「念力学院」 前編
Added 2024-11-22 15:19:34 +0000 UTC大きな学校があった 都会の住宅街にありながらも広大な土地を持ち、 緑豊かな運動場と清潔感のある校舎、立派過ぎる体育館 などが見える。 その体育館の中では。 「〝念力組み手〟開始!」 男子と女子が入り混じった組み手が行われていた。 「えいッ!」 「はぁッ!」 男子と男子、女子と女子、というわけでもなく、 中には男子対女子の組み合わせも多くみられる。 だというのに、なんと彼らは体操服のみの姿で 頭にも体にも拳にも防具を付けていなかったのだ。 普通ならば怪我人が大量発生する組み手だが、 ここの生徒は皆〝普通〟ではない。 担任教師が大声でこう言った。 「組み手が終わるまでの一分間、 〝念力〟が途切れないようにしっかり集中しなさい!」 ここは〝念力〟という特殊な力に目覚めた少年少女が 集められた『念力学院』 〝念力〟とは体を覆うバリアーのようなもので 発動できる時間はそれほど長くない。 だが、鍛錬すれば〝念力〟の強さが上がって バリアーを張り続けられる時間も増えるのだ。 「このッ!」 「やったなッ!」 〝念力〟があれば、このように十代半ばの少年同士が 思いっきり殴り合ってもケガの心配は無かった。 「残り二十秒! 最後まで動き続けて!」 〝念力〟を発動させながら攻撃と防御を繰り返す この組み手の目的はコントロールとスタミナをつけること。 だから空手の組み手のように勝ち負けは無い。 「おら! どうしたッ」 「くッ…」 それでも年頃の子であれば負けん気が強い子も多く、 ついムキになってしまうのも無理はなかった。 「おらおらッ!」 タケルという少年が調子に乗って攻め続けている。 相手はモモという少女。 「キャッ」 タケルの拳がモモの顔面にヒットする。 痛みは無いがちょっとした衝撃はある。 「こんの…」 モモは女子の中でも気が強いほうで、 怒りに任せた反撃をしてしまう。 「調子に乗ってんじゃないわよ!」 ――――ごッ! タケルの股間が蹴り上げられた。 「ッ!」 蹴り足が股間に深々とめり込んでいる。 男であれば格闘世界王者だろうと横綱力士だろうと 一発で沈む痛烈な一撃。 しかし。 「は…ははは、〝玉蹴り〟は効かねーって知ってるだろ」 タケルの動きは止まったものの、まったく効いていなかった。 睾丸をしっかり股間にぶら下げているというのに。 「ぐッ… ひ、卑怯よ〝金玉バリアー〟なんて」 「んなこと言ったって男ならみんなやってることだし…」 〝念力〟とは〝体を守るバリアー〟でしかないが、 訓練すればそのバリアーの割合を調整する事が出来た。 他の部分の〝念力〟を薄くしてでも 最大の弱点である股間の守りを分厚くする、といったように。 ※ 「はーい みんな席についてー」 〝念力組み手〟が終わり、昼食をとった後に午後の授業が始まった。 「〝念力学〟の授業を始めまーす」 栗色のロングヘアーをなびかせる巨乳女教師が、 その綺麗な顔を黒板へと向ける。 彼女の名前はハセガワ。このクラスの担任教師だ。 「今日は〝おさらい〟から入っていくねー」 白いチョークをカッカッと鳴らして 黒板に描いたのはなんと〝男の体〟。 かなりデフォルメされており手足などはテキトウだが、 股間にはちゃんと〝凸を逆さにしたモノ〟が描かれている。 クラスの半分は女子だが流石に〝凸マーク〟くらいで 騒ぐほどの年齢ではなく、冷静な目で〝それ〟を見ていた。 「女子より男子の方が力持ちなように、 〝念力も女子より男子の方が強い〟ってことは知ってるわね」 もはや常識なのでクラス全員がうなずいた。 実際さっきの組み手でも男子対女子のところでは 終始男子が圧倒していた。 これは体格差とか筋力差とかは関係なく、 単純に〝念力の差〟によるものなのだ。 「――じゃ、その理由はなんで? モモさん」 質問を受けたモモが「え!」と言ったのは ビックリしたからではなく、その理由が少し答え辛いものだったから。 「え~… と… 金玉があるおかげ… ですよね」 組み手でも〝金玉〟と発言していたが、今回は少し恥ずかしそうに言う。 モモは気が強くても顔立ちが良いので、今の彼女を思い出して 今夜〝つかう〟男子も多いのだろう。 「はい正解♡ 男子の方が〝念力〟が強いのは金玉―― 正確には睾丸があるからです。 筋肉と同じ理由ですね」 そう言って黒板に描かれた男性図の股間部分に 〝ふたつの玉〟を加えた。 強調を意味する赤のチョークで。 ハセガワが言ったように筋肉においても男は睾丸からの 恩恵を受けている。男が生まれた時から付けている〝ふたつの玉〟 の中では筋肉の成長を助けるホルモンが造られ続けており、 これが男が女より筋肉質な理由にもなっていた。 そして。 〝念力〟の世界でもくつがえせない男性有利の仕組みが出来ている。 男性のみが持つ男性のシンボルによって。 女性たちは当然〝不公平だ〟と感じるだろう。 ただ… 「くす♪」 「あはは♪」 今、このクラス内では女子達の嗤いが沸き上がり、 有利な肉体構造をしている男子達は肩身を狭くしている。 「ちょっと先生~」 「そんな〝玉〟までしっかり描かなくても…」 黒板に描かれた〝男の玉〟を見て我慢できず吹き出してしまったのだ。 筋肉や〝念力〟を助ける偉大な臓器と言っても金玉は金玉、 十代半ばの少女にとっては〝男子の股間にぶら下がってるおかしな弱点〟 という認識でしかないのだ。 「あらごめんなさい。 でもいたずらに描いた訳じゃないのよ」 ハセガワが〝描いた金玉〟に指を差す。 「男子に〝エッチな事がしたい〟ってゆう欲求があるのは この睾丸内で精液が造られ、溜まっていくからなの。 つまり、この睾丸は男子の〝邪念〟の根源であり、 造られ続ける〝邪念〟によって〝念力〟が増幅されるという仕組みよ。 まだ完全に解明されてないけど、コレが男子が女子より 〝念力〟が強い理由と言われているわ」 おさらいなので特に驚くべきことではないが、 綺麗な女教師の口から過激な言葉(ワード)が飛び出したため、 男子全員の股間では〝邪念〟が増幅してしまっていた。 一方の女子は相変わらずクスクスと嗤っている。 男子の強さを思い知りながらも、金玉自体を羨ましいと 思ったことは無く、〝あんなモノをぶら下げるくらいなら 弱いままでいい〟という女子がほとんどだろう。 「あ、あのさ先生」 モモが手を挙げた。 おさらい授業でもただ聞くのではなく、知識を得てから基本を振り返る ことで新たな発見が出来るようになってこそ一流なのだ。 その点でモモは一流の生徒といえた。 「き、金玉の中の〝邪念〟が〝念力〟を強くしているってことは… その〝邪念〟が空(から)になったらどうなるんですか?」 男子全員がビクっと体をすくませ、女子の中にも今の質問で ピンと来た者も多かった。 「おぉ、流石モモさん、するどい」 ハセガワが嬉しそうに両手を合わせる。 「本当はもう少しみんなが大人になってからやる部分なんだけど、 最近の子は進んでるってゆうし……やっちゃいましょうか」 と、黒板消しを手に取った。 「男性の〝邪念〟が無くなったら… モモさんはどう思う?」 「え! それは… やっぱり弱くなるんじゃないですか。 〝念力〟を増幅していたモノが無くなるんだから」 「ハイ正解♪」 黒板消しが描かれていた睾丸を拭き取った。 「男性は睾丸の〝邪念〟をヌイてスッキリしてしまうと 〝念力〟も一時的に弱体化しちゃうのよ。 女子のみんなは初めて習うトコロだけど… 男子のみんなはなんとなく分かってるよね♪」 返事は無く、男子全員が目をそらしていた。 オナニーした後は〝念力〟が上手く使えない。 これはもう男子にとっての〝当たり前〟だった。 家で学校の女子を思い出したり、エッチな画像や動画を見たりして 自慰行為にふける。それ自体は〝念力〟を使える使えないにかかわらず 全国の男子がやっていること。そして〝念力〟を使える男子たちは 遅かれ早かれ必ず気付くのだ。 オナニーの後は〝念力〟のバリアーが薄くなる、と。 〝念力〟が発動できないわけではないが、オナニーしてか 半日くらいはいつものようにうまく力が出せない。 誰に教わるでもなく、男子なら自然と身に付く知識だった。 「ふふ…♪」 教育者のハセガワも〝それ〟を分かっているから、 意地悪な質問に返事が無くても授業を進めていく。 「特に注意が必要なのが〝邪念〟をヌイたその直後」 白いチョークを黒板に走らせると、男性図のよこに 〝丸めたティッシュ〟のようなものが描かれた。 ほぼ毎日〝ティッシュを丸めている〟男子はもちろん、 〝ヌイた〟や〝スッキリ〟などという言葉から〝邪念〟の 意味を察した女子も目を丸くした。 「〝邪念〟がスッカラカンになった男性は〝念力〟も 最低レベルまで落ちるの。訓練している男性でも 訓練していない女子以下になっちゃうから本当に注意してね。 スッキリした直後は〝念力〟を発動させようなんて思えないほど うっとりしてるからコレを知らない男子も多いのよ」 実際、男子の中でも知らない者の方が多かった。 オナニー直後と言えばいわゆる〝賢者タイム〟。 射精の余韻に浸っている中、わざわざ集中力が必要な〝念力〟を 発動させる男などまずいないのだ。 「へー 男子って大変なんですねー♪ スッキリすると私たち女子よりよわよわになっちゃうなんて 」 モモが笑いを含んだ声をあげると女子数名が後に続いた。 「そうよね~ 〝あのタマ〟のおかげで女子より 〝念力〟が強いってのはムカついてたけど」 「そんなリスクもぶら下がってたんなら少しは納得したわ♪」 「えぇ、学校じゃ威張ってるのに家では 私たちより〝弱体化〟してるって思うと……カワイイわね 」 〝念力組み手〟で男女の差を思い知らされたばかりだからか、 ここぞとばかりに女子たちは男子の弱点をバカにする。 「ぐッ」 「う……ッ」 逆に、組み手であれだけイキイキしていた男子たちは バレたくない事がバレた子供のように視線を伏していた。 それだけ男子にとって〝触れられたくないコト〟だったのだ。 そんな男子の中、タケルが恥ずかしさを誤魔化すように こんなことを口にしたのだが… 「そ、そんなの別に注意するほどの事じゃねーだろ」 担任教師は聞き逃してはくれなかった。 「それは違うわよタケルくん」 「!?」 「……まぁ、アナタの言いたい事も分かるわ。 男子がスッキリする時は1人きりだし、 その後で女子より弱体化したとしても関係ないだろ、 ってことでしょ」 「あ……は、はい」 ハセガワがチョークを置いて教壇に両手を乗せる。 「うん。それは別に間違ってないけど、 大人の私から言わせてもらうと〝この性質〟は すごく重要なことなの。とくに… 女子にとって」 女子たちが「?」と首を傾げる中、 ハセガワは自身の体験談を語り始めた――― ※ あれは私が君たちくらいの頃、いえ… もう少し上だったかしら… とにかく、 十代も半ばを過ぎて肉体(からだ)が〝女〟として 成熟していった最中のこと。 「悲鳴をあげたら殺す」 暴漢に襲われたの」 「いいか、じっとしてろよ」 夜の公園、ひと目の無い小道で後ろから抱き着かれたわ。 首と胴体に回された太い腕と、背中に感じる ずっしとした〝大人の男の重量感〟 正直言うと、怖かったわ。 でも、みんなも知っての通り私も〝念力〟の使い手。 自分で言うのもなんだけど、同世代より〝念力〟も〝スタイル〟も 秀でていてね、『天才巨乳美少女』なんて呼ばれるくらい 有名だったのよ。 だから暴漢くらい返り討ちに出来る自信はあったし、 自信があったから、塾で帰りが遅い時間帯になってもつい 人気(ひとけ)のない近道を選んじゃったのかしら。 「貴方、誰を襲っているか分かってるんですか?」 自信過剰だった私は落ち着いた口調で暴漢に話しかけたけど、 帰ってきた言葉を聞いて血の気が引いたわ。 「あぁ、天才巨乳美少女のハセガワちゃんだろ♪」 「!」 胴体に回されていた手が胸部へ移り、 制服の上から乱暴に乳房を揉まれると 腰のあたりに〝硬い突起物〟が当たってくるのを感じたわ。 「へへ、もう分かっただろ。 〝念力〟の上から胸を揉むなんて普通の男じゃ無理だ… つまり俺も〝念力〟の使い手なんだよ。 しかもハセガワちゃんよりずっと強いと思うぜ♪」 もみ… もみ… 「く…ぁあ…ッ」 声が出たのは気持ち良かったからじゃなく少し痛かったから。 〝念力〟で胸部をガードしているのに乱暴にもまれ、 しかも痛みまで感じてしまう。 知っての通り〝念力〟を使える者同士であっても 実力が離れていたら普通にダメージを与えられるの。 「くくく♪ 頭のいいハセガワちゃんなら 抵抗は無意味だって… 理解出来たよなぁ♪」 もみ もみ 「や…やめ…」 「良い反応だなぁ。 チンポにビンビン響くぜ♪ へへ… いいか、キミがいくら〝念力〟で守っても 俺なら普通に殴ることが出来るんだ。 よく考えな、痛いのはイヤだろ? なぁ」 もみ もみ 揉む圧力が強まる。 当たる〝突起物〟がどんどん膨らんでいる。 私の中の恐怖もどんどん色濃くなっていったわ。 「おじさんもできれば乱暴したくないんだよ。 だから…… こっからはお互い気持ち良くなろうぜ♪」 暴漢は私を抱え上げて茂みに連れ込んだ。 そこで犯すために。 「はぁ… はぁ… た、たまんねぇ… こんな可愛くて… 若くて… 乳もでけぇ… 有名な子とヤレるなんて…」 押し倒した私の制服とブラジャーを乱暴に外した暴漢は、 露わになった胸をじっと見ていたわ。 「お、おぉ…… こりゃすげぇ… この若さでチンポ挟めるどころか包めるくらい実ってやがる。 とんでもねぇドスケベボディじゃねぇか!」 そしてまた胸を揉みまくる。 襲われながら私は〝こんないつ誰が来るか分からない状況でも ヤル前にオッパイを揉みたいのね、男って〟と 少し呆れていたわ。 「こんな胸を見せられていた男子は気の毒だったろうぜ。 見たいのに見れない、触りたいのに触れない、 挟みたいのに挟めない、乳内(なか)出ししたいのに出せない。 そりゃもう帰ってから右手が大忙しだったろうよ。 妄想の中で揉んで挟んで乳内出ししまくっただろうよ!」 キモイ事を言いながら、暴漢はとうとう〝おぞましいモノ〟を取り出したわ。 ――――――ぼろんっ 「そんな全男子の夢を、いや、夢以上のことを これから出来ると思うと… チンポが破裂しそうだ! 金玉が痛いくらい疼きやがる…… そのおかげか、 〝念力〟も今までにないくらい絶好調だぜ♪」 〝念力〟は目では視えない。 けれど〝念力〟使いなら感じる事が出来る。 「こ…こんな…ッ」 〝邪念〟と連動するようにギンギンとみなぎる〝念力〟 私は感じた事のない強烈な圧に驚愕したわ。 ただでさえあった実力の差がさらに広がってしまった。 これではどこを攻撃してもまったく効かない。 たとえ眼球や睾丸といった急所の代表格に全力の一撃を 与えたとしても―――― 勝てる気がしない。 夜空に向いた猛々しいペニスよりも、 その凄まじい〝念力〟に意識を奪われていたわ。 このままでは確実に犯されるという予感が一気に輪郭を帯び、 私は、混乱の中でこう言ったの。 「待ってッ 待ってください!」 「あん? どうしたハセガワちゃん。 おじさんのペニスが立派過ぎて怖くなったのかい? 大丈夫 大丈夫 優しくすっから―――」 「い、いえ… 確かにおじさまの〝ソレ〟はご立派ですが… まずは… は、挟んでみませんか?」 パイズリへの誘導。 何か巧妙な作戦を思いついた訳じゃない。 〝男は射精すれば冷静になる〟という言葉を思い出し、 パイズリでスッキリすれば犯されずに済むのではという 淡い期待にすがって言っただけ。 「ほう… パイズリおねだりとは… キミは体だけじゃなく中身もドスケベなんだねぇ♪」 暴漢の矛先(きとう)がオッパイの間に向いた。 「パイズリ? っていうのは分かりませんが… 男の人ってオッパイと… お、おちんちんを擦ることが好きって 聞いてたから… 二つを合わせたら気持ちいいかなって思って…」 男が好きそうな言葉を言うと、暴漢はすぐさま ズボンを脱いで私の腹部に乗ってきたわ。 「はぁー はぁー そ、そうだぜ。 男はオッパイも好き、チンポを擦るのも好き。 二つ合わせると〝大好き〟になっちまうんだよ。 こんなふうに…… なぁ♪」 ずにゅうぅぅ 横たわる女に乗ってチンポを挟む。 俗にいう〝馬乗りパイズリ〟をさせられたわ。 まぁこっちから誘ったんだけど。 「お…ほぉぉ♡ こ…このボリュームに… この張り… たまんねぇ… 十代でこんなの反則だろ… おぉぉ♡」 気持ち悪い喘ぎ声、だったけどこれで助かるのなら それでいいと我慢して胸を好き放題させたの。 ずり… ずりゅ… 「うはぁ…♡ 腰が… 止まらねぇ…♡♡」 この暴漢、私に抱き着いてきた時から相当興奮して いたんでしょうね、ペニスを取り出した瞬間から先っぽが ヌメっていたし、そのおかげでローション無しでも うまい具合にパイズれていたわ。 ずりゅ ずりん オッパイの間を行ったり来たりする熱い肉棒と 谷間から見え隠れする真っ赤にテカった亀頭。 おぞましい欲望をこれでもかと見せつける暴漢が、 これまた気色悪い笑顔で悦に入っている。にもかかわらず 凄まじい〝念力〟は維持されたまま。 思いたくも無いけど〝この男は遥か格上〟と実感したわ。 でも、実感したから頭に〝ある授業〟がよみがえったの。 つい数か月前に〝念力学〟で習ったこと。 それは〝念力〟と〝邪念〟の関係性。 男がもっとも弱体化する瞬間を教わった授業。 「!!」 この時、私の目に光が戻った。 今度こそ妙案が浮かんだのよ。 〝パイズリでスッキリさせる〟までは同じだけどその後が違う。 〝ヌイて満足してくれることを願う〟という他人頼りの考えではなく、 理不尽な性欲から身を守るために自分から攻める決意をしたの。 「ぬおぉ……ぉぉ…♡♡ ほ、本当にすげぇ… この俺が… 一分も持たねぇとは…」 ずりっ ずりゅ ずぷっ 「こ、こんな乳… 始め――― あぁぁあ♡♡♡」 暴漢が思いっきり腰を突き出した。と同時に。 びゅぷるるるるうるるるるるうるっっ!! 谷間からぴょこっと顔を出した亀頭が噴火したの。 「ん!?」 まだ十代の私の顔に中年男の欲望汁がぶっかけられたわ。 「うあぁあっぁ♡」 どびゅりゅりゅりゅるるるる!! バカみたいに興奮してたからね、そりゃもう凄い量を出してくれたわ。 遠慮なく、天才巨乳美少女たる私の顔にね。 「うっ うぅ…」 どんな〝念力〟でも臭いは防げない。 生臭い精液を顔中にかけられた私は泣きそうな声を出した。 だけど泣いてる暇はない。 〝ここから〟の数秒が運命を分けるのだから。 「はぁ… はー… すっげぇ…出た… 最高のパイズリだったぜハセガワちゃ……ん?」 大射精の余韻に浸るためか、夜空を仰いでいたバカな男が ようやく〝自身の変調〟に気付いたの。 「う…!?」 〝念力〟の急速な弱体化を感じた暴漢は〝しまった〟といった顔で 私を見たあと、怯えた表情に変わったわ。 理由は、私が笑っていたからでしょうね。 「くす♪」 ――――――ぎゅむっ 上に乗っていた男の〝隙だらけの玉袋〟を握ってやったわ。 「ッッッ!!?」 私が胸を揉まれて痛いと感じたように、 〝念力〟で守っているはずの睾丸も痛いと感じた筈。 いえ、そんな生易しい感想じゃないでしょうね♪ とにかく二人の力関係は逆転したのよ。 ぎゅむうぅぅ……ッッ 「ぬがおぁおッ!!」 訓練した男でも訓練していない女より弱くなる。 それが射精をした男の仕組み。 それが男の〝念力〟使いの弱点。 ならば天才と言われるほどの美少女相手ならどうなるか。 ぎゅむむむむ……ッ 「ガァッッ… や、やめ……ッ」 弱々しいバリアーなど無いも当然。 生金玉握りとなんら変わらない。 それはそれで生々しい感触が嫌だったけど そんなこと言ってられないし、何より私は…… すっごく怒っていた。 「この……女(アマ)ッ!!」 追い詰められた暴漢が殴ってきたわ。 馬乗りパイズリはマウントポジションに近いから、 普通の女性だったら金玉を潰せても ただじゃすまなかったでしょうね。 「うぅ!?」 でもこっちは天才美少女。 〝邪念〟の抜けた男のパンチなんて痛くもかゆくもなかったわ。 「ぐ…ぞ…ぉぉ…」 それでも殴る、顔を苦痛で歪めたまま、 泣きそうな声を出して、何度も殴ってくる。 だけれどまったく効かない。 自業自得とはいえ惨めだったわ。ふふ…♪ 「ッッッッ!!!」 そうこうしているうちに〝シンボル〟の耐久力が限界を迎えて。 ぶちゅっ って潰れちゃった♪ 「がッッッぁぁぁあぁッ…………」 「ふふ…あははは…♪ ばーか♡」 ※ 「――――と、まぁ、こんな感じで私はレイプを逃れたんだけど… 今の話を聞いて分かってでしょ? 〝この性質〟の重要性が。 私はほんの数か月前に教わったからギリギリセーフだったけど、 もし少しでも時間がズレてたらと思うと… 今でもゾッとするわ」 本気で生徒のためを思っての忠告なのだが、 効いていた男子たちはひとり残らず股間を押さえて青ざめていた。 話の途中、正確にはパイズリ射精までは クラス内にあるすべてのペニスがフル勃起していたが 〝その後の展開〟が衝撃的過ぎて、今では クラス内のペニスすべてが萎縮してしまっていたのだ。