「ママはちょっと買い物に行ってくるからお留守番よろしくね。」
「は~い!」
玄関の扉が閉まる音を聞いて少女はニヤリと顔を歪ませる。
まだニャオハから進化して間もないニャローテの女の子。彼女はずっとこの機会を窺っていた。
目の前には夏休みの自由研究用に親から買ってもらった“人間観察キット”が広がっている。親が家にいる間は本来の用途通り、真面目に人間の文化や生活習慣をプラケース越しに観察してノートに纏めていた。
ニャローテをはじめとしたモンスター族は極めて強大な存在で、圧倒的な科学力を以て、周囲の銀河のほとんどの惑星をその手中に納めている。人間の住む地球もそんな支配下の惑星のうちの一つで、モンスター族からしたら人間は虫けらのように脆弱で矮小な存在である。
しかしながら、小さく脆い割には文明をしっかり形成しており、知能もモンスターと同等であることなどから、しばしば町単位で捕獲され、リアル都市開発シミュレーションゲームの素材として利用されたり、人間観察キットとして飼育ケースに入れられてスーパーやデパートなどで販売されたりしている。
「へへ、はずしちゃお~と…」
好奇心旺盛な彼女にとってプラケース越しでの観察は非常にもどかしいものだった。親からは町の四方に立てられたプラ板を外さないよう忠告されていたのだが、親が買い物から戻ってくるまでに元に戻せばバレないと思ったのか、躊躇なく取り外し始める。
プラ板は主に町を保護するためのものだ。人間のスケールで言うとモンスター達の背丈は数㎞にも及ぶ規格外の化け物だ。ちょっと間違えれば一瞬で町は破壊されてしまうし、それこそボール一つ町の中を転がるだけでも万単位の死者が出る。
少女に買い与えられた人間観察キットは少し膝を曲げれば大人でも横になれるくらいの敷地面積があり、生息する人口も100万人を超えるような大都市級の高価なものだった。母親としても簡単に壊されると勿体ないので、保護板を外さないようにと何度も忠告していたのだ。
「わぁ・・すごーい!」
板を外したことでより近くで町を観察することができるようになり少女は目を輝かせる。
対して、人間達はというとまさか自分達を守っていた周囲のバリアがなくなるとは思っていなかったのか、大パニックに陥った。
「あ、みんな逃げ惑ってる!私が怖いのかしら?・・・ガオー!!!大怪獣だぞ!!あははッ!」
少女は楽しそうに両手を振り上げて怪獣ポーズをした。目の前に広がるミニチュアの町に本当の命が詰まっていることもあり、彼女は本当に自分が怪獣になった気分になって少し興奮して鼻を鳴らした。
そして次の瞬間あろうことか彼女は町に手を出した。
「一つくらい建物なくなっても、ママも気付かないよね。取っちゃお」
よほど町を触ってみたくて仕方なかったのだろう。彼女としては積み木遊びをしているような感覚なのだろうが、それだけでも下手すれば多数の死者が出る可能性があることまでは想像できていない。
「あ、これ校庭かな?この学校みたいな建物にしよう」
少女が目を付けたのは、丁度彼女と同じ年齢の子供が通う小学校だった。まだ授業中だったようだが、急遽の巨獣警報が鳴り響き、生徒たちは皆、日頃の避難訓練の通りに机の下に隠れて震えていた。
そんな校舎に迫る大怪獣の太く大きな指…
「あ、潰しちゃった!」
彼女としては優しく摘まみ上げようとしただけだったのだが、校舎は簡単に潰れて粉々に崩れてしまった。当然中にいた数百人の子供や先生は皆殺しだ。
「なんか、ごめん・・・もしかして死んじゃったかな?まぁでも学校なくなったら遊びたい放題だし逆に人間も喜んでるかも・・?」
小学生の思考などこんなものである。都合の良い解釈が先行し、良心の呵責に悩むまでもない。
それどころか彼女は簡単に建物を破壊できてしまったことに、爽快感すら感じてしまっていた。彼女の大好きなゲームの中に怪獣を操作して文明を滅ぼすゲームがあるのだが、そのゲームでも町をじっくり全部破壊するのが彼女のお気に入りのプレイスタイルだった。
今まさにゲームではなく現実での本当の町の破壊の一端を体験してしまった彼女は、もっと沢山町を破壊してみたくてたまらなくなっていた。
「町踏んでみたい・・・」
それが悪いことだということくらいは彼女も分かっていた。町を壊したらママに叱られるだろうことも理解していた。しかし少女はたった一歩くらいなら後でしっかり地面をならして最初から平地だったことにすればバレないのではないか、という安直な誤魔化しを思い付いてしまう。
(よし・・・)
少女は再び凶行を重ねる・・・
無慈悲にも町の中心部に振り下ろされた巨大な獣足。
一瞬でビル数十棟がスクラップになり、圧縮された残骸が地面奥深くまで追いやられる。
しかし、被害はそれだけにとどまらず、超重量によって押し退けられ隆起した周囲の大地がビル群をドミノ倒しのように薙ぎ倒し、また踏みつけによって発生した大地震によって古い家屋などはそれだけで倒壊するものもあった。
そこそこ高価な人間観察キットということもあり、町の床面には高性能の免震パネルが敷かれており、歩行地震で町が壊れないような対策がされていたのだが、その免震パネル自体に足を振り下ろしたので、免震が機能しないどころか、むしろ被害は大きくなった。
「気持ち・・・霜柱踏んだみたい・・・」
素足で直接ビル群を踏みつぶす感触はなんとも言えない中毒性を孕んでいた。緩衝材のプチプチを雑巾搾りのように搾り上げた時のような爽快感に近いだろうか。しかも、足元からはキンキンと高い悲鳴が聞こえてきて、まるでそれが破壊のSEのような一つの演出とすら感じられ、リアル怪獣ゲームとしての没入感を高めている。
(あと一歩・・・あと一歩だけ・・・)
甘美な破壊の味を忘れられないニャローテは後先考えず2歩目を振り下ろす。
破壊と虐殺の感触に身体を震わしながら、ふと足を振り上げ、踏みつぶした足跡を見てみると、無残にも破壊され尽くした足跡がまるでクレーターのようにくっきりと町に刻まれていた。
ゲームとは違う本当の“破壊”を垣間見て、少女は本当に自分が怪獣になった気分になり、何か物凄く偉くなったような、誇らしい気持ちになった。しかも足元には100万人近くの弱者が自分を見上げて、自分の圧倒的強さに恐れ戦いている。少女の虚栄心はとことん満たされ刺激され、脳汁が溢れ出し身体が熱くなる。
そんな中、ニャローテは自身の股の違和感に気付いた。
(あれ・・・濡れてる・・・)
少女はパンツが愛液で濡れていることに気付き、思わずパンツを脱ぎ捨ててすっぽんぽんになる。
まさかの性的興奮。
股濡れ自体は初めてではなく、実は少し前にクラスメイトの男の子がちんちん見せ合いっこしているのを偶然見掛けた時も濡れてしまっていた。その時はただただ悲鳴をあげてしまったのだが、あとでなぜかパンツにシミができていることに気付き、お漏らししてしまったのかと赤面した。しかし、まったくおしっこの匂いがなかったので内心不思議に思っていた。
その後、何かの病気かと思ってだんだん怖くなってきて、ママに相談した際は「オトナに近付いてるだけよ」と諭されたのを少女は思い出した。
ニャローテは人間の町を見下ろしながらベロを舐め回す。
「人間さん達!よく見て!私のでっかいおまんまんよ!どう?えっちでしょ?」
鼻を大きな鳴らし、手を腰に掛けてどや顔で股を人間達に見せびらかす。なんともはしたないが、性への好奇心とメスとしての自意識が変に混ざり合って、露出欲求が生じたのだろう。まさに若気の至りである。
そのまんこの大きさといったら、およそ少女のソレとは思えないほどのクソデカシャコガイが鎮座しており、既にその割れ目からは溢れ出した貝汁がトロトロと滝のように町に降り注ぎ死者も発生しているような状態だった。
もともと性成熟が早い種族なのだろうが、それにしてもだいぶ完成されている。男の子のおちんちんを見るだけでエッチな気持ちになってしまうような淫乱さが既にこの歳で備わっているのも、そのマンコを見れば得心がいく。
少女は徐にまんこに手を当てると慣れない手つきでくちゅくちゅと弄り始めた。
(なにこれ・・・なんか凄い気持ちいい!!)
勿論オナニーも初めてだ。前におしっこで夜に起きた時に、パパがママのおまんまんをくちゅくちゅと弄ってるのを見たことがあり、ニャローテも無意識のうちにそのパパの手の動きを真似していた。
ニャローテは得意になって、もっと自分のおまんまんを見せつけたくなったのか、股を大きく開いて町の上にしゃがんだ。
マンコとケツの匂いが町に充満し、人間達の中にはその激臭で失神する者もいたが、少女はそんな人間達の苦悩に気付くどころか、むしろ更にその行動は過激になっていった。
何を思ったのか、少女はその巨大な手で町の一角を鷲掴みにし、地盤ごと持ち上げてしまったのだ。
(ふふふ・・・これを擦り付けたらどうなるかしら・・?)
あろうことか彼女はその町の一角を乗せた手をまんこに擦り付けて粉々に破壊してしまったのだ。
「・・・あ♡・・・き、気持ちいいッ!!!」
初めての連続。未知の性の快楽を知り、もはや少女は歯止めが利かなくなっていた。それどころか、町を壊しちゃいけないだとか、ママに叱られるだとか、そういうことも何一つ頭から吹き飛んでいた。
これだけの爆マンを所持していても、心はまだ小学生だ。今自分がどれだけ残虐で凄惨な行いをしているのか、何も理解していない。
(これ、直接町におまんまんを擦り付けたらどうなるんだろう・・・)
好奇心が次々とアイディアを広げていく。ナニをしても新しく、ナニをしても気持ちが良い。そのワクワク感に少女は完全に心を奪われている。
先ほど恐る恐る小学校を磨り潰していたのが嘘のように、躊躇なく四つん這いになり、ぶっくりと盛り上がった巨マンを町に擦り付けていく。
彼女の広大な鼠蹊部を前に数百棟の高層ビルがなぎ倒され、一瞬で3万人近くの死者が出る。そのうち一割は膣の中に吸い込まれていった。そのまま床オナを開始するニャローテ。彼女が腰を振る度に特大クラスの地震が町を襲い、被害はどんどん拡大していく。
ふと視線を前にやると、丁度目の前に電車が走っているのが見えた。中は人間でぎゅうぎゅう詰めの状態だ。
「あ、そっか!私がこんなことしちゃってるから、みんな電車で逃げようとしてるのね!」
まだ人間目線で物事を考えるだけの想像力が乏しいので、当たり前のことでもこうして視線を低くしたことで初めて気付く。
「ふふ・・・でも逃がさないわよ!」
しかし、その避難民達がどれだけの恐怖と絶望に苛まれているのかを正確に慮るまではいかない。まだ彼女にとってこの大量破壊と大量虐殺はゲームの延長線上にあるのだ。
先ほどの失敗を活かし、より慎重に電車を摘まみ上げると、とろとろと愛液が湧出するまんこの上に乗せてみた。
「ミミズみたい・・・私のおまんまんにこのまま飲み込まれちゃいそう・・・あ、そうだ!」
何か思いついたように首元の蕾を手に取り蔓を伸ばす。
ニャローテ種といえば、身体と蔓で繋がった桃色の蕾をヨーヨーのようにして獲物を捕らえたり、高い木に実るきのみを取ったりすることで知られているが、あろうことか彼女はその蔓でまんこの縦割れに沿うように電車を固定した。
「へへ・・・電車ビキニの完成~!!」
ただの子供のお遊びだが、蔓とマンコに両側から圧迫された車両は簡単に拉げてしまい、勿論、中にいた乗客達もぐちゃぐちゃのミンチになってしまった。
ニャローテはそのまま蔓を上下に動かし電車を磨り潰しながらゴシゴシと蔓オナニーを開始する。電車から噴き出す血肉ローションのおかげか滑りが良く、先ほどまでとは段違いの快感に彼女は心を奪われた。
快感に悶えるようにゴロンゴロンと激しく地べたを這いずり回り町を更地にしながら、彼女は次の玩具を探す。
しまい忘れた血塗れの蔓がだらしなく散乱し町を押し潰し、大量の貝汁で穢された町は既に修復不可能なほどに崩壊していた。
そんな地獄の中、人間達は一縷の望みを懸けて飛行場に殺到していた。
人間観察キットとしてケースの中に入れられ、四方を透明な壁で隔絶されたことで出番のなくなっていた飛行場には沢山の避難民が詰め掛け、壁のなくなった今がチャンスと言わんばかりに離陸を開始した。
・・・しかし、残念ながら宙にあがった矢先、すぐに機体は巨大な掌に包まれてしまう。
「逃がさないって言ったでしょ!この町は私が買ってもらったものなんだから、君たちも私の物なの!逃げ出そうなんて許さないわよ!」
彼女はそう言ってちょっと腹を立てたのか、握る手に少し力が入ってしまい飛行機を滅茶苦茶に握りつぶしてしまった。
「ほら、だから言ったじゃない。私に逆らうとこうなるのよ?」
粉々になった機体と人間の残骸がパラパラと手の平から零れ落ちる。
少女は一人も逃がさないようにと、飛行場にあった残りの飛行機もすべて鷲掴みにしたり、蔓で身体に巻きつけて縛り上げてしまった。ついでに目につく電車や大きめの建造物もすべて蔓で確保しまう。
「あぁ、もう!おまんまんがキュンキュンする!!」
興奮が最高潮に達し、まんこを弄る手が激しくなった。
「ん・・・ッ!あぁ・・・気持ちいいよぉ・・・んあッ!♡」
ビクンビクンと身体を震わし、身体に縛り上げた彼女のコレクションが次々と破壊されていく。死者は50万人を数え、町の中心部は完全に破壊し尽くされた。パネル端の町はまだ残っているが、とはいえ度重なる地震による被害は凄まじく、もはや観察キット内全域が半壊しているような状態だ。
「あ・・・!イキそう・・・!!!イく!!!!」
ニャローテの潮吹き!効果は抜群だ!
透明な聖水が噴水のように天井近くまで噴きあがり、そして町と自分に降り注いだ。
「はぁあ♡・・・なにこの透明なおしっこ・・・」
何もかもが初めての経験。不安もあるが、しかし、それ以上にオナニーが気持ち良すぎたのか、しばらくその余韻に浸っていた。
少女は自分が今とんでもない状態であることにまだ気付いてなかった。
そして、賢者モードが覚めてきて立ち上がろうと思った時に漸くその異変に気付く。
(あれ・・・動けない・・・?)
そう、際限なく伸ばして乱雑に身体に巻きつけていた蔓が激しいオナニーによって複雑に絡まり、自分自身を蔓で縛り上げてしまっていたのだ。
(ど、どうしよう・・・!)
身体も町もぐっちゃぐちゃですぐに片づけないといけないのに、身動き一つとれない。未知の快感の虜になり、母親に怒られるだろうことも完全に忘れて大量破壊大量虐殺に興じてしまったその深刻度に漸く彼女も気付き始め、涙目になる。
そしてそのタイミングで無慈悲にも母親が買い物から帰宅した。
「ただいま~!いい子にして・・・・えぇ!?」
扉を開けた瞬間、濃厚な雌の香りが流れ込む。目の前には蔓がぐちゃぐちゃに絡まり、トロトロの聖水で全身がべちょべちょになった娘が転がっており、半べそをかいていた。
買ったばかりの人間観察キットは目も当てられない程に破壊され尽くしており、思わず母親は頭を抱えた。
-そのあと当然ながら母親の雷が落ち、ニャローテがギャン泣きすることになったのは言うまでもない。
母親が蔓を解き、全身の精液を取り除いてやるのに結局2時間は掛かった。
その間もニャローテは
「ママごめんなさい・・・ママごめんなさい・・・」
とずっと泣きながら謝り続けた。
その日の夜遅く。ニャローテが泣き疲れて眠っている中、仕事から帰ってきたパパカ―ニャがママカーニャと今日の出来事について話していた。
「・・・ママ、大変だったね。滅茶苦茶になった飼育キット見た時は何事かと思ったけど、そんなことがあったんだ。」
「うん、でも私も今日は強く叱り過ぎちゃったかも。ニャローテには命の大切さをもっとちゃんと理解してほしくて。人間達も私達と同じで喜怒哀楽がちゃんとあって懸命に生きている命なんだって。」
「ママは間違ってないよ。その為にこのキット買ったわけだし。・・・それにしてももうあの子もオナニーする歳になったかぁ・・」
パパカ―ニャは愛液塗れになった人間観察キットを横に見ながら、しみじみとそう言った。
バタバタの一日でまだ町の片づけまでは手が付けられていなかったのだ。
「パパの子ね~。初めてあの子のあんな姿見たけど本当にパパそっくり。女の子だから町を使うにしても隅っこのほうの町でお上品に致すのかと思いきや町のど真ん中で容赦なく滅茶苦茶に破壊し尽くしちゃうなんて」
「それいったら、ママも。見てよこの町の壊し方、飛行機とか電車とか一つ残らずぐっちゃぐちゃに潰してる。おっぱいやおまんまんで乗り物潰すの大好きなママそっくり!」
二人は顔を見合わせて思わず噴き出し笑った。
「やっぱり私たちの子ね・・・血は争えないわ。散々私達も人間殺してきたくせに子供が同じことしたら叱るなんて、どの口が言ってるのって感じよね・・・」
「それは仕方ないよ。命の大切さを理解した上で有難く頂くのと、ただ猟奇的にストレス解消の為に虐殺するのじゃ、同じ殺戮でも全然意味合いが違う。あの子には優しい子に育って欲しいし、他者を傷付けて楽しむような悪い子には育ってほしくないもんね。」
「・・・うん。ありがとうパパ。」
優しさと虐殺の両立。一見矛盾する二つをいかに絶妙に理解させるか、というのは子供にとってはとても難しいことだろう。
生き物は自らの食欲を満たす為に、沢山の生き物の命を奪う。虐殺し、搾取する。
しかし、時に殺す相手の命を尊び、感謝した上で頂くこともある。
被食者にとってはどちらにせよ喰われるのだから何も変わらない。これはあくまで捕食者側の美徳だ。しかし、その美徳を持ち合わせているかどうかは捕食者側の社会、コミュニケーションにおいてはとても重要なものなのだ。
性欲も全く同じで、命の尊さを知り、弱き者の目線に立った上での殺戮ができるということは、その人なりの優しさや慈悲深さを持っていることの証左となる。
勿論、そもそも不殺こそが一番の優しさだと説くものもいるだろう。確かに人間を殺さずに性的欲求を満たす方法は他にもある。
しかし、それはベジタリアンと非ベジタリアンどちらが優しいかという問題に置き換えることもできるだろう。他の命を奪ってまで肉を喰らわなくても飢えずに生きていくことはできるように。
そう、結局は“美味しいから”、“気持ち良いから”肉を喰らい、また人間を殺すのだ。
「ママ、この町どうする?見た感じまだ50万人弱は生き残りがいそうだけど。」
「そうね、このまま生ごみに出すのはちょっと勿体ないかも・・・?」
ママカーニャはそう言いながらチラッとパパカ―ニャの股間あたりを見た。
「ママもお疲れだろうから、無理しなくてもいいんだけど・・・もし良かったら久しぶりに町の上でエッチしない?」
「ふふ・・・実はパパ、最初からこうなることも予想してちょっと高めの人間観察キットにしたでしょ?」
「いやいやいや・・・まぁでも少し期待はしてたけど」
二人は再び目を合わせて微笑んだ。
地獄の再来。成獣の二人が町にあがるということ、それは則ち皆殺しを示していた。
ニャローテの進化系にあたるマスカーニャの体重は約3倍。しかもこの爆マンニャローテの両親だ。
身長約1200mのニャローテに対し、父親は身長2200m、勃起性器長650m。母親も身長2000mで爆乳爆尻のダイナマイトボディを誇る。
その破壊能力は二人合わせるとニャローテの10倍以上に匹敵するだろう。しかも、町の上でSEXするというのだ。腰を振る度にいったいどれほどの被害が出るのか想像もつかない。
「いただきます!」
「いただきま~す♡」
二人は服を脱ぐと、しっかりと人間達に挨拶してから町に足を踏み入れる。
丁度その頃、人間達はニャローテのオナニーによって発生した未曽有の大災害の救助活動に追われていた。数えきれないほどの行方不明者に対し、その家族や友人が一縷の望みを掛けて必死に瓦礫を除去し、愛液を除去している。
泣き面に蜂とはまさにこのことだろう。昼間に表れた破壊神の倍近い背丈がある巨神が二体も現れたのだ。人々が絶望の中、全滅を覚悟するのは仕方のないことだ。
二人は襲来早々横になって互いの陰部を舐め合い始める。二人分の巨体で観察キットの大部分が覆われ、ニャローテが破壊しきらなかったパネルの端のほうの町も次々と彼らの肉体に呑み込まれ更地と化していく。シックスナインが彼らのセックスルーチンのようで、互いの陰部を涎でべちょべちょになるまで慣らすと、さっそくパパカ―ニャがママカーニャの上に覆いかぶさった。
「ママ、行くよ」
ずぶずぶとその巨根をママの割れ目に挿入していくパパカ―ニャ。流石長年付き添ってるだけあって、本来ならかなりの穴開発を要するだろうが、いとも簡単にパパの爆根が大穴に吸い込まれていく。
「ん・・・♡おっき・・・」
ママカーニャは感じ入ったような甘い声を出しながら、しかし、この後の激しい性の衝撃に備え地面を握りしめる。
当然、その地面というのは高層ビル群が乗った大地のことであり、人知を超えた怪物の握力を前に人間の建造物など初めからそこになかったかの如く、粉々に砕け散る。
「奥まで挿れるよ」
パパカ―ニャはママカーニャを優しく抱き寄せるように、顔を近づけ深く深く接吻。SEXに我を忘れ大声を出して子供を起こさぬようディープキスでオホ声を封じた上でそのまま奥深く子宮口までペニスを突き上げる。
ママは爆根の圧迫感からバタバタと少し暴れる様子を見せたが、一回り体格の大きいパパに抱きしめられ、がっつり足をホールドされ、完全に逃げられない状態だ。
手足に口にナカに完全固定されたママはもはや眼球を動かすことくらいしかできず、このままパパの好きなように滅茶苦茶にぶち犯されるのに身を委ねるしかなかった。
「一発で皆殺しにするくらいのつもりで突くよ。ママ、右端のまだ残ってる町見てて」
そう言うと彼は腰を上げ助走をつける。
そして勢いよく腰を衝突させた!
巨大な山脈が天から降り注いだようなその衝撃は人間にとって、もはや地震とか小隕石の衝突だとか、そんな災害の類では言い表せないようなものだった。
あまりに強大な破壊エネルギーは一瞬で大地を粉々に滅壊させ人間観察キットの底板すらバキバキに割った。全建造物が一瞬で粉々に分解され、まだ数十万近く残っていたであろう人間達も何が起きたか分からないうちに瞬時に細切れ肉になってしまう。
超巨大成獣がSEXするということはこういうことなのだ。
「あぁ♡・・・町が砂みたいに消えちゃった。パパったら本当に容赦ないんだから」
「痛くなかったかい?久々の虐殺SEXでちょっと力入り過ぎちゃったかも」
「ううん、大丈夫よ。そんな優しいパパが人間に全く優しくないSEXするギャップが大好きよ♡」
子供一人こさえておいて尚、このバカップルぷりである。いったい彼らは今まで愛を育む中でどれだけの命を蹂躙してきたのか、想像するだけでも恐ろしい。
-結局、二人のSEXはその後、日の出近くまで続いた。
町も人も一切形が残らないくらい粉々になった人間観察キットはその日のうちにゴミ袋に入れられ、愛液と血肉の混ざった生ごみとしてゴミ収集車に回収されていった。
命の大切さを学ぶ為の教材だった筈の100万にも及ぶ尊い命は、こうして一人の小学生のオナニーと二人の夜伽にいとも簡単に消費されたのだった。
そして…
翌年、ニャローテに姉弟ができた。
100万の命は決して無駄ではなかったのだ。
おわり