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何故白土はデッサンデッサンとしつこいのかの話

 最近はなんかデッサンデッサンうるさい人間になってますけど、まぁちょっと説明をさせてくださいと。


 で、このブログ活動の意味の一つに「お絵かきする人へのサポートをしたい!」てのがあるんですよ、もう忘れてる人大勢だろうけども。


 で、その意味に則るのなら改めてデッサンの意味を説明しないといかんなと。




 そもそもの話、絵に正解は無いんですよ。何かめんどくさいこと言ってるけど、でも仕方ない実際そうだし。みんなも本棚見たら分かるけど、もう全部の本に色んな絵があるじゃん、そんなもん正解なんて無いに等しいでしょう。


 そんな正解の無いことに対して正しい絵の描き方なんて皆無ですよ皆無、だから例の添削には口悪くなっちゃうんですけども。


 


 じゃあ正解が無いのに絵なんてどうしたら描いたらいいのかと、そこでデッサンと静物模写ですわ。ここではデッサンメインで話しますけど。


 デッサンには正解があるんです、少なくとも正解となるモチーフが存在するんですよ。しかも、しかもですよモチーフには自我もお気持ちも無い。コンクリートブロックはコンクリブロックですし、壺は壺だし、リンゴはリンゴだし。誰が何処でやろうとも一定の正解をしめしてくれる。


 動物もいいですね、個体差はあれど手癖なんてものは無いので。




 つまり正解の無い事に興じたいならまずは基本からの方が病まないよってこと。基本というか基礎には先人たちが築いた正解があります、てか無かったらそれは混沌でしょ。


 で、基礎はそんな数もありません、てか基礎は基本一つだから。


 「絵の描き方」って調べたらブッワァァァァ出ますわ、でも大概はデッサンなんて話題出しません、おもんないから!それはもう仕方ない、実際描き切った達成感と面白さは=じゃないし。


 でも、調べたら山ほど出てくる「目の描き方」や「顔の描き方」や「手の描き方」は基礎ではないです、まずそれを頭に入れて欲しい。さも当然のごとく出てくるけど彼らは基礎ではなく応用です、彼らは柔らかーいタッチで説明してますがすんごく難しいことを言ってます。


 よくある身体のアタリに図形を用いる方法、そんなの四角と丸を描けない人がそれをしたって意味が無いんですよ。アタリの意味がなくなるから。中心がズレてる丸をアタリに顔を描こうとしたってそれは一生完成しないでしょ?


 トレースも練習法の中では応用の部類に入ります、初心者がやってもただ上から線をなぞるだけになります。トレースは「何でここにこの線が必要なのか?」「何で目の形はこれで成り立っているのか?」を研究するための練習法です。

 ただなぞるだけ、それは漢字の練習と同じになります、なぞった漢字は書けても別の漢字は書けないのと同じ。自分の絵には全く活かせません。



 まったく、それで心折られちゃ本末転倒でしょ!汲むべき流れではないです。


 基礎は単純な形を模写かデッサンをする以外に方法は無いと言い切っていいんじゃないかな。

 

 上に書いた練習法達はデッサンと模写が前提です。自分が描いた線がどう見えてるかが「自分で」ある程度理解が出来るから効果が出るんです。だから図形のアタリが信用出来たりトレースした際に「ここの線はこういう意味があるんだ」と理解が深まるんです。


 昔のとある芸術家は若い芸術家の絵を見て直ぐ自分の絵に反映できたそうですが、それは自分の絵と目の理解がとんでもなかったからでしょうね。

 



 まぁそんななか見つけやすいところにそれを説明してくれてるサイト、ありました。

 https://www.adobe.com/jp/creativecloud/illustration/discover/learning-to-draw.html


 まぁアプリ面では色々言われてるadobeですが、使ってる人たちは超一流なのでそこは自分なんかより遥かに理解が深いです。特に最初の4項目、練習法の考え方についてはここだけ見とけばいいと思います。




 ここで、ちょっと前にピグシブで投稿したデッサン解説では説明しきれなかった細かい部分の説明と補足をします。


 デッサンは一本線を引く度にモチーフを確認すると書きましたが、厳密には一本引くごとに席から離れて自分の絵とモチーフを確認します。だからデッサン室の椅子は大概背もたれが無いんですね、あると後ろに下がるときめんどいので。


 そんなことまでして何が身に付くのかと。


 それは、自分の絵に線を引くとき「この線は果たして引く必要があったのか?」こういう考えが出るようになります。


 例えば服の影を線画でぴゃぴゃーと5本くらい引いたとして「なんか線画くどいな、2本くらいでいいか」とか、「勢いでハイライト入れてみたけどこのふちのハイライトは無くても成り立つなぁ」とかそんな感じ。


 絵はもうそれの積み重ねですよ、下描きから完成まで。てか創作関係は全部そうです。


  いきなり話変わるけどMVとかMADで歌詞出したりテキストアニメーションで大きく動かしたりしがちだけどさ、あれも「その部分で歌詞を出す意味は?」「そこ回転させる意味は?」とか、アレちゃんと考えてるのかな。


 

 

 で、もう一つデッサンをする大きな利点があります。


 「比率」を身をもって学べる。


 比率はもうどんな絵柄でもどんな媒体だろうとどんなモチーフだろうと、もうぜぇーーーーったい使いますからね。


 絵は比率が全てですよ、これは俺の信仰かもしれないけど。


 違和感のない絵は全部比率が成り立ってる。それは決められた正解の比率ではなく、それぞれの絵での黄金比がそれぞれ成り立ってる。


 腕の長さ足の長さ胴の長さ手の大きさ足の大きさ肩幅首の太さ長さ目の大きさ髪の大きさ、これが良い比率ばちーんハマったときがいっちばん見てて気持ちいいですね。


 で、比率を身体に叩き込むにはもうデッサンと模写しかない、目の前の物と比較しながら描いて目と手を鍛えるしかない。ホントに。


 構造的に正しくても見たときの比率が悪かったら絵として成り立ちにくいです。やはりシルエットは大事、人体解剖学と絵の見せ方は別ジャンルなのでね。


 


 結構長くなっちゃったんですけどどうですか。そろそろこの辺で区切らないとアホほど長くなるのでそろそろ終わろうと思うんですが。


 これ何で書いたか、確かにいびり同然の添削に対して「お前添削とか人の進路相談とほぼ同じなのに何一つ知らない人同士でやっても成り立つ訳ねぇだろ」と思いまとめたのもありますが。


 最近なんかYouTubeに「増田こうすけ劇場 ギャグマンガ家めざし日和」のまとめ動画が流れてきて。本買って読んだんですけど、何かぽろっと 「美術系の大学目指してデッサン教室通ってたし」って。いやデッサンやってるんかいと普通に驚愕したのが一番デカい。


 というより「赤塚賞って2回も取っていいの?」はあまりに強すぎるだろ面白過ぎるだろ、ぜひ買って読んでみてください。




 とりあえずデッサンか静物模写をやってみてください。1年毎日続けろなんて無茶は言いません、一回だけだから。


 一回だけ、すぐ辞めれるから。ちょっと箱描くだけだけ。それで見違えちゃうよ?


 サイコロとかさ、クリスタ持ってる?なら3Dのプリミティブの箱、それでいいから。一回、線一本引く度に箱、見ながら描いてみて?


 その後に絵を描いたら、もう全然世界違う。自分の絵がすごい見通せるんだよね、今まで気にしてなかった部分とかさ。


 確かに最初はそれ戸惑うと思う、実力が見えて辛くなるかもしれない。でも、それも最初だけだから。すぐ慣れちゃう、慣れたらどうなる?そりゃもう成長しかないでしょ。俺は応援するから。




 なんかもう箱描くだけであなたの悩み対外解決しますよ事案が多すぎるので、もう箱描いてください。


 じゃあこれで終わりっ、いいかっ模写するときは複雑すぎる絵を選ぶなよ!頭こんがらがって身に付かないから!



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