天魔の戦いの果てに、姉ミルレースと同じく天使長の一人ユーレスもまた戦いに敗れ、小さな魔族たちに群がられていた。
「こんなっ! インプなどに……! 離せ、この雑魚どもがっ!!」
インプは普段ならユーレスの相手になるような存在ではない。小ずるさとはしっこさが特徴の非力な小悪魔であり、前線に出るような存在でもない。
事実、主戦場となった天と地の狭間の空間ではほとんどその姿を見ることはなかった。
しかし雲海を堕ち抜け、地の底に来てみれば辺りにはインプを始めとした低級の魔族、魔獣がいたるところに見える。
そう、この連中はこうやって戦いに敗れた麗しい天使たちが落ちてくるのを、手をこまねいて待っていたというわけだ。
「いやぁあああっ! ユーレスさまぁっ!!」
「やめ、お尻はだめっ! ど、同時になんて!? あ、あああっ!!」
周囲では同じように堕ちた天使たちが、低級の悪魔たちに群がられ、その純潔を散らしている。
正義のために死力を尽くした自分たちに待っているのが、こんな結末とは――
(戦いには勝った。が、こんな辱めを受けるなど、死よりも屈辱的ではないかっ……!)
正義のために死すものは天に抱かれ、安寧のもとに眠るという。だが、魔族に犯され、快楽に落ちてしまったら、待っているのは堕天だ。
永遠に安息を得ることはなく、魂は闇に囚われたまま彷徨い続けることになる。
「皆のもの、耐えるのだ――たとえ汚されても、耐えてさえいれば、いずれ救いは来るっ」
ユーレスの檄を聞いたインプたちが顔を見合わせて嗤う。
「キヒャヒャっ! なーに言ってんだぁ? こんな地の底に、助けが来るわけねえだろぉ? ここは俺たちの住処、地獄なんだからよぉ」
そして各々のペニスをおっ立てて、ユーレスに迫る。
「仲良くしようぜぇ、天使長さまぁ♥」
「うるさいっ! 黙れゲスが……!! その汚いものを近づけるなっ!」
「おーこわ♥ ま、とっとと頂いてしまいますか♥」
ずぶううううっ!
「はぐっ……!?」
一匹のインプが突然ユーレスの股ぐらに潜り込み、その秘所にペニスをするりと突き立てていた。
「あ、ああ……!!」
感じたことのない痛みと、ざらりと神経を撫でる悪寒。天使長たる自分が、こんな悪魔に純潔を奪われてしまったという事実に、ユーレスは凍りついた。
「そ、んな……ううっ!」
「おほっ、さすが天使長さま……なかなかキツキツじゃねえか!」
ずちゅっ、ぐぷっ!
インプは気持ちよさそうな顔をしながら、ヘコヘコと腰を振り始めた。
「やめ、ろぉっ! くっ、ぐっ、ううっ!!」
ユーレスが唇を噛んで恥辱に耐えていると、左右から別のインプが現れ、彼女の細い指を掴んだ。
「両腕がお留守だぜぇ、ヒヒヒ……」
「な、なにをするっ!」
そのまま両手を引っ張られると、掌に熱い肉棒の感触があった。
「あっ!?」
指先に絡みつく生温かい液体。ぬるりとした感触に鳥肌が立つ。
「ちゃんと扱けよぉ? そうしないと、お前の部下たちヤッちまうぞ!」
その「ヤる」は今彼女らを犯していることとは別の意味だろう。ユーレスは肉棒を引きちぎりたい衝動を堪え、インプたちの要求のまま手コキを開始する。
「くそっ……こんなもの……ふっ、ん……」
不本意ながら指を動かすうちに、インプたちは満足げに笑った。
「いいねぇーっ♥ 天使長さまがチンポ扱いてくれるとか最高だなぁ?」
「うるさい……この屈辱はいつか必ず……晴らしてくれる!」
「あぁん? 生意気なメスだぜっ」
反抗的な態度が気に食わなかったらしい。膣内を犯すインプが急に動きを激しくする。
どちゅっ! じゅぷじゅぷじゅぷっ!
「あっ!? ちょっ、それ以上、はぁっ!! ……んっ!? ああぁあああッ!?♥」
(な、なんだっ! これはぁっ!?)
今までの痛みや不快感とは明らかに違う。インプの細く硬い肉棒がユーレスの弱い部分を擦るたび、ぞくぞくする快感が体の芯を駆け上がる。
「おっ、ここが弱いのか? ほれ、ほれ♥」
ぬちゅっ、ぐちゅっ!
水音も明らかに盛大になっている。ユーレスの蜜壺から愛液が溢れんばかりに分泌されているのだ。
「う……うそだっ! こんなの……あぁあっ♥ おっ♥ はぐうっ!?」
必死で否定するが体は正直だった。愛液が止めどなく溢れ、膣壁はきゅっと締まって侵入者を歓迎しているかのようだ。
手コキしていた2匹のインプもそれに気づき、ますます興奮して腰を突き出した。
「おほ? 天使長さまもその気になったようだぞぉ!」
ずぶうううっ!!
「あーっ!♥」
いっそう深い一突きに、部下や敵に可愛い鳴き声を聞かせてしまう。
(ダメだ……私は天使長なのに……こんな低級の悪魔に……っっ♥)
「あんっ♥ あ、あっ!! くおぉ、おおっ!?♥」
「あー出る! 天使マンコの中に出すぜぇっ♥」
「やだやだっ! やめてくれっ……! それ、はぁ♥ イクっ!」
「一緒にイこうぜぇっ! おぉっ! 出るっ!」
ユーレスの懇願を無視し、インプたちは一斉に射精した。
「あーイクっ♥」
びゅるるるーーっ! どぴゅっ! どぴゅるるっ!
「あっはぁあぁああああぁあーーーッ♥」
胎内で渦巻く熱い奔流。全身が痙攣し、意識が飛びかける。
「ほぐぉ、おぉっ♥ おほぉぉっ♥」
(これが……イくということ……なのかぁっ……♥)
生まれて初めて味わう絶頂はあまりにも強烈だった。
「はぐぅっ……あ、ああぁ……♥」
ユーレスは軽く痙攣しながら呆然としている。白濁まみれで紅潮している天使長の様子に、他のインプたちも我慢できなくなったらしい。
「ヒヒッ、つぎは俺だっ」
「じゃあこっちは俺がもらうかな♥」
「や、め……ンッムウっ!」
口内へと飛び込むペニス。胸元に垂れるザーメン。頬に擦り付けられる欲望の塊。ユーレスは絶望の中、白濁の海に沈んでいった……。