貝背種 [ Back_Shell ] No.53
ゴルマリア系統/濡腹這娘
スキル:戦闘力:4、生命力:7、魔力総数:8、危険度:3
他種族との関係:(苦手)妖蛙種、牛蛙種、檻溶種 (友好)特になし
吸精する獲物:モンスター、魔力性植物、モンスター娘、敵対した人間
ライフサイクル:卵期:14、童期:28、娘期:58、卵数:4、大人になるまで・・・約100日
◆基本情報
身を守る殻を持っていて、様々な活動の補助に使うモンスター娘です。軟体についた殻は身体をすっぽり収める事ができて、籠もれば外敵からの攻撃を完全に防御できます。また、粘液を保持する入れ物の役割もあり、乾燥地帯での生存率を大きく高めています。
▶貝殻ストライク
殻は体を守ることに使いますが、攻撃にも使用できます。殻と自分をつなぐ軟身は、とても筋肉質に構成されていて、全身をひねることで殻を前方の相手にぶつけることができます。殻はずっしりと重く、強い衝撃を与えることができます。中にはたっぷりと自分の粘液が貯められているため、しっかりとした重さがあるのです。また、その粘液を利用して、体が乾燥してきたときに殻に一度入って、再び潤いを与えることができます。使用されて殻にある粘液がなくなるほど、移動が身軽になり、次の水場に到達しやすくもなります。
▶持ち運びシェルターのひみつ
大きな殻は全身を隠すことができ、殻の内部にも軟体があって、入口に蓋をすることができます。尻の方から入っていって、頭を入口方向に置いて、周囲の様子を覗けるような格好を取ります。また、殻を硬くしたり、大きくしたりするには月光が必要です。子供の頃は自分の魔力で作り出した、殻の元となる柔らかい素材を殻に染み出させて、月光に当てることで硬化させて大きくしていきます。その上から更に、殻の素を重ねることで、モンスター娘の攻撃などに耐える強化層を作ることができます。その殻の中に入れば、物理攻撃や、火や氷などの属性攻撃などを耐え凌ぐことができます。殻の中には粘液が入っているので、環境の状況が一時的に乾燥してしまったり、逆に酷い雨が降っているときにも、殻の中に籠もって、しばらくやり過ごすことができます。じつは大雨のような大量の水は苦手で、粘液が洗い流されてしまう危険があります。
▶粘液の沼
殻の防御が効かないような外敵が現れたときは、殻の粘液を地面に捨ててしまうことで、身軽になって逃げることができます。残った粘液で下にはぬかるみができて、相手の追跡を邪魔することができます。外敵は粘液が絡みついて脚を取られてしまう上に、脱力の効果も相まって、追いかける気力をなくしてしまうのです。脱力効果はゴルマリア系統のもつ特性のひとつで、粘液が触れた相手の魔力を奪い取る力を持っています。それらを利用して、わざとに逃げたふりをしてぬかるみを作り、追いかけてくる外敵を弱らせるような使い方もできます。粘液には毒性を含む種族もいるため、固有種族によっては、そういった攻撃を基本に使うこともあります。
▶触覚コンパス
視界の悪い夜間や、暗い洞窟でも自由に動くことができます。二本の触覚は魔力の位置を把握できる機能が備わっていて、視界がなくても魔力の位置を感知して、獲物や危険そうな相手を見つけることが出来ます。基本的には光のある野外での活動がしやすいですが、日光の強く照りつける日などは、乾燥を恐れて、暗い場所での活動を行うことがあります。
◆種族関係
よく知らない相手に出くわすと、とりあえず殻に籠もって様子を見ます。そして、積極的な交流を持つことはあまりありません。友人を持つことなどは珍しく、基本的には単独行動で生活をしています。
苦手な種族はいくつかいて、殻に潜っても吸精してくる種族と、殻を弱体化させる溶解液を持っている種族です。一方、その他の種族に対しては、殻に潜ることで防御体勢を取ったり、逃げて粘液のぬかるみを作ることで、ほとんどの相手を諦めさせることができます。牛蛙種と妖蛙種は吸精できる長い舌をもっています。殻に籠もっていても、隙間から彼女たちの舌を潜り込まされれば、一方的に魔力を奪われてしまいます。さらに、保護粘液を身体に滴らせているため、粘液を使った攻撃は効きにくく、脱力の効果も薄まってしまいます。彼女たちの粘液には毒も含まれているため、それも厄介です。檻溶種は強力でたっぷりな溶解液を使って殻を弱体化させてくる危険な相手です。溶解液を扱う種族はいくつかいますが、殻がつるつるしているおかげで、ある程度は洗い流すことができます。しかし、この種族の溶解液は濃い液を専用の袋に貯めて、一気に掛けるような使い方をするため、まとわりついて、殻に激しい損傷を与えてきます。
▶殻の修復
殻は攻撃を受けすぎると、一部が破壊されてしまうことがあります。そうなったら防御の意味を成さず、必死で逃げるしかありません。生き延びれたときは、根気よく殻に月光に当てて、自分の魔力から殻の素材を作り出すことで、修復することができます。
▶人間との関わり
人間には警戒されていて、生息地に注意喚起がされます。動きがゆっくりで、危険は少なそうに見られがちですが、油断はできません。近づいた冒険者を防衛のために殻で殴ってしまったり、殻の中に引きずり込んで、吸精してしまうこともあります。
◆吸精
口で吸い付いて吸精を行います。動き回ることは得意でなく、待ち伏せて狩りを行ったり、魔力性植物を獲物とします。待ち伏せるときは、目立たない場所で殻に籠もって様子を伺って、獲物が捕まえられる距離まで近づいてきたら、殻の中に引きずり込むか、絡みついて吸い付きます。なお、モンスター娘を対象とするときは、戦闘によって勝利できそうな相手を選びます。粘液が付着して、弱体化した相手であれば、強気に出る傾向があります。
▶這いずり吸精
もうひとつの吸精方法も持っていて、軟身の這う部分には、獲物を面積で吸精できる仕組みを持っています。粘液に触れた獲物は、粘液の効果で力を外に出されて脱力してしまいます。その力を軟体の裏面で吸収することで、魔力を得ることができる仕組みです。全身で絡みつきながら、口でも吸い付くことで、通常の吸精よりも、より多くの魔力を吸うことが出来ます。
▶閉じ込め吸精
モンスターやモンスター娘の子供などの小さな獲物や、抵抗のしない獲物は抱きかかえて殻の中に引きずり込むことで、全身を閉じ込めて逃さず、殻に守られながら安全な状態で吸精を行うことができます。獲物は内部の粘液に漬け込まれながら魔力を吸われて、ひどい脱力状態になります。
▶人間への吸精
人間には敵対しているか、武装しているか関係なく襲いかかります。粘液の脱力は人間に対しても有効な効果であり、肌についた粘液は、力を奪っていきます。服や鎧があると吸精しにくいので、剥ぎ取ってから絡みつくことがあります。力の弱い市民や商人などは、そのまま殻の中に引きずり込まれることがあります。
◆繁殖と成長
殻が健康で目立った傷がなく、乾燥しにくい安全な居場所を見つけていると、繁殖欲求が高くなります。
▶子種の入手
人間の男性を見つけると誘惑して、一夜限りの関係になります。拒まれたり、警戒された場合は、軟体で捕まえて、強制的に子種をもらうこともあるようです。そのあとは、吸精対象としてしまうことがあります。
▶大人になるまで(卵期:14、童期:28、娘期:58)
妊娠すると最大で4つの卵が体内に生成され、殻の中で育てていきます。母親の出す粘液から魔力を吸収して徐々に大きくなって、卵の殻を破って出てきます。母親はしばらく子供を殻にくっつけて生活して、獲物を一緒に吸精したり、生きるための色々なことを教えてあげます。身体が未熟な間は殻がもろく、あらゆるモンスター娘の吸精源になってしまいます。母親が上手く守ることで、生存確率を上げる必要があります。母親は子供を守るため、しばらく殻にこもることができなくなります。なるべく外敵からは逃げて、魔力性植物を吸精源として、危険の回避に徹します。娘期に入る頃には、殻も十分に硬化して大きくなっているため、子供は母親から離れて生活をはじめます。そのあとも無事に生き残った個体は、娘期を終える頃には体が成熟して大人になります。
◆固有種族
不明