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オジサンポルノ与太話 :モチーフデザイン

オジサンポルノ与太話とは

オジサンポルノ与太話とは、オジサンを徹底的に辱めるポルノを創作する上で非常に役に立つ(と、どぶねずみが勝手に思い込んでいる)様々な理屈を個人的な観点から資料としてまとめ、参考画像を添えつつ好き勝手に紹介していくテキストメインのコンテンツです。タイトルにもある通り、あくまで私個人の体感と経験から導き出した“与太話”ですので、内容の是非にとらわれず、ひとつの意見として楽しんでいただければ幸いです。私は常に、創作という行為に関心を持っている方々の想像力を刺激し、ひとりでも多くの人間をオジサンポルノ創作の世界に引きずり込みたいと考えています。


初回はモチーフのデザインについて語ります!

オジサンを性的に描くためには、社会的地位や本人が置かれた環境などのキャラクター設定も重要となりますが、初回である今回はポルノイラスト(オジサンをメインモチーフに据えた一枚絵)を描くことを前提に、【モチーフの視覚的デザイン】に関するいくつかのデザイン論を語っていきたいと思います。


それでは、お暇なときにでも、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!


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モチーフの体型に関するデザイン論

それではまず、オジサンを性的にデザインする上で最初の留意点となる【体型】について、詳しく解説していきます。


なぜモチーフの体型が最初の留意点なのか

物語やキャラクター設定で魅力を補強しにくいイラスト制作においては、モチーフの【形(容姿)】がそのまま作品のテーマになり得るといっても過言ではありません。特に視覚的情報に重きを置き、ユーザーの需要分布がはっきりしているポルノイラストにとって、体型のデザインは作品の価値を左右する重要な要素なのです。


作り物であることの意義と情報の削減および誇張

作品の制作中、私は常に【作り物であることの意義】を念頭に置いてモチーフをデザインするようにしています。これは完全に好みや思想の問題ではありますが、イラストなどの非実写ポルノ創作においては、実在するモノをより実在に近い形で仕上げることにどうしても意義を感じられず、そのことに対する執着もあまり持っていないためです。



上の参考画像は中肉中背のオジサンをなるべく具象的な形で描き起こしてみたイラストなのですが、そけい部もそこそこ肉感的に仕上がり、性器も露出してはいるものの、ポルノ作品としてはいまいち圧が足りていません。このように、実写の魅力をイラストに求めても、それは実写になり切れない実写の劣化でしかなく、かえって絵を描いたり文章を書いて表現する利点を損なってしまっていると個人的には思っています。なので、モチーフをデザインする際には情報を程よく削減し、できる限り作り物(非実写)ならではの意図を持った誇張表現を心掛けています。


ただ、魅力的で説得力のある誇張表現には、結局のところ具象的に描く能力がどうしても必要になってくるため、定期的に実写の模写やポートレイト的なイラストを描いて具象表現の鍛錬も並行して続けるようにはしています。


体型の誇張デザインがもたらすモチーフの印象について

ここからは、普段私が実際に行っている体型のデザイン工程をざっくりと紹介しながら、誇張した体型がもたらすモチーフの印象について持論を語りたいと思います。



まず、上の参考画像のように見た目を顕著に分類した【やせ型】【マッチョ型】【肥満型】の3種類の中から、そのイラストに盛り込みたい意図(印象)を考慮して体型の土台を選択します。例えば、どこにでもいそうな普遍的なオジサンや節制を心掛けている健康的なオジサン、自身の性的な魅力を向上させる意欲の薄いオジサンなどを描きたいのであれば【やせ型】、スポーツマンだったり体を動かす仕事に就いているオジサンや男らしさやナルシズムが露骨なオジサン、精力の旺盛さを持て余しているオジサンなどを描きたいのであれば【マッチョ型】、おおらかさや経済的な豊かさを持ったオジサンや自堕落で自分に甘いオジサン、影のあるどんよりとした性欲を隠し持っているオジサンなどを描きたいのであれば【肥満型】といった具合に、体型や外見が持つ創作物ならではのレッテルを踏まえ、目的のイメージを表現しやすい体型を選択します。


独断と偏見から体型そのものが持つ印象要素をざっくりとまとめてみました。


【やせ型のポジティブな印象要素】

・規律的で健康的な生活(健全) ・清潔感 ・節制 ・謙虚 ・勤勉 ・慎重

・体型以外の要素が映える(顔や性器などの個性に比重を置きやすい)

【やせ型のネガティブな印象要素】

・消極的 ・貧相 ・印象の絶対値が低い 

・(作り物としての)肉感的な刺激が弱い

・体型以外の要素で色気を補う割合が大きい


【マッチョ型のポジティブな印象要素】

・能動的(積極的) ・努力家(忍耐強い) ・活発 ・情熱的 ・大胆

・印象の絶対値が高い ・非常に高い性的需要が存在する

【マッチョ型のネガティブな印象要素】

・男くさい ・うぬぼれ(ナルシズム) ・貪欲(依存しやすい) ・見栄っ張り

・体型以外の要素がぼやける(顔や性器などの個性に比重を置きにくい)


【肥満型のポジティブな印象要素】

・おだやか(柔らかい) ・寛容(安心) ・非攻撃性 ・奔放(余裕)

・体型以外の要素も含めネガティブな印象が活きやすい 

・一定の性的需要が存在する

【肥満型のネガティブな印象要素】

・自制心が弱い ・不健康 ・怠惰(油断) ・ふしだら ・貪欲(浪費しやすい)

・体型の構造上頭や性器の形状や大きさに制約が発生する


これらの印象要素から土台となる適切な体型を選択したら、次はパーツごとの印象要素を足し引きして、外面的要素からにじみ出る内面的要素をより明確(大げさ)にデザインしていきます。例えば、やせ型の下っ腹だけをぽっこりと膨らますことで油断とだらしなさを印象付けたり、やせ型の所々に筋肉質な要素を足して若かりし頃鍛えていた名残を出してみたり、逆にマッチョ型に脂肪を追加してトレーニングをしなくなってからの期間を表現したり、肥満型の手足をアンバランスになるくらい細くして不摂生を顕著にしてみたり。そうして意図を踏まえつつディティールの調整を重ねるながら、体型のデザインを突き詰めていきます。


ちなみに、非実写のゲイポルノを嗜む人の中には、二次元においてのみ老年男性が性的対象となる方も一定数存在し、現実の老年男性に寄せすぎると需要が減ってしまう可能性も少なくはありません。なので、みずみずしいマッチョな体と総白髪の頭部といった実写であれば違和感が生じるであろう【うその組み合わせ】をひとつのモチーフとして成り立たせるバランス調整も必要になってきます。


こうして言語化すると少々複雑に感じられますが、モチーフに付与したい印象をきちんと理屈で考えながらデザインする習慣を付けると、キャラクターの設定を練るときにも具体的な因果(キャラの人格や行動による原因と結果)を考えるための引き出しが増えていきますし、手癖に逃げてしまう雑な制作を意識的に避けられるようにもなっていくのでオススメです。何より頭で考えながら絵を描いた方が楽しいし、上達にも繋がりますしね。


工程としては、体型デザインが固まり次第顔のデザインに移っていくのですが、恥ずかしながら顔つきのデザインについてはまだまだ勉強不足の状態で、参考資料として語れるほど自分の中で情報をまとめきれていないため、今回は年齢層の描き分けに要点を絞って解説していきたいと思います。




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モチーフの年齢層に関するデザイン論

ひと言にオジサンといっても、その言葉が含む年齢層にはかなりの幅があります。特に高齢者が元気な日本においては、還暦を過ぎていても老人という印象をほとんど見受けられない若々しい方もたくさんいます。しかし作り物に対して現実的なグラデーションを加味すると主張がぼやけてしまうので、私はオジサンの定義を【中年】【熟年】【老年】と3つの年齢層に分けて考えることにしています。笑うびてい骨は取り扱うオジサンたちの年齢層が極端に高く、中年といっても40歳未満の男性を性的なモチーフとして扱う機会は少ないため、具体的な年齢のイメージは中年が40代後半から50代前半、熟年が50代後半から60代前半、老年が60代後半以上といった感じに区切って考えています。


中年・熟年・老年の差別化

各年齢層の差別化は、基本的に頭髪の色としわやたるみの深度で調節することにしています。目や眉の高低差でも若干の調整はしますが、その手法だと過剰に老け込み過ぎてしまうことも多いため、なるべく簡潔な差異によって差別化するよう心掛けています。



上の参考画像が最低限の手数で年齢層を差別化した具体例になります。それぞれ髪色、目尻のしわの深さ、ほうれい線周りのたるみによって加齢の深度を表現しています。


中年は髪色を主線と同色のベタにして白みを一切付けず、目尻のしわとほうれい線のたるみも極力抑えて情報量をできるだけ少なくしています。熟年は髪色のベースをうっすら明るくし、より明確な加齢を示すために耳周りの頭髪を白髪交じりにします。そして目尻とおでこにしわを追加し、ほうれい線周りも多少たるませます。老年は眉と髪色を極端に白くし、目尻のしわを深く伸ばして、ほうれい線周りや下唇の垂れ下がりをさらに強調し、加齢をより顕著にします。


もちろんこれは極端な例なので、体型のデザイン同様局所的な足し引きをしてコンセプトに沿ったバランス調整を適宜していますが、各年齢層に属する複数のキャラクターをひとつの作品に登場させる場合などは、それぞれの加齢表現がだいたい等間隔になるよう、参考画像のようにわかりやすい差別化をしてしまうことも多いです。


ちなみに、人間の体の中では首周り、そけい部、臀部下(ももの付け根)、関節裏辺りに老化のシグナルが露骨に出るため、それらの加齢表現は中年の段階を目安とし、熟年と老年では前述したうその組み合わせを利用して、ユーザーにとっての許容範囲を広げる場合が多いです。個人的にはその老化にこそ色気を感じたりもするのですが、自分の我を通しつつもできる限りたくさんの人に見てもらいたいというジレンマが常に存在するため、この手のバランス調整は、活動年数分の勘に頼ることにしています。


口ひげによる貫禄付けの効果

男は老ければ老けるほどエロいという偏った思想のもと創作活動を続けているため、ひげ、特に口ひげによる貫禄付けは自分の中でお決まりの手段となりつつあります。



上の参考画像のように、口ひげをたくわえることで実年齢に5歳ほどプラスされたような見栄えになり、より男性的な魅力や貫禄も増したような印象を与えられます。同時に、当人の「貫禄があるように見せたい」という欲求を匂わせることもできます。


眉やひげの色による印象操作

これも多用する手法なのですが、頭髪以外の毛(眉やひげ)に黒みを残すと、老年男性の残存精力が高まったような印象を与えられます。



人間は基本的に体毛の白みを老い、黒みを若さと認識するため、たとえ頭髪が総白髪であっても顔面に真っ黒な毛を残すことで、ギラついた精力を匂わせることができます。この認識を利用すると、精力絶倫の老年男性をデザインしたり、逆に中年の頭髪だけを真っ白にすることでファッションとしての白髪を演出することもできたりします。


年齢層に関するデザイン論は以上になります。




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色気に関するデザイン論

それでは最後に、前述したふたつのデザイン論も交えながら、意図した【色気】をモチーフに仕込むためのデザイン論を語っていきたいと思います。


実際のイラスト制作では、体型や顔などの形状要素だけではなく、表情やポーズ、服装や小道具、恥部の特徴や状態などといった様々な印象要素を組み合わせることでモチーフの性的な魅力を突き詰めていくことになります。なので、たくさんの印象要素を効果的に用いるためには、モチーフのどこにどんな色気の要素を仕込むべきなのかをロジカルに考えることが重要になってきます。


私の場合は色気という概念を、【セクシー】な色気と【卑猥(ひわい)】な色気の2種類に分けて考え、趣向の異なるふたつの色気を使い分けることで、イラストの狙いやテーマを踏まえた性的な魅力をモチーフに仕込むよう努めています。



上の参考画像はどちらのモチーフも【自身の性器を見せつけ、見る者を誘っている】というひとつのコンセプトから描き起こしたものですが、部分的にデザインを変えることで、各モチーフをそれぞれセクシーなオジサンと卑猥なオジサンに描き分けました。


それではこの参考画像を用いながら、各色気の性質についてさらに詳しく解説していきたいと思います。


セクシーな色気の性質

セクシーな色気にもっとも欠かせない性質は【他者の視線を意識し、本人の意志や承認欲求から意図的に発生した色気であること」です。それ以外にも【マジョリティにとっての理想や模範を目指し、本人の努力や気遣いによって到達した色気であること】【知性と清潔感が宿り、後ろめたさや気まずさを感じさせない控えめな色気であること】も重要な性質になります。それらを踏まえた上で、もう一度セクシーモチーフの参考画像をご確認ください。



こちらのオジサンは、知的な印象を与える黒縁のサングラスを掛け、瞳は大きく表情も穏やかであり、口の開き方も控えめで上品です。手のひらを上に向けて人差し指だけで誘う左手のボディランゲージはかなりきざっぽく、多少わざとらしさを感じます。陰毛は適切に手入れされており、性器を露出するためにパンツの裾を大きくめくりながらも尻は出してしません。そしてその露出した性器もきれいに露茎しており、人に見せるための準備は万端です。股間の際どい水着のような焼け跡から、プールやサロンなどで丁寧に肌を焼く彼の積極性も感じられます。服の上からでもわかるくらい肩や胸はたくましく、年齢的に緩みやすい腹もしっかりと引き締まっており、男として理想的な体つきをしています。


このように、意図的かつ自発的で、対象者を選ばず、知的で清潔感のある要素を多数盛り込むと、モチーフの色気はセクシーに寄っていきます。


卑猥(ひわい)な色気の性質

続いて卑猥な色気の性質ですが、こちらはセクシーな色気とは対照的であり、【他者の視線に動じない、本人の性能や自己肯定感から無自覚に発生した色気であること】がもっとも重要な性質となります。同時に【見る者によっては不快と取られる可能性があり、本人の怠惰や居直りから根付いた色気であること】【無思慮かつ下品であり、背徳感や恥じらいを覚えさせる露骨な色気であること】も特徴的な性質となります。この性質を頭に入れながら、卑猥モチーフの参考画像を今一度ご確認ください。



こちらのオジサンは、チンピラをほうふつとさせる柄の悪い色眼鏡を掛け、黒目の小さな三白眼の眼差しはどことなく威圧的で、歯をむき出しにした笑い方も少々下品です。手のひらを下に向けて指4本で誘う左手のボディランゲージも飾り気がありません。陰毛は好き放題に茂り、手入れがされていないことが明白です。パンツをめくった拍子に尻の肉がはみ出しています。露出した黒ずんだ性器はかなりのボリュームがあるものの、肉厚な包皮をしっかりとまとっており、玉袋も縮れ毛にまみれていてメンテナンスが不十分です。服の形に沿ったぞんざいな日焼けは、本人の望みとは無関係に褐色の肌を作り出しています。シャツに乳首が浮くほど脂肪をたくわえた彼は、そのむちむちボディを恥じらう素振りを見せません。


このように、無自覚かつ無制御で、対象者を限定し、少々下品でだらしのない要素を多数盛り込むと、モチーフの色気は卑猥に寄っていきます。


色気の性質に関する要点のまとめ

それぞれの色気が持つ性質について、要点を簡潔にまとめてみました。


【セクシーな色気の性質】

 他者の視線 : 意識する

 起源    : 本人の意志、承認欲求

 対象の幅  : 万人受けしやすい

 対象の反応 : 多くの人が理想的で模範的だと感じ、中程度の興奮を抱く

 増減の要因 : 本人の努力、気遣い

 構成因子  : 知性・清潔感・正当

 圧力    : 控えめ


【卑猥(ひわい)な色気の性質】

 他者の視線 : 動じない

 起源    : 本人の性能、自己肯定感

 対象の幅  : 限定的

 対象の反応 : 肯定派/絶大な興奮を抱く 否定派/不快感や気まずさを覚える

 増減の要因 : 本人の怠惰、居直り

 構成因子  : 無思慮・下品・背徳

 圧力    : 強い


実際の色気というのはもっと細やかな観念が絡み合うことで成り立っていますが、ポルノ創作においては上記のように端的な性質を意識していれば、セクシーさと卑猥さを意図的に描き分けられるようになっていくと思います。


また、参考画像は上記の性質をそれぞれ片方ずつに全振りした極端な例であり、これらの性質を互いに組み合わせることで、セクシーだったオジサンがある要素を現した途端卑猥なオジサンになってしまう演出など、活用法は多種多様です。


ちなみに、色気に関するこれらのデザイン論は、どちらの色気がポジティブかネガティブかといった是非を問う考え方ではなく、目的の表現をするためにはどんな色気が効果的で、その色気をモチーフに仕込むためにはどのような要素が必要なのかというロジカルな思考メソッドを習慣付ける手助けとして活用していただければ幸いです。


では、今回はこの辺で終了させていただきます。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!




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