2月3日のTwitter誤凍結祭りに巻き込まれてしまい、個人で使っている全アカウントが3月半ばまで1カ月以上何も発信できない状態となっておりました。凍結している間、心配してくださった方々からメールをいただいたのですが(各人に返信済みですが、あらためてお気遣い感謝いたします)、今後似たような事態に陥った際発信の場を失わないために、くるっぷとMastodonに避難用アカウントを作りました。
I was caught up in the Twitter misfreeze fest on February 3, and all of my personal accounts were unable to transmit anything for over a month until mid-March. I have received e-mails from people who were concerned about me while I was frozen (I have already replied to each of them, but I would like to thank them again for their concern), and in order to avoid losing a place to send out messages in the event of a similar situation in the future, I have set up evacuation accounts on Crepu and Mastodon.
くるっぷ Crepu▼
https://crepu.net/user/dobnezumi
Mastodon▼
https://pawoo.net/@dobnezumi
くるっぷの方は使い勝手が良さそうなので、Twitterのアカウントでも投稿している下描きなどの制作過程の画像を保険として上げていきます。Mastodonの方は完全に避難用(保険)アカウントとして作っただけなので、Twitterのアカウントが使えないとき以外は今のところ稼働させる予定はありません。
The Kuruppu one seems to be easy to use, so I will upload images of the production process, which I also post on Twitter, as an insurance policy. The Mastodon account was created as an evacuation (insurance) account, so there are no plans to activate it at this time except when the Twitter account is not available.
pixivやこのファンボックスをフォローしてくださっている方々には特に必要のない内容ですが、Twitterの宣伝効果もバカにならないので大変困っておりました…。
This content is not particularly necessary for those who follow pixiv and this fanbox, but we were very troubled because the publicity effect of Twitter is not ridiculous...
Sorry, the following is in Japanese only.
ご報告は以上となりますが、久々の全体投稿ですのでイラスト制作工程における下描き作業について少し触れてみようと思います(Twitterにて自身の尻を叩くためにちょくちょくラフや下描き、塗り途中の画像を上げているからか、ここ最近イラストの制作工程について聞かれることが増えてきました)。
イラスト制作は基本的にクリップスタジオでひと通り描画作業を行い、フォトショップで局部のモザイク処理や差分の書き出し作業をしています。私の場合、3Dモデルを使って一気に下描きを固めてしまうときと、写真資料を参考にしながら大まかにラフを描いて段階を踏みつつ下描きを固めるときがあり、その割合は大体半々くらいです。
3Dモデルを活用する場合は、まずモデルにポーズを取らせます。このモデルのポーズ調整に結構な時間がかかるので、これならイチから描いてしまった方が速かったのでは!?と思うこともしばしば。それでも手元に資料がない構図が組めたり、ポーズを決めた後に体型を調整できたりなどメリットも多いので、クリップスタジオの3D機能にはかなり助けられています。
モデルの準備が整ったらそれらを1枚のレイヤーにまとめて不透明度を下げ、その上から具体的に完成図を見越しながら下描きを描いていきます(参考画像としてわかりやすいようモデルを配置したレイヤーの不透明度を作業中よりも濃くしています)。私の性格的に“信頼度の高いアタリ”があった方が気持ち的にも作業が進めやすいため、3Dモデルをアタリにした場合は比較的スムーズに下描きが固まります。ちなみに、この“下描きを描く”という作業についてより具体的に説明を求められることも少なくないのですが、正直なところ下描きを描き起こす作業自体を言語化するのってめちゃくちゃ難しくないですか? “反復の成果(慣れ?)”としか言いようがないものって言語化するとなると相当骨を折る気がします。他の方々はその手の質問をされたとき、どのように答えているんだろうか…。
言語化できない作業の後、下描きが固まります。絵を描いてる人の多くから言われ続けてきたことですが、私の下描きは清書(ペン入れ)をした線画とそこまで違いがありません。というよりも、ここまで細密に下描きを整理してからでないと次の工程に移れなくて…。付き合いの長い絵描きの友人たちからは散々作業量がもったいないと指摘されてきたけれど、下描きの段階から丁寧に作業することが自分にとって一番のモチベ維持となっているので、この手間は今後も変わらないと思います。大雑把な下描きからきれいな線画を生み出す技術がないんだってばよ…。
この“下描きをかっちり固めないと先に進めない”という悪癖は、写真資料などからイラストを描き起こすとき、より顕著に影響を及ぼします。
運良くラフ段階のレイヤーがしっかり残っている直近のデータがありました。ラフと下描きを見比べると自分でもはっきりと自覚できるのですが、ラフの段階なのに線をしっかり整えすぎですね。頭部と男根の詳細を描き込む以外はラフと下描きに大差がない…。
こちらのイラストの方がまだラフがラフらしく見えますが、これもすでにかなり時間と手間をかけて形を取り線を減らして調整した段階をラフと称しているだけで、ラフとしてはコスパがめちゃめちゃ悪いと思います。間引きできる作業があるはずなのに、どうしても間引けない。助けて…。
正味3Dモデルを活用した方が作業スピードは上がるのですが、たとえ大まかであっても目鼻や局部の成り立ちや位置取り、筋肉や骨の構造を意識して絵を描くことで少しでも“地力”を上げたいという気持ち(意地)があるので、3Dモデルを頼りっきりになる状況は意識的に避けていたりします。絵を描くことが得意ではないと痛感しているからこそ、どうにかして少しでも絵が上手くなるようこれからも努力を続けていきたいと思っておりますので、今後ともご支援ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします…!
▼参考画像の完成版はこちら。(すべて限定公開です)



▼2019年にかなり詳細まで網羅した制作工程を公開しています。限定公開となりますが興味がある方はぜひ見てやってください。基本的に当時から工程自体はほとんど変わっておりません。

▼また、データが残っていたものだけにはなりますが、この機会にこれまで公開してきたイラストの下描きを一挙にまとめてみました(こちらも限定公開です)。コスパの悪い制作工程のせいで下描き集というよりも線画集の様相となってしまいましたが…。

最後に現在誠意制作中のデフォルメマッチョイラストの下描きをおまけで載せておきます。
今後デフォルメマッチョを描く際の自分用資料にしようと考えているので、山程差分を作っています。完成まで今しばらくお待ち下さいませ。取り留めのない雑記となりましたが、ここまで見ていただき、ありがとうございました!