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朝勃ち夢精大量虐殺寝

「わー凄い!!見渡す限り何もなくてなんて開放的なんだろう…!」

その日、リオルが訪れたのは、視界を遮る物が何もない開けた草原だった。


雲一つない青空。燦燦と降り注ぐ暖かい太陽の光が気持ち良い。


「ふわぁ~・・・なんか気持ち良くて眠くなってきちゃったな。ちょっとここでお昼寝でもしようかな。」

リオルは徐に腰を降ろすと、自分の腕を枕代わりにうつ伏せになった。


余程心地好いのだろう。横になって数分もしないうちにすぅすぅと安らかな寝息を立てている。


何か夢を見ているようで、時折その寝顔がにっこりと笑顔になる。なんとも微笑ましい。


おやすみなさい、リオル。


おわり



—彼の物語は終わった。しかし、視点を一つ変えれば、物事は全く違って見えてくるのが世の常である。ここからはリオルの眼中にも映らなかった“彼ら”の物語を見ていくとしよう…



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倒壊した古い家屋、燻る黒煙、鳴りやまないサイレン…


何か大きな自然災害にでも遭ったのか、その町は壊滅的被害を受けていた。


すすり泣く声や悲鳴が鳴り響く中、懸命な救助活動が続けられている。


互いに声を出し、協力して一人でも多くの命を救おうと奮闘するが、時折、ゴゴゴゴゴ!と大きな音と地鳴りが起きて、救助活動を妨げる。


先ほども倒壊仕掛けた家屋にまだ幼い子供が取り残されているとの情報が入った為、救助隊員が数名命懸けで瓦礫の中に入っていったが、そのタイミングで大きめの地鳴りが起き、家が倒壊して皆下敷きになってしまった。


しかしこのような悲劇も氷山の一角に過ぎない。


被災した町は人口1000万人を超える大都市だ。それだけの広大なコンクリートジャングルの全域が壊滅しているのだ。其処ら中で今この時も命を落としている人が沢山いる。被災者に対して救助に動ける人の数が少なすぎるのだ。

ゴゴゴゴゴ・・・・!!!!


再び大きな地鳴りが発生した。この一回で一体何千人が命を落としたことだろう。

無慈悲にも繰り返される地面の揺れは救助どころか、むしろ被害を広げ続けている。


いったい何が起きたというのか。時は2時間前に遡る。



—正午頃。雲一つない晴天の中、町には穏やかな時間が流れていた。しかし、人々は地面が微かに揺れていることに気付いた。そして、その揺れがどんどんどんどん大きくなり、町中がパニックになった頃、その地震の正体が明らかになる。


青色の毛皮を纏った犬頭の巨人。頭がやや大きく生体としては若く見えるが、しかし股間には立派な男性器がついている。


その身長はもはや目測では測れない程の高さがあり、少なくとも標高2000mの山すら跨ぐ必要のないほどの大きさであることを考えると、ゆうに数十㎞はありそうだ


彼の巨体が町に影を落とした時には既に歩行に伴う地震で町は壊滅状態。次々と建物が倒壊する中、人々は何が起きたかもわからないうちに命を摘まれていく。


そして次の瞬間、その怪物は無情にも町に倒れ掛かってきた!

ズドオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!


不幸中の幸いか、町は巨体によるスクラップを免れ、両太ももの間、巨獣の股あたりに丁度収まった。


しかし、それでも巨体が地着した衝撃でほとんどの建物が倒壊。瞬間的な死者だけでも数百万単位に及んだ。

青い巨神はそのまま町を襲うでもなく、なぜか目の前で動かなくなる。どうやら眠り始めたようだ。


歩行に伴う大地震が止み、漸く人々は身動きが取れるようになったが、怪獣は町を股の間に挟むように横になっており、主幹道路のほとんどは寸断され、町から離れようにもたった一本の道を通るしかなかった。


当然、道は大渋滞となり、一向に避難が進まないまま今に至る。


いつまた大怪獣が動き出すかもわからない中、まだ町には避難も儘ならない人々が大勢残っている。自分の命も顧みず救助活動を行う殊勝な人々の甲斐も虚しく、謎の地鳴りが彼らを絶望の淵に叩き落す。


町を襲う地鳴りは、大きさにムラはあるものの、一定の感覚で爆音と共に地面が揺れることからおそらく大怪獣のいびきだろう。


そして、町のすぐ目の前に突如出現した二つの超巨大な謎の球体もバイブレーションのようにずっと微震しており、ドドドという何か鈍い音が響いている。


その球体とは巨獣の睾丸。


直径数㎞はあろうかという巨大な金玉だ。おそらくこの継続的な微震や騒音は、このはち切れんばかりの巨玉に何億何兆と詰まっているであろう精子の運動によるものであろう。


これだけの巨神がもし悪意を以て町を襲えば1000万の命など一瞬で消し飛んでいたであろうことを考えると、まだ町が形を残し、死者が200万人程度で済んでいるだけでもマシなほうかもしれない。


しかし、それも彼の寝相次第ではある。


もし仮に彼が寝返りをうったり、足を少しでも動かそうものならそれだけで町は巨体に呑み込まれて消える。


数十㎞におよぶ避難の列が捌けるのにいったい何時間掛かるか見当もつかないし、下手したら日が暮れる可能性だってある。そう考えると、今人々が置かれている状況はあまりにも絶望的だった。

ゴゴゴゴゴ!!


少し大きめのいびきがあり、大きな地面の揺れで避難の列が止まる。まだかろうじて倒壊せずに残っていた堅牢なビルも、立て続けに巻き起こる地震を前に一つまた一つと倒れていく。


避難者達は時折後ろを振り返りながら。自分が生まれ育った町が少しずつ少しずつ平らになっていく様に涙を流しながら、しかし命あっての物種。必死に足を進める。


だがそこへ追い打ちをかけるように、今までの鼾地震とは違う別の地響きが巨獣の股のほうから聞こえてきた。


「・・・なんだ!?」

「ま、股のほうから何かが・・!」


皆が一斉に後ろを振り返ると、そこには恐るべき光景が映っていた。


なんと睾丸がもぞもぞと動き始めたのだ!


そして、睾丸を上に押し上げるように下から何か別の巨大な物が顔を出した。


そう、山のように大きな彼の陰嚢に被さって隠れていたのは陰茎だった。


そして、鈴口を町に向けてひょっこりと顔を出したその亀頭は、そのまま地面を砕きながら町目掛けて直進してきた!


「きゃああああ!!」

「町のほうに向かってるぞ!」

「お、押さないで・・」

「早く逃げろー!!」

町が阿鼻叫喚に包まれるが、しかし、彼の勃起は止まることなくどんどん巨大化していく巨大な陰茎に今にも町は巻き込まれそうだ。


とはいえ、巨獣の股間から町までは、まだ2km以上ある。

常識の範囲内で言えば町に到達する前にフル勃起を迎えるはずだが…


—しかし、彼のちんこのデカさは残念ながら常識外れの代物だった。


よく考えればわかることだ。


睾丸ですら直径7、8㎞あるのだ。それだけの精子バンクを抱える主砲がそんな10㎞にも満たない砲筒である筈もない。


パンパンに膨張した巨大な亀頭が、物凄い轟音を巻き起こしながら半壊したビル群を滅茶苦茶に粉砕していく。まるで巨大なショベルカーが瓦礫の山を押し退けるように、瞬く間に町は彼の巨大な勃起チンコに呑み込まれ、逃げ遅れた150万人の命諸共消滅していった。


「そ、そんな・・・ま、町が・・・!!」


しかし、恐ろしいことに1000万人級の町一つを丸々飲み込んで尚まだ彼のペニスの肥大化は止まらなかった。


町一つを陰茎の肉壁に沈めてもまだ血が足りないようだ。


「早く走れ・・・!!皆殺しにされるぞ!!」

「おかしいだろ・・・なんで止まらないんだ!どんだけチンコデカいんだよ!」

「神様・・・・助けて・・・」

「死にたくない!!!」


650万にもなる避難の列。パニックで列が乱れ、道路は機能しなくなり、町から一直線に並んでいた何百万台という車はそのほとんどが放棄され、皆ほとんどが徒歩だった。


身動きが取れないほどの人の塊ができ、一部では将棋倒しが起き、また別の個所では転んだ人が他の人に踏みつぶされて絶命する。


みんなわんわんと泣き叫びながら、死にたくない死にたくないという命乞いの大合唱が始まった。

しかし、残念ながらその命乞いは届かない。巨獣からしたらダニのようなちっぽけな存在である人間の声など小さすぎて聞こえないし、そもそも彼には殺意すらない。


ただの生理現象なのだ。


—勃起チンコが避難者達を磨り潰していく…


まだ不幸中の幸いだったのは、その破壊的な肉棒に襲われた時、人々はほとんど痛みを感じることもなく死に至ることだ。


彼のちんこがいったいどれほどの大きさなのかはわからないが、仮に平常時5㎞、勃起時10㎞だとして、一分間かけてゆっくりフル勃起に至ると仮定しても、亀頭の直進速度は時速300㎞にもなる。


町一つを簡単に呑み込んでしまうような超巨大なペニスがそんな新幹線のような速度で襲い掛かってきたら、もう逃げるどころの話ではないし、呑み込まれた瞬間、何が起きたかもわからないままミンチになるのは明白だ。


100万…200万…300万…


勃起チンコのキルカウントが急速に進む中、しかし、町での虐殺から計算して約700万人に達した当たりで漸くカウントの進みが鈍くなった。


睾丸のあった位置から20㎞地点。そこでついに巨獣はフル勃起状態に達した。


そう、彼のチンコは10㎞どころではなかった。20㎞超えの爆根持ちだったのである。

それは人間換算でいうと約40㎝にもなる。


せめて彼のチンコが20㎝級のAV男優並みの巨根程度だったら、町の犠牲だけで済んだかもしれないし、それこそ本当に普通のサイズだったら更に死者は少なかった。


よりにもよって彼が爆根だったが為だけに無駄に700万人の尊い命が失われてたというのだからなんともやるせない。


「な、何人生き残ったんだ・・?」

避難の列の先頭にいた人は既に巨獣の睾丸から23㎞離れた地点に達していた。

20㎞~23㎞地点にいた人の数は約100万人。そう、この時点で合計900万人が既に死亡していた。


先頭集団は一切渋滞しなかったわけではなかったが、いち早く行動していたおかげで車を乗り捨てる必要もなく、スムーズにここまで逃げおおせていた。


自分達の真後ろについ先ほどまで存在しなかった標高4㎞、長さ20㎞の連峰が突如として出現するという、あまりに非現実的な出来事にただただ彼らは圧倒されていたが、しかし、一先ずの危機が去り安堵した。


だが彼らはこの時まだ気付いていなかった。


既に睾丸から大量の白濁液が発射されていたことを。


連峰の地下水脈―20㎞にもなる尿道を物凄い勢いで精液が走る!


ゴゴゴゴゴゴ…という低い重低音が鳴り響き、その地響きに人間が気付いた時にはもう手遅れだった。

どびゅるっるるるっるるるるるるっるる!!!!!


夢精。数テラトンの白い液体が生き残りの人間たちの塊を地表ごと消し飛ばしてしまった。


こうして彼は大都市と1000万の命を、認識することもなく生理現象だけで葬り去ってしまったのだった。


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「イーブイちゃん・・・へへへ・・・」


リオルは自分の股で起きた大虐殺のことなど知るよしもなく、大好きなクラスメートの女の子のエッチな夢を見ていた。


おわり

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