彼らの問答を、すべての生命が固唾をのんで見守っていた。
突如現れた♀の巨大ルカリオ。彼女が彼の進撃を止めてくれるのではないか、と一億の人々は縋る思いで祈っていたのだ。
しかし、あろうことか彼女は彼と並んで、大都市のほうを向いたのだった。
「・・・お兄ちゃん、いこ。」
彼女はそっと俺の手を引いた。
ついに大都市の蹂躙が始まる・・
手を繋いで横に並んだ二人の巨獣。その4つの巨大な足が無数の小箱が敷き詰められたような灰色の大地に足を踏み入れていく。
それは、一言で言えば“地獄”だった。
今までの殺戮スピードとは比較にならないほど、生命反応が急激に減少していく。たった10数歩進んだだけで500万人は死んだだろうか。
人類にとっては最後の都。もう逃げる場所などどこにもない。手を合わせ、ただ祈る者もいれば、あてもなく逃げ惑う者もいた。
そんな彼らを無慈悲にも肉塊に変えていく4つの巨槌。たくさんの悲鳴が合わさり、一つの大きな“命の声”となって、ようやく巨獣の耳に届くかどうか、というくらい両者にはスケールの差があった。
二匹はふと足を止める。命の声が届いたのだろうか。
「ここらへんが町の中心地かしら。・・・ここでする?」
否。今までの殺戮がかわいいくらいの超大量虐殺がこれから始まろうとしている。
彼らが足を止めたのは、高層ビル群が立ち並ぶ大都市の一等地。搾取と虚栄によって贅を尽くす為政者達の町。
そんな高級店が立ち並ぶ美しい街並みに、血で汚れた獣の足が土足であがりこんだ形だ。
絶望に逃げ惑う人々をよそに、二匹は見つめ合った。二匹は兄と妹だが、同時に性成熟したばかりの年頃の♂と♀でもあった。
「いいんだな。本当に・・」
「ええ。お兄ちゃんの好きにして。
・・・あ、でも、お兄ちゃんのおちんちん本当に規格外に大きいんだから、そこだけは配慮してよね。」
異性への興奮で、より一層パンパンになった俺のペニスを優しく撫でながら彼女は言った。
ゴクリ・・・
そっと彼女の肩に手を回し、身体を支えてやりながら、ゆっくりと押し倒していく。1.3㎞ほどある身体の背面がすべて地につき、広大な繁華街が一瞬で消滅した。
そのまま彼女に馬乗りになると、70億の命を奪った化物とは思えない優しい手付きで彼女の胸を優しく撫でまわす。
俺の大きな手の平でも持て余さない豊満な乳を揉みほぐしながら、そのまま乳首に顔を近づけ接吻。
「あ・・・お兄ちゃん・・気持ち・・・」
なんてエロい声で鳴くのだろう。この女は。肉親であることも忘れて、貪りつくように彼女のおっぱいを吸う。
二人に挟まれるように密着する巨根の先からは滝のように我慢汁が流れ出し、彼女の胸元を穢していく。
雄臭いフェロモンたっぷりの液体を浴びた彼女は、気持ち悪がるどころか、恍惚とした表情を浮かべた。
男根の根元部分がちょうど彼女の膣と密着していたが、俺と同じように愛液が湧き出ているのか、何かヌメリのようなものも感じる。
彼女の顔面に顔を近づけ、涎で滅茶苦茶になるくらいのディープキスをお見舞いする。耳や首筋を甘噛みしたり、舌と舌とが絡み合わせて遊んだり・・・
そうしているうちに、俺のペニスの裏筋を彼女の愛液が伝って、睾丸まで濡れ始めたのを感じた。“頃合い”のようだ。
「挿れるぞ。」
「うん・・・」
500mはあろうかという超巨大な肉の塊。ただでさえこの対格差なのに、彼女にとってはあまりに酷なサイズだ。入るかどうかはわからない。
でも彼女も俺がデカチンであることを承知で股を開いてくれている。
せめて・・せめて少しでも痛くないように優しく優しく挿入していこう。
直径125mほどの極太の亀頭が彼女の膣に触れる。
すると防衛反応だろうか、彼女の波導がキュンっと陰部に集中した。
強い波導が無意識のうちに“ひかりのかべ”と“リフレクター”を何重にも重ねたようなバリアを形成して膣の表面を覆ったのだ。
「あっ・・・」
亀頭がずぶずぶと膣内に呑み込まれていくが、痛がった様子は見せていない。これはいけるかもしれない。そのままゆっくりと奥へ奥へ、子宮口へと掘り進めていく。
性器長の約半分の250mほどが挿入された。
腹を圧迫されているのか、流石に苦しそうな表情を見せるが、彼女はそれでももっと奥に挿れるようギュッと俺の背中を抱きしめて身体を引き寄せようとする。
ゴリゴリと膣の内壁を摩擦しながら、そして、キツキツマンコに締め付けられながらも、なんとか子宮近くまで亀頭が到達した。
しかし、彼女はまだ挿入を催促し続けた。確かにまだ男根の根元の1/3程度は挿入しきれておらず、腰と腰が密着していなかった。
ここから先はマンコの伸縮性次第だ。
ただでさえ波導を股間に集中させてようやく膣が破壊されないよう挿入できたというところなのに、ここから更に引っ張るような力が働いたら、お腹が壊れてしまうのではないかと心配になる。
「・・・大丈夫か?これでも腰は振れるぞ・・?」
しかし、彼女は横に首を振る。
「私は大丈夫。確かに痛いけど、でもそんなに私の身体はやわじゃないわ。鍛えぬいてきた体幹と柔軟性、そして練りに練った波導の力がある。
・・・全部挿れて。お兄ちゃんと完全に一つになりたいの。」
二匹は互いの胸の突起が身体に食い込むほど、より一層強く抱き締め合った。下半身に力を集中し、限界を超えた深度に挑む!
「お兄ちゃん・・・お兄ちゃん・・・!!」
痛みに震える妹。汗と愛液の匂いが充満し、町を覆う。
・・そして、ついに彼女は自分の身長の1/3はあろうかという俺のクソデカペニスを完全に膣内に収めた。
「・・入った・・・信じられん。」
彼女は苦悶の表情を浮かべるどころかニコリと笑った。相当な痛みはあるだろうが、それ以上に合体できたことが嬉しいようだ。
・・その後、しばらくの間、二匹は抱き合ったまま動かなかった。
すでに達成感は十分。しかし、SEXはむしろこれからだ。
これから始まる激しい行為に身体が耐えられるよう、膣をしっかり俺のペニスに馴れさせる必要があった。
それは人間達にとっては嵐の前の静けさとも言うべき、一瞬の平和であったかもしれない。
次彼らが動き出したときこそが自分達の最期であろうことは誰もが予期していた。
一匹の妄執の獣が引き起こした世紀の大虐殺。そのフィナーレがついに始まる・・・!
「お兄ちゃん。だいぶ楽になってきたわ。痛みより快感のほうが勝ってきた。
今ならあなたの攻めをちゃんと受けきれる気がする。始めましょう!最後の大虐殺を・・!」
腰を持ち上げる。二匹の交じり合った愛液が、下敷きになったビル群の残骸にスコールの如く降り注ぐ。
そして、十分に距離を取ると、再び、彼女の身体に叩きつけるように腰をぶつけ、奥深く挿入した!
ズーン・・・
超重量が衝突した反動で星が震える。
たった一回激しく腰を振っただけで、町は騒然となった。
震源近くのビル群は振動に耐え切れず次々と倒壊。悲鳴や断末魔・・まさに阿鼻叫喚ともいうべき大パニックである!
ただでさえ種の極致ともいうべき肉体を持つ彼女の名器に咥えられて、十分気持ちいいのに、腰を振った反動で、一瞬で途轍もない数の人間やポケモン達が死んだという背徳感で心が満たされる。
(死ね・・・死んでしまえ・・・!俺たち兄妹の激しいSEXですべて滅茶苦茶になってしまえ!!)
気持ちを昂らせ、立て続けに二度三度腰を振る。
パンッ!パンッ!!パンッ!!!
「あ・・・あぁっ・・・!!!」
億単位の人々の悲鳴も立った一匹の彼女の喘ぎ声を前に簡単にかき消されてしまう。なんてちっぽけで矮小なことだろう。そして、なんて俺たちは大きく強いのだろう・・・!
俺は虐殺SEXに夢中になった。この時、この瞬間の為に、俺は生まれてきたのだと確信するほどに、心が満たされた。
(これはヤバい・・!俺が腰を振る度になんて数の人間達が死にやがる・・!)
行為が始まって10分が過ぎたころには、既に5000万人を超える生命反応が消滅していた。
「イく!・・・出すぞ!!」
「きて・・・!お兄ちゃん・・!!!」
パンッ!パンッ!!パンッ!!!
星の歴史が始まって以来の最大の危機。惑星が壊れるほどの激しいSEX!
散々鍛え上げた肉体。そのすべての力を込めた全力の腰振り。
そしてそれさえを受け止めてしまう、彼女の“せいしんりょく”と波動・・!
超新星爆発をも凌駕するような膨大なエネルギーが二匹の陰部に集中し、ついに二匹は絶頂の時を迎える!!
耳を劈く二匹の喘ぎ声と共に、廃墟に響き渡る濁流音。
湖一つ分に匹敵するかという膨大な水量の射精。
びゅるびゅるという激しい音とともにみるみるうちに♀のお腹が膨れていく。
そしてペニスを膣から引き抜くと、その溜まった白い液体が一斉に膣外へと放出された。
その様はまさに精液の大瀑布である。
「良かった・・・お兄ちゃん。イけたね・・」
彼女の目からは涙がこぼれていた。その顔を見て彼女との約束に気付く。
ハッと周囲を見渡した。あまりの気持ちよさに大都市への配慮を忘れていたのだ。
・・しかし幸いにも、数キロ先、遠くにわずかに街並みが残っていた。
自分たちを中心に半径5㎞ほどは完全に焦土と化し、そこに町があったことすらわからない程に破壊されていたが、それでも、ちゃんと生き残りは作ることができたようだ。
波導を周囲に広げ生命反応を感知する。どうやら生き残りは100万人程度のようだ。俺たちのSEXによって大都市と各国からの避難民合わせた1億人のうち99%が死滅した計算になる。
なんと激しい交尾だろう。まさか腰を振っただけでここまでたくさんの命が消滅することになるとは思ってもみなかった。
俺は立ち上がり、そして、自分によって滅茶苦茶になってしまった世界を見渡した。
静かだ・・
悪の象徴たる摩天楼はこの世界から完全に消えてなくなった。
心が軽い。今までずっと心に圧し掛かっていた憎悪の塊が跡形もなく消えてなくなっている。たくさんの命を引き換えにようやく俺の心は救われたのだ。
・・俺の罪は果てしなく重いだろう。
しかし、改めて自分が荒廃させた世界を見ると、こうも思う。
初めからこの世界は弱肉強食の世界だったのだと。
人間という強者がただ弱者を肉のように自分好き勝手に弄んできただけ・・・。
そして俺が人間に代わり強者になったことで、弱者となった人間が弄ばれた、ただそれだけに過ぎないのだと。
これからは妹と一緒に“強者”として世界を見守っていこう。生き残ったわずかな人間達とポケモンを導いて。
彼女が思い描いた、人とポケモンとが真に信頼し合い、愛し合う世界を作るために。
もう二度と俺のような世界破滅因子が生まれないように。
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