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休憩時間

【6/1 21:50 絵と本文を修正しました】 例のやつの続きです。昼間の休憩時間の想定。 この水族館での水棲生物としての勤務生活がはじまってどれくらい経ったのだろう。 週のほとんどをこの特殊なスーツを着た状態で過ごし、日中の水族館ガ営業している時間帯は館内で生体展示の1つとして水槽内で勤務をし、勤務後も寝食する時ですらもこの姿での生活を余儀なくされる。 その勤務中は正午から午後1時半までの90分が休憩時間となり、地上に上がることを許されている。 水槽では足首と一体化されている尾びれが床に固定されているため、水上に上がるためには専属のダイバーの介助が必須となる。 浮上の時間近づくと来場者の夢を壊さないように水槽にはシャッターが下ろされたうえでダイバーの手で固定具の着脱を行うのだ。 数分をかけて水上に浮上した俺は、ダイバーの手で天井から伸びるハーネスと尾びれを連結されるために行動範囲を制限されることになる。これは万が一の逃亡防止のための対策だそうだ。 この格好で逃亡してもどうすることもできないのは分かりきっていることなのだが、過去の水棲生物役がそういう行為をしてしまったためにこの無意味な風習は継続している。 俺は陸上で水中では感じられなかった引力を感じながらヒレ状になった腕でコンクリートに床に寝そべると、ぎこちない体つきで体勢を変えて身体全体を地面に対して真横に向けた姿勢になった。 視界のずっと先の壁面には備え付けてある鏡にはピンク色が基調となったラテックス生地で覆われた水棲生物・・・自分自身の姿が投影されている。 表情の変化に乏しいのこの顔で感情を表現するためには、より生物的に動くことがとても重要なのであるが、指は1指のみが動かせる状態なのでいかに愛らしくも妖艶なキャラを演じられるかは毎回悩むところであり、水槽に沈められている間は自分の姿はほとんど視認できないために仕事の合間の休憩中であるこの時間が動作確認をより効率的に行えるチャンスだと思っている。 男性である俺が豊かなツルツルの乳房を持つ雌の生物をどうやったら自然に演じることができるか。 あれこれと色々と動作をシミュレーションしているうちに、関節部できしむゴムの生地の音が起爆剤となり、俺は自然に股間部分を膨らんませていた・・・。

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