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【全編無料】普段は厳格で怖い母親が、息子と二人きりの時だけ、本性である頭の悪いビッチギャルになる話

―――――― 「本当なら、家族でどこかに旅行に行きたかったんだが」  すまないな、と戸田潤一郎は謝る。彼はすでに自分のぶんの朝食を食べ終え、あとはもうスーツケースを手に出発するばかりだ。急遽頼まれた一ヶ月の海外出張――断っても構わないと言われたが、上司の心証を考えれば承諾しないわけにはいかない。 「僕は平気だよ。気をつけてね、パパ」  息子の雅人が言う。中性的な顔立ちには健気な笑みが浮かべられていた。今年で学園の二年生になるが、線の細さのため、幼いという印象が拭えない。いつもなら、制服を着ているのが私服なのは、今日が夏休みの初日だからだ。 「できるだけ早く帰ってくる。そうしたら、必ずどこかへ連れて行くよ」 「うん。ありがとう」  楽しみにしているよ、という雅人を遮ったのは「そんな暇はありません」という沙耶香の冷たい声だった。 「来年はもう受験なのよ。今勉強しなくてどうするの。このあいだの模試の結果、もう忘れてしまったの? そんな頭の出来で、どうして志望校に合格できるのかしらね」  氷の鞭を振るうような母の声に、雅人が「ごめんなさい」とうなだれる。  勉強が大切なのはわかるが、息抜きも大切だろう――と潤一郎は言いかけてやめる。それが妻を激昂させるのは明らかだ。  根本を引き詰めて後頭部で結わえられた漆黒の髪。陶器のようにすべらかな肌。鋼材をいれたように真っ直ぐな姿勢。そして、縁無しの眼鏡。……怜悧な印象を与えずにはおかない外見そのままに、沙耶香は何かにつけて厳格だ。おかげで、気の弱い潤一郎は、結婚以来尻に敷かれっぱなしだった。  そんな沙耶香がいるからこそ、家を離れることに不安はない、という側面はある。しかし、息子には勉強をするだけではなく、一度きりしかない青春なのだから、たっぷり楽しんで欲しい、と思う。  帰ってきたら、妻の目を盗んでどこかに連れて行こう。  そう決めた潤一郎は、「それじゃあ、行ってくるよ」と立ち上がった。 「見送るわ」と沙耶香が立ち上がる。  その必要はないよ、と言っても聞き入れないのはわかっている。気の強い沙耶香だが、自分の不在を寂しく思ってくれているのだろう。潤一郎は素直に「ありがとう」と礼を言った。 「雅人もいらっしゃい。――こら! きちんと飲み込んでから立ちなさい! まったく、行儀の悪い!」  玄関先まで出てきてくれたふたりに見送られ、雅人は家を出る。天気は抜けるような快晴――しかし、自分がこれから行く国の空はどうだろう。考えながら振り返ると、そこにはもう妻と息子の姿はなくなっていた。 ―――――― 「っはー」  玄関の扉を閉めるなり、沙耶香が結んでいた髪を解いて伸びをする。ブラウスの裾が捲れあがり、臍がのぞいた。それだけではなく、Jカップの大ボリュームにボタンが弾け飛びそうになる。とてもその様を見ていられず、雅人は真っ赤にした顔をそむけた。 「ようやく消えたわ、あいつ。飛行機事故で死なねーかな(笑) そしたらもう演技なんてしなくて済むのに」  ねー、と同意を求められても、雅人には何も答えることができない。あの、その、と口ごもる彼の頬を沙耶香の人指指がつつく。 「とりあえず――これから一ヶ月、いーっぱいいちゃいちゃしようねっ♡」  さっさと飯食べちゃお、と促され、雅人は食卓に戻る。口にした料理の味はわからなかった。これから一ヶ月、父の不在のあいだに起きる出来事を、少年は頭ではなく体で悟ってしまっている。 「ご、ごちそうさま……」  朝食をおえた雅人は、逃げるようにして部屋に戻る。  出された課題を机に広げながら思うのは、やはり、母のことだった。  礼儀と規律に厳しい人格はあくまでも表向き――夫を従わせておくための演技に過ぎない。雅人といる時にだけ、沙耶香はその本性を剥き出しにする。  とても他人には信じてもらえないだろう。  今見たとおり、ふたりきりの時の沙耶香は、普段とは何もかも正反対だ。雅人との距離感も、非常に近い。問題は、最近、その距離が近いということだった。いや、近すぎる、と言ったほうがいいだろう。  その証拠に、このあいだ――封印したはずの記憶へと雅人は手を伸ばしてしまいそうになる。いけない。勉強しなければ、と雅人はペンを握る。しかし、どうしても集中できず、時間だけが無意味に過ぎていった。  参ったな、と溜息をつくのと、部屋の扉が開くのが同時だった。慌てて振り返った雅人は、入ってきた沙耶香の姿に目を見張る。 「じゃーん☆ どうよ、これ。ちょー似合うっしょ?」 「そ、それ、どうしたの」  息子の質問に、母は「こないだ掃除してたら見つけたの」と微笑む。  今年で四十三歳になる人妻が着ているもの――それは学生時代のものと思しき制服だった。といっても、それが折り目正しく身につけられているわけもない。  ブラウスのボタンはひとつもとめられておらず、その代わりに胸の下で裾がぞんざいに結わえられ、腹が剥き出しになっている。乳房は大胆にはだけられ、真紅のブラジャーがのぞいていた。スカートは超ミニ丈で、ブラジャーと同色のパンティが何もせずとも見えてしまっている。  眼鏡を外した顔に施されているメイクは、目元と唇を徹底的に強調する――いわゆるギャルメイクだ。しかし、メイク以上に、そこに浮かべられた楽しげな表情が、沙耶香を普段とはまったくの別人に見せている。  熟女の肉体が醸し出す濃厚な色香に目眩がしそうだった。 「ねーねー。勉強なんてしてないで、ママと遊ぼ♡」  椅子に座る雅人に視線をあわせて囁く沙耶香――前かがみになったせいで、乳房が重力に引かれ、その大きさを増したかに見える。その暴力的なまでの迫力に、年頃の少年の視線は奪われてしまった。 「ほらほら。シャーペン置けって。――このあいだみたいに、気持ちよーくしてやんよ(笑)」  にしし、と笑いながら、沙耶香は掌で乳房をすくいあげ、たぽ♡ たぽ♡ と弾ませる。彼女から香る甘い匂いが、いっそう強くなった気がした。全身の力を振り絞って、雅人は母の胸から視線を外す。 「あ、あの、ママ……僕、あの時みたいなことは、もう……」  半月前の夜。深夜まで勉強に励んでいた雅人は、部屋に忍び込んできた沙耶香の誘惑に負けてしまった。手でしごいてもらっただけ、といっても性行為は性行為には違いない。声を押し殺しての快感は凄まじかったが、罪悪感も圧倒的だった。  だから、雅人はもう二度と欲望には屈しないと誓ったのだ。  誓った――にもかかわらず、彼の股間は意思に反して硬くなってしまっている。それほどまでに、制服姿の美熟母の姿は艶めかしかった。雅人にとって最悪なのは、沙耶香がその魅力に自覚的だ、ということだ。 「いいじゃん。せっかくの夏休みなんだし、ママと楽しも♡」  ね♡ と熱っぽく囁きつつ、沙耶香は雅人の手をとり、Jカップへと導く。真っ赤な顔をさらに赤くしつつ、しかし、雅人はその手を離すことがどうしてもできない。布地ごしにも感じられる柔らかさと弾力が、それを許さない。  雅人の反応に、アイライナーに彩られた目が細められた。 「僕、べ、勉強……」 「勉強? そんなんどーでもいいって。勉強ならいつでもできるけど、一日じゅうママといちゃいちゃするのは、あいつがいない今しかできないんだよ?」  父をあいつ呼ばわりする母の誘惑――蜂蜜よりも甘く粘る声音が、雅人の理性を軋ませる。 「で、でも、僕……僕たち、親子なのに……」  雅人の言葉に、息子の股間へと手を伸ばした。掌でその部位を撫ぜつつ、くすりと笑った沙耶香は、雅人の耳に唇を寄せる。 「勃起してる時点でおめーも同罪だから♡」  おらっ、さっさとちんこ出せ 近親相姦すんぞ♡ と巻き舌で宣告したのち、沙耶香は息子のベルトを弛めはじめる。雅人は、ああ、と力なく息を漏らしたきり、抵抗せず、沙耶香のされるがままになっている。極上の無力感が、雅人の一部分以外から力を奪っていた。 「あは♡ ギン勃ち〜♡ マジで可愛すぎんだけど」  母の体を前にして、可愛らしい仮性包茎は苦しげに反り返っている。  沙耶香は雅人の両脚のあいだにしゃがみこみ、胸の谷間に勃起を挟み込んだ。側面から圧迫せずとも、圧倒的な質量は少年のそれを完全に咥えこんでしまう。  ブラジャーの繊細な感触と、剥き出しになった乳房の柔らかさと弾力、そして谷間にわだかまった湿り気に包み込まれ、雅人が顎をあげて快美に呻いた。生まれて初めて経験する乳悦――その強烈な刺激に脳細胞が灼かれていくのをはっきりと感じる。 「はーい。ママとお手々繋ぎましょうねー♡」  まるで幼児に言い聞かせるように、完全に馬鹿にした口調でそう言って、沙耶香は両手の指を雅人のそれと絡み合わせ、恋人繋ぎの形で雅人と繋がった。手の自由を奪われ、男の急所を飲み込まれ――雅人は涙目で「ママぁ♡」と可愛らしくも弱々しい声をあげる。  少年の歪んだ顔は許して欲しいと懇願しているようにも、気持ちよくしてほしいとねだっているようにも見える。そのどちらなのか、雅人本人にもわかっていない。あるいは、そのどちらでもあるのかもしれなかった。 「ほんとおっぱい好きだよねー。赤ちゃんの時もずっと乳首ちゅぱちゅぱしてたし。超絶爆乳ママのガキだったこと、神様に感謝しろ〜?」  体を上下させ、その動きで、雅人のペニスをしごきはじめる。実母による手つなぎパイズリの愉悦に、たまらず、雅人の喉から喘ぎが迸る。その切ない音色に笑みを深め、沙耶香の動きがより大胆になっていく。 「マ、ママ……こ、これ……凄っ……」  激感に耐えようと手指に力をこめる雅人――それに答えるように沙耶香が握り返してくる。掌の密着が高まると、快感の度合いはそれにあわせて跳ね上がっていくようだった。  揺れ踊る母の乳房は、感触以外でも雅人を責めたてる。立ち上る香り。絶妙に変化する谷間の陰影。たぱんっ♡ たぱん♡ と連続する乳房の下部と雅人の内腿がぶつかる音。まるで感覚のすべてを犯されているようだった。 「おらっ、イけ(笑) お袋のギガパイでズられてイけっっ(笑)」  近親相姦という行為にはまったく不釣り合いな軽薄な笑みを浮かべて沙耶香が怒鳴る。さらに激しさを増す乳房の躍動は、少年を優しく包み込んだまま、彼を容赦なく責めたてる。 「ああっ。ママっ……ママっ……僕、もうっ……!」  目を閉じた雅人が、すがりつくように掌に力をこめる。母の乳谷間で脈動するペニス――精液が次々と撃ち出される。その量が肉棒のサイズに不釣り合いなほど大量なのは、彼に与えられた快感がどれほどかを端的に示している。  めっちゃ出てる♡ という沙耶香の嘲笑がひどく遠くに聞こえる。 「う、ああ……」  最後の一滴までも母の乳内に吐き出した雅人は、そのまま、ぐったりと椅子にもたれた。その全身を包んでいる心地よさ――その安心感は、もしかすると、彼が母の胎内にいた時に感じていたものと同じかもしれない。  その感覚は、沙耶香が立ち上がって彼の体から離れても変わらなかった。おかげで、少年のペニスは依然として堅いままだ。 「気持ちよかった?」  という沙耶香の問いかけに、もはや何も考えられず、雅人は頷きを返す。その目は完全に光を失い、性欲に濁っている。 「じゃあ――もっと気持ちよくなりたい?」  その問いかけにも、雅人は頷きを返してしまう。たった今の快感の記憶と、これから待ち受ける快感への期待が、少年が確かに持っていた倫理を粉微塵に砕いていた。  ほら、と沙耶香に促され、雅人が股間を剥き出しにしたまま椅子から立ち上がる。沙耶香はふたたび両手を恋人繋ぎにして、息子の唇を奪う。舌と舌とが絡まりあう音が、学校の課題が広げられたままの部屋に卑猥に粘ついた。 「雅人♡」 「ママ♡」  一度唇を離して至近距離で見つめ合ったふたりは、互いを呼びあったのち、さらに熱烈な口吻に耽りながら、互いの体をまさぐっていく。夢中になっている彼らは雅人のスマートフォンが、音と振動でメッセージの着信を報せたことに気がつかなかった。 『母さんは勉強しろとうるさいだろうが、たまには息抜きも忘れずにな!』――そんな父からのメッセージに答える者は誰もいない。 (了) 本投稿はSkebのリクエストで制作させていただきました。 https://skeb.jp/@tera_kimi バックナンバーはこちらよりどうぞ https://ringokidjp.booth.pm/

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