「あ“~ムラムラする!!人間共虐殺しないと気が済まねぇ!!」
唸り声をあげ怪獣のようにドシンドシンと地面を鳴らしながら進む青い巨神。
その身長は10㎞をゆうに超え、一歩 歩く度に巨大な足跡クレーターが生成される程の巨大生物だ。道中小さな村や町がいくつもあったが、彼は一切目もくれず、しかし、わざわざ避けてやるような配慮もないので、その半分は巨大生物の足裏に呑み込まれていった。
一歩あたり平均5000人は軽く死傷しているだろうか。怪獣のように逞しい四肢は、まさにすべての物を破壊する為だけに備わっているのではないかと錯覚するほどに暴力的だった。更にその四肢を繋ぐ股からは太く巨大な男根部が天を突きあげるように勃ち上がっており、パンパンに膨れ上がった海綿体が尿道を押し出し、裏筋がくっきりと迫り出している。
彼は二足歩行の肉食獣のような姿をしていたが、しかし、体毛はなく肌はツルツルとしていて、全身あちらこちらにヒレのような物が見受けられるように、両生類や魚類に近い形質も有していた。尻尾も男根に見劣らないほどに立派で雄々しく、軽く一振りするだけでも山を平らに均してしまいそうなサイズ感がある。
「お、なかなか旨そうな町があるじゃねーか!」
ベロを舐め回すように悪い顔をしながら、懐からスマホのようなものを取り出す。そのまま足元の町のほうに内蔵カメラを向けた。
「ほぉ~130万人か・・・オナニー一回分には丁度いいな。」
どうやら画面に映った場所に存在する生命数を検知する機能があるらしい。人間よりだいぶ科学技術が進んでいるのだろう。
さっそく彼は町の上に四つん這いになると、その広大な爆根の裏筋を町の上に展開する。
「で、でかい・・・なんだこれは・・・巨大なチンコ!?」
「た、助けて下さい・・・命だけは・・・」
「死にたくない・・・死にたくない!」
「だ、だれか・・・子供が・・子供が息をしてないの・・・!助けて!!」
青空の代わりに、同じ青色のソレが町を覆い尽くし影になった町。勃起ペニスの熱で気温はみるみる上昇し、鈴口から垂れる我慢汁によって、町は一瞬で雄臭さが充満する。
急激な環境変化と目を疑う光景を前に人々は恐怖に駆られ、すぐに町は阿鼻叫喚の嵐となった。
「ここで床オナするぞッ!! 30秒待ってやるから死にたくなければ早く逃げるんだな!!」
彼のお決まりのセリフのようだ。人間にとってあまりに大きすぎる彼の声で、一瞬ですべてのビルの窓が割れ、町にガラスの雨が降り注ぐ。
当然のことながらチンコだけで数㎞はあろうという巨神を前にして、たった30秒与えられたところで何の意味もない。瞬時に車に乗り込み、全速力でこの場を離れようとしたところで、ペニスに蹂躙されて挽肉になる運命は変えられない。
それは発言した彼自身も分かっているようで、ようは人間達への煽り、性的興奮を高める為のセックスルーティーンの意味合いでしかなかった。
「・・・30秒経ったな。ちゃんと逃げたよな?オナニーに巻き込まれてミンチになっても俺は責任取れないからな!?・・・行くぞ!!」
彼が町にペニスを押し付けた瞬間一瞬で町の人口の8割が消滅した。何百何千というビルが束になっても、その巨大な肉の塊の前ではペーパークラフトのように簡単に拉げてただの瓦礫の山と化す。そのまま彼が2度3度腰を振ると85%、90%と更に死傷率が上がっていった。
「あぁ!!!命が気持ちいいぜ!!!・・・まったく俺様のオナニーの為だけに繁殖しやがって!ほんと重宝するぜ!」
富士山より重い彼の体重が集中したチンコに磨り潰された町は一瞬で形がなくなるほどに粉々になり、すべての命が大地と混ざり合い均一に施肥されていく。
余程気持ち良かったのか、ものの数分で彼の活火山が大噴火。その主砲に見合う巨大な睾丸と精嚢を有しているようで、その精液量は凄まじく、鈴口方向にあった村々をいくつも精子津波で押し流してしまう。
「あぁ~気持ち良かった。やっぱり溜まってるときは虐殺床オナに限るな。」
そう言いながら、徐にスマホを見る。
ピキ・・・
満足そうに射精の余韻に浸っていたのも束の間、画面を見た瞬間、彼は眉間を寄せ、青筋を立てた。
「は?冗談で言ったつもりなのにマジで一人生還してやがる。俺のクソデカチンコから逃げ切れると思うなよ!?周囲に隣接する町も全部破壊し尽くしてやる・・・!!皆殺しだッ!!」
画面には“1”の文字。あの激しい床オナの中、死に至ることなく生存した人間が一人いたのだ。
怒髪天を衝いたのは彼に殲滅癖があったからだ。圧倒的力を持つ自分が皆殺し前提の床オナを行ったにも関わらず、一人逃がしてしまったのは彼の機嫌を損ねるには十分な出来事だった。
実際のところ普通であれば逃げ切ることは不可能だったが、実はこの一人、もともと別目的でプライベートの一人用の飛行機に乗り込んでおり、巨神が到着した頃には既に離陸していた。
ギリギリ生命数検知時の画面内には収まっていたのだが、床オナが開始された時にはもうその場にはいなかったのだ。
「ったく、今晩はブースターちゃん抱きまくる予定だったから、夜まで子種温存しようと思ったのに!・・・でも、逃がすのだけはマジで我慢ならん。この一帯すべて精液に沈めてやる!!」
あまりに粗暴で理不尽な仕打ち。
しかし神の前では、人間など地面に張り付いたカビと何も変わらない。彼が皆殺しと決めたら、もうその運命を受け入れるしかないのだ・・・。
-結局その日、彼の怒りが収まるまでに10の町とその全住民の血がクソデカペニスに吸われた。射精による被害や、彼の徘徊によって各地で巻き起こった地震、踏みつぶしの死者もすべて合わせると1億人を超える未曽有の大災害だ。
本来であれば100万人強で済んだ筈の被害がたった一人の身勝手な行動、則ち神の意志に反したことで被害が100倍になってしまったのだから、とんでもない大戦犯である。
例えどんなに理不尽でも巨神の前では奢らず謙虚に自分の運命を受け入れるしかないのだ。
地平線の先まで精液と血に塗れた死の大地。
人々が絶望する中、その地獄を齎した張本人はというと、何事もなく予定通りセフレの“ブースターちゃん”と会い、一億人の血で汚れたペニスをしっかりフェラチオで舐めとって綺麗にしてもらっていた。
「今日もだいぶ殺してきたのね。・・・美味しい」
「昔から“人間味のうまい棒”好きだもんな。今日は奮発して一億人摺り込んできたからしっかり味わいな。」
「そんなにたくさん!?わざわざありがとう!」
もし殺された人間達がこの会話を聞いていたとしたら、やるせなくて死んでも死にきれないだろう。
彼が執拗に床オナで虐殺を続けた理由が、まさかフェラチオ時にチンコに“人間フレーバー”を纏わせる、ただそれだけの為だったのだから。
おわり
Shaykey
2024-09-01 12:14:11 +0000 UTC