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残業まみれの社会人が、趣味のイラストで独立するまでの話②

こんにちは、フリーランスイラストレーターのYUIです。


2024年3月末で働いていた職場を退職、2024年4月からXでの2次創作の活動と、個人依頼を中心にイラストの仕事を受けています。


今回の記事では、前回の続きとして


・仕事を辞めてイラストレーターへの転身を考えた理由

・仕事を辞めて思ったこと


ちょっと長くなりますし、夢も希望もない自分語りになるかもしれませんが、この2つをお話ししたいと思います。


前回の記事(①)はこちら

残業まみれの社会人が、趣味のイラストで独立するまでの話①

こんにちは、初めまして。フリーランスイラストレーターのYUIです。 以前から、自分の経験についてまとめようとは思っていたのですが、なかなか動き出せずにいました。 でもここ最近、FANBOXやnoteで記事を書き始めたイラストレーターさん達が増えてきたので、私も自分の経験を書いてみようと思いました。 私は「イラス...


イラストレーターへの転身を考えた理由


1.ブラックな労働環境、そして適応障害で休職


私は2年前までブラックな環境で社会人をやっていましたが、適応障害を発症したのをきっかけに退職。


その後、イラストを本業にすることを決意しました。


私がどのような仕事をしていたかというと、ずばり「教員」です。


近年、小中学生(特に女子)の「将来就きたい職業」ランキングには、イラストレーターが常に上位にランクインしています。


2024年度のランキングでは、女子小中学生の第1位が「漫画家・イラストレーター(うちイラストレーター志望が8割)」、その次に医師や看護師などの医療系職、そして教員が続いています。


つまり、私は人気職業から人気職業へ転身したというわけですね!


ただし、教員は小中学生の間では人気の職業ですが、高校・大学と進学するにつれ、ブラックな労働環境の実態が知られるようになり、「やっぱりやめておこう…」と考える人が増え、人気が激減します。


実際、最近では教員採用試験の倍率が1倍近い自治体もあるほどです。


SNSやニュースでも過酷な労働環境は取り上げられていますが、恐ろしいのはそれらの情報は決して大げさなのではなく、「現実」だということです。


精神疾患による休職者数も年々増加、働き盛りの30〜40代の退職も増えてきています。


教員の仕事は、「授業をして終わり」ではありません。


・授業準備は放課後にやる時間がない(会議や保護者対応で埋まる)

・定時を過ぎても終わらない膨大な業務、結果、毎日10~12時間労働(研修、生徒指導、行事準備…)

・公務員だからか、理不尽な要求にも言いなりな状況(管理職も守ってくれない)


もちろん、生徒たちと関わる中で感動ややりがいを感じる場面もありました。


しかし、それ以上に「どれだけ頑張っても無限に終わらない仕事量」「理不尽な仕事内容」に心身が追い詰められていきました。(ここは話始めるとネタが尽きないので割愛します)


次第に仕事に行こうとすると動悸が激しくなり、血圧が普段より20以上上がったり、突然涙が出たり、耳が聞こえにくくなったりするなどの症状が出始めました。


そして心療内科を受診した所、適応障害と診断され、一度半年間の休職を余儀なくされました。


休職期間中、改めて「このまま教員を続けるのか?」と考えました。(試しにこっそりSkebを始めてみたりもして、リクエストは休職期間中に10件ほどいただきました。)


そして、復職後1年で退職を決意しました。


つまり私の場合、仕事を辞めざるを得なかったから退職したという事情がとても大きいです。


他の仕事をしていたら、イラストは趣味、もしくは副業でやっていた可能性も大いにあります。


これを読んでいる方にも、安易に専業イラストレーターになるぞ!など無謀なことはできれば考えない方がいいということや、福利厚生がしっかりしている職場はとても有り難いということをまずは重々申し上げたいです!


2. SNSが支えになり、退職のきっかけにもなった


仕事が忙しく、心が折れそうになった時、良くも悪くも、私を支えてくれたのは イラストと、Twitterでした。


1枚目 X初投稿で6❤️2枚目 

それから半年後 リドルくんで1万❤️

3枚目 🍨📘衣装交換ネタ 4.2万❤️


X(当時はTwitter)に初めてイラストを投稿した時、ついた「いいね」は6件。


今思えば大変少ない数字かもしれませんが、

当時の私にとっては 「え…!6人も見てくれる人がいるの!?」 ということが意外で嬉しかったです。(単純)


それからいいねやフォロワーが増えていくのが楽しくて絵を描き続けました。


そして、Xアカウントを運用してから半年ほど経った頃。


ツイステのイラストが 初めて1万いいねを超えました。


その後、今度は 原神、特に行秋と重雲の沼にズブズブハマりました。今も描き続けているこの2キャラに魅了され、気づけばそればかり描くようになっていました。


原神イラストを投稿し始めた頃も、ジャンルの人気のおかげでたくさんの反応をいただき、いつの間にか フォロワーは3万を超えるほどになりました。


嬉しかったですし、それと同時に 「もっと見てもらいたい」「もっと絵が上手くなりたい」 という気持ちがどんどん大きくなっていきました。


投稿したイラストの引用やリプで、「このイラストで明日も仕事がんばれる!」というコメントをもらうことがありました。自分の絵が 誰かの支えになっている ことを実感し、もっと描きたい、もっと届けたいという気持ちが強くなりました。


けれど、それと同時に私は仕事中も絵のことばかり考えるようになってしまいました。


「今、何を描けばもっと見てもらえる?」「次のネタはどうしよう?」


仕事をしながらも、頭の中は常に絵のことでいっぱい。


常に 「こんなこと(本業)やってる場合じゃない、絵を描かなきゃ」 と思っていました。

(目の前の生徒たちには申し訳なかったと思います。一応見かけ上はしっかりやっているように体裁は整えていたと思いますが)



↑これは当時の私のよくある1日の時間の使い方(平日)です。


仕事と必要最低限の家事以外は睡眠時間を削って絵を描く時間に当てていました。


正直、毎日「そのうち身体を壊す」と思っていました。

(この生活も適応障害の一因だと思われる。)


絵を描き始める前までは、これといって他の趣味もなかったのもあり、仕事が趣味といってもいいほど、それなりに教員という仕事に対して真摯に取り組んでいました。


しかし、絵を描くことにはどんどんハマっていく一方で、本業の仕事に対するモチベーションはどんどん低下し、目に見えて無気力になっていきました。


しかもどういうわけか、仕事でストレスが大きい時に描いたイラストに限ってバズったりするんです!!


ヘトヘトで帰宅してからTwitterで自分の絵が拡散されてるのを見ると、失いつつあった自己肯定感が回復していくのを感じました…。


でも、 そうは言っても公務員。給料、福利厚生ともに安定している仕事をやめるつもりはないし、だがイラストも絶対にやめたくない。いや辞められない。


けれど、今の状態で睡眠不足になったり無理を続けていたら、心も体も壊れてしまう。どうしたらいい!?


もしかしたらワンチャン、フォロワー3万人にもなってるのだから好きなことを仕事にしていけるのでは!?(←甘い)


仕事のストレスや、絵と仕事の両立に限界を感じ、仕事と絵のどちらかを選ばなければならなくなった時、私は 「好きな方で生きていきたい」 という気持ちを選びました。


だから、仕事を辞めた理由の一つは SNSの存在 も大きいです。


仕事を辞めて思ったこと


教員を辞めることはかなり思い切った決断だったとは思いますが、この1年間フリーランスをやってみて、結論、私にとっては「辞めてよかった」 と思います。


まず、 心が回復した。

そして、 体も健康になった。


改めて 「健康って本当に大事」 だと痛感しました。


もちろん、収入面では教員だった頃より全然追いついていません。


そこの不安はありますし、正直まだまだ安定しているとは言えません。


でも健康は何物にも代え難いと思います。


だからこそ、これからの人生を 「好きなことをしながら、健康に生きる」 ために、もっと前に進んでいきたいと思っています。


今回はここまでです!


最後まで読んでいただきありがとうございました!!


(続く)




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