かったんだろ!あはは」 「・・・・なんかあやし―――」 「んひぃっ♡」 「え?」 「あ、えっと、なんでもない、なんでもない!」 ミユキは教室で、友人たちと談笑していた。 もうキサラとミユキは以前のような喧嘩はしなくなっていた。 秘密を共有すれば人は仲良くなるというが、この二人の場合はそれどころではなかった。 偶然にも二人は一人暮らし。 だから親にバレる心配もない。 誰もいない防音完備の一室にて、ずるり、と何かが地面を這う音が響く。 「随分と慣れてきたじゃん」 「最初は全然だったけど、これならもっと沢山の事が出来そうだね~」 「ていうか子宮いきなりおしつけられたんだけどあれ何?」 「え?そっちが押し付けて来たんじゃないの?」 「行ったな、じゃあ内臓全部押し付けてあげよっか?」 「じゃあいっその事内臓全部交換しちゃう?アタシの内臓でキサラの体感じたいし♡」 「それじゃあキモチよくないでしょ?やっぱりくっつけよーよ♡」 「やっぱり、そうだよね♡」 ちなみにだが、あの話には続きがある。 二人の巫女が消えていった大穴が埋まってしばらくした後、そこには二人の赤ん坊がいた。 二人の面影のあるその赤ん坊。しかしどこか、逆のような気もする子供たち。 白髪の子は、黒髪の巫女の一族が。黒髪の子は、白髪の巫女の一族がそれぞれ引き取り、それからというもの、二つの一族の間で争いが起こる事は無かった。 そして、その血は現代にまで続いている。 その感情だけを変えて。