XaiJu
darkcat
darkcat

fanbox


神撃のソーラーブレード「第1話 神が生まれる」

ユナイトバトル。味方と協力しながら相手チームと戦い、ゴールにポイント(エオスエナジー)を入れ合う5対5の戦略型対戦ゲームだ。


ここエオス島では日夜熱いユナイトバトルが繰り広げられており、リーフィア種である僕も最近この戦いに参加が許されたばかりだった。


しかし、参戦当日から“ホロウェア”というよく分からないポケモン専用の衣装を着せられる始末で、しかもよりによって黄色のチェック柄の可愛らしいスカートだった。


メスなら全然文句はない。しかし僕はれっきとしたオスだ。


確かにイーブイ系統は雌雄問わず可愛いと定評があるが、流石にスカートを着せられるのは不本意である。


ただ、これに関しては人間の趣味というより、僕のある身体的特徴が関係していた。


その特徴とは男性器のデカさ。そう、僕はリーフィア族きっての巨根なのだ。


ユナイトバトルは多くの観客が詰め掛けるイベント色の強い競技。老若男女問わず多くの視線が集まるこの場で、バンバドロクラスの馬並クソデカちんことデカい金の玉をブラブラさせるのは確かに印象が悪い。


それもあってしっかり股間を隠すことができるスカートを着せられているわけである。



(まったく…恥ずかしいったらありゃしない…)


今日は比較的大きな大会ということもあり、エオス島は多くの観客で賑わっている。スタジアムには収容人数最大の10万人が詰め掛け歓声に沸いていた。


活躍したらしたで目立ってしまうのが嫌だが、しかし、手を抜くわけにもいかない。僕はバトル開始直後から一心不乱に“ダンベル”を積んだ。


“ダンベル”とは、もうこうダンベルのこと。ユナイトバトルでは3つまで持ち物を持つことができるが、ダンベルを装備した状態で相手のゴールにエオスエナジーを入れると基礎攻撃力が上がる効果がある。この効果は最大6回まで積むことができ、序盤にMAXまで積むことができると試合をかなり有利に運ぶことができる。


今日の僕の持ち物はもうこうダンベル、エオスビスケット、ピントレンズ。


エオスビスケットもダンベルと一緒で、積むことで最大HPを上げることができるアイテム。序盤に攻撃力とHPを上げて一気に超強化する作戦だ。


集団戦は味方になんとか耐えてもらい、僕は一人ゴールを入れ続けた。


僕が一人抜けている分、味方はかなり苦戦しているようだが、それでもなんとか耐えてくれている。


・・・そして、なんとか最大まで積むことに成功した!


いつもこの瞬間が最高に気持ち良い。


ダンベルの効果で体中の筋肉が隆起し、ビスケットの効果で身体が大きくなる。そして、そのビルドアップした肉体で敵チームを一気に蹴散らすのだ。



しかし、この日不思議なことが起きた。


この時、僕は既に最大までダンベルは積んでいたが、あと数ポイントでゴールが破壊できそうだったので特にステータス変化こそないが余分にもう1ゴール決めるようとしていた。


ユナイトバトルでは自陣側から順にファーストゴール、セカンドゴール、ファイナルゴールと3種類のゴールが配置されており、ゴールは一定数エオスエナジーを投入することで破壊することが可能だ。


味方に早く合流しなくては、と思った僕は速やかにエオスエナジーを集めゴールを破壊。

しかしその瞬間、なぜか筋肉が膨らみ身体が更に大きくなる感覚があった。


(・・・あれ?もう積み終えた筈じゃ?)


何かがおかしいと思った僕は、確認の為にもう一回追加でゴールしようとする。


「おいおい・・なんで早く集合しねーんだあいつ・・・」

「リーフィア~利敵かぁ~?」

「ふざけんじゃねーぞ、金返せ!」


俄かにブーイングが巻き起こる。味方に負担を掛けてまで自己強化に時間を費やした挙句、それを味方に還元しようとしていないのだから当たり前だ。


しかも、ユナイトバトルはどちらのチームが勝つか賭けることができる公営のギャンブルでもあり、観客たちも金が掛かっているだけあって鼻息が荒くなる。


(うるさいな・・・)


ポケモン達はいつも必死に戦っているのに、少しでも変な行動をすると、こうやって見世物にされて、散々罵声を浴びさせられる。


しかし、もうこういうのにも慣れた。今はとにかく先ほどの身体の違和感の確認のほうが先だ。


—更に追加でゴール。僕の身体は更にパンプアップし逞しくなった。


(やっぱり!・・・アイテムが“壊れてる”!)


そう、何が原因かは不明だがどうやら「もうこうダンベル」と「エオスビスケット」のリミッターが外れているようだ。


僕は思わずニヤリと顔を歪めた。


(見てろ人間ども・・・この試合、最後に僕が全部ひっくり返してやる!!)


立て続けにゴールを繰り返す。


観客たちはもう呆れた様子で溜息をついている。味方は4対5でもなんとか硬直状態を作り出し無限戦闘編に突入していた。もう誰も僕には期待していないし、注目もしていない。


しかし・・・


「え?セカンドゴール壊れた・・・?」

「な、なんだあのデカいの!?」

「あれってリーフィア?」


場内が俄かにざわつき始める。


そう、僕はたった一人でセカンドゴールを破壊していた。そして、そのままファイナルゴールにまで点を入れようとしていた。


この時既にダンベル&ビスケットの積み回数は36回。攻撃力もHPも既にポケモンのそれではなく伝説ポケモンですら赤子扱いできそうな程に僕は育っていた。


ボディービルダーのような逞しい筋肉に背丈は10mほど。もはやポケモンというよりはバケモンである。


流石にファイナルゴールに点を入れさせるのはマズいと思ったのか、敵も集団戦を止めこちらに一斉に襲い掛かってきた。


そんな彼らに僕は徐に手を振り下ろす。すると、それだけで会場の大型モニターには「5KO」と表示された。そう、技でもなんでもないその一撃は一瞬で敵チームを全滅させてしまったのだ。


会場は一瞬シーンと静まり返った。そして、スタジアムに突如出現したこの怪物にすべての観客の視線が集中する。


(気持ちいい・・・)


自分の力ですべてがひっくり返る爽快感、なぎ倒す感覚、驚愕とした表情でこちらを見る人間どもの視線・・・すべてが心地良い。


今回の大会は全国中継もされるほどの大きな大会だ。自分のこの逞しい肉体が世界中を釘付けにしていると思うと興奮してくる。


筋肉だけでなく股間まで隆起し、ホロウェアのスカートがもっこりとテントを張っているが、もはや気にもならない。僕は可愛い雌じゃない、逞しく雄々しい雄なのだ。


流石にバキバキのグロチンポが無修正でカメラに映るのはマズいと思ったが、ホロウェアはあくまでホログラムで作られたウェア。巨大化に合わせて服が破れることがないので都合が良い。



敵チームをKOしたことで大量に散らばったエオスエナジー。それを次々とゴールに叩き込む。


途中、KOから復帰したポケモン達が何度か戦いを挑んできたが、もはやデコピンで蹴散らしてしまえるほどの力の差がついている。


そして返り討ちになればなるほどポイントを落とし、怪物が育つ機会を与えてしまうのだ。


・・・敵チームが戦意を失うのは早かった。しかし、もう少しこの圧倒的優越感に浸っていたかった僕は、敵チームのポケモン達を脅した。


『もし降参でもしたら、この後二度と復活できないくらいに滅茶苦茶にお前達を潰してやる!』と。


敵チームが降参投票に踏み切り、5人中4人以上の賛成があれば、その時点で強制的に試合は終了する。今のこと快楽の時間が終わってしまう。それだけは防ぎたかったのだ。


敵チームのポケモン達はもう心が折れ、しかし僕の脅迫が利いているのか降参はせずに遠巻きに僕の様子を窺っている。


敵チーム以外にもスタジアム内には次々と野生ポケモンがポップするので、僕はそちらを蹂躙してはポイントを集めゴールを続けた。


スタジアムの観客も世界中のテレビの前のみんなも、ただ僕が野生ポケモンを蹂躙する様を延々と見せつけられている。そして、これが今後どれだけ恐ろしいことを巻き起こすのかまだ彼らは知らなかった。


「お・・・おい。これ、なんかやばくね?」

観客の一人がそう呟く。


巨大なリーフィアが野生ポケモンを薙ぎ倒す迫力があまりに凄まじく皆ただ唖然として眺めていたが、しかし、それは自分たちが絶対に安心な場所にいるという確信から、これだけ冷静でいられたのもある。


既に数十メートルの高さまで巨大化した僕の目線は観客席すら見下ろすほどになっていた。

果たして彼らの安全は本当に保証されていると言えるのだろうか。


スタジアムの真ん中で大の字になり手足を大きく動かすと、それだけでスタジアム中の野生ポケモンがひき潰されてしまう。


そして大量に散らばったエオスエナジーをゴールに投入すると僕の身体は更に急激に巨大化していった。


「な、なにやってんだよ、早く降参しろ!」

「おい、大会運営!早くやめさせろ!なんかやばいぞ!!」


不安や恐怖が伝播し、やがてスタジアムは騒然としてきた。怒号が飛び交い、危険を感じてスタジアムから逃げ出そうとする者で溢れかえったが、満員のスタジアムでは人同士ぶつかり合って、ただスタジアムの外へ出ることすら容易ではない。


そんな人間達の慌てふためく滑稽な姿を見て、僕はニヤリと笑う。そして、次の瞬間スタジアムの地面を思い切り踏みつけた!

ドオオオオオオオオン!!!


その凄まじい衝撃で地面は大きく割れ、観客席まで亀裂が入る。


宙に投げ出せるほどの衝撃を前に人々は其処ら中で転倒し、もはや逃げることも叶わないくらいの大パニックに陥った。

ガアアアアアアアアアアアアアアア!!!!


僕は吼えた。


(人間共が!黙って僕のこの逞しい肉体を見てろ!!)


もはや僕の承認欲求は止まらなくなっていた。圧倒的な力を手にしたことで人や世界がちっぽけなものに感じられ、すべてを支配してやりたいという気持ちになる。世界を僕一色に染め上げたいという欲求が抑えられない。


まだだ。まだもっとデカくなりたい。


スタジアムの真ん中に試合の勝敗を決する重要な役割を持つ伝説のポケモン“レックウザ”が出現したが、羽虫を手で払うように一瞬でKOしてしまう。そして、そのままリポップした野生のポケモン達を薙ぎ倒すと、永遠に終わらない“ダンベル積み”が再開された。


—スタジアム全体が僕の影で暗くなる。


もはや観客たちは僕が肉体を見せつけて気持ち良くなる為だけに生かされているような状態だった。ついには僕の身体はスタジアム内にすら収まらなくなり、巨大な足が観客席の上を跨ぐ。


徐に腰を降ろし蹲踞の体勢になると、スタジアムは僕の穿いているスカートの中にすっぽり収まってしまい、人々はその中にある“巨大なオス”を嫌でも見せつけさせられた。


むわぁ・・・と雄の匂いが充満し、熱を持った巨大な肉棒によってスタジアム全体が蒸し風呂状態になる。


スタジアムの温度はちんこの熱だけで40度に達し、僕の汗と我慢汁が滴ることによって湿度もぐんぐん上昇していく。


「あ、暑い・・・助けて・・・」

「み、水を・・・誰か・・・」

「こ、こんな…ポケモンのデカチンを見ながら俺の人生は終わるのか…」

人々の苦しむ声が聞こえてくる。


スカートに閉じ込められ、ポケットモンスターのポケットモンスターでじわじわと炙り殺されるだなんてどれだけ想像力のある者でも思い付かない死に方だったであろう。


別に人間達を虐殺したいわけではない。しかし、身体が大きくなるにつれ、どうしても小さい者たちの命が他愛もないものに感じられてしまい、わざわざ殺さないように配慮するほどの価値もないのでは?とそう思ってしまうのだ。


もともと人間達が好きなわけでもないし、むしろ罵声を浴びせてくるユナイトバトルの観客たちに至っては大嫌いなくらいだ。彼らが何千、何万匹と死のうが、知ったことではない。


僕のダンベル積みの機会を作ってくれた味方チームのポケモンと、降参せずに僕の言うことを聞いてくれた敵チームのポケモンだけは流石に殺してしまうのは可哀想だったので、そっと摘まみ上げ陰毛の上に乗せてあげた。

毛量の多いふかふかの陰毛樹林の上であれば、振り落とされることもなく、蹂躙に巻き込まれることもなく命を繋ぐことができるだろう。



人間達の呻き声がスタジアム全体から発せられ、阿鼻叫喚の地獄の様相を呈してきた。しかし、僕はそのまま気にせず野生ポケモンを狩り続ける。


と言っても、指先でプチプチと潰していくだけだ。目に見えないくらい小さなエオスエナジーをなんとか摘まみあげ、ぽとぽととゴールに注いでいく。


しかし、しばらくするとそれさえも困難になってきた。エオスエナジーはおろかゴールさえ小さすぎて目に見えなくなってしまったのだ。


そう、気付けば僕は一踏みでスタジアムすら踏みつぶせるくらいの巨大生物になっていたのだ。それこそ大きく股を広げるとエオス島の直径にも匹敵しそうなくらいだ。

ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!


再び僕は吼えた。神はここにいるぞと星に教えるように。


視界良好。山すら僕の視界を遮ることはない。すべての命の頂点に僕は今いる。


しかし、まだ人類は、いや全生命はそのことを知らないだろう。


ちゃんと世界に見せつけないといけないと僕は思った。今この時、地球の歴史が変わったのだと。星の覇者が人間ではなく、僕に置き変わったのだと。


このリーフィアのオスが世界最強なのだと!


(世界に僕の力を、ちんこを見せつけてやる!!)

巨根コンプレックスと男の娘コンプレックス。二つのコンプレックスが爆発し、チンコで世界を支配したいという邪心が芽生える。


身体が10000倍に巨大化したように、承認欲求も支配欲も万倍に膨れ上がっている。パンパンにフル勃起したこの3㎞はあろうかという化け物を満足させようと思うと、もういったいどれだけの犠牲が必要になるのか想像もできない。


巨大化に巻き込まれる形で既に島にある複数の施設が破壊されてしまい途轍もない数の死者が出ている。もうどう足掻いても人間目線での生活には戻れないだろう。これだけの人を虐殺しておいて許されるハズがない。


もし仮に許してもらったところで、共存は不可能なほどに僕と人間との間にスケール差が開いてしまっている。

それこそ人が何か行動するたびに衣服に付いているダニが潰れてしまうように、僕もたった一歩歩くだけで沢山の命を奪ってしまう。くしゃみに放尿、射精…何をしても天災レベルの被害が出てしまうのだ。


そして、人間達には悪いがそもそも僕は共存の道なんてもう一切考えてもいない。命に配慮するどころか、むしろ今から僕がやろうとしているのは一方的な大量虐殺だった。


つい先ほどまでは命を奪うこと自体はマストではないという考えを持っていたが、それはあくまで怪獣サイズ時点での僕の価値観だ。流石にここまで巨大化し命の取り扱いが難しくなってくると、もはや生殺与奪でしか物を語れなくなってくる。


もっと力を見せつけたい。もっと殺したい。わからせたい。この星で誰が最強なのか、支配者は誰なのか。この圧倒的な肉体で人間共に身を以て知らせてやりたい。種族レベルで遺伝子に恐怖を刻み付けたい!!



—僕は徐に足を上げる。そして足元で蠢く虫ケラ共目掛けて思い切り振り下ろした!

ズドオオオオオオオオオオオオン!!!


滅壊。


“用済み”となったスタジアムをひと思いに踏みつぶしたのだ。


山一つ分の重量はあろうかという僕の体重すべてが乗ったその一撃を前にスタジアム諸共、中にいた10万の命は一瞬で僕の足裏の肉球のシミとなる。


ちんこ蒸しにされた死に掛けの命だ。このまま苦しんで死ぬくらいなら、何も分からないくらい一瞬で絶命させてあげたほうがまだマシというものだろう。


踏みつけに伴い、深さ数百メートルはあろうかという巨大な足跡が島に刻まれ、その大穴を中心に島全体に地割れが広がっていく。


エオス島最大の観光都市もこの地割れと大地震によって、一瞬で瓦礫の山と化してしまう。


何百万という命が犠牲になっただろうが、しかし、それでも僕の心は全く満たされなかった。こんなちっぽけな島を破壊し尽くしたところで、何の力の証明にもならない。まだ僕はたった一歩歩いただけだ。


…実際には、今日がユナイトバトルの世界大会だったこともあり、世界有数の資産家、有名人、政治家なども多く島を訪れており、それらも含めて島のほぼ全員を殺戮してしまったので、死傷者数の数字以上に世界に与えた影響は大きい。


しかし、人間の目線から逸脱し、既に神の目線で世界を見ている僕にとっては、大統領だろうが指折りの資産家だろうが、命の1という数字でしかなかった。


どれだけ著名人が詰まっていようが、今僕が殺した500万人程度の人間達など、世界全体で見れば、0.1%にも満たない数字なのだ。


まだまだ全然足りない。もっと思う存分破壊したい。途轍もない被害を出して人間どもを絶望させてやりたい。数百万で満たされないなら数千万、いや億単位だってヤってやる!


そう思った僕はエオス島を出て海を渡ることを決意した。


目指すは大陸。


テレビの前で安心しきっていた人間共に画面越しではない本当の恐怖を与えてやる!


(皆殺しだ・・・ッ!!!!!!)


世界中が血と精液に塗れる地獄が今訪れようとしている。


この日、この星には確かに神が生まれたのだ。


続く

神撃のソーラーブレード「第1話 神が生まれる」 神撃のソーラーブレード「第1話 神が生まれる」 神撃のソーラーブレード「第1話 神が生まれる」

More Creators