こんばんは!
今回は珍しく背景の記事です。
仕事なので毎日描いてはいるんです…
いるんですけど…
趣味の漫画ではあまりちゃんとした背景を描かず(笑)
なかなかこうやって背景について語る機会もなかったのですが
先日、欲しいものリストからこちらの素材集を送っていただきまして!
(本当にありがとうございます…!)
CLIP STUDIO PAINT ブラシ素材集 雲から街並み、質感まで
https://www.amazon.co.jp/dp/4798617725/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_m9G4EbCNE27WX
CLIP STUDIO PAINT ブラシ素材集 モノクロイラスト/マンガ編
https://www.amazon.co.jp/dp/4798621749/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_a-G4Eb16CP4Q1
使ってみたらかなりいい感じだったので
レビューとプチ講座的なものを書いてみることにしました!
というわけでまず、
一冊目の
CLIP STUDIO PAINTブラシ素材集 雲から街並み、質感まで
について書いていきます。
ちなみに最初にお断りしておきたいのですが、こちらの本
「カラーイラスト向け」
の素材集となっております。
本の内容は、収録された素材を使った「カラーイラスト」の描き方が解説が大部分です。
前半の方にクリスタ自体の基本的な使い方も載ってるので、
初心者が読むことを意識して作られてるのかな?
カラーでは一回も使ってないのでそっちの使用感はちょっとわからないのですが、
内容的にはこのブラシでこう描くとこうなるよ!っていう解説なので
絵が描けない人でも確かに読めば形にはなると思います。
ただ、カラーイラストで大事なのって
「色選びのセンス」
だと思うので、どんなに形が作れてもそこがわからないと
表紙のような美麗なイラスト完成させるのは難しそうだなとは思います。
実際自分はそこが一番苦手なのでカラーイラストはとても苦手…
カラー描かなきゃいけないときはいつも、
上手い人の絵にかじりつくようにして参考にしてます…
と、いうわけで
カラー用ブラシをモノクロで活かす方向にしました。
この素材集のブラシだけで描いた背景がこちら!
手描きしてるのは山と崖の輪郭線のみです。
他はぜんっっっっぶブラシです。
すげー!!
総作業時間3時間くらい。
1コマ目は素材をどう使うか考えながら描いたので1時間かかってますが
他コマは30分以下です。
3コマ目と最後の水シリーズなんて、1コマ10分前後。
素材自体が細かいので改めて描き込む必要もなし。
(今回は素材の紹介なのでほぼやりませんでしたが、マンガっぽくしたい場合は
線での影やホワイトで飛ばし等を入れるといいと思います。)
リアルタッチで密度高めな背景を楽に描きたい人は
買って損はないと思います。
※一点だけ注意。視点の融通は利かないので使う場所は気を付けたほうがいいです。
普段から素材使う人にとっては当たり前かもしれないけど、一応!
近年デジタル技術がどんどん発達して、画像の加工も容易になったので
「カラー写真をモノクロ変換して使う」
という漫画家さんも最近すごく増えているように感じます。
で、この素材集、おそらく写真を素材として加工したんじゃないかな?
ってブラシが多かったので、そういう画風の背景にかなり向いていると感じました。
あと、個人的に今後のブラシづくりの参考にもなりました。
写真のこういう部分素材にすれば便利じゃーん、みたいな!
では、収録ブラシをどのように使ったかを紹介します。
ブラシ形状全部張り付けるのもアレかなーと思ったんで
説明上必要なところ以外はブラシの形は貼ってません。
素材集買ってないとわかりにくいかもだけどご容赦ください…!
基本的に、引きの背景は手前から描いてます。手前の物で奥の物が隠れるので…。
というわけで一番手前の木から。
正直ここはASSETSにある木や葉っぱの素材で同じようなことができるので
これだ!!って感じではないし、ちょっと細かすぎるので使いにくいかも。
基本はクリスタに上がってるもう少しデフォルメされた葉っぱ素材で基本形を描いて
このブラシをアクセントに使う程度がいいかな?
奥の木です。
ここで紹介してるグレーで描いてモノクロ変換という方法、
カラーやグレーの素材や写真をモノクロで使いたい場合、かなり便利です。
カラーレイヤーをモノクロに変換する方法、はLT変換やレイヤ変換、色調補正等色々あるのですが、多分これが一番楽。
他の方法に比べ細かい調整はできないのですが、超こだわりとかなければ、だいたいはこれで間に合うとおもいます。
あと、雲ガーゼブラシ、今のアシスタント先で教えてもらったブラシなんですが、
これをちょいちょい使うだけでかなり原稿にアナログ感が出ます!
もともとほぼアナログに触れない人間だったんで、言われるまで全然使ってなかった…。
今ではおすすめブラシの一つです。
これはブラシの形状を変えるいい例になりました。
なんかちょっと違うかも…って思うブラシも
色々な調整するとこれだーー!ってものになるものが多いです。
あと、意外な場面で使えるようになったり…。
厚さに限らず、ブラシには色々な設定が隠れてるので、
サブツール詳細開いて弄ってみると面白いとおもいます。
ここです。
知ってたらごめんなさい(笑)
そして残りの過程は
ホントにブラシ置いただけなので、一気に載せます!
モノクロ変換の際に調整してるものが多いですが、
基本的には素材を置くだけで全部それっぽくなるので良いー!
改めて1コマ目を見てみると…
イイ感じ!
普通に仕事で使えそうなので今後アシスタント応募するときは
コイツも応募資料に混ぜておこう…。
(ちゃんとブラシ素材のみで描きましたって注釈入れます(笑))
とりあえず今日はここまで!
残りのコマはまた次回解説しますー!