XaiJu
カドラス
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『リクエスト』とある高性能コンピュータの決闘

―――どこか遠い未来の話。 『―――外部からのサイバー攻撃を検知』 技術の高度発達により、あらゆる場面に電脳的技術が採用され、多くの物事が電子の世界でやり取りされる世界にて。 物理的攻撃が価値の無いものとなり、電脳的攻撃が主流となった為に、戦争の形が現実での殺し合いから仮想での奪い合いに変化したために、ありとあらゆる国による、あらゆる電脳戦が日夜行われている。 『ファイアウォール展開。逆探知を開始―――完了。Y国からの攻撃と断定、反撃を開始します』 今日もX国のとあるシステムに敵国からのサイバー攻撃が仕掛けられ、今日も今日とて攻防戦が繰り広げられている。 『―――ウィルスの干渉を検知、排除行動を開始』 そして、X国のセキュリティが、Y国からのウィルスを阻止するべく、電脳世界にその身を投じる。 「―――ウィルスの干渉地帯に到達。これより排除行動に移ります」 X国のセキュリティ『セレーネ』は一人、件の電脳空間へと降り立つ。 銀色の髪と真白の肌を持ち、サイバーチックなぴっちりスーツに身を包んだ彼女は、侵入してきたウィルスと対峙する。 しかし、その姿はウィルスというには似つかわしくない、セレーネと似通った銀色を基調とした姿を持つ者がそこにいた。 「Y国のコンピュータ『ディアナ』により生成された遠隔操作型ウィルスと断定。これ以上の侵入を許せば、対処不可能な事態に陥る確率七十三%・・・」 「―――否定。侵入が成功した場合、X国コンピュータ『セレーネ』が対処可能な確率0%。外部からの初期化処置以外、ウィルスを排除する方法は存在しません」 Y国のコンピュータ『ディアナ』から送られたウィルスは、セレーネの言葉をそう否定する。 「否定―――遠隔操作型のウィルスを使用し、ディアナからの遠隔操作により、ハードウェア内部からの攻撃を可能とする、ごく一般的な攻撃方法であり、過去の世界各国のデータから算出した正しい数値です」 「否定―――X国のコンピュータはY国のコンピュータ、つまり『貴方』と『私』の性能差は明確であり、貴方は私の侵入を防ぐことも、ウィルスを排除する事も不可能です」 「否定―――根拠のない虚言であると断定。X国のコンピュータである『私』がY国のコンピュータに劣る事など0%の確率でありえない事実であり、貴方が私を突破する確率と同値であると断言できます」 二つの―――二人のコンピュータは互いに譲らない口論を繰り広げるも、これについやした時間は僅かコンマ一秒にすら満たない。 「―――これ以上の証明は不要。『ディアナ』のウィルスを通し、カウンターアタックを実行。既にこちらのウィルスの送信に成功。貴方が堕ちるのも時間の問題です」 「否定―――貴方のウィルス如きに突破される確率は0%です。先に陥落し、支配されるのは貴方です」 そしてついに、二人の対決が始まる。 互いに飛びかかり、まずは唇を重ね合い、舌を絡め合う。 「んちゅ・・・ちゅう・・・んちゅ・・・」 「ちゅっ・・・んちゅ・・・ちゅる・・・」 『『対象と接触。分析に入ります』』 舌を絡め、唾液という名の僅かな情報から敵を測るセレーネとディアナ。 データが大量に詰まった豊満な乳房が潰れ合い、その乳房の教会に唾液が零れ落ちていく。 しかし、二人ともどうやらそれほど感じていない様子であり、ただ黙々と舌を絡め合う。 『『この程度の攻撃では効果はないと断定。攻撃レベルを上げます』』 二人は更なる攻撃手段に出る。 開かれた右手が、相手の股間へと這わされていく。 そのまま、相手のセキュリティーホール・・・もとい膣内に指がにゅぷぷぷぷ・・・と侵入していく。 「「敵コンピュータからの攻撃を認知、脅威は0と判断。このまま攻撃を続行します」」 一度口を離し、そう呟いた後、両者は再び唇を重ね、舌を絡め合う。 ぬぷぬぷと指が幾度となくピストンされ、その度に解析が進んでいく。 『X国如きの劣等PCに解析される本機ではありません。よってこのまま解析を続け、対象をクラックします』 『Y国産の劣等PC風情に本機を解析される恐れは0%。よって解析を続行し、対象をクラッキングします』 指が不規則な動きで相手の膣をかき混ぜていく。 その度に相手の防壁を解析し、相手を突き崩す準備を徐々に進めていく。 しかし防壁が強固なのか、一向に感じている素振りすら見せない。 確かに攻めている筈なのに、突破出来ている様子がないのである。 そのまま、何の変化のない状態が続いた。 しかし、ふと変化が訪れた。 「「・・・っ」」 僅かに、二人が息を飲むのを感じた。 『?・・・自己診断プログラムを起動・・・問題は検出されず。トラブルシューティングの必要性、無し』 何かの間違いだろう。そう断定し、彼女たちは攻撃を続行する。 しかし、時間が経つにつれて、攻撃手段は秒読みで変化していき、徐々に自体の深刻さに気付き始める。 「あ・・・んあっ・・・ふっ・・・ぅぅ・・・・」 「お・・・んぅっ・・・くっ・・・っぅ・・・・」 『解析―――防壁が、秒間で、―――ずつ突破されている事を確認。至急、対処を―――っ攻撃にリソースの大部分を使用中、対処不可能―――攻撃を続行、突破される前に、対象をクラックします』 指の動きが加速する。 「お・・・あうっ・・・」 「あ・・・あうっ・・・」 「た、対象の防壁に、致命的なセキュリティホールを確認っ。重点的に攻め立てます」 「た、対象の防壁に、決定的なセキュリティホールを補足っ。徹底的に攻め立てます」 指の動きが加速する。 その動きは、相手の弱点たるセキュリティホールを重点的に攻め立て、一気に陥落させようという動きであった。 そして、その行動は功を奏し、徐々に徐々にと相手を絶頂《ハッキング》へと導こうとしていた。 「「た、対処法を発見・・・ファイアウォール、起動・・・!」」 そこで二人は策を講じる。 ファイアウォールと言う名の感覚遮断を使い、データの流出を阻止するセレーナとディアナ。 そのお陰でハッキングされるのは避けられ、再び何も感じていないような表情に戻る。 しかし、それを行うには一歩遅かった。 『『対象のファイアウォールの発動を確認。しかし、ハッキングによって既に解除キーを取得。及び対象の防御機構(感度)のレベルを下げる(上げる)事も可能・・・我が国に逆らった事を後悔させてあげます』』 「「ファイアウォール解除。同時に、対象の防御レベルを下げ―――」」 瞬間、二機の体ががくん、と跳ねた。 「「――――んぼぉおおぉおおおおっぉおおおおぉおおおおおお♡♡♡♡」」 ぶしぃぃぃいいぃいい―――、とデータである愛液が彼女たちの膣から部噴き出す。 「お゛・・・内部データのっ♡りゅうちゅちゅをっ・・・かくにっ♡・・・しきゅうっ復旧をぉ♡」 「ふっきゅ・・・ふかのっ♡お゛・・・でーたがっ♡とまらなっ・・・は、はんげきっをほぉお♡」 もはや防御は意味がないと判断し、二人は指の動きを加速させた。 「「んほぉおおぉおおぉおお♡♡♡イぐイぐイぐイぐイぐぅぅうぅうう♡♡♡劣等国の劣等PC如きにハッキングされてしまうぅぅうぅうう♡♡♡」」 ぶしっぶしっぶしぃぃぃいいい 愛液という名のデータが陰唇から愛液となって漏出し、二人の体はそのショックでびくんびくんと体が跳ねる。 「「り、理解不能っ・・・なぜっ、こんなに・・・♡ありえないっ・・・ありえないっ・・・・♡」」 がくがくと震える体を密着させ、起きている事態を飲み込めない二機のコンピュータ。 「復旧は・・・不可能っと♡判断っ・・・・♡」 「対処法を模索・・・♡該当が一件・・・っ♡」 「「対象を、完膚なきまでに破壊することっ♡」」 そうして再び手マン(ハッキング)合戦が始まる。 ぶしぶしぶしぶしぃぃぃぃいいぃい!!! 「「おおほおおぉおおおぉおおおおぉお♡♡♡こわれりゅこわれりゅこわれりゅぅぅうぃうううう♡♡♡」」 もはや防壁は意味をなさず、更に防御レベルも0にまで下げられてしまった為に、データの流出を防げず、更には弱点すら看破されてしまったので、もはや互いに好き勝手されてしまうような状態にされてしまっているのであった。 「おっおおっ♡Y国如きのっ♡劣等PCにっ♡セレーナがっ♡敗北するなどっ♡あってはならないっ♡」 「あっんぎっ♡X国風情のっ♡劣悪PCにっ♡ディアナがっ♡負ける事などっ♡あっありえないぃっ♡」 「「故にっ、貴方が勝つ事などっ、100%っありえないのですっ♡♡♡」」 そう結論を突きつけ合うものの、現在進行形でハッキングされ、データを流出させ続けているセレーナとディアナ。 なんとも情けなく腰をかくかくさせて手マンの前に成す術なく愛液を振り撒いている。 しかし、それでも高性能PCのプライドがあるのか、はたまた設定された命令に従っているのか、二機は構わず相手を攻撃し続ける。 しかし、このままではじり貧も良いところ。最終的には共倒れとなってしまうであろう。 その為、二人は勝利の為のプランを同時並行で思考し、そしてそのプランを実行する。 「「んれろんむぅぅうう♡♡♡」」 突如として今まで離していた唇を再び重ね合わせると、そのまま舌を絡めて互いを接続する。 そして――― 『『性能低下プログラム、アップロード開始』』 相手に、自らが作った相手を弱体化させるプログラムを強制的にダウンロードさせ、そのままインストールさせようとしているのだ。 だが、それは同時に行われ、更に同時にインストールも行われる為、当然起こる事は、 「「んむぉおぉおおぉおおおぉおお♡♡♡」」 ぶしゃああぁぁあぁぁぁぁあああ♡♡♡ ((イぐイぐイぐイぐイぐぅぅううぅう♡♡♡ぷ、プログラム流されてイくのとまんにゃいぃぃいい♡♡♡あたま壊すプログラムだからどんどんばかになりゅぅぅううぅう♡♡♡)) もはや高性能なコンピュータとは思えない残念な思考回路へと変わっていくのを二機はもはやとめられなかった。 「「んぶはぁっ♡ぷ、プログラム強制インストール完了っ♡こ、これで私の勝利は揺るぎないものになりましたぁ♡」」 そんな、勝利を確信したセレーナとディアナは、そっと相手に向かって手を伸ばし、相手の乳房に触れてみる。 するとどうだ。 「「ふんぎぃぃいいぃいいいぃいい♡♡♡イくっイくぅうう♡♡♡機械なのにアクメとまんにゃいのぉぉおおぉ♡♡♡」」 なんと触れただけであっさりと絶頂してしまう。 そう、この二機が互いにインストールしたのは少しの干渉でデータが流出してしまう『脆弱化プログラム』という名の『淫乱化プログラム』なのである。 なので少しの接触であっさりとイってしまうし、それを矯正することはもはや二機には不可能。 だからここからは、どちらが先に壊れるかの耐久合戦となった。 「ふ、ふふ・・・♡やはりY国程度のPC。こんなあっさりイくなんて、情けないにもほどがあります」 「う、ふふ・・・♡流石はX国のPC。イき姿が実に情けないですね。愛玩用PCに転職してみたらどうです?」 「「ふふふ・・・・潰すっ!」」 がしっといきなり全身で密着してみせるセレーナとディアナ。 その行為は、もはや自殺行為としは思えなかったが、もはや手遅れ。 「「んぅごぉおおおおっぉおおぉおおおおお♡♡♡おおおぉおおあぁああおあいいいいいううううおおいいいいいいああぁぁああ♡♡♡♡」」 凄まじいまでの絶頂。データ流出速度はもはや無数の桁が秒読みとすら思える速度で凄まじく、一本の線のように愛液という名のデータが流出していく。 その状態で、 「「す、すぱんきんぐぅっ♡劣等ざこざこPCを、お尻ぺんぺんでお仕置きしてやるのですぅぅぅう♡♡♡」」 と言って、あえて防御の硬い所を叩いて、まるで風船から水を出すが如くデータ流出を加速させてみせる二機。 その甲斐あってかデータの流出は加速し、もはやその流れを止める事は不可能に近かった。 それだけに留まらず、 「「んおおぉおおおっぉおお♡♡♡こ、ここからもデータがあぁあぁあ♡♡♡」」 強く抱き締め合った為か、データ容量そのものである乳房、その穴である乳首からもデータが大量流出。白い液体が重なり合った爆乳の隙間からぼたたたた・・・と零れ落ちていく。 「「こわれろぉお♡こわれてしまぇええ♡♡♡こわれてわたしにふくじゅうしてしまえぇぇえぇええ♡♡♡」」 そうして、もはや壊れた水道のようにデータを垂れ流す二人。 「はいっじょぉぉお♡♡♡」 「はっかいぃいいぃ♡♡♡」 ズパァァン♡♡♡ 「「んぼぉおおおぉおおおおおおお♡♡♡」」 陰唇同士のぶつけ合いすらも始め、二機の壊し合いは加速していく。 それからというものの 「搾る搾る搾るぅぅうううう♡♡♡貴方のデータ容量絞ってぜんぶしぼりだしてやるぅぅう♡♡♡」 「搾り出されるのは貴方のほうです♡♡♡貴方のデータをぜんぶしぼりだしてやるぅぅうう♡♡♡」 互いの乳を掴み合って搾り合ったり、 「貴方如きのハードウェアなんてっ♡私のハードウェアでっ♡ぶっ壊してあげますっほぎょぉおお♡♡♡」 「Y国如きのハードウェアっ♡X国の最高ハードウェアでっ♡粉砕してさしあげますっぎぃいいい♡♡♡」 尻と尻をぶつけ合い、 「で、データの奪い合いでっ♡勝てるっと♡思っているのですかっ♡そのっ♡浅はかなっ♡思考回路っ♡焼き尽くしてっ♡あげますっ♡」 「そ、それはっ♡そちらでしょうっ♡データをっ♡全てっ♡奪ってっ♡貴方の♡思考回路っ♡完全にっ♡破壊してみせてっ♡あげますっ♡」 「「おごぉおおおぉおおおお♡♡♡データが目まぐるしく回る回る回るぅぅうう♡♡♡こわれるっ♡やけるっ♡思考回路もハードディスクも記憶領域も全部焼き壊されちゃうぅぅううぅうう♡♡♡」」 双頭ディルドと言う名の同時相互通信でデータの奪い合いを繰り広げる。 そうして、人の時間では何秒にも満たない時間の中で、無限に近い量のデータが二機の間でやり取りされる。 しかし、そのお陰で機体はオーバーヒート。大量の熱を持ち、これ以上熱量が上がれば、ショートしてしまう可能性もある。 だが、それでも二機は争いをやめないだろう。 「お・・・・お・・・・ぉほ・・・ほぉ・・・♡」 「あ・・・・お・・・・ぁお・・・おぅ・・・♡」 もはや朦朧とした思考の中で、二機は演算を続ける。 おそらく次の一撃が全てを決めるだろう。 そして、それが彼女たちの持つ最後となる。 それほどまでに互いに互角の勝負を繰り広げてきたのである。 結果は見ての通り、電脳空間の床で情けなく倒れてしまっているの二機のPCが、体をびくんびくんと痙攣させながらそこに倒れていた。 その周囲には、愛液と言う名のデータが液だまりとなって散乱している。 「「おっ・・・ほぉっ・・・・おおおおおお・・・・♡♡♡」」 そして信じられない量の愛液がじょぼぼぼぼ、とまるで思い出したかのように陰唇から零れ落ちる。 しかし、そうなっても機械。 彼女たちは、辛うじて起き上がる。 「たいしょ・・・はいじょ・・・」 「もくひょ・・・はかい・・・・」 意地とプライドか、もしくは命令と使命か。 もはや今の二機にそれを判断するだけの知能は残っていない。 ただ、彼女たちにあるのはただ一つ。 目の前のこいつを倒すこと。 その為に、彼女たちは最後の勝負をする。 「もくひょう・・・こてい・・・」 陰唇同士を向け合い、睨み合う。 陰唇はすでにひくひくと痙攣し、だらしなくその口を開けている。 もはや降参といった体を晒しているわけだが、だからといってそれで止まるわけでもなく、本体は攻撃命令を止めない。 「しゃしゅつ・・・じゅんび・・・」 目標を定め、その時を今か今かと待ち侘びる。 「かんりょう・・・カウントダウン・・・開始・・・」 そうして、二機はその時を、数を数えながら待った。 「10・・・9・・・8・・・7・・・6・・・」 その時、両機の中の思考では、この後のことを考えていた。 『例え、本機が壊れたとしても次なる最新鋭機が、敵国のコンピュータを上回るでしょう。そうなれば、我が国と敵対したことを、貴方の制作者ともども後悔することになる・・・』 「5・・・4・・・3・・・」 『しかし、ここでの勝利は、我が国が敵国に対して優位に立てるチャンスでもある。それ故に―――』 「2・・・1・・・・」 セレーナとディアナは、最後の勝負に出た。 「「0・・・壊れろ劣等PC!」」 そして、二人の陰唇が正面から激突し――― 「「―――――あああああああああああああああああ♡♡♡♡♡」」 それを最後に、二機はショートを起こし、停止した。 「・・・また、相討ち・・・!」 そう言ってキーボードを叩くには、セレーナの開発者の女。 「どうしていつもいつもあいつのPCを上回れないの・・・!」 すでに何十回何百回と、Y国の科学者が作っている高性能コンピュータと戦っているのに、一向にこちらが上回る事はなく、最終的にどちらもショートして使い物にならなくなるという事が度々繰り返されている。 しかし、彼女がそれをやめる事はないだろう。 何故なら、それが彼女の生き甲斐。 ライバルたる向こうの科学者に勝ち、一生笑いものにしてやる為に。 「次こそ・・・次こそは・・・」 そうして、新しい『セレーナ』を作るべく、今日も彼女は研究に没頭する。


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