魔物どもを蹴散らし、罠をくぐり抜けた彼女も、ついには遺跡の奥深くに閉じ込められてしまった。
「こんな所に閉じ込めたくらいで、この私が止められるとでも?
助けを待つだけのか弱いお姫様じゃ無いのよ私は!」
その声に反応したかのように、奥の壁が軋む音を立てゆっくりと開く。
奥の闇から二体の巨大なオークがのそりのそりと姿を現した。
どうやら近隣の村から女をさらう魔物とはこの二匹のようだった。
「ふん、出たわね。来るなら来なさい。私がアンタ達を片付けてあげるわ!」
…オーク達に挟まれタコ殴りされたアルメリアは、そのまま捕まってしまうのだった。
「こ……これで終わりと思わないで!残念だけれど、この私は簡単に屈したりしないわ…!」