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【連載第15回・約12,000字】Hカップ巨乳熟女が金髪超乳パリピギャルに改造される話

■  店の飾りつけが、クリスマスの接近を知らせている。  ニュースが報じる通りに今年は記録的な暖冬――暖かい冬なんて雰囲気がないと嘆く気持ちはあるが、服飾の選択肢が広いのは喜ばしい。時刻は午後2時。土曜日のショッピングモールはひとでごった返している。 「これよくない?」「これも可愛い~」「うわ。これもやば~♡」  真央と一緒に衣類を扱うショップを巡るのはふたりの少女――彼女たちとはハロウィンの夜に知り合い、意気投合した。ふたりとも都内の大学に通う学生らしいが、勉学に時間を割いている様子は露ほども見られない。四六時中、連絡をすればすぐに返信が返ってくる。親と子ほどの年月の隔たりを挟んでいながら、今や真央と彼女たちは気のおけない親友だ。もっと今風にズッ友と表現したほうがいいだろうか。  めぐめぐとしーぽん――笠原恵と武田史帆。現役ギャルの助言により、真央のファッションは以前にもまして艶かしく研がれている。そのお礼に、と彼女たちと一緒に遊んでいる時の払いはすべて真央が受け持っている。かなりの金額にのぼることもあるが、支払いに使うのは裕貴から好きにしていいと渡されたカードなのだ。  連日の放蕩のおかげで、真央の物欲は完膚なきまでに破壊されている。一瞬でも欲しいと思ったら最後、買わずにはいられない。ついこのあいだ買ったのはブランド物の鞄――雅史の月収をはるかに上回る金額のそれは、最初の1回以外使われることもなく、裕貴の部屋の床にゴミに混じって放られている。  きっと今日買う服もそうなるのだろう。大半は袖を通すこともなくクローゼットの肥やしになるか、そのまま捨ててしまう。それはわかっているのに買い物はやめられない。あれこれと服や装飾品を買うのも楽しいが、後先考えず衝動に身を委ねる楽しみはそれ以上だ。 「この服、まおっちに似合いそう」恵が胸が大きくえぐれたセーターを真央に向けて掲げる。それに史帆が「似合う。絶対に似合う」と同意した。 「えー。そうかな」  くちゃくちゃとガムを噛みながら、真央は言った。煙草を吸えない時は口寂しさを紛らわせるためガムを噛むか飴を舐めるかしなければならない。そんなふうになっても、衝動買い同様、煙草をやめようと思わない。 「確かに可愛いかもだけど、さすがにこんなおばさんにはきつくなーい?」  おばさん。そんな自虐ができるのは、自分が実際にはそうではないと思っているからだ。かつて、家庭という牢獄に囚われていた頃はそうだったかもしれない。しかし、裕貴の手によって女の自覚を取り戻した今は違う。確かに年齢こそ重ねているかもしれないが、自分のように性的魅力に溢れた女が「おばさん」などという侮辱的な言葉で呼ばれていいわけがない。「美熟女」あるいは「魔美女」と呼んで欲しい――という要望は、自信過剰ではなく、冷静な現状認識の結果だ。 (だって、まおっちまじで可愛くね? 実際とんでもなく可愛いっしょ♡)  黒のキャミソール、ファーつきのダウンコート、デニム地のホットパンツ、剥き出しの脚に履かれた厚底のブーツ……つい最近染め直した金髪は明るく輝き、ピンクのフレームがかたどるハート型のサングラスとあわせて、彼女に豪奢な雰囲気をまとわせている。その雰囲気はたっぷりとつけられた香水よりもなお濃く辺りに漂い、真央の淫らさを増幅した。すれ違う男たちは、皆、その豊満な肢体に心を奪われずにはいられない。自分の体を視線でこそこそと舐める彼らの惨めさが気分を高揚させてくれる。真央がたかが「おばさん」であれば、こんなことは絶対にできはしない。 「えー。全然きつくないよー」「まおっちなら絶対似合うって」と勧められたそのセーターを買う。「これはどうかな?」と感想を尋ねられたチューブトップも買う。「これもいいんじゃない?」と差し出されたブラウスを買う。買う。買う。買う。そうしているうちに、荷物は両手に持ちきれないほどの量に膨れ上がっていた。最後に若者向けの雑貨を扱っているショップへ行き、とある品物を購入した後、サービスカウンターで荷物を裕貴の部屋に送る手続きをした。そもそも、今日はこの品物を買うためにモールへとやってきたのだ。それを使う時のことを考えると、真央の口角は嗜虐に疼いた。  今からおよそ2週間後、種崎家で催す予定のクリスマスパーティ。そこに恵と史帆を招待する旨を今日伝えた。招待するだけではなく、色々と仕事を任せた。「本当にそんなことしていいの?」「それ大丈夫?」と聞かれたが、もちろん構わないと答えた。そのパーティーにおいて、真央は母でも妻でもなく幹事なのだ。そうであるからにはパーティーを最高に盛り上げる義務がある。 (早くクリスマス来ないかな~♡)  そんなふうに胸をときめかせるのはいつ以来だろうか。子どもの時ですら、こんなに楽しみではなかった気がする。 「やば。そろそろバイトの時間」「あたしも彼氏と待ち合わせしてるから」真央が買い与えた荷物を手にして、恵と史帆が別れの挨拶をして去っていく。真央はサングラスを額にずりあげて、めぐめぐバイトがんばれー、しーぽんゴムすんの忘れんなよー、と手を振った。  さらけ出された真央の顔は、つい先週、プチ整形によって形成されたものだ。目頭切開により目は大きく。ヒアルロン酸注射により唇はぽってりと厚く。目尻・眉間・額の皺がなくなったおかげで若々しい印象に磨きがかかっている。これで「おばさん」はやっぱりありえないでしょ、と鏡の前に立つたびに思っている。  喉の渇きを覚えた真央はフードコートへと歩き始めた。  ぼるん♡ ぶるん ♡ むっち♡ むっち♡  一歩ごと、凄まじい質量を誇り散らかす乳房と尻房が揺れ、窮屈な衣類にその形をくっきりと浮き彫りにする。圧倒的な大きさはすなわち圧倒的な重さを意味する。椅子から立ち上がったり、ベッドに体を起こしたり……それ以前にどんな身動きをするにも体に負担がかかる。おかげで日々のマッサージ店通いが欠かせない。それでも手術を受けたことを後悔したことはない。なぜなら―― (おらっ♡ 見ろ♡ 見ろ♡ まおっちのデカ乳デカ尻、脳みそに灼きつけとけ♡)  すれ違う男たちの目は、いずれも真央に釘付けだ。彼らが見ているのではない。真央が見せつけているのだ。これほどの美貌と豊満体の持ち主は、男たちが今夜のオカズに困らないよう、それを見せつけてやる義務がある。  今夜はどれだけの数の男にオカズにされてしまうのか。彼らがどれほど淫らな妄想を脳内で繰り広げようとも、実際の真央の魅力の足元にも及ばない。それを味わうことができるのは、真央の許しを得た男だけだ。  フードコートに到着した真央は、コーラを注文し席に着く。弾ける炭酸が喉に心地よかった。2口目を飲みつつ、炭酸飲料は苦手だったはずなのに、いつの間にコーラなんて飲めるようになったのだろう。他にも気がつかないうちに様々な変化を遂げているのだろう。他に何かあったかな、と考えるだけで、全身の肌がむずむずした。  3口目を飲んだところで、真央は斜向かいのテーブルから送られている視線に気がつく。「あれやっぱり」「種崎くんのおばさん」「でも」「似てない?」「いや、あんな顔じゃ」「あと胸が」「似てるだけだって」「けど」囁き合いながら真央を見ているのは3人の少年たち。彼らの顔には見覚えがある――と真央は記憶を漁る。そうだ。翔太と同じ学校に通う友人たちだ。過去に何度か家に遊びに来たことがある。  あの女は翔太の母親なのではないか、と3人は話しているらしい。豊胸、豊尻、そしてプチ整形……真央の変貌を思えば、わからなくて当然だ。今の姿を見て、もしかしたらと思ったことを褒めてやるべきだろう。 「やば」と少年のひとりが言う。  真央の視線に気がつき、彼らは一斉に視線を反らした。思わず吹き出した真央の頭に、ある考えが浮かぶ。少年たちの心に残っている「おばさん」を壊すというのはどうか。女であることを放棄していた自分を、今の自分で塗り替えてやるのだ。実行に移さないという選択肢はなかった。『買いたい』と『買う』が直結しているのと同様、今の真央にとって、『やりたい』と『やる』は完全に同義語になっている。それに――これはクリスマスパーティの予行演習にもなる。この少年たちを相手にして失敗するならば、夫と息子を相手に成功するわけがない。「妻」や「母」は「おばさん」とは比べ物にならないほど強固だろう。  決まりだ。  コーラを一気に干すと、真央は立ち上がった。わざとらしく乳を揺らし、尻を振りつつ、少年たちのテーブルへと近づいていく。真央の接近に気がつき、少年たちが体をこわばらせた。耳を澄ませば、どきどきどきどきと高鳴る心臓の音が聞こえてきそうだった。  ねーねー君たちぃ、と真央は語りかけた。 「翔太のお友達だよね? 久しぶりじゃん♡ 元気してた?」  その言葉で事実を悟り、少年たちの呼吸が止まる。全員、顔の偏差値は高くない。けれども、今のところは若さに由来する無邪気さと溌剌さのおかげで、とても可愛らしく見えた。その可愛らしさが真央の胸を切なく掻きむしる。 「これから時間あるかな? よかったら――4人で超~気持ちいいことして遊ばない?」  とーぜん遊んでくれるよね、と真央は凶暴な笑みを浮かべて凄む。  少年たちは自分が頷いたことにも気がついていなかったに違いない。 ■  くすくす♡  笑いが漏れるのは優越感のためばかりではない。体を這い回る小さな掌たちがもたらすくすぐったさのせいでもある。「好きなところ触っていいよ♡」と言いはしたが、案の定、少年たちが触るのは乳房だった。 「すっげ」「でっか」「超柔らけ~」口々に称賛を呻きつつ、彼らは真央の乳房を揉む。揉む。揉む。6つの掌が、ある時は押しのけあい、ある時は重なり合って、キャミソールに淫靡な皺を寄せつつ、熟女のボリュームと柔らかさを思う存分堪能する。  ショッピングモールの近くに建つカラオケ店の一室は、多少、暖房が効きすぎていて暑い。料金は割高だが、設備をひどく汚損しない限り、何をしても文句をつけられることはなく、多くの人間が簡易的なラブホテルとして利用している――というのはその筋では有名な話だ。真央も幾度か男たちとの軽い戯れの場として使わせてもらっている。しかし、今回の戯れは「軽い」で済むかはわからない。  はあっ♡ はあっ♡ はあっ♡ と彼らの息遣いが混ざり合っている。真っ赤に染まった童顔。血走った目。荒い鼻息。精一杯に隆起したズボンの股間。……そのさまを目の当たりにすると、どれだけ小さくても立派なオスなのだなと感動した。息子の友だちであることを思うと背徳感もひとしおだ。  彼らは、今日、トレーディングカードを買いにモールにやってきたらしい。無事にカードを購入して、余った小遣いでジュースを飲みながら中身を剥いていたところ、真央に声をかけられたというわけだ。翔太は元気かと尋ねると、最近はまったく元気がないという答えが返ってきた。それを聞いても、心配する気持ちはほとんど湧き上がってはこなかった。それは、真央がどれほど母親としての意識を喪失しているかの証左だろう。  その体はどうしたのか、という少年たちからの躊躇いを孕んだ質問には、この複雑な事情をどう説明すればいいか少し悩んだあと「色々あって♡」と誤魔化した。彼らも、それ以上は追求してこなかった。重要なのは真央の変貌の理由ではなく、変貌した真央が自分たちに何をさせてくれるのかだ、とオスの本能で悟っていたのだろう。 「お、おばさん……」  ソファーに腰掛ける真央。その正面に陣取った少年が切なさを満載にして尋ねる。そのあいだも、もちろん、少年の掌は超乳を揉みに揉んでいた。3人のうち、彼がいちばん必死に乳揉みに耽っている。坊主頭の地肌には、早くもじっとりと汗が滲んでいるのが見えた。 「これ……な、な、な……何カップあんの?」  質問をする舌がもつれているのは、興奮で口腔が渇いているせいだろう。「こら☆」と真央は彼の額を指で弾いた。「って」と声をあげて、少年がのけぞり、額を両手で抑える。 「おばさんじゃねーから、おねーさんだから。舐めたこと言ってっともう揉ませねーぞ。それでいいわけ?」  意地悪く尋ねると、少年は「ご、ごめんなさい、お姉さん……」と素直に謝った。  わかりゃいいんだよ、と真央は息を吐いた。残った少年たちの掌を払い除けた真央は、キャミソールの裾を掴み、喉元までまくりあげる。ぶるるるんっ♡ と音をたてかねない勢いでノーブラの乳房がまろび出た。少年たちが「うぉ」と感嘆を漏らす。乳肌から漂う濃厚な乳臭が一気に部屋を満たした。 「どーよ、まおっちのOカップ♡ やばいでしょ~♡」  真央は肩を揺らす。乳肉はその莫大なボリュームのあまり、肩の動きに数拍遅れてゆっさゆっさと重たげに揺れた。Oカップ――衝撃的なカップ数に、少年たちは言葉を失っている。しかし、彼らの股間はぴくぴくといななき、喜びを盛大に訴えていた。あーもう可愛いじゃんこいつら、と真央は目を細めた。 「ん~♡ どうしたん? 生パイ揉まねーの?」  ゆっさ♡ ゆっさ♡ と乳を揺らして真央は誘う。ごくり、と3人の誰かが生唾を呑み込む。6つの掌が、今度は生の乳房を貪り始めた。 「おぉ」「すげ。すげ。すげ」「やばいってこれ……」少年たちは、生まれて初めて触れる生乳の感触に溺れる。小さな掌をどれだけ広げようとも到底掴みきれない超絶ボリューム。食い込む指をずぶずぶと埋もれさせ、ほどんど見えなくしてしまう柔らかな肉質。青い衝動に駆られた彼らがどれだけ貪欲に動こうとも、真央の超乳はそれを容易に受け止め、包みこんでしまう。彼らは、今、興奮とともに無力感を感じているに違いない。しかし、その無力感が心地よいものであることについては絶対の確信を持っている。  こんなところ、雅史や翔太が見たらどう思うだろう――という想像はもはや一欠片の罪悪感すらもたらさない。むしろ、見せつけてやりたい、あのふたりの脳を完膚なきまでに破壊してやりたい、という凶暴な衝動に駆られる。しかし、まだだ。あのふたりを壊すのは、クリスマスパーティーの時だ。ここで起きていることについても、「翔太には絶対に内緒ね♡」と事前に約束させている。約束を守ってくれたらいつかまた同じことをしてあげる、と言ってあるから漏らすことはないだろう。漏らされたら漏らされたで、その時に考えればいいだけのことだ。 「あの、おば――お姉さん」「俺っ、俺っ」「うぅ……」少年たちが焦げた息を吐き、悩ましく腰をくねらせながら真央を見上げる。欲情の涙にうるむ目。瞳には若さに似つかわしくない濃厚な劣情が渦を巻いている。彼らが何を求めているかは言葉にせずとも明らかだ。 「おねーさんともっとエッチなことしたいんだ?」  はるかな高みから彼らを見下ろすような態度で真央は尋ねる。 「でもいいのかな。おねーさんって、君らの友達のお母さんなんだけど~?」  わざとらしさ満点の問いかけに、少年たちは真央の想定通りに幾度も頷きを重ねた。そこに滲む必死さが、彼らの真央に対する認識が「おばさん」から「女」へと変わりつつあることを教えてくれる。  しょうがないなあ、と真央は言った。 「それじゃ、エッチしよっか♡ パコる順番はじゃんけんで決めて」  その言葉を受けて、少年たちがじゃんけんを始める。それほどまでに白熱したじゃんけんを見たのは生まれて初めてだった。他のふたりよりも先に自分が大人になりたいのだろう。こういうところでも、やはりどれだけ若くても男は男なのだなと思わされる。  最初に真央との性行為の権利を得たのは坊主頭の少年。彼は勝利を勝ち取ったぐーを「よっしゃあ」の声とともに頭上にむけて突き上げた。そして、残るふたりが再度のじゃんけんで順番を決めはじめる。彼らの苦々しい表情も無理はない。これから先、何をしようと、ふたりは坊主頭の少年の竿弟として生きていかなければいけないのだ。  ソファーから立ち上がった真央は、彼らの悲喜を横目に服を脱ぎ始めた。 ■  セックスの存在自体は知っていたそうだ。  しかし、坊主頭の少年が以外のふたりは、射精をするのも初めてだったらしい。  ソファーをベッド代わりにして行われた性行為。1周目は騎乗位だった。真央が積極的に動いて、それぞれが1分も経たないうちに童貞を失った。次は正常位。真央の言葉に促されて、おそるおそる挿入を果たした彼らは、初回よりは頑張りを見せてから2度目の爆発をした。そして3周目は後背位――いわゆるバックスタイル。超乳に負けないボリュームでばるんばるんと震える超尻の迫力に圧倒されて、3人は初回に近い時間でオスの絶頂を迎えた。 「セックスすっご」「やば」「もうセックスのことしか考えられなくなりそ……」床にへたりこみ、聞いてもいない感想を述べ合う少年たち。彼らは肩で息をしながら恍惚と疲労を滲ませた顔を晒している。まだ満足に筋肉のついていない体は女子のように華奢だ。けれども、肌に珠をなした汗には確かに男特有の香りが嗅げた。彼らは困憊しているが、そのペニスはなおもぴんといきり勃ち、時折物欲しげにいなないている。  その光景を見下ろしながら、真央は手櫛で乱れた髪を整えた。そんな真央もまた汗に塗れている。以前ならばこの程度でそこまで汗はかかなかったのだが、超乳と超尻のせいで、どう動くにも大変なのだ。衣類による保持がないと、ますますそれを感じる。  筆下ろしをするのはこれが初めてではない。だが、さすがにこれほど若いオスを相手にしたことはなかった。しかも相手は息子の友人。彼らが楽しんだ以上に、真央も常ならぬ興奮を味わうことができた。その興奮も発汗の一因だろう。だが、これで終わりではない。そんなわけがない。最近の真央にとっては膣内射精は単なるウォーミングアップにすぎない。本番はこれからだ。  さて、と真央は唇を舐めた。 「何へばってんだよ、てめーら♡ 次はパイズリさせろ、パイズリ♡」  ぱいずり、という呟きを混じらせながら、3人は顔を見合わせる。その反応からするとそれがどんなことをする行為なのか知らないらしい。それでも乳房を使った何かであることは想像がつくらしく、ちらちらと真央の胸に視線を向けてはくる。汗に濡れた乳房は、照明の光を妖しく映している。生々しい曲面を強調されたそれは、乳輪の中央で硬くなった乳首もあいまって、真央本人の目にすらいつもよりもボリュームを増して見えた。  おらっ、と凄んで、まずは坊主頭を立ち上がらせる。 「あ、あの……俺……っ」  一体何をされるのか、と極度に怯えながらも、逃げ出す気配はない。これから待ち受けているのが快楽であると頭ではなく体が悟っているのだ。「めっちゃビビってっし、こいつ♡ 可愛いんだけど」と真央はその頬を人差し指でつついた。それから、よいしょ、と彼の前で膝立ちになる。つきたての餅のように柔らかく温かい乳房が、両掌ですくいあげられる。重さのあまり、真央の二の腕に筋肉が――パイズリ筋と呼んでいるものが盛り上がる。 「それじゃ、いっくよ~ん♡」  底抜けの明るさで宣告して、真央は左右の乳肉を広げ、谷間を底まで晒した。むっわ、と熟成された汗は、濃厚なフェロモンを多大に孕んでいる。体を前傾させつつ、たじろぐ少年のペニスをそこに挟み込んでいく。先端まで包皮に覆われた肉棒は、成人男性の頭部よりも大きな乳房に呑み込まれ、まったく見えなくなってしまった。むぎゅ、と固定のための加圧をすると、坊主頭は「う゛あ♡」と喉を反らした。すでに何度も射精していなかったら、たちまち暴発してしまっていたに違いない。 「これ……これが、パイズリ……?」  自身を根本から先端まで咥えこんだ乳肉を見下ろし、息も絶え絶えに坊主頭は尋ねる。 「ざんねーん。違いまーす。パイズリっつーのは――」  これ、と言うが早いか、真央は乳肉を動かし始める。顎下に接着するほど持ち上げ、重さを利用して一気に打ち下ろす。ばぢっ♡ ばぢっ♡ ばぢっ♡ と汗ばんだ肌と肌とがぶつかりあう音が部屋の空気を連続して打つ。 「ほーら、ぶるんっ♡ ぶるんっ♡ ぶるんっ♡ っと。どーよどーよ。気持ちーっしょ♡ セックスなんかより全然やべーっしょ♡」  きゃはは、と凶悪に笑いながら問いかけられても、少年は白目を剥いて背中をそらしたまま、「ぁ」「ぅ」「ぉ」と息を絞り出すことしかできない。ひとズリごとに、これまで経験したことのない快感が――快感と認識できないほど鋭利な快感がまだ幼いオスとしての意識に深々と突き刺さっていく。真央の乳内空間で少年の包茎はぴくぴくと暴れ続け、精液を撃ち漏らし続ける。最初はねっとりと濃厚だった精液は徐々に薄く量が少なくなり、最後には虚しいオスの脈動だけが残る。それでも真央の乳ズリはその勢いを弱めない。むしろ、精液を天然のローション代わりに、さらに滑らかに躍動する。 「うわ……」「すげ……」  友人が無惨にコキ絞られるさまを、残った少年ふたりは固唾を呑んで見守っていた。彼らのことも意識に含めて、真央は乳肉を動かす。上下させてしごくだけではなく、左右の乳肉で互い違いに擦り上げ、擦り下げる。精液のぬめりを帯びた乳肉が、抜群の柔らかさを発揮しつつ、オスの硬さを飽くことなく削った。  ずりゅん♡ ずりゅん♡ ずりゅん♡ ずりゅりゅん♡  左乳と右乳――擦れ合うふたつの巨大な肉塊が描き出す谷間は、ある時はS字を描き、ある時は逆S字を描く。激しい動きのおかげで、そこには様々な体液の混合物が溢れ、小さく泡立っていた。乳肉のうねりに呑み込まれた坊主頭は、なかば白目を剥いて下肢全体を痙攣させていた。乳肌にズられるたび食いしばった歯の隙間から漏れる呻きはすでに言葉をなしていないが、それが「凄い」「やばい」「気持ちいい」を最大濃度で意味するものであることは明らかだ。  快感の度合いは、先程膣で味わったものとは比べ物にならないはずだ。膣が搾精のために存在する器官であるのは間違いない。その内部は当然のように男にとって気持ちのいい形をしている。対するに乳房はあくまでも授乳のための器官だ。単純な挿入ならば、どちらが気持ちいいか、比べるべくもないだろう。  しかし、パイズリは手を用いてするものだ。人間を他の動物と分け隔てているのは手の器用さ――手と腰、どちらが器用に動くかは論じるまでもない。存分に動けるだけのボリュームがあれば、という前提はあるが、パイズリでもたらせる快感の最大上限は膣コキを悠々と上回る。それは教えられたものではなく、考えたものでもなく、数多くの体験を通して会得した真実だった。  遊び相手の男たちも、最近では膣への挿入よりもパイズリを求めてくることが多い。おかげで真央の乳技は徹底的に磨かれている。パイズリ風俗通いが趣味だという男も真央の腕前を絶賛していた。並のズリ嬢よりも凄いどころか、真央よりも上手い嬢には出会ったことがないと褒められた。 「お、お姉さん……俺……もう……出な……っ!」  絞りに絞られ、かすれた声で坊主頭が許しを乞う。 「んー。じゃあ、パイズリはおわりにしよっか」  ざんねーん、とまったく残念さを感じない口調で真央は言った。  ずりゅずりゅと汁気たっぷりにオスを削っていた乳肉が、突如として、ぎゅ~~~~~~っっっ♡♡♡ と締め上げられる。少年が背骨も折れんばかりに背筋を反らした。ぎ、と食いしばられた歯が軋る。もう長らく何も発射されることのなかった肉棒から尽きたはずの精液が撃ち出された。そのたび、かくっ、かくっ、と少年の腰があさましい前後運動を見せる。  ぴゅっ♡ ぴゅるっ♡ ぴゅぴゅ~~っ♡  その射精は、初回よりもなお激しい。乳に包みこまれて見えないながらも、その精液の熱さと固形に分類したほうがいいような粘り気を乳肌で感じた。あひゅ、と喉から空気を漏らして少年がその場に崩れても、肉棒はなおもいななきを続け、精液を漏らしていた。  掌を使って割り開く乳谷間――左右の乳肉のあいだに精液の糸橋が幾重にも渡っている。少年の精液と自身の汗が濃密に混ざりあった匂いがかぐわしい。それを胸いっぱいに吸いこんだ真央が吐き出す息は喜びに震えていた。 「あの、あのっ」「次は、僕がっ」  激しい乳性交の毒気にあてられ、残るふたりの少年が必死にせがんでくる。しかし、まだ彼らで楽しむつもりはない。ふたりを無視して、真央は立ち上がった。「立てや」と坊主頭の少年を爪先で小突く。 「お、俺……ほんと……これ以上は……」  もう出せない。絶対にもう無理だ。そう訴える少年の腕を掴み、立ち上がらせた。倒れる寸前の彼に背中を向けて立つ。「最後にもう一発、ここでコイてやんよ♡」と突き出した臀部――腰の位置を調節し、左尻肉と右尻肉のあいだに肉棒を挟み込む。ぎゅ、と括約筋に力を入れてペニスを押し潰すと「あ゛っ♡」と悲鳴に似た歓声をあがった。あるいはそれは歓声に似た悲鳴だったかもしれない。 「いくぞ♡」  宣告して、今度は尻を動かし始める。豊尻手術を受けたからこそ可能となった尻コキ。精緻さという点では当然パイズリどころか膣コキにも及ばない。しかし、括約筋の強烈な締めつけに、添えられた両手による動きが加わって生み出されるダイナミックな快感は何物にも代えがたい。巧みな乳房奉仕の直後だからこそ、爆風と呼ぶにふさわしい大胆さは極限まで際立つ。その気持ちよさは、かつて、パイズリ風俗通いが趣味の男に「俺、尻派に転向しようかな」と冗談交じりながら言わせている。 「おら♡ おら♡ おらぁっ♡」  巻き舌で拍車をかけつつ、真央は尻肉を振りたくった。  慣性の法則に従って、尻肉が上下左右に揺れ、揺れ、揺れ、揺れる。膨大な尻肉の運動は真央本人にすら予想もつかない肉波を作り出し、すでに崖縁に立っていた坊主頭をさらに追い詰めた。快美を呻きつつ、なだれこむ快感に耐えようと、坊主頭が尻肉を掴む。乳肉同様に柔らかな肉質は、少年の手指をたやすく埋もれさせた。オスの生理に命じられて、坊主頭の腰が勝手な前後を始め、彼をさらに追い詰めた。 「お姉さんっ♡」  肉棒が軋み、射精の気配を兆す。それを鋭敏に察知して、真央は尻肉をぎちぎちと締めた。圧壊しかねないほどの負荷を与えられ、肉棒が暴れた。出せ、と真央は言う。ドスの聞いた声で行われるそれは命令ではなく脅しと表現したほうがいいものだ。 「出せ♡ 出せ♡ せーし出せ♡ 金玉にへばりついてる童貞ザーメンひり出してみせろ♡」  叱咤とともに、それまで以上の激しさで腰を振りたくった。どれだけ激しくしても、力のみなぎる括約筋は肉棒の逃亡を許さない。 「ぐっ……あっ……♡」  深々と突き立てられる十指。ぐいと突き出される腰。もうこれ以上は出ない――出なかったはずの精液が撃ち出される。びゅぐっ♡ びゅぐっ♡ びゅぐぐっっっ♡ と飛び出してくるその量は前回のパイズリ射精にも増して凄まじく、粘度に至っては比べ物にならないほどに濃い。それは、存在の危機を感じるほどの圧力を加えられた男根の生存本能のなせるわざだろう。一射ごとに尿道がごりごりと削られ、信じられないほどの快感を爆発させる。  一滴残らず――真央の言葉の通りに、精巣の片隅にへばりついていた、女を知らなかった頃の純童貞ザーメンまで放出しおえてようやく、坊主頭がその場に崩れた。  真央は、振り返り、顔に落ちる髪を掻き上げながら坊主頭を見下ろす。  その目は見開かれているが、焦点は何にも結ばれていない。開きっぱなしのまま戻らなくなった口が荒い呼吸を喘いでいるだけだ。体中の水分を放出したせいだろう、その肌は潤いを失い、性行為を始める前よりもくっきりと骨の形が浮かび上がっていた。  にやり、と真央は左右非対称の歪な笑みを浮かべる。少年と対照的に、彼女の体には溌剌と精気がみなぎっている。少年よりも真央のほうが運動量は圧倒的だったはずなのに、彼女の体は痩せるどころかさらにむちむちと贅沢に肉を溢れさせている――というのは錯覚ではない。性行為という得意分野で全力を発揮した満足感が、彼女の細胞の隅々にまで満ちているのだ。 「どーよ。超気持ちよかったっしょ。一生の思い出にしろ~♡」  真央が言葉をかけても、坊主頭は何の反応も示せない。  この少年はもう、真央を「翔太の母親」とは――「おばさん」とは絶対に見なせないだろう。彼が抱いていたかつての真央のイメージは、新しい真央がもたらす膣と乳と尻の快感の嵐によって徹底的に破壊されてしまった。  しかし、まだこの場には壊さなければならないものが残っている。  それじゃ、と真央は残るふたりに目をやった。パイズリに続く尻コキの迫力に言葉を失っていた少年たちは、目頭切開のおかげで威圧的に鋭く尖った視線を浴び、それぞれ呼吸を喉にくびれさせる。  それじゃ、次は――と2番目の少年を誘おうとして、真央は思いとどまった。右手が乳房を掴み、左手が尻肉を掴む。豊満という形容には収まらない質量のそれらをむにむにと揉み、抜群の柔らかさをアピールしながら、真央は歪な笑みをさらに歪ませて、凶悪極まる表情を作った。 「次はおめーらふたり同時に相手してやんよ♡」  とっとと来い、と真央は彼らを招く。  待ち受けているのが快感によって織りなされた地獄であると知りながらも、少年たちがその言葉に従ったのは言うまでもない。汗を跳ね散らかし、彼らを乳房と尻の豊肉を振り乱し、少年たちを徹底的にコキ絞る真央の頭には、ショッピングモールで耳にしたクリスマスソングが繰り返し流れ続けている。  本当はこの若いオスたちを延々とむしゃぶり尽くしたいところだが、生憎とそうもいかない。この後に、タトゥーショップの予約を入れているのだ。だからせめてフロントからタイムアップを告げる電話がかかってくるまでは、と真央は破壊行為に没頭していった。 (続)

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